キーワード「新津」⑭- 「倉松考 松尾神社と寿福寺」 鈴木 實(2) / 「算数ができる子の育て方」宇治美知子 はまの出版 2000年【再掲載 2011.10】 [読書記録 郷土]
今回は、11月 4日に続いて、わたしの教育ノートから、
キーワード「新津」14回目の紹介です。
鈴木実さんの「倉松考 松尾神社と寿福寺」2回目です。
元新津小学校の教員だった鈴木さんが、丁寧に資料を集めて残してくださいました。
おかげで、今、わたしたちがその資料を見ることができ、
鈴木さんの丁寧な解説を受けることができます。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「寿福寺開基は家康四天王の一人本多忠勝の叔父・本多肥後守忠真の長男・菊丸」
・「寿福寺には家康から書状が残されている。
『樹福院観音領之事』所蔵(天正十一年=1583年)」
・「下位家に続き倉松開発したのは山村・中村・水野・増井・鈴木・深津(松尾神社に関
連)の各氏」
- わたしの子ども時代には、上記以外の姓はわずかの戸数しかありませんでした。
下位(しもい)姓は珍しいのですね」
・「倉松村は堀江大沢領であり、周辺は浜松藩であった。そのため『浜松で罪を犯した者
の逃げ隠れ場所』となっていたとの伝」
- どこかの国のようです。
もう一つ、再掲載となりますが、宇治美知子さんの、
「算数ができる子の育て方」を載せます。
算数への苦手意識を少しでも減らすことができれば…。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆キーワード「新津」⑭- 「倉松考 松尾神社と寿福寺」 鈴木 實(2)
◇寿福寺開基
□元亀三(1572)年 三方原合戦
家康四天王の一人
本多忠勝の叔父・本多肥後守忠真が根洗付近で戦死
本多肥後守忠真の長男・菊丸は信玄軍と戦うが父の命で家康と浜松城に逃げ帰る
父の遺骸を大樹寺(岡崎)に
忠真の碑は鹿谷町の宗円寺にある
□菊丸
無常を感じ伊勢国一身田の真宗高田派専修寺・尭恵上人の弟子となる
↓
上人から「菊丸誓授」の法号
↓
天正十(1582)年旧本寺・野州高田の専修寺に詣でようと出立
しかし、旅の途中倉松で倒れた
堀江藩倉松の下位彦右衛門に助けられ滞留-本服
下位夫婦は誓授上人に帰依
「下位家菩提寺建設の心願」をもらした
↓
□寿福寺建立
元和八(1622)年九月十二日七十歳で遷化 「開基平等院願弘誓授上人」
家康から書状
本多忠真・菊丸・誓授の三方原合戦を忘れない為か書状贈られた
「樹福院観音領之事」所蔵(天正十一年=1583年)
↓
遠江・家康の判物は12通「浜松市史 2」P13・14
寿福寺には蓮池坊という塔頭(たっちゅう)があったとも伝えられている。
◇下位(しもい)氏と新田開発
□下位家過去帳
「正徳六(1716)年丙申下位彦兵衛・茂右衛門が南海沿い芝地を開き個々に新田を開
発する」
彦右衛門から150年後
↓
下位家に続き倉松開発
山村・中村・水野・増井・鈴木・深津(松尾神社に関連)の各氏
↓
倉松本村から倉松新田(浜蔵新田・野分新田・沖新田・沖新新田)
◇倉松
倉松村は堀江大沢領
「浜松で罪を犯した者の逃げ隠れ場所」
|
「上杉の倉松十番斬り」
明治元年一月
井上正直が上総国鶴舞藩に転封したころ
上杉藤左衛門という武士が倉松という倉庫あり寺あり社あり黄金を夢見る村に
馳せ入って堀江藩の侍や農民を十人も斬ったということがあった(発狂説)
「浜松風土記」
□明治期 「藍」を栽培して豊かに
