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「天命の暗号」出口光 中経出版 2006年 ① / 「学級再生」小林正幸 講談社現代新書 2001年 ①【再掲載 2015.12】 [読書記録 一般]

今回は、わたしの教育ノートから、出口光さんの
「天命の暗号」の紹介 1回目です。





出版社の案内には、

「ほんとうの成功とはなにか? 天命の暗号を解くことが、これまでの成功哲学をくつが えす! どんな天命を持って生きているのか?それはどうしたらつかむことができるの
 か? 著者があなたに向かって発する22の質問の中から、その答えが明らかになる。」


とあります。





今回紹介分で強く印象に残った言葉は…

・「『命は有限だ』 『人生でやるべき事をやる』」


・「今は夢実現のための仮の姿」


・「心 = 揺れ動く領域 - 不安定な行動
魂 = 一貫性ある領域- 一貫性ある行動」


・「プラス思考賛美の落とし穴 
人の心はマイナス思考とプラス思考を揺れ動くもの」






もう一つ、再掲載となりますが、小林正幸さんの
「学級再生」①を載せます。
この本が出版された20年前頃話題になった「学級崩壊」、
今でも大きな課題となったままです。





昨日、隣町でひらかれた「堤町マルシェ」へと出かけました。
こぢんまりとした会場で行われたアットホームな雰囲気のイベントでした。
和Olieve 園も出店しており、
「オリーブの葉茶」と「オリーブの葉チョコレート」を求めました。
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<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト



☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」




ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。







☆「天命の暗号」出口光 中経出版 2006年 ①

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◇天命を探求するための方法

□なぜ天命を探求するのか 

 出口光 元タカキュー社長(研究者から)

 「メキキの会」主宰
 
 「命は有限だ」
 「人生でやるべき事をやる」



□1番目の質問 透明な巨象との出会い
       
 Q1 「あなたには自分だけの天命があるのだろうか」


 A   天命は知ることができる





◇天命はどこに存在するのか

□2番目の質問 3つの生き方
       
 Q2 「あなたは生活のために生きていますか。それとも、自分の本当にやりたいこと
     のために生きていますか」


 A  「本来やりたいこと」と「生活のためにすること」の間の葛藤
 ◎今は夢実現のための仮の姿

1 葛藤の中に生きる

  2 やりたいことを先延ばしする

  3 天命を楽しむという生き方
「楽天」-「天命、天職を楽しむ」

「自分の天命を見つけ、それに志して生きる」
   




□3番目の質問 天命はどこに秘されているのか
       
 Q3 「本当の自分とは何だろうか」  

 A   心と魂は区別する必要がある

◎心はころころ変わる 確固とした魂

  心 = 揺れ動く領域 - 不安定な行動

魂 = 一貫性ある領域- 一貫性ある行動

  本当の自分とは何か



□4番目の質問 不動のものをつかむ
       
 Q4 「あなたは2人の自分を認識しているのだろうか」   

 A  心の掃除をしている

◎心と魂が区別できないと間違いが起こる

プラス思考賛美の落とし穴 
人の心はマイナス思考とプラス思考を揺れ動くもの

  不動のものは魂の領域に存在する
不動の決意の存在、それが天命  心の実況中継













☆「学級再生」小林正幸 講談社現代新書 2001年 ①【再掲載 2015.12】

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◇なぜ今学級崩壊か

 「集団の中で子どもは楽しむことができるはずである」という前提が崩れた





◇プロローグ

 集団が疲れる子どもたち



 学校以外の生活の変化

→ 学級崩壊の本質 = 集団生活を楽しめなくなった子どもたちが増えたこと
(この国の歩んできた道筋)






<なぜ今学級崩壊なのか>

◇学校の「新しい荒れ」と「学級崩壊」の現状
  
 流行語としての学級崩壊
   暴力性,理不尽さ
  


「学級崩壊」概念の曖昧さ
  


 マスコミと学級崩壊  
1998年4月 NHK「クローズアップ現代」-学級崩壊

「子どもたちは一見従順なまま,しかし,いつ爆発するか分からない攻撃性を内側に抱えていることが
 語られた。そして,今の子どもたちが人間関係の中で,本当には親密に繋がることができず,価値の
 多様化の中で自分の位置を定めにくくなっていること,そのために高い不安と孤独感の中にいる。そ
 れゆえ,ひとたび攻撃性に火が点くと,集団生活場面では一挙にアノミー(無秩序)状態へと移行して
 集団規範が崩れ去る現象を示す。」



「学級崩壊」との出会い
1985年~ 子どもの社会性の問題

1990年  年々経営が難しくなっている 

       個々の深刻な問題の増加  閉塞感・うちに秘められた怒り
    
  1998年  シンポジウム 
         子どもたちの怒り・攻撃性の問題に焦点 



 中高の新しい荒れの実態
「新しい荒れ」 = 便乗者が多数いる 
 
    秩序が一挙に瓦解
  


「学級崩壊」の実態 



 小学校が学級担任制であるわけ  

   = 心理学的距離の短さ


   前提条件  真面目さが有り,仲間と仲良くなりたい,保護者との愛着

   ↓

師弟の信頼関係が成り立ちやすい



 学級担任成立の前提条件の崩壊
崩壊
     ① 社会性の未発達

   ② 師弟の信頼関係が成り立ちにくい



 ※ 「不登校問題」「学級崩壊」「新しい荒れ」

         ↓

   学校だけでなく社会問題 - 目指す社会像  


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