山本七平さんはこんなことを ⑩ / 「算数が大好きになる事典」上野富美夫 東京堂出版 1999年【再掲載 2013.7】 [読書記録 一般]
今回は、6月30日に続いて、「山本七平さんはこんなことを」10回目、
谷沢永一さんの「山本七平の知恵」(2)の紹介です。
出版社の案内には、
「日本人とは何か。そして日本社会は、いかなる見えざる論理で動いているのか ― こ
のテーマに一貫して取り組み、比類なき足跡を残した思想家、山本七平。当代随一の読
書人、人間通である著者・谷沢永一が、敬愛してやまない山本七平の代表的な著作から7
5の視点を厳選して、そのエッセンスを紹介した山本日本学の真髄。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「日本人は毎日『踏み絵』をしている。それがこわい」
・「日本の人間関係は湿度 = 上手に取り扱えば効果はある」
・「人間は完全ではないという自覚に達することを嫌がる
→ 日本人の非宗教性」
もう一つ、再掲載となりますが、上野富美夫さんの
『算数が大好きになる事典』を載せます。
九九の語呂合わせクイズ、他にもありますが、子どもたちも喜びます。
(親父ギャグとも言われますが…)
お子さん、お孫さんと楽しめるのではないでしょうか。
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆山本七平さんはこんなことを ⑩ -「山本七平の知恵」谷沢永一 PHP(2)
◇毎日が踏み絵
□太平洋戦争
物質の窮乏,復員兵から
↓
すべての日本人は驚くほど正確に実情を知っていた
↓
ただし,実情を独り言以上には口にできない
すべて事柄は本当の実態を言わないようにしないといけない
|
部分的なことを分断して細分化して一人でつぶやくことは許されている
∥
◎ 事実は問題ではない。それを言うかどうかが問題。
|
◎ 日本人は毎日「踏み絵」をしている。それがこわい
日本人はお団子 お節介
ノーとは言えない詰問
戦前は「非国民」
戦後は「封建的 反動 福祉国家に反対」
|
※ 日本の人間関係は湿度
= 上手に取り扱えば効果はある
◇是非論好きの日本人
□可能か不可能か,是か非か,という議論が区別できなくなる
|
「可能か不可能か」現実に照らして検証することを嫌がる
|
プライドに関わる
|
是非論の無意味さを指摘されるのも嫌がる
↓
※ 人間は完全ではないという自覚に達することを嫌がる
→ 日本人の非宗教性
☆「算数が大好きになる事典」上野富美夫 東京堂出版 1999年【再掲載 2013.7】
◇九九で分かるクイズ(九九の語呂合わせクイズ)
□「チョウとハチが相撲をしました。東はどちらですか」
→[答え] チョウ = 西がハチだから (二四が八)
□「大きなサファリパークに行きました。あるゾーンには同じ動物が16匹いました。ト
ラかライオンかキリンのどれかだそうです。どの動物でしょう」
→[答え] ライオン = 獅子16 (四四、十六)
□「ある会社の人たちが18人でレストランに料理を食べに行きました。その料理は何で
しょうか」
→[答え] 肉 = にく18 (二九、十八)
□「ぼくのお母さんは,この間,赤ちゃんを生みました。生んでから何日病院にいたでし
ょうか」
→[答え] 15日間 = 産後15 (三五、十五)
□「髪の毛を今朝とかしました。とかした道具には,歯が36本あったそうです。その道
具は何でしょうか。」
→[答え]くし = 櫛36 (九四、三十六)
□「七面鳥が三羽います。どうなるでしょう」
→[答え] 二十一面鳥になる (七三、二十一)
□「四六時中のわけは」
→[答え] しろく24 = 24時間 =一日中 (四六、二十四)
谷沢永一さんの「山本七平の知恵」(2)の紹介です。
出版社の案内には、
「日本人とは何か。そして日本社会は、いかなる見えざる論理で動いているのか ― こ
のテーマに一貫して取り組み、比類なき足跡を残した思想家、山本七平。当代随一の読
書人、人間通である著者・谷沢永一が、敬愛してやまない山本七平の代表的な著作から7
5の視点を厳選して、そのエッセンスを紹介した山本日本学の真髄。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「日本人は毎日『踏み絵』をしている。それがこわい」
・「日本の人間関係は湿度 = 上手に取り扱えば効果はある」
・「人間は完全ではないという自覚に達することを嫌がる
→ 日本人の非宗教性」
もう一つ、再掲載となりますが、上野富美夫さんの
『算数が大好きになる事典』を載せます。
九九の語呂合わせクイズ、他にもありますが、子どもたちも喜びます。
(親父ギャグとも言われますが…)
お子さん、お孫さんと楽しめるのではないでしょうか。
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆山本七平さんはこんなことを ⑩ -「山本七平の知恵」谷沢永一 PHP(2)
◇毎日が踏み絵
□太平洋戦争
物質の窮乏,復員兵から
↓
すべての日本人は驚くほど正確に実情を知っていた
↓
ただし,実情を独り言以上には口にできない
すべて事柄は本当の実態を言わないようにしないといけない
|
部分的なことを分断して細分化して一人でつぶやくことは許されている
∥
◎ 事実は問題ではない。それを言うかどうかが問題。
|
◎ 日本人は毎日「踏み絵」をしている。それがこわい
日本人はお団子 お節介
ノーとは言えない詰問
戦前は「非国民」
戦後は「封建的 反動 福祉国家に反対」
|
※ 日本の人間関係は湿度
= 上手に取り扱えば効果はある
◇是非論好きの日本人
□可能か不可能か,是か非か,という議論が区別できなくなる
|
「可能か不可能か」現実に照らして検証することを嫌がる
|
プライドに関わる
|
是非論の無意味さを指摘されるのも嫌がる
↓
※ 人間は完全ではないという自覚に達することを嫌がる
→ 日本人の非宗教性
☆「算数が大好きになる事典」上野富美夫 東京堂出版 1999年【再掲載 2013.7】
◇九九で分かるクイズ(九九の語呂合わせクイズ)
□「チョウとハチが相撲をしました。東はどちらですか」
→[答え] チョウ = 西がハチだから (二四が八)
□「大きなサファリパークに行きました。あるゾーンには同じ動物が16匹いました。ト
ラかライオンかキリンのどれかだそうです。どの動物でしょう」
→[答え] ライオン = 獅子16 (四四、十六)
□「ある会社の人たちが18人でレストランに料理を食べに行きました。その料理は何で
しょうか」
→[答え] 肉 = にく18 (二九、十八)
□「ぼくのお母さんは,この間,赤ちゃんを生みました。生んでから何日病院にいたでし
ょうか」
→[答え] 15日間 = 産後15 (三五、十五)
□「髪の毛を今朝とかしました。とかした道具には,歯が36本あったそうです。その道
具は何でしょうか。」
→[答え]くし = 櫛36 (九四、三十六)
□「七面鳥が三羽います。どうなるでしょう」
→[答え] 二十一面鳥になる (七三、二十一)
□「四六時中のわけは」
→[答え] しろく24 = 24時間 =一日中 (四六、二十四)