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「やきものの話」神崎宣武 さ・え・ら書房 1982年 ① / 『基礎学力はこうしてつける』 杉田久信(富山市立五福小学校長)フォーラムA 2003年 ①【再掲載 2017.5】 [読書記録 一般]

今回は、わたしの教育ノートから、神崎宣武さんの
「やきものの話」の紹介 1回目です。





出版社の案内には、

「やきものは,食器など日常生活に多く使われています。縄文のむかしから,どのように
 して進歩したかを,わかりやすく解説。」


とあります。





今回紹介分で強く印象に残った言葉は…

・「土間  粘土を平らにしき、少し乾いたところを槌でたたいて固める。」
- 土間のある家が少なくなってきました。


・「ビルマのように暑い国では素焼き土器から少しずつしみ出るのを利用して水を冷やし、
 腐らせないように使っている。」


・「プラスチックやアルミがなく鉄が豊かでなかった時代には利用価値が高い容器だった」





もう一つ、再掲載となりますが、杉田久信さんの、
「基礎学力はこうしてつける」①を載せます。
基礎学力をしっかり身につけさせることが最重要だとわたしは思います。


本日18日(日)10時から16時、浜松市南区堤町で「堤町マルシェ」がひらかれます。
お近くにお住みで時間のある方はぜひお訪ねください。
和Olieve園も出店されてるとのことです。


<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト



☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」




ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。










☆「やきものの話」神崎宣武 さ・え・ら書房 1982年 ①

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◇ねんどの話
  
□水を加えて練り合わせると粘りけを持ちよくまとまる。乾くと固まる性質
 
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 土間  粘土を平らにしき、少し乾いたところを槌でたたいて固める。
   


□アマゾン原住民 ~ 日で乾かしただけの粘土の食器
               
 壊れやすく水が漏れやすい = 使い捨て






◇素焼き土器の話
   
□日干し土器を丈夫にするために

→ 太陽の光の熱より強い熱を与える = 焼く

「素焼き土器」 よく乾かした土器を900℃前後(古くはもっと低い)で焼く

       ↓

 素焼きにより粘土中の水分が完全に蒸発してなくなり、その分、器が縮んで固くなる。
 粘土の粒の一部が灼きただれて、粒同士がくっつく。

※ 水がしみこみ少しずつ水が漏れる

         野焼き 土も器もよく乾かすことが大事。

素焼き

窯焼き


 ビルマのように暑い国では素焼き土器から少しずつしみ出るのを利用して水を冷やし、
腐らせないように使っている。





◇窯焼きの素焼き製品

□窯 … 地面の湿気や風の具合を心配しなくてよい 雨もよけられる



素焼き窯  = 単室窯



□山口県防府市佐野(素焼き専門の窯場) 佐野焼き

 つぼ なべ 茶いらかし(ホーロク) とびん ひばち コタツ ふろかま ひはち
 井戸かわ 鬼瓦



このほかに たこつぼ かし型 七輪など  = 実用土器

 ※プラスチックやアルミがなく鉄が豊かでなかった時代には利用価値が高い容器だった













☆『基礎学力はこうしてつける』 杉田久信(富山市立五福小学校長)フォーラムA 2003年 ①【再掲載 2017.5】

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◇序章  

 基礎的な学習の時間




◇基礎学力定着

□最低限の基礎学力

 - 反復練習・基本のトレーニング


□日本人のよき特性(勤勉,知性,忍耐)


□集中力・忍耐力は反復学習の中でこそ育成される

 毎日1時限目の30分間(15分×2コマ) = 基礎的な学習の時間


□キーワード「基礎学力」






◇指導方針
 
(1) ゆるぎない基礎学力を身に付けてから応用へ向かう


(2)「できる」を「わかる」より先にする

   後から「分かる」が理解の基本型

   分かるだけではできるようにならない 


(3) 教科書とノートを大切にした地道な授業を行う
     
   見やすくきれいなノートと学力は比例している
     
   教科書+ノート こそ本物  


(4) 教師主導の指導法もよいものは採り入れる

   バランス  
    ×「支援」→非効率と不徹底 

○ テンポのよい授業






◇本校の研究仮説
 
(1) 子どもたちが反復学習で「できる」「分かる」ようになることによって自信が付き,
  学習意欲を高めることができる。
 

(2) 説明を少なくし,テンポよく,変化のある反復学習を賞賛しながら行うことによっ
  て基礎学力の確かな定着を図ることができる。
 

(3) かかわり合う場を工夫することによって,子どもたちが違いの良さを認め合い,主
  体的,創造的に追究し実践していくことができる。






◇基礎的な学習の時間
 
□ 1時限目の30分間(15分間×2コマ)を「基礎的な学習の時間」に設定。

・音読 ・暗唱(3回) ・計算(3回) ・漢字(3回) ・英語に親しむ

・視写・作文 ・古文に親しむ ・音楽(3回) ・百人一首 ・読書(3回)
 


□ 音読・百マス計算重視

→ 部分的に大人を越える部分



□ 総合的な学習の時間

コミュニケーション能力  
  ・要約力 ・質問力 ・コメント力 ・よりよいものを


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