「子どもの発達が気になったらはじめに読む発達心理・発達相談の本」加藤弘通・岡田智 ナツメ社 2019年 ③ [読書記録 教育]
今回は、7月 6日に続いて、加藤弘通さん、岡田智さんの、
「子どもの発達が気になったらはじめに読む発達心理・発達相談の本」③を紹介します。
発達心理、発達相談について書かれた本です。
子どもの健やかな発達を願うことはどの方も思うことです。
出版社の案内には、
「『発達心理学』と『発達相談知』の知識に照らしながら、『子どもに起こっていること』
や『子どもの気持ち』を、いつもと少し違う視点から理解し、どうやって子どもに接し、
生活の場面で工夫していけばよいかを具体的に解説しています。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「子どもの発達の速さ遅さは十人十色」
・「達を凸凹としてとらえる 個人内間差」
・「認知発達の程度(個人差)と得意・不得意のバランス(個人内差)を調べるため(知能検査)」
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「子どもの発達が気になったらはじめに読む発達心理・発達相談の本」加藤弘通・岡田智 ナツメ社 2019年 ③
◇「発達の障害」とは?
□「気になること」のとらえ方
◎発達の木になるところ=問題は「4つの認識」でとらえることができる
問題を理解するための4つの認識
認識① いくつかの「領域」でとらえる
各領域
N認知・理解力の発達 言語理解、視覚認知、思考推論
N 言葉の発達 ことばの表現、聞き取り、発音
H社会性の発達 共感性、対人スキル
H セルフコントロールの発達 行動気持ちの抑制、切り替え、注意集中、内省力
N 体と運動の発達 手指・体の動き、運動面のスキル
H 情緒の発達 言語理解、視覚認知、思考推論
認識② 発達を「どのくらいか」でとらえる(個人差)
6領域 - 個人間差でみる
子どもの発達の速さ遅さは十人十色
N ~ 認知スキル 認知検査
H ~ 非認知スキル チェックリスト式検査
認識③ 発達を凸凹としてとらえる 個人内間差
発達の凸凹 = 個人間間ないさ
認識④ 生活の中の子供をとらえる(生活の中の適応)
◎ 先生や保護者のとらえ方の違いの大部分は、それぞれが○○にしている環境の
違いから生じている。
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丁寧な情報交換
・問題なく過ごせている場合の環境要因の把握
・子ども力を発揮でき、学べるような環境を調整することが大切
※ 家庭 = 集団生活
□「いろいろな発達」の領域
◎発達の「状況」は「5つの側面」で考えることができる
発達をとらえるためのいくつかの側面
側面① 認知・理解力の発達(認知発達)から考える
小学校以降となると、この能力のアンバランスが得意・不得意という形で現れ、
学習面にダイレクトに影響することがある
□知能検査 ― 発達検査
◎認知発達の程度(個人差)と得意・不得意のバランス(個人内差)を調べるため
← 社会性、セルフコントロール、体調、情緒の安定、家庭での文化経験などで非常に
左右される
知能検査
・言語能力 - 言葉を理解したり言語的に考えたり表現したりする
・視覚認知 - 目で見てイメージしたり視覚的に考えたりする
流動性推理
いろいろなことを志向したり推論したり新しい問題を解決する能力
・ワーキングメモリー - 聞いたことを覚えておいたり記憶したりする
・処理速度 - 書いたり作業したり、素早く物事をこなしたりする
「子どもの発達が気になったらはじめに読む発達心理・発達相談の本」③を紹介します。
発達心理、発達相談について書かれた本です。
子どもの健やかな発達を願うことはどの方も思うことです。
出版社の案内には、
「『発達心理学』と『発達相談知』の知識に照らしながら、『子どもに起こっていること』
や『子どもの気持ち』を、いつもと少し違う視点から理解し、どうやって子どもに接し、
生活の場面で工夫していけばよいかを具体的に解説しています。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「子どもの発達の速さ遅さは十人十色」
・「達を凸凹としてとらえる 個人内間差」
・「認知発達の程度(個人差)と得意・不得意のバランス(個人内差)を調べるため(知能検査)」
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「子どもの発達が気になったらはじめに読む発達心理・発達相談の本」加藤弘通・岡田智 ナツメ社 2019年 ③
◇「発達の障害」とは?
□「気になること」のとらえ方
◎発達の木になるところ=問題は「4つの認識」でとらえることができる
問題を理解するための4つの認識
認識① いくつかの「領域」でとらえる
各領域
N認知・理解力の発達 言語理解、視覚認知、思考推論
N 言葉の発達 ことばの表現、聞き取り、発音
H社会性の発達 共感性、対人スキル
H セルフコントロールの発達 行動気持ちの抑制、切り替え、注意集中、内省力
N 体と運動の発達 手指・体の動き、運動面のスキル
H 情緒の発達 言語理解、視覚認知、思考推論
認識② 発達を「どのくらいか」でとらえる(個人差)
6領域 - 個人間差でみる
子どもの発達の速さ遅さは十人十色
N ~ 認知スキル 認知検査
H ~ 非認知スキル チェックリスト式検査
認識③ 発達を凸凹としてとらえる 個人内間差
発達の凸凹 = 個人間間ないさ
認識④ 生活の中の子供をとらえる(生活の中の適応)
◎ 先生や保護者のとらえ方の違いの大部分は、それぞれが○○にしている環境の
違いから生じている。
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丁寧な情報交換
・問題なく過ごせている場合の環境要因の把握
・子ども力を発揮でき、学べるような環境を調整することが大切
※ 家庭 = 集団生活
□「いろいろな発達」の領域
◎発達の「状況」は「5つの側面」で考えることができる
発達をとらえるためのいくつかの側面
側面① 認知・理解力の発達(認知発達)から考える
小学校以降となると、この能力のアンバランスが得意・不得意という形で現れ、
学習面にダイレクトに影響することがある
□知能検査 ― 発達検査
◎認知発達の程度(個人差)と得意・不得意のバランス(個人内差)を調べるため
← 社会性、セルフコントロール、体調、情緒の安定、家庭での文化経験などで非常に
左右される
知能検査
・言語能力 - 言葉を理解したり言語的に考えたり表現したりする
・視覚認知 - 目で見てイメージしたり視覚的に考えたりする
流動性推理
いろいろなことを志向したり推論したり新しい問題を解決する能力
・ワーキングメモリー - 聞いたことを覚えておいたり記憶したりする
・処理速度 - 書いたり作業したり、素早く物事をこなしたりする