「恐れることは何もない」アルボムッレ・スマナサーナ 学研プラス 2010年 ② / 東井義雄さんの言葉 25-「喜びの種をまこう」柏樹社より【再掲載 2017.7】 [読書記録 宗教]
今回は、7月28日に続いて、アルボムッレ・スマナサーナさんの、
「恐れることは何もない」の紹介 2回目です。
出版社の案内には、
「『一旦停止型人間』で行こう!力を抜き、怒りを消し、心を清らかにして、『嘘のない自
分』で生きてゆく―。仏教の根本教説『中道』を指針にした、誰にでもすぐ実践できる、
ブッダ式幸福人生論。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「執着をやめよう」
・「判断しなくてもいい状態に自分の心を持っていく」
・「『自分の方が正しい』と思わない訓練」
・「自分をどう愛するか、どう許すかで一生は決まる」
もう一つ、再掲載となりますが、教育者・宗教者である東井義男さんの言葉の要約、
「東井義雄さんの言葉 25-『喜びの種をまこう』」を載せます。
東井義男さんの言葉から多くのことを学びます。
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「恐れることは何もない」アルボムッレ・スマナサーナ 学研プラス 2010年 ②
5 嘘のない自分は最強の武器になる
難行苦行をしたって得することは何もない
「真理」は自分に都合の悪い話の中にある
お釈迦様が悟りを拓いて最初に説いた「初転法輪経」
一度でも酒や煙草の味を知った人間は
「初転法輪経」
欲 ~ 耳、眼、鼻、舌、身の5つの感触からの刺激
刺激を楽しみにしている
→ 執着をやめよう
「あれもいけない、これもいけない」で結局自分を見失う
6 YESでもNOでもない生き方
□ただ頼るだけでは何も解決しない
中道 … 仏教とは中道の生き方を実践すること
バーリ語「どこにも寄りかからない超越した」意
「何でもほどほどに」という生き方に幸せはない
「中道」という考え方をちょっと超えてみよう
正見 = 正しい見解
「あなたはいい人間か悪い人間か」と問われたら
判断しなくてもいい状態に自分の心を持っていく
7 あなたの中にもう一つ別の頭が眠っている
人生に「これが正しい」なんて一つもない
眠ったままの頭はどう刺激する
正見…正しい見解、正しくものを見る
「自分の方が正しい」と思わない訓練
8 人間何のためにこの世を生きるのか
「この世はすべて苦である」という発想法
バーリ語 ドゥッカ(Dukka)→「苦」~空しい
生きる目的はどこを探しても見つからない
→ 人生はドゥッカ(空しい)
やっぱり人生とは空しいものなのだろうか
「すべての生き物は死ぬために生きている」
「人生はこれまで」と考える人、「これからだ」と考える人
「人生は不満そのもの」
「この世は楽しい」と思う人ほど苦しんでいる
自分をどう愛するか、どう許すかで一生は決まる
☆東井義雄さんの言葉 25-「喜びの種をまこう」柏樹社より【再掲載 2017.7】
◇「お茶くみなんて…」
ある女性がそれに対して…
「…もっとお茶くみの楽しさを味わってほしいのです。朝の一杯のお茶は,会社の活力を
生みます。そう考えたらどうでしょう。まるみのある,心のこもった温かい一杯のお茶,
こんなことを大勢の男性にしてあげられるのも私たちだけの特権です。未来の大切な人
のために,お茶だけでも上手に入れてあげられるように,この特権を大いに利用しよう
ではありませんか」
◇日本
豊かさ ←→ 潤いがなくなり,温かさが失われ,住みにくくなりつつある
∥
「皆が大きいこと目立つことに心を奪われ,小さな心配り小さい事柄を粗末にしているか
らではないでしょうか」
◇無罪の七施
「一切経」の中の「雑法蔵経」の中の教え
①眼施
②和顔悦色施
③言辞施
④身施
⑤心施
⑥床座施
⑦房舎施
|
◎ 樹は,また,太い巨大なところだけで生きているのではなく,一枚の葉も、一本の
細い根も重大な役割を担っている
|
◎ 人生においても,派手でないこと,小さいこと,外見にはなかなか現れてこないこと,
みんなが忘れやすいものの中に全体の価値を決定するほど大切なものがあることを今考
え直すべき
◇「眼施」 - ものごとの「見方」を考え直してみよう
□牛飼いさんの話
二人
「飼料は高いし,牛は安いし,土日もないどころか盆も正月もありません。ええことは
なんにもありません」
「はい,おかげさんで今日も牛どんに養うてもろうとります」
□心と心 国語教科書・四年・巻八
心と心
軒下にはらばへる黒き犬 縁側にうずくまる三毛のねこ
憎しき黒と思えば 愛らしき三毛と思えば
黒もまた意地悪き人と見るらん 三毛もまた慕わしき人を見るらん
歯をむきてううとうなりて 毛を立ててのどを鳴らして
垣を出てゆく 我にすり寄る
↓
◎ 慈愛の目で相手を見ればつながり合った大きないのちをいきることができる
|
植物,動物,慈愛の目に敏感に反応
□米田啓祐先生の目
「…気の弱さをもっともっと大切に」
□宮本善四郎先生の目
けんか 「弱い者いじめをしない。たいしたものだ」
↓
宮本先生の見方が子供を変えた
□井上和昌先生の目
M君の作文 → 学級を変える
◎ 井上先生はなぜM君がみんなに嫌がらせや乱暴をしても叱らなかったのでしょうか?