中村隆之氏
「倉松は新津村で一番の金持ちだった。そのためかえって農業より他はないと思いこむよ
うになった。余所から人が入ってくることを嫌った。」
|
倉の意識 = 黄金の夢を持つ村人であり町人
↓
倉庫管理者・金融家・織物業者・経営者・官界・実業界
→ 産をなし名をあげた人が多い
◎下位春吉氏
イタリア通の有名人
下位姓は倉松以外にないと墓参り
◎増井敬次郎海軍機関中将(海軍機関最高位)
☆「算数ができる子の育て方」宇治美知子 はまの出版 2000年【再掲載 2011.10】
◇はじめに
好奇心・集中力・学習意欲
算数の目的
① 計算する力
② 図形を認識する力 → 論理的思考の入り口
③ 順を追って課題を解決する力
◇幼児期-遊びの中で算数の基礎を身に付ける
「なぜ」という疑問や屁理屈は大切
まずは身近なものの仲間集め
落書きをいっぱいさせよう
お手伝いは学習の宝庫
料理-キュウリ 1回切ると2回切ると
買い物 洗濯(支点)
具体物と一対一で対応させてみる
数字カードと数のマッチング
いろいろな数の数え方
① 倍数を知ること
② 数のまとまりを作ること
折り紙や切り紙は図形作りの入口
立方体の積み木で遊ぶ
コップでバケツに水を入れる
買い物ごっこ
◇1~2年生
家庭では
① どんなことを教えてもらったのか
② よく分かっているか
③ どこが分かりにくかったのか
ノート
① 数字が正確に書いてあること
② 濃くはっきり書いてあること
③ 表作り
数直線が描けたら数の理解は完璧
減っていくのが引き算
足し算や引き算の問題になる話を考えて
→ お話作り
アナログ時計を使おう
① 時間を視覚的に理解できる
② 角度の概念も身に付く
展開図 - 箱を作る,ものを壊す
自分で展開図を描いてみよう
サイコロの目を描いてみよう
フライド・ポテトで長さ比べ
フライド・ポテトで長さ比べ競争
身長計や定規を作ってみる
細長い厚紙で定規作り
◇2~3年生 ゲーム感覚で計算力を伸ばす
算数に必要な力とは?
① 計算力 ひたすら計算
② 図形認知力 図形を二次元三次元にイメージする力
③ 推理力(論理的思考力) 原因と結果を分析
身近にある数字を使って計算してみよう
① 渋滞時の計算ゲーム
ナンバープレートを使って暗算競争
② 電車内でキップのナンバー使って
カレンダーを使った数字遊び
① 二つの数
ランダムに丸 - 足したりかけたり
② 同じ曜日の数字の列を予測させる
③ 隣り合う2列2段 斜めの足し算
消費税5パーセントの計算をさせる(時の流れを感じます=ハマコウ註)
→ 10%を出して2で割る
計算ミスを防ぐコツ
① 計算ミスをさせない
数字をきちんと書かせる
位をしっかり
② 計算ミスをしない
集中力 - 短い時間で何度かに分ける
③ 計算ミスをしてもすぐに見つける
「1秒見直し」+答えの予測
朝飯前の100問計算
① 毎日
② タイムを計る
③ 自信がつく
九九は歌やリズムで楽しく覚える
かけ算ができればわり算もできる
(かたまり)×(いくつ)=(全体の数)
わり算
① (全体の数)÷(いくつ) =(かたまり)
② (全体の数)÷(かたまり) =(いくつ)
ポストイットで虫食い算
ポストイットでオリジナル虫食い算
計算の順序 - 強いものから計算する
+ - × ÷
「かけ算・わり算は引き算・足し算より強いんだよ!」
∥
ゲーム感覚で
◇3年生 つまずきのポイントを乗り切ってもっと計算が好きになる
文章題は図に表すことができたら半分以上解けたも同然!
