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「子どもが元気になる無料塾」無料ひこざ出版会議 さわらび舎 2019年 後半 / 「素晴らしきラジオ体操」高橋秀実 小学館 1998年 ①(前半) 【再掲載 2015.7】 [読書記録 教育]

今回は、7月18日に続いて、無料ひこざ出版会議による、
「子どもが元気になる無料塾」2回目、後半の紹介です。


面白そうな題名に惹かれてしまいました。



出版社の案内には、


「貧困による学力格差が子どもたちの生きる力を奪っている。地域住民が立ち上げた無料塾『ひ
 こざ』は、未来を担う子どもたちが『自分分自身を大切にし、ものごとを自分で考え、決めて生き
 ていける力』を身につける手助けをしている。やがて子どもだけでなく、学習支援をしている大人
も学生も変わっていく。そんな無料塾『ひこざ』のヒミツを紹介する。」


とあります。




子供のための活動場所、学習支援の居場所立ち上げについての本。
思いや熱意を強く感じました。


この頃、地域の方を学習支援ボランティアとして募集して、
実際に活動してもらっている学校も出てきています。
「地域で育てる」ひとつの取り組みですね。







もう一つ、再掲載となりますが、高橋秀実さんの
「素晴らしきラジオ体操」①を載せます。
夏休みと言えば、朝早く広場に集まってのラジオ体操を思い出します。
わたしが子どもの頃は、子供会の活動として、夏休み中行われていたものですが、
最近は一週間程度のところが多いようです。
コロナ禍の現在、ラジオ体操は行われているのでしょうか。
組織的になってしまいますから、行わないところがほとんどだと思うのですが。


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昨日の中日新聞東海本社版 静岡県内版に
以前お世話になった城郭研究家 加藤理文さんの記事が載っていました。
吉川弘文館から、中井均さんとともに「東海の名城を歩く 静岡編」が出版されたとのことです。
また、多くのことを学ぶことができそうです。
中日新聞 加藤さん  ブログ.jpg


☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」







ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。







<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。

浜松ジオラマファクトリー












☆「子どもが元気になる無料塾」無料ひこざ出版会議 さわらび舎 2019年 後半

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◇居場所としての「ひこざ」

□「活動スペースの膨張」

  思った以上に多かった入塾生

  倉庫を控室にリフォーム

  禁止がない空間



□「食がもたらすつながり」

  たかがおやつ、されどおやつ

  同じ釜の飯



□「保護者とのつながりを求めて」

預かりっぱなしではなく

  実りの多い保護者面談

  月刊のお知らせ紙の発行
    2015.4「ひこざだより」



□「地域社会の協力」 

 地域に根ざした間口の広い場所

 地域から受けた数々の支援
   赤い羽根共同募金助成 フードバンク ろうこん
 
 大きな副産物・世代間交流







◇学生組織 ひこざらす

□「地域の大学生と共に」

 大学の交流広場で立ち上げ準備会



□「ひこざの担い手に」

 大切なシフト管理と入塾面談
 
 一人一人に合わせた学習支援
 
 ミーティングで課題を共有
    ~P82







◇立ち上げ資料
 
 ・設立趣意書

 ・入塾申込書
  
 ・生徒募集の案内チラシ
  
 ・ボランティア登録申込書
  
 ・会員募集  















☆「素晴らしきラジオ体操」高橋秀実 小学館 1998年 ①(前半) 【再掲載 2015.7】

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◇ラジオ体操人

 「ラジオ体操人」 = 年中欠かさずラジオ体操に行く人

  
 ラジオ体操人口 3000万人


「6時30分にやらねば意味がない」


 日体大3人の先生
輪島先生 スピード感

長野先生 几帳面 ゆっくり 丁寧に説明



 「先生」= 最初にその会場でラジオ体操を始めた人


  「休むと死んだと思われるから…」
 車椅子の老人 - 顔の表情で



 縄張り意識  
   本家 - 分家




 ラジオ体操70年
昭和 3年 ラジオ体操第一 放送開始


昭和 7年 ラジオ体操第二 放送開始


昭和14年 ラジオ体操第三 放送開始


昭和20年 8月15日~8月22日まで中止


昭和21年 ラジオ体操改訂版第一 放送開始

ラジオ体操改訂版第二 放送開始

ラジオ体操改訂版第三 放送開始


   昭和22年9月~昭和26年5月 放送中止


昭和26年 ラジオ体操再改訂版第一 放送開始


昭和27年 ラジオ体操再改訂版第二 放送開始


フレーズ
  「大きく」「のびのびと」「元気よく」繰り返し




 ラジオ体操は共振現象




 「ラジオ体操やっていると死なないんです」








◇死なせない広告

 生命保険とラジオ体操
1925(大正14)年 アメリカ・ニューヨーク


 メトロポリタン生命保険会社


簡易保険で急成長 1925年3月9日


  「死」のメッセージ 

→ 明るく生き生きとしたイメージ




 「さあ早朝のメトロポリタンラジオ体操で長生きしましょう」
エクササイズ 
    YMCAのアーサー・イ・バグレー

    バスケットボール、バレーボールの発明もYMCA
 
   19世紀末 宣教師 ルーサー・ギューリック
YMCAの体操

  
  1925年以降 死亡率が低下




 生命保険勧誘の基本は「愛」
残される妻子への愛を保険で証明しよう

生命保険は魂の「不死」

保険金は「天国からの送金」



◎ ラジオ体操は「生命保険」と「キリスト教」のダブルインターウィーヴ
生命保険は充実した未亡人ライフ提供商品




 当時ニューヨークに
逓信省 簡易保険局企画課長 近藤誠一

「1日でも早く日本でもラジオ体操導入を」と本局に力説


大正5年 「貧乏人」「薄資者」のため簡易保険
  (民間保険に加入できない人のため)



しかし、「保険に入ると早死にする」風評で伸びず



生保業界は実世界の外の「醜界」-「人生無常」


「保険実話」  震災が保険普及のチャンス

   簡保は「不幸話」を足がかりに契約者を増やした



死にかけた人が金目当てに加入
「早死にしかかっている人が保険に入った」

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