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「ヒキコモリ漂流記完全版」山田ルイ53世 角川文庫 2018年 ② / 「子育てと教育の大原則」糸山泰造 エクスナレッジ 2005年【再掲載 2011.11】 [読書記録 一般]

今回は、8月29日に続き、山田ルイ53世さんの
「ヒキコモリ漂流記完全版」の紹介 2回目です。


お笑いタレントの山田ルイ53世さんが、かつてひきこもりの生活を送っていたことは、
ラジオ番組で知っていました。
引きこもっていた状態にどうしてなったか、そこからどう抜け出したか記されています。


一人一人状況が違うでしょうが、ひきこもりから抜け出すヒントとなる本です。

自分も、そうなっていて不思議はないと思いました。




出版社の案内には、


「早くから神童と呼ばれ、いやらしくも巧みに自分を演出、見事名門中学に入学した無敵
 秀才少年は、なぜ突然引きこもり、望遠鏡で街を眺め、成人の日にテレビで夢を語る同
 級生を、部屋で見つめることになったのか。「なんにも取りえがない人間が、ただ生き
 ていても、責められへん社会、が正常です」と優しく語るお笑い芸人が、文才をスパー
 クさせ綴る挫折と再生の半生。七転び八起き、人生はやり直せる!日本一笑えて泣ける
 生き方指南。」


とあります。



今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「『失敗しちゃった』が言えず… 神童感からか」

- 思いを軽く言葉にすると楽になることがありますね。


・「両親の対応が下手 <父の力ずくの攻撃+母の嫌味攻撃>」


・「夜 - 「今は誰も頑張っていない」感+前進する人がいないという安心感」

- 自分が何もできないとき、頑張っている友達のことを思ってしまいます。
  夜型になるわけの一部がわかるような気がします。


・「テレビで成人式のニュース(を見て)人生の宿題がたまりすぎて、さすがにもう取り返
 しがつかなくなるんやという恐怖が生じた。その恐怖によってやっとぼくは動き出す」



もう一つ、再掲載となりますが、糸山泰造さんの
「子育てと教育の大原則」を載せます。

-宿題時間 「夏は遊ぶ前 冬は遊んだ後」

に納得しました。




☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」







ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。






☆「ヒキコモリ漂流記完全版」山田ルイ53世 角川文庫 2018年 ②

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◇地獄の通学路
 
□初めてのステーキ
 


□地獄の通学路
   
 51期生
  起床5時 20分歩き駅 1時間乗車乗り換え阪急六甲駅
 
  徒歩20~30分 合計2時間弱の道のり
   

 通勤ラッシュの中
   急こう配の坂 
   寝るのは12時過ぎ
 


□授業と先生
   
 六甲学院中学
   キリスト教カトリック修道院のイエズス会が母体
   

 中高一貫男子校 


 短パン一枚裸で便所掃除
   素手でひたすら便器をふき、磨く


 地元の中学に入った小学校時代の友人に優越感


 成績は良かった
 


□華やかな同級生との格差
   
 弁当の内容
   ごはん:おかず = 9.9:0.1
   

 ボンボン
  「ホテルで誕生パーティ」人間のプライドを支えるのは所持金
 


□予兆  

 鳥の糞が手に
 


□ポイント・オブ・ノー・リターン
   
 突然の便意  
  トイレに駆け込みあと一歩で漏らした
 


□完璧な処理
   
 洗って校内着に着替える ― 洗った服は収納スペースに
 


□かおりが  

 下着は着けていた(温められてにおいが出始めて教室に広がる) 

 誰一人つっこまず(皆、知らぬふりをしていたのだろう)
 


□帰りの電車

 4時間目が始まる頃ひっそりと帰った(いたたまれず)
   

 翌日からも登校
  「失敗しちゃった」が言えず… 神童感からか
   

 何日か通い続けて夏休みに入る







◇引きこもり時代 

□切れた最後の糸

 夏休みの宿題にでが付かず
   フラフラしていた兄が帰郷
   

 ドロップキックできれた糸(登校を渋る自分に父親がドロップキック)
 
