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「天命の暗号」出口光 中経出版 2006年 ⑤(最終) / 「学習内容は知ってはいるが」他 藤森徹先生【再掲載 2017.6】 [読書記録 一般]

今回は、11月3日に続いて、わたしの教育ノートから、出口光さんの
「天命の暗号」の紹介 5回目 最終です。





出版社の案内には、

「ほんとうの成功とはなにか?天命の暗号を解くことが、これまでの成功哲学をくつがえ
 す!どんな天命を持って生きているのか?それはどうしたらつかむことができるのか?著
 者があなたに向かって発する22の質問の中から、その答えが明らかになる。」


とあります。





今回紹介分で強く印象に残った言葉は…

・「人にはプラス思考とマイナス思考の両方ともある」


・「揺れ動く心を認めて天命を扱う」


・「人生で一貫したものを受け入れる」


・「魂と心が一致する   覚悟するという世界」




もう一つ、再掲載となりますが、大先輩・藤森徹先生の
「学習内容は知っているが」を載せます。
藤森先生の教頭時代、新採教員として世話になって以来、
三十数年ずっと教えていただいています。
今でもいろいろなことに興味関心をおもちになり、学び続けている姿に教えられます。
少し前の学校現場の大らかさを感じながら、大切なことを学ぶことができます。




<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト




☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」




ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

 ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。






☆「天命の暗号」出口光 中経出版 2006年 ⑤(最終)

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◇天命を仕事に、人間関係に生かす

□14番目の質問 

 天命を仕事に表現する
             

 3つの方法
  ① 嘆きの中から
    
  ② 過去の人生の中脈々と現れる一本の経糸から 
  ③ 特定の聴き方をする中に



 Q14 「あなたの仕事の中に天命が表現されているのだろうか」

今のあなたの仕事は天職なのか

あなたの天命を仕事に表現する

人が天命を表現する場をつくる
    天命を仕事に表現すれば、それは天職となる






□15番目の質問 

 究極の動機付けとは何か


 Q15 「あなたはひとをどのように動機づけているのか」

  人にはプラス思考とマイナス思考の両方ともある


  モチベーション低下もマイナス思考も自然の感情


  揺れ動く心を認めて天命を扱う






□16番目の質問

 気脈という関係をつくる
       

 Q16 「あなたは人とどのような関係をつくりたいのか」 

  志の共有が関係をつくる  気脈という関係








◇天命の暗号を解く

□17番目の質問

 天命は封じ込められている


 Q17 「あなたの本当にやりたいことはどこにあるのだろうか」

あなたのやり方は封印されている

成功者の言葉によって封印される天命






□18番目の質問 

 天命の4つのかかわり方
       

 Q18 「あなたは自分の天命とどのようにかかわっいるのか」

  自覚されない天命

  自覚された天命

  意識されない天命のかかわり方

  人生で一貫したものを受け入れる






□19番目の質問 

 天命へのかかわり方は進化する
       

 Q19 「あなたの天命は変化するだろうか」

天命は変化するのか

天命ポインターそのものが変化する

目に見えない巨像に関わる

   志が深まることで進化する






□20番目の質問

 天命の封印を解く


 Q20 「どのように天命の封印を解けばよいのか」

  心に魂が従う関係   心が主で魂は従

   魂に心が従う関係   魂は主で心が従


   どう心が天命に関わっているのか
①第一段階  逃げる

②第二段階  嘆く

③第三段階  畏れる

     ④第四段階  志す









◇天命に志す

□21番目の質問

 第三の成功哲学 - 天命志向の成功


 Q21 「あなたの魂が臨む本当の成功とは、いったい何だろうか」

来世志向の成功哲学

未来志向の成功哲学

未来を信念と積極志向で自由にデザインできるか

志に生きる人生






□22番目の質問

 楽天に生きる


 魂と心が一致する
    覚悟するという世界
       

 Q22 「あなたは今までの人生を受け入れ自分を認めることができるだろうか」


















☆「学習内容は知ってはいるが」他 藤森徹先生【再掲載 2017.6】


◇「学習内容は知ってはいるが」

 小学校の先生方は、大学を卒業し、学士号を持っています。


 だから、小学校の学習(教科書)内容は、理解していて当然です。その内容のテストを
行えば、先生方は100点を取ることでしょう。


 にもかかわらず、授業で悩んでいる人を見かけます。先生方が分かっていること、知っ
ていることを教えるだけなのに、苦しんでいる人を見かけます。


 どこに原因があるのでしょうか。


 学士の立場から、学習(教科書)内容を一目見れば理解してしまうために、授業を気楽
に考えているのではないでしょうか。



 指導のコツは、どこにあるのでしょうか。


1 子供には、憧れたもの、いいものを真似したい、先生の真似をしたいという特性があ
 ります。この特性を生かしたいものです。

 (名をなした芸術家・技術者・技能者・スポーツ選手・料理人たち、先代・先輩のまね
  から入り自分らしさを確立していく。「先輩の技を盗め」も、まず真似よということ。)

