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「やきものの話」神崎宣武 さ・え・ら書房 1982年 ④(最終) / 思春期の心を開く」八ツ塚実 朱鷺書房 1990年 ①【再掲載 2017.11】 [読書記録 民俗]

今回は、わたしの教育ノートから、10月27日に続いて、神崎宣武さんの
「やきものの話」の紹介 4回目 最終です。





出版社の案内には、

「やきものは,食器など日常生活に多く使われています。縄文のむかしから,どのように
 して進歩したかを,わかりやすく解説。」


とあります。





今回紹介分で強く印象に残った言葉は…

・「日本での色絵は江戸中期有田の酒井柿右衛門より
柿の赤みがかった橙色を表したから」


・「技術を盗もうとした人
瀬戸の加藤民吉 - 有田で技術を覚え瀬戸で磁器」


・「はやくたくさんつくる
  → 型 プリント トンネル式窯 = 規格製品」

「思春期の心を開く」八ツ塚実 朱鷺書房 1990年 ①【再掲載 2017.11】


もう一つ、再掲載となりますが、愛読書、八ツ塚実さんの
「思春期の心を開く」一を載せます。
読み終わるとすがすがしい気分にさせてくれる、やる気を高めてくれる本です。




<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」




ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。






☆「やきものの話」神崎宣武 さ・え・ら書房 1982年 ④(最終)

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◇白い素地と色絵

 染め付け
  … 素焼きの上に呉須(絵の具)コバルト(金属)


 上絵(色絵)
  … 青色の上に赤黄緑などこすると色が取れる
   

 色絵の歴史
   日本での色絵は江戸中期有田の酒井柿右衛門より

柿の赤みがかった橙色を表したから

色絵の磁器は中国と日本で発達






◇磁器の広まり

 日本  初めての磁器は江戸初期1630年頃

鍋島藩の有田李参平が中心になり陶石を見つけ窯場を開いた



有田焼の技術を外に出さないようにした(技術を守る)

↑↓

技術を盗もうとした人
瀬戸の加藤民吉 - 有田で技術を覚え瀬戸で磁器

会津本郷(福島県) 清水(京都府) 九谷(石川県)



磁器が日本中に広まったのは明治以降





◇磁器のつくり方

 専門家
  … ロクロ師 絵付け師 窯焼き職人 


 はやくたくさんつくる
  → 型 プリント トンネル式窯 = 規格製品












☆「思春期の心を開く」八ツ塚実 朱鷺書房 1990年 ①【再掲載 2017.11】

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◇はじめに

□子供は家庭の中で学ぶ




□心の痛みを軽く見ていないか

 軽い気持ちで「痛くない痛くない」と言っていないか?


 たった一口で済む説明を省略していないか?


 子供の問題の多くは心の痛みの治療の遅れ




□恐れや不安を取り除く

 経験者にとっては何でもないことを不安に思う

  
 指導する側の態度 
   ① 何を教えるか 
    
   ② 何で教えるか 
 
   ③ どう教えるか
 
   ④ いつ教えるか 

   ⑤ どれだけ教えるか

   ⑥ どんな態度で教えるか

= 同行者への誠実な語りかけ

  ・説明すべき事はきちんと説明する


・不安は放置せず解きほぐす


・道理にかなう話をする


  ・見くびったり小馬鹿にしない

  



□子供にとって最大の教師は親

 親は子供にとって最大の教師である
   

 家庭は学びの場である
「教えもしないで鍛えもしないで人間を作ることはできない」

 
 人間の親として人間の子に接することが人間の子育て



◎ 家庭には家庭の責任がある

◎ 学校には学校の責任がある

◎ 社会には社会の責任がある


 

□大人は子育てで「責任なし」では逃げられない存在



現代の家庭や学校 
 
  「事を分けて説明する」ことを怠っている




※ 不安に対する対処が甘い




□「やる人はやっている」

 = 家庭をさりげなく学びの場にしている親


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