|
◎ 伸びたがっているのは草や木だけではない
※ つまらない子になりたがっている子なんて一人もいない
□平野寿先生の目
家出少年を自宅に 親に連絡→一週間面倒を見る
□心の目の視力表
○は大きく×は小さく
□二人のお嫁さんと二人のお姑さん
人を見る目,自分を見る目が周りを輝かせ自分を幸せに導く上に大きな役割を果たす
ことを教えられる思いがする
□しあわせの見える目
全盲の六年生
「先生,そりゃもし見えたら真っ先に母ちゃんの顔が見たいね。けど,もし見えたら,ぼ
くなんかあれも見たいこれも見たいということになってしもて,気が散って,ダメにな
ってしまうかもわからへん。見えんかて別にどうということもあらへん。先生,そりゃ
見えんのは不自由だで。でも,ぼく不幸や思ったこといっぺんもあらへん。先生,不自
由と不幸とは違うんやね」
|
◎ 物の姿・形・色合いを見る力は持っていない。
◎ でも,「幸せを見る目」を育ててもらっている。
「恐れることは何もない」の紹介 2回目です。
出版社の案内には、
「『一旦停止型人間』で行こう!力を抜き、怒りを消し、心を清らかにして、『嘘のない自
分』で生きてゆく―。仏教の根本教説『中道』を指針にした、誰にでもすぐ実践できる、
ブッダ式幸福人生論。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「執着をやめよう」
・「判断しなくてもいい状態に自分の心を持っていく」
・「『自分の方が正しい』と思わない訓練」
・「自分をどう愛するか、どう許すかで一生は決まる」
もう一つ、再掲載となりますが、教育者・宗教者である東井義男さんの言葉の要約、
「東井義雄さんの言葉 25-『喜びの種をまこう』」を載せます。
東井義男さんの言葉から多くのことを学びます。
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「恐れることは何もない」アルボムッレ・スマナサーナ 学研プラス 2010年 ②
5 嘘のない自分は最強の武器になる
難行苦行をしたって得することは何もない
「真理」は自分に都合の悪い話の中にある
お釈迦様が悟りを拓いて最初に説いた「初転法輪経」
一度でも酒や煙草の味を知った人間は
「初転法輪経」
欲 ~ 耳、眼、鼻、舌、身の5つの感触からの刺激
刺激を楽しみにしている
→ 執着をやめよう
「あれもいけない、これもいけない」で結局自分を見失う
6 YESでもNOでもない生き方
□ただ頼るだけでは何も解決しない
中道 … 仏教とは中道の生き方を実践すること
バーリ語「どこにも寄りかからない超越した」意
「何でもほどほどに」という生き方に幸せはない
「中道」という考え方をちょっと超えてみよう
正見 = 正しい見解
「あなたはいい人間か悪い人間か」と問われたら
判断しなくてもいい状態に自分の心を持っていく
7 あなたの中にもう一つ別の頭が眠っている
人生に「これが正しい」なんて一つもない
眠ったままの頭はどう刺激する
正見…正しい見解、正しくものを見る
「自分の方が正しい」と思わない訓練
8 人間何のためにこの世を生きるのか
「この世はすべて苦である」という発想法
バーリ語 ドゥッカ(Dukka)→「苦」~空しい
生きる目的はどこを探しても見つからない
→ 人生はドゥッカ(空しい)
やっぱり人生とは空しいものなのだろうか
「すべての生き物は死ぬために生きている」
「人生はこれまで」と考える人、「これからだ」と考える人
「人生は不満そのもの」
「この世は楽しい」と思う人ほど苦しんでいる
自分をどう愛するか、どう許すかで一生は決まる
☆東井義雄さんの言葉 25-「喜びの種をまこう」柏樹社より【再掲載 2017.7】