文章題を解くポイント
① 日本語が正確に理解できること
② 問題の通りに絵や図が描けること
③ 式を立てて計算すること
<以下 略>
キーワード「新津」14回目の紹介です。
鈴木実さんの「倉松考 松尾神社と寿福寺」2回目です。
元新津小学校の教員だった鈴木さんが、丁寧に資料を集めて残してくださいました。
おかげで、今、わたしたちがその資料を見ることができ、
鈴木さんの丁寧な解説を受けることができます。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「寿福寺開基は家康四天王の一人本多忠勝の叔父・本多肥後守忠真の長男・菊丸」
・「寿福寺には家康から書状が残されている。
『樹福院観音領之事』所蔵(天正十一年=1583年)」
・「下位家に続き倉松開発したのは山村・中村・水野・増井・鈴木・深津(松尾神社に関
連)の各氏」
- わたしの子ども時代には、上記以外の姓はわずかの戸数しかありませんでした。
下位(しもい)姓は珍しいのですね」
・「倉松村は堀江大沢領であり、周辺は浜松藩であった。そのため『浜松で罪を犯した者
の逃げ隠れ場所』となっていたとの伝」
- どこかの国のようです。
もう一つ、再掲載となりますが、宇治美知子さんの、
「算数ができる子の育て方」を載せます。
算数への苦手意識を少しでも減らすことができれば…。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆キーワード「新津」⑭- 「倉松考 松尾神社と寿福寺」 鈴木 實(2)
◇寿福寺開基
□元亀三(1572)年 三方原合戦
家康四天王の一人
本多忠勝の叔父・本多肥後守忠真が根洗付近で戦死
本多肥後守忠真の長男・菊丸は信玄軍と戦うが父の命で家康と浜松城に逃げ帰る
父の遺骸を大樹寺(岡崎)に
忠真の碑は鹿谷町の宗円寺にある
□菊丸
無常を感じ伊勢国一身田の真宗高田派専修寺・尭恵上人の弟子となる
↓
上人から「菊丸誓授」の法号
↓
天正十(1582)年旧本寺・野州高田の専修寺に詣でようと出立
しかし、旅の途中倉松で倒れた
堀江藩倉松の下位彦右衛門に助けられ滞留-本服
下位夫婦は誓授上人に帰依
「下位家菩提寺建設の心願」をもらした
↓
□寿福寺建立
元和八(1622)年九月十二日七十歳で遷化 「開基平等院願弘誓授上人」
家康から書状
本多忠真・菊丸・誓授の三方原合戦を忘れない為か書状贈られた
「樹福院観音領之事」所蔵(天正十一年=1583年)
↓
遠江・家康の判物は12通「浜松市史 2」P13・14
寿福寺には蓮池坊という塔頭(たっちゅう)があったとも伝えられている。
◇下位(しもい)氏と新田開発
□下位家過去帳
「正徳六(1716)年丙申下位彦兵衛・茂右衛門が南海沿い芝地を開き個々に新田を開
発する」
彦右衛門から150年後
↓
下位家に続き倉松開発
山村・中村・水野・増井・鈴木・深津(松尾神社に関連)の各氏
↓
倉松本村から倉松新田(浜蔵新田・野分新田・沖新田・沖新新田)
◇倉松
倉松村は堀江大沢領
「浜松で罪を犯した者の逃げ隠れ場所」
|
「上杉の倉松十番斬り」
明治元年一月
井上正直が上総国鶴舞藩に転封したころ
上杉藤左衛門という武士が倉松という倉庫あり寺あり社あり黄金を夢見る村に
馳せ入って堀江藩の侍や農民を十人も斬ったということがあった(発狂説)
「浜松風土記」
□明治期 「藍」を栽培して豊かに
中村隆之氏
「倉松は新津村で一番の金持ちだった。そのためかえって農業より他はないと思いこむよ
