「これで日本の教育は救われる」渡部昇一 海竜社 2000年 ④(最終) / 「なるほど民俗学」新谷尚紀 PHP研究所【再掲載 2012.11】 [読書記録 教育]
今回は、9月7日に続いて、渡部昇一さんの
「これで日本の教育は救われる」4回目の紹介 最終です。
出版社の案内には、
「現代の教育制度はあたかも恐竜のごとく巨大である。恐竜をさらに進化させ、巨大化し
ても生き残りには連ならない。義務教育の問題点を指摘し、教育を復活させるための方
向を示す。」
とあります。
今、要約を読み直し、改めて驚いています。
決めつけられることを極端に嫌がる昨今、この本がどのように読まれるのだろうか、広く
受け入れられるのだろうか、と考えてしまいます。
もう一つ、再掲載となりますが、新谷尚紀さんの、
「なるほど民俗学」を載せます。
ちょっとしたミニ知識が詰めこまれています。
昨日、お墓の花を求めに、妻ととぴあ浜松農協のファーマーズマーケットに行きました。
ついでに近くで開催されている、たんぼアートを観に行きました。
今年は、「とぴあファミリー」の文字と農協のキャラクターが描かれています。
のんびりと楽しむことができました。
30年ほど前、地区の小学校に勤めていましたが、
地区の田には春先にはそれは見事なレンゲが見られたことを思い出しました。
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「これで日本の教育は救われる」渡部昇一 海竜社 2000年 ④(最終)
◇「マザーズ・ウィズダム」が教育力を導く
かくて子供は母親の敵となった
とぶ女性の敵は子供-慈母は鬼女になりだした
欧米キリスト教
「私は日本の男性には女性を保護することを,日本の女性には男性を尊敬すること
を教えたい」
戦後なぜ伝統的家庭像が失われたか
ファンダメンタリストと進化論
相容れない者だが母親と子供が共にいることは認められる
ウーマンリブはキリスト教的立場から異端
進化論からは反自然的
|
「どうして多くの婦女たちが生活に困っているわけでもないのに自分のいたいけな子供を,
赤の他人の世話に委ねてまで自分の家庭の外で働きたがるのか?」
家庭を軽視した戦後教育の罪
理由
①マルクスレーニン主義
保育所
- 家庭そのものにあるいは育児そのものに対して価値を置かない人生観
= 半家庭主義
国家 VS 家庭
男も女も社会主義国では働かされていた
→ 子供は家庭よりも国家に帰属
家庭内の仕事より大切な仕事はない
理由
②近代的な科学技術の発達
有能な主婦がいなくても家庭は保てるようになった
↓
自己価値証明 - 生きがいのために家庭外へ
アマゾン伝説 ミツバチの世界 現在のフェミニストの極端な思想
母親の無私の愛こそ最高の教育
家庭内に置いて育児する母親たちに深い不満
子供はだれよりも母親に帰属する
「そんなに外で働くことが好きなら子供を作ることもあるまいに」
「女も出世しなけりゃ大きな顔ができねえとはしんどい世の中になったものだ」
母親の賢さが子供を人間にする
先進国の若者の質の低下 ~ ウーマンリブにより家庭の価値が貶められた
アイゼンバーグ教授 「今のアメリカに家庭などというものはなくなった」
◇ペーパーテストと入試制度が生んだ歪み
ペーパーテストで計れる知能因子計れない知能因子
入試に枠をはめるな
「堅気」という階級を支えた躾教育
長谷川如是閑 明治8(1875)年生まれ 江戸っ子
堅気とヤクザ - 明確な一線 社会を棲み分けていた
今西錦司「棲み分け理論」
プライド喪失の時代が生んだエセ・エリート
プライドを支えることができればその学校の教育は成功
「官尊民卑」から「私主国従」への転換
続発するエリート犯罪は戦後教育の落とし子
日本では真のエリートは育たない
マスコミ マスコミは実質的には晒刑やピロティの役割
◇教育に置ける常識の復権
真の判断力は生活者の知恵からつくり出される
学問したバカほど手のつけられないものはない
民主主義は常識を信頼するところから成り立つ
進歩的文化人とは何ぞや
大衆はちゃんと判断している
常識には安心感がある
「民主主義は欠点だらけのものである。しかし,他のどの制度よりもましだ。」
☆「なるほど民俗学」新谷尚紀 PHP研究所【再掲載 2012.11】
◇今まで聞けなかったあの疑問
夜の刃物 … 刃物を自分に向けると悪霊が寄りつく
お年玉 … 子どもを介した贈与交換
北枕 … 北は聖なる方向 北東は鬼門
天子南面 北は天子のみが背面
◇昔の日本のしきたり
通夜で寝ない … 死者を守るため 添い寝=夜とぎ
正月 … お餅=年の魂を食べて初めて歳をとる 数え年
耳ふさぎ餅 … 同じ歳の人が死んだら耳をふさぐ 死穢の吸引力を防ぐ
太陰太陽暦 … 太陽暦 太陰暦
太陽同期(1年365日) 月の満ち欠け同期(1年354日)
11日のズレ=3年で33日
季節 月と日の数え方が容易
農業に不可欠 季節にズレ
↓ ↓
◎ 冬至を基準に一年を24にわる 24節気で調整
◎ 同じ月を二度繰り返す閏月で調整
◇家の中の不思議
敷居 … 家の秩序と格式が崩れるのを嫌った
旅の語源は「他火」?