 - 両親の対応が下手
 


□ヒキコモリ・ライフスタイル

 父のドロップキックから始まる
父の力ずくの攻撃 + 母の嫌味攻撃


 夕方 
 「もう知らん、親の言うことを聞けんやつは今すぐ出て行け」
 
  → しばらくしてなくなる
 


□昼夜逆転の生活

 昼間 
  - 外の空気が侵入してくる  → 自己嫌悪 → 夜型に
   

 夜    
 「今は誰も頑張っていない」感  
  前進する人がいないという安心感
   

 深夜2~4時 
  自由に地上を動き回れる時間    

30分~1時間走る 紫舟先生(書道家)ドーベルマンに飛びかかられた
 


□白い豚と少女

 対人恐怖症の気があった


 読書・勉強・筋トレ
どんどん太った - パンツ一枚で素っ裸の生活
   

 たまに屋根で日光浴 - 白豚 
   回覧板に「下着姿で屋根に寝そべるのはやめましょう」


 隣の少女の家庭との付き合いがなくなった
 


□悲しき望遠鏡

 雨戸の隙間から外界観察
天体望遠鏡を使って
   

 絵に描いたような転落ドラマ 
ぼくは「本当の自分はこんなんじゃない、これは仮の姿だ」
   

 先生が、友人が訪れたが、素直に受け入れられず
 


□人生が余ってしまった 

 地元の公立進学校、名門私立高校に落ちる


 しばらく六甲に 中卒
バイトを始めた  コンビニ(前向きな言葉がたまらなく嫌)
 
   屈辱に耐えきれなくなりバイトを辞めた  


 しばらくして隣町で一人暮らし
 


□愛人の味  

 父の浮気相手からの電話攻撃
   

 勝ち負けの決まった終わったゲームを見続けなければならない理由はない
   

 「おふくろの味」は「愛人の味」だった  

→ 好都合  うまく立ち回ることに成功  (時に応じて)父側、母側
 


□島で引きこもり

 父にくっついて島に 父と二人っきり  
  「例の件」(愛人問題)で左遷?
   

「そこで初めてぼくは父といや両親と公的な付き合いしかしてこなかったことに気付く」 
 


□成人式の焦り

 テレビで成人式のニュース

人生の宿題がたまりすぎて、さすがにもう取り返しがつかなくなるんやという恐怖、
 恐怖によってやっとぼくは動き出す

→ すぐに母に電話し、土下座して大検受験を願い出る
  


□独学で大検取得 

 センター試験で行ける大学を探し愛媛大学法文学部に合格


 センター試験数日後墓心淡路大震災 
  
   -「これでリセットや」














☆「子育てと教育の大原則」糸山泰造 エクスナレッジ 2005年【再掲載 2011.11】

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◇はじめに

 12歳は思考の臨界期

   幼児童期 - 「ゆっくり・じっくり・丁寧に」



「予習」と「準備学習」の決定的違い

準備学習と予習を勘違いしては命取り



「言葉 → イメージ」変換

   「イメージ再現 → イメージ操作」思考力





◇個性と「感味力」
個性 ①先天的に持っているその子独自のテンポ
②後天的に育てられた好み



勉強を絶対にしてはいけない日を作ろう



 ×高速多量学習 

 ×先取り学習






◇満足回路

 宿題の工夫 宿題のお粗末三点セット

①音読 ゆっくり楽しく何でも音読

②漢ド 漢字ドリルを漢字読本,筆順練習帳,全手本視写練習帳に



漢字は大きく書いて忘れる

      漢字ドリル = お手本

  ③計ド 三角計算



宿題時間
  「夏は遊ぶ前 冬は遊んだ後」



早い時期に満足回路を作ろう
     できなくても分かっていれば認めてあげよう





◇本当の基礎学力 

「読み・書き・計算」だけでは考える力は育てられない



※ 良質な算数文章題が思考力養成に有効 

   言葉 + イメージ



作文の書き方を教えてあげましょう






◇健全な心を育てよう

「遊び」という体験学習を楽しみましょう 


「自主的な遊び」
  感情 = これでいい

  判断 = こうしよう

  結果 = あれ,ちがう,思った通り



子どもの危険信号 
  ×鋭い顔 

  ×大人びた顔 = 猿まね



 2種類ある「忍耐力・集中力・計算力・読解力」 



人生を楽しんでいる姿を子どもに見せましょう

ドングリ学習 + わからん帳 HP「どんぐり倶楽部」



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