うになった。余所から人が入ってくることを嫌った。」
|
倉の意識 = 黄金の夢を持つ村人であり町人
↓
倉庫管理者・金融家・織物業者・経営者・官界・実業界
→ 産をなし名をあげた人が多い
◎下位春吉氏
イタリア通の有名人
下位姓は倉松以外にないと墓参り
◎増井敬次郎海軍機関中将(海軍機関最高位)
☆「算数ができる子の育て方」宇治美知子 はまの出版 2000年【再掲載 2011.10】
◇はじめに
好奇心・集中力・学習意欲
算数の目的
① 計算する力
② 図形を認識する力 → 論理的思考の入り口
③ 順を追って課題を解決する力
◇幼児期-遊びの中で算数の基礎を身に付ける
「なぜ」という疑問や屁理屈は大切
まずは身近なものの仲間集め
落書きをいっぱいさせよう
お手伝いは学習の宝庫
料理-キュウリ 1回切ると2回切ると
買い物 洗濯(支点)
具体物と一対一で対応させてみる
数字カードと数のマッチング
いろいろな数の数え方
① 倍数を知ること
② 数のまとまりを作ること
折り紙や切り紙は図形作りの入口
立方体の積み木で遊ぶ
コップでバケツに水を入れる
買い物ごっこ
◇1~2年生
家庭では
① どんなことを教えてもらったのか
② よく分かっているか
③ どこが分かりにくかったのか
ノート
① 数字が正確に書いてあること
② 濃くはっきり書いてあること
③ 表作り
数直線が描けたら数の理解は完璧
減っていくのが引き算
足し算や引き算の問題になる話を考えて
→ お話作り
アナログ時計を使おう
① 時間を視覚的に理解できる
② 角度の概念も身に付く
展開図 - 箱を作る,ものを壊す
自分で展開図を描いてみよう
サイコロの目を描いてみよう
フライド・ポテトで長さ比べ
フライド・ポテトで長さ比べ競争
身長計や定規を作ってみる
細長い厚紙で定規作り
◇2~3年生 ゲーム感覚で計算力を伸ばす
算数に必要な力とは?
① 計算力 ひたすら計算
② 図形認知力 図形を二次元三次元にイメージする力
③ 推理力(論理的思考力) 原因と結果を分析
身近にある数字を使って計算してみよう
① 渋滞時の計算ゲーム
ナンバープレートを使って暗算競争
② 電車内でキップのナンバー使って
カレンダーを使った数字遊び
① 二つの数
ランダムに丸 - 足したりかけたり
② 同じ曜日の数字の列を予測させる
③ 隣り合う2列2段 斜めの足し算
消費税5パーセントの計算をさせる(時の流れを感じます=ハマコウ註)
→ 10%を出して2で割る
計算ミスを防ぐコツ
① 計算ミスをさせない
数字をきちんと書かせる
位をしっかり
② 計算ミスをしない
集中力 - 短い時間で何度かに分ける
③ 計算ミスをしてもすぐに見つける
「1秒見直し」+答えの予測
朝飯前の100問計算
① 毎日
② タイムを計る
③ 自信がつく
九九は歌やリズムで楽しく覚える
かけ算ができればわり算もできる
(かたまり)×(いくつ)=(全体の数)
わり算
① (全体の数)÷(いくつ) =(かたまり)
② (全体の数)÷(かたまり) =(いくつ)
ポストイットで虫食い算
ポストイットでオリジナル虫食い算
計算の順序 - 強いものから計算する
+ - × ÷
「かけ算・わり算は引き算・足し算より強いんだよ!」
∥
ゲーム感覚で
◇3年生 つまずきのポイントを乗り切ってもっと計算が好きになる
文章題は図に表すことができたら半分以上解けたも同然!
文章題を解くポイント
① 日本語が正確に理解できること
② 問題の通りに絵や図が描けること
③ 式を立てて計算すること
<以下 略>