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山本七平さんはこんなことを ⑱(最終)-「山本七平の知恵」谷沢永一 PHP(10)1992年 / 『家族の練習問題-木陰の物語』 団士郎 ホンブロック 2006年【再掲載 2013.2】 [読書記録 一般]

「軍には『軍人勅諭派』という強いブレーキがあったが,政争以外眼中にない政治屋がそ
 の手でブレーキを外した」

「戦後その人々が一切の責任を軍に押しつけ,ケロッとして『オレは戦時中アカだと言わ
 れたもんだ』とぬけぬけと言っていた」







今回は、わたしの教育ノートから、9月20日に続いて、
「山本七平さんはこんなことを」18回目-「山本七平さんの知恵」10回目の紹介です。
長い間、間隔を開けながら紹介してきましたが、今回が最終となります。


亡くなられてから随分経つますが、山本七平さんの考えは現代にも通じるていると、
改めて思いました。



出版社の案内には、


「日本人とは何か。そして日本社会は、いかなる見えざる論理で動いているのか ― こ
 のテーマに一貫して取り組み、比類なき足跡を残した思想家、山本七平。当代随一の読
 書人、人間通である著者・谷沢永一が、敬愛してやまない山本七平の代表的な著作から7
 5の視点を厳選して、そのエッセンスを紹介した山本日本学の真髄。」



とあります。





今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「当時の政治家が自己の立場を有利にする為軍を政治に引っ張り込んだ」

「終始一貫して議会政治を行っていた」

「チャーチル 『戦争責任は軍に予算を付けたヤツだ』」


・「南京大虐殺  やられていたのは便衣隊=市民服を着た兵隊=パルチザン」


・「軍隊は全部見せかけ
  軍隊 = 一種の敗者復活戦」


・「非武装論の二つの嘘
① アメリカによって最低限武装化されている状況
② ソ連に占領してもらい傀儡政権の元に」


・「新聞記者論  ネコのごとくおとなしい文化部 と トラのごとく吠える社会部」




もう一つ、再掲載となりますが、団士郎さんの
『家族の練習問題-木陰の物語』を載せます。
かつての月刊誌『月刊少年育成』の団さんの連載が大好きでした。
休刊(廃刊?)となったのが、まことに残念です。






☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」




ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。











☆山本七平さんはこんなことを ⑱-「山本七平の知恵」谷沢永一 PHP(10)1992年

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◇戦争責任は議会にあり

□当時の政治家が自己の立場を有利にする為軍を政治に引っ張り込んだ

 = 自民党の前身「政友会」

「軍には『軍人勅諭派』という強いブレーキがあったが,政争以外眼中にない政治屋がそ
 の手でブレーキを外した」

↑↓

「戦後その人々が一切の責任を軍に押しつけ,ケロッとして『オレは戦時中アカだと言わ
 れたもんだ』とぬけぬけと言っていた」




□日本は丸山真男の言うようなファシズム国家ではない



 ◎ 終始一貫して議会政治を行っていた
  
   チャーチル
    「戦争責任は軍に予算を付けたヤツだ」  
 





◇南京大虐殺の真相

□やられていたのは便衣隊 = 市民服を着た兵隊 = パルチザン



□便衣隊 = 偵戦隊

 シナ 
  → 前線の兵隊の後ろにその兵隊を打つ為の機関銃を並べる
「一生懸命闘わなければ撃ち殺す」という脅し




 ◎虐殺はなかった = 蒋介石が何も国連に提訴していない
 




◇「気迫」の世界

 軍隊は全部見せかけ
   軍隊 = 一種の敗者復活戦
                
        共産党も同じ 気迫のうまい人が出世
 




◇統帥権干犯のルーツ

 統帥権干犯を振りかざしたのは政党政治家



昭和期 二党政治  相手をやっつける為なら何でもいい・あらゆる理屈を総動員
 




◇共同体に転化した軍隊

 日本陸軍が共同体化したのは軍縮 = 外圧に対応する為の共同体化
 




◇非武装論の二つの嘘

 ① アメリカによって最低限武装化されている状況

 ② ソ連に占領してもらい傀儡政権の元に
 




◇新聞記者論

 ◎ ネコのごとくおとなしい文化部

 ◎ トラのごとく吠える社会部














☆『家族の練習問題-木陰の物語』 団士郎 ホンブロック 2006年【再掲載 2013.2】

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◇道に迷った旅人
 
 大切なのは「これからどうすればいいでしょう」 




◇好きになる力

何かを好きになる能力 = 合理性を越えて肩入れする力

→ 好きになる力を育てる




◇さあ,もういっぺん

親の仕事

 = 子どもが才能や運の限界を知って挫折するのを見ることになる

→ そこから始まる人生に夢や希望をもつ力を育ててやる




◇自転車泥棒

「物を買い与えるより与えないことが難しい時代になった。手に入らない事を通して学ぶ
 貴重なことがあるのを発見する機会が手に入らないという奇妙な時代になった」



喜びも悲しみも,満足も不満足もみな子どもを育てる。そのどれにも、溢れた生活こそ
が人の心を育てるのだろう




◇選択肢

淀川長治
「若い時に本物を生で見ておくこと。それが財産になるのだから,お金を惜しまずに実物
 を見に行きなさい」




◇鬱陶しい

『定年ゴリラ』重松清

 なぜ子どもは自分の親をあんな風に鬱陶しく思ってしまうのだろう

 
 溢れるような愛情もまた息苦しいのだ




◇誰の虐待?

追い込まれている母親  = 会社による虐待






◇戻るべき場所

非行少年でさえ,つるんでいる仲間の連帯がどんどん失われてきている




◇選べない日々

跡取りの長男が独身のまま残された

 ← 頑張ってきた人々が責められている
(そう言う人が今日も黙って働いている)




◇背中の夕陽

 分からない時,その人の立場に立ってみる




◇迷惑

結局人は話し合うしかない

「ほどほどの迷惑をお互いが被り合うのが温かい人間関係作りなのかもしれない」






◇被害者

永六輔『死にはする,殺されはしない』

→ 誰にでも起こりそうなことがだれかの身の上に起こる…

それが屡々(しばしば)限られた人に繰り返される - 集中する


 不運の気配が漂い始めたら,口先だけでなく,具体的に生活リズムを替えてしまうこと
だ。


  「いつも失敗をする人は,失敗する準備をしていることに気が付いていない」

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