◇「お茶くみなんて…」
ある女性がそれに対して…
「…もっとお茶くみの楽しさを味わってほしいのです。朝の一杯のお茶は,会社の活力を
生みます。そう考えたらどうでしょう。まるみのある,心のこもった温かい一杯のお茶,
こんなことを大勢の男性にしてあげられるのも私たちだけの特権です。未来の大切な人
のために,お茶だけでも上手に入れてあげられるように,この特権を大いに利用しよう
ではありませんか」
◇日本
豊かさ ←→ 潤いがなくなり,温かさが失われ,住みにくくなりつつある
∥
「皆が大きいこと目立つことに心を奪われ,小さな心配り小さい事柄を粗末にしているか
らではないでしょうか」
◇無罪の七施
「一切経」の中の「雑法蔵経」の中の教え
①眼施
②和顔悦色施
③言辞施
④身施
⑤心施
⑥床座施
⑦房舎施
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◎ 樹は,また,太い巨大なところだけで生きているのではなく,一枚の葉も、一本の
細い根も重大な役割を担っている
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◎ 人生においても,派手でないこと,小さいこと,外見にはなかなか現れてこないこと,
みんなが忘れやすいものの中に全体の価値を決定するほど大切なものがあることを今考
え直すべき
◇「眼施」 - ものごとの「見方」を考え直してみよう
□牛飼いさんの話
二人
「飼料は高いし,牛は安いし,土日もないどころか盆も正月もありません。ええことは
なんにもありません」
「はい,おかげさんで今日も牛どんに養うてもろうとります」
□心と心 国語教科書・四年・巻八
心と心
軒下にはらばへる黒き犬 縁側にうずくまる三毛のねこ
憎しき黒と思えば 愛らしき三毛と思えば
黒もまた意地悪き人と見るらん 三毛もまた慕わしき人を見るらん
歯をむきてううとうなりて 毛を立ててのどを鳴らして
垣を出てゆく 我にすり寄る
↓
◎ 慈愛の目で相手を見ればつながり合った大きないのちをいきることができる
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植物,動物,慈愛の目に敏感に反応
□米田啓祐先生の目
「…気の弱さをもっともっと大切に」
□宮本善四郎先生の目
けんか 「弱い者いじめをしない。たいしたものだ」
↓
宮本先生の見方が子供を変えた
□井上和昌先生の目
M君の作文 → 学級を変える
◎ 井上先生はなぜM君がみんなに嫌がらせや乱暴をしても叱らなかったのでしょうか?
|
◎ 伸びたがっているのは草や木だけではない
※ つまらない子になりたがっている子なんて一人もいない
□平野寿先生の目
家出少年を自宅に 親に連絡→一週間面倒を見る
□心の目の視力表
○は大きく×は小さく
□二人のお嫁さんと二人のお姑さん
人を見る目,自分を見る目が周りを輝かせ自分を幸せに導く上に大きな役割を果たす
ことを教えられる思いがする
□しあわせの見える目
全盲の六年生
「先生,そりゃもし見えたら真っ先に母ちゃんの顔が見たいね。けど,もし見えたら,ぼ
くなんかあれも見たいこれも見たいということになってしもて,気が散って,ダメにな
ってしまうかもわからへん。見えんかて別にどうということもあらへん。先生,そりゃ
見えんのは不自由だで。でも,ぼく不幸や思ったこといっぺんもあらへん。先生,不自
由と不幸とは違うんやね」
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◎ 物の姿・形・色合いを見る力は持っていない。
◎ でも,「幸せを見る目」を育ててもらっている。