お賽銭 … 災厄や汚れをお金によって祓う
棟上げ … お餅=まかれて拾われることに意味
五薫 … ネギ ニラ ニンニク ラッキョウ ノビル 精力が魔物をたつ
魔物は刃物が苦手
「これで日本の教育は救われる」4回目の紹介 最終です。
出版社の案内には、
「現代の教育制度はあたかも恐竜のごとく巨大である。恐竜をさらに進化させ、巨大化し
ても生き残りには連ならない。義務教育の問題点を指摘し、教育を復活させるための方
向を示す。」
とあります。
今、要約を読み直し、改めて驚いています。
決めつけられることを極端に嫌がる昨今、この本がどのように読まれるのだろうか、広く
受け入れられるのだろうか、と考えてしまいます。
もう一つ、再掲載となりますが、新谷尚紀さんの、
「なるほど民俗学」を載せます。
ちょっとしたミニ知識が詰めこまれています。
昨日、お墓の花を求めに、妻ととぴあ浜松農協のファーマーズマーケットに行きました。
ついでに近くで開催されている、たんぼアートを観に行きました。
今年は、「とぴあファミリー」の文字と農協のキャラクターが描かれています。
のんびりと楽しむことができました。
30年ほど前、地区の小学校に勤めていましたが、
地区の田には春先にはそれは見事なレンゲが見られたことを思い出しました。
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「これで日本の教育は救われる」渡部昇一 海竜社 2000年 ④(最終)
◇「マザーズ・ウィズダム」が教育力を導く
かくて子供は母親の敵となった
とぶ女性の敵は子供-慈母は鬼女になりだした
欧米キリスト教
「私は日本の男性には女性を保護することを,日本の女性には男性を尊敬すること
を教えたい」
戦後なぜ伝統的家庭像が失われたか
ファンダメンタリストと進化論
相容れない者だが母親と子供が共にいることは認められる
ウーマンリブはキリスト教的立場から異端
進化論からは反自然的
|
「どうして多くの婦女たちが生活に困っているわけでもないのに自分のいたいけな子供を,
赤の他人の世話に委ねてまで自分の家庭の外で働きたがるのか?」
家庭を軽視した戦後教育の罪
理由
①マルクスレーニン主義
保育所
- 家庭そのものにあるいは育児そのものに対して価値を置かない人生観
= 半家庭主義
国家 VS 家庭
男も女も社会主義国では働かされていた
→ 子供は家庭よりも国家に帰属
家庭内の仕事より大切な仕事はない
理由
②近代的な科学技術の発達
有能な主婦がいなくても家庭は保てるようになった
↓
自己価値証明 - 生きがいのために家庭外へ
アマゾン伝説 ミツバチの世界 現在のフェミニストの極端な思想
母親の無私の愛こそ最高の教育
家庭内に置いて育児する母親たちに深い不満
子供はだれよりも母親に帰属する
「そんなに外で働くことが好きなら子供を作ることもあるまいに」
「女も出世しなけりゃ大きな顔ができねえとはしんどい世の中になったものだ」
母親の賢さが子供を人間にする
先進国の若者の質の低下 ~ ウーマンリブにより家庭の価値が貶められた
アイゼンバーグ教授 「今のアメリカに家庭などというものはなくなった」
◇ペーパーテストと入試制度が生んだ歪み
ペーパーテストで計れる知能因子計れない知能因子
入試に枠をはめるな
「堅気」という階級を支えた躾教育
長谷川如是閑 明治8(1875)年生まれ 江戸っ子
堅気とヤクザ - 明確な一線 社会を棲み分けていた
今西錦司「棲み分け理論」
プライド喪失の時代が生んだエセ・エリート
プライドを支えることができればその学校の教育は成功
「官尊民卑」から「私主国従」への転換
続発するエリート犯罪は戦後教育の落とし子
日本では真のエリートは育たない
マスコミ マスコミは実質的には晒刑やピロティの役割
◇教育に置ける常識の復権
真の判断力は生活者の知恵からつくり出される
学問したバカほど手のつけられないものはない
民主主義は常識を信頼するところから成り立つ
進歩的文化人とは何ぞや
大衆はちゃんと判断している
常識には安心感がある
「民主主義は欠点だらけのものである。しかし,他のどの制度よりもましだ。」
☆「なるほど民俗学」新谷尚紀 PHP研究所【再掲載 2012.11】
◇今まで聞けなかったあの疑問
夜の刃物 … 刃物を自分に向けると悪霊が寄りつく
お年玉 … 子どもを介した贈与交換
北枕 … 北は聖なる方向 北東は鬼門
天子南面 北は天子のみが背面
◇昔の日本のしきたり
通夜で寝ない … 死者を守るため 添い寝=夜とぎ
正月 … お餅=年の魂を食べて初めて歳をとる 数え年
耳ふさぎ餅 … 同じ歳の人が死んだら耳をふさぐ 死穢の吸引力を防ぐ
太陰太陽暦 … 太陽暦 太陰暦
太陽同期(1年365日) 月の満ち欠け同期(1年354日)
11日のズレ=3年で33日
季節 月と日の数え方が容易
農業に不可欠 季節にズレ
↓ ↓
◎ 冬至を基準に一年を24にわる 24節気で調整
◎ 同じ月を二度繰り返す閏月で調整
◇家の中の不思議
敷居 … 家の秩序と格式が崩れるのを嫌った
旅の語源は「他火」?
お賽銭 … 災厄や汚れをお金によって祓う
棟上げ … お餅=まかれて拾われることに意味
五薫 … ネギ ニラ ニンニク ラッキョウ ノビル 精力が魔物をたつ
魔物は刃物が苦手