  教師すばらしい技(朗読、板書、師範など)を見せることです。




2 どの子も先生に認めてもらいたいという気持ちを持っています。

  まず、良い行動、良い考えなど、見抜く目を養うことです。


  次に、どんな方法で認めたり、称揚するか考えることです。


  話し言葉か、書き言葉か。私は書き言葉を多用しました。


  「ほめて育てる」、指導のポイントではないでしょうか。




3 どの子もしゃべりたい(発言したい)気持ちを持っています。

  話のさせ方を工夫することです。

  まず、一人一日1回以上発表に挑戦。発表回数の記録。


  次に、授業の中で同じ内容でも「僕も同じ考えだけど」を頭に付けて発言させる。


  更に、「Aさんの考えに付け足しますが‥」「Bさんに質問しますが‥」「AさんとB
 さんの考えをまとめると‥」のような発言ができるようにしていきたい。




4 学習内容の指導ステップ(指導手順)を間違わないことです。

  そのためには、先達に聞いたり、教育番(指導要領、研究図番など)を読んだりして
 勉強することです。


  系統化したり構造化したりして学習内容を熟知することです。


  つまずいている子など、その子に合った指導手順を考えておくことです。








◇幼稚園でたし算が・・・  驚きの連続でした。

 この夏休みに幼稚園(私立)の孫が夏休みの宿題を持って遊びに来ました。


 テーブルに宿題らしき印刷物を出して書き始めました。


 コック、ゴリラ、リンゴと、カタカナの文字を書き出しました。小さな手で鉛筆を持ち
一生懸命書いていました。


 第一の驚きです。

 市教委、西教事時代に幼稚園訪問で指導してきた内容「文字を書かせるならクレヨンで
大きく、鉛筆を持たせるなら入学前に自分の名前だけを。(幼稚園で鉛筆を持たせること
のマイナス面の話をしながら)」と大きく異なったからです。


 1年生ではひらがな指導後にカタカナではなかったでしょうか。1年も前に教えている
のだから驚きです。そんな驚きの目で見ていました。



 孫が手を休めたので、他のページを見て第二の驚きです。


 3+2、4十5、9+3、8+4など、たし算の問題が出ているのではありませんか。


 孫に問いかけてみました。

 
「幼稚園でたし算のお勉強しているの。」


「しているよ。」


「へえー、3たす2は」


即座に「ご」、「じゃあ、5たす2は」「なな」


 驚きの連続でしたのでメールで問い合わせたところ「そうだよ。びっくりしょ。」と返
事が返ってきました。


 二の句が継げないほどの驚きでした。
 

 幼稚園児が公文へ通っていることは知っていましたが、幼稚園でたし算を教えている現
実を把握していませんでした。この現実を知っている先生は何人いるのでしょうか。



 1位数十1位数で繰り上がりのある足し算の授業を考え直さなければなりません。


 今、この単元の指導案の相談を受けている○○小学校に、2学期に入ったら幼稚園の現状を調べてみてくれませんかと依頼したばかりです。


 1年生の授業は、単純・シンプルに行うべきだと、具体的に話(指導)をしてきました。


 そんな中で先生方が悩んでいたのが、「出文テスト、市販テストに出ているので教えな
くてはいけないのではないか。」と言うことでした。


 なるほど、このことが授業を難しくしているのだと考えてしまいました。


 出文テスト、市販テスト(家庭学習)がなければ、子供にとっても先生方にとっても楽しい授業ができるのになあ。








◇子供たちに外遊びを  


 子供たちに遊びを教えたいなあ。


 学級担任の時、子供たちと一緒に、次の遊びをしました。



 巴鬼、宝踏み、田鬼(くつ取り)、S字鬼、一歩三歩、馬乗り、ゴムとび、童歌で縄跳
び、童歌でまりつき、縄跳び(長縄1本、2本)、竹馬など




◎巴鬼は、子供たちに人気があったなあ。

遊び方 

①リボンテープを赤・緑・黄の三色を使用します。肩から斜めに掛けるたすきを作ります。
     
 学級36人の場合、赤いたすき12、線たすき12、最たすき12作ります。
    

②36人を紅白2組に分けます(紅白帽子を使用)。

 用意したたすきを、赤緑黄のそれぞれを2つに分け体に付けます。これで準備完了。
     

③約束は、赤は相手チームの緑を掴ますことができるが、相手チームの黄には弱く捕まえ
 られてしまいます。各色に次のような力関係があります
           
 赤は、相手チームの緑に強く黄に弱い
 
 緑は、相手チームの黄に強く赤に弱い
           
 黄は、相手チームの赤に強く緑に弱い
     

 この約束事をもとに、相手チームの人をいかに沢山掴ますかという遊びです。足の遅い
子が早い子を追いかけることができる楽しい遊びです。

 


◎宝踏みも人気があったなあ。

 この遊びは肉弾戦があったからかなあ。早朝から遊んで骨折者も出てしまった。

 今は思い出です。



 
◎縄跳びも良くしたなあ。

 単縄で前後に子供たちを入れて何人跳べるか挑戦したっけ。

 前3人後ろ2人の5人が最高記録だったかなあ。

 

◎竹馬は竹で作ったもんなあ。

 それで毎日楽しく遊んでいたら、予想もしてなかった親からのクレーム電話。


「竹馬を買わせるのか。」が校長に入り、中止にしたのも、今は思い出です。


 そのときに、竹馬が売られていることを知りました。竹馬は作って遊ぶものだと考えて
いた私の未熟さを反省しました。


 作って遊ぶ時代でした。竹とんぼも、水鉄砲も、凧も、独楽の紐も、バットも、ボール
も、戸車スケートも、自分で作って遊びました。楽しい時代でした。


 外遊びの楽しさを伝承したいなあ。

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