「50歳からの人断捨離」向谷匡史 辰巳出版 2011年 ④ / 「祖父の時代の子育て」須藤功 草の根出版社 2001年 ①【再掲載 2014.1】 [読書記録 一般]
今回は、11月5日に続いて、向谷匡史さんの
「50歳からの人断捨離」の紹介 4回目です。
出版社の案内には、
「人間関係は、自分という船の船底にこびりついた無用なフジツボや蠣殻と同じである。
人生という海原において、余計な人間関係、煩わしい人間関係、意味のない人間関係は
フジツボ同様削ぎ落とせばよい。『人断捨離』とは、平穏で精神的に満ち足りた第二の
人生を歩むために、不要な人間関係を断ち切り、自分らしく生きるという『究極の人間
関係術』である。」
とあります。
今回紹介分で強く印象に残った言葉は…
・「子どもは『諸刃の剣』 = いてもいなくても夫婦を煩わせる」
・「円満な夫婦、家族はそこにあるのではなく、努力によってつくりだしているものらし
い」
・「曖昧な価値観で暮らせば人生はうんと楽になる」
・「こだわるな とらわれるな」
もう一つ、再掲載となりますが、民俗写真家の須藤功さんの
「祖父の時代の子育て」を載せます。
知らないはずなのに、懐かしく感じます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「50歳からの人断捨離」向谷匡史 辰巳出版 2011年 ④
◇「長いつきあいに振り回されない」人断捨離
□遊び仲間を「人断捨離」する極意
共通した部分その一点でつきあう
□過去と現在の視点から見てしまう「同窓会」
過去は現在の視点で変わっていく
□親の介護について考える
□わが子を「人断捨離」して自立する
子どもは「諸刃の剣」
いてもいなくても夫婦を煩わせる
□配偶者との精神的な「人断捨離」のススメ
奈良薬師寺・安田暎胤菅主
「円満という言葉は対立しやすい関係にありながら双方が満足を心得ている状態を指し
ます。つまり、双方の基本的な関係は対立しやすいと言うことです。」
|
「円満な夫婦、家族はそこにあるのではなく、努力によってつくりだしているものらしい」
「絶えず相手を思いやる気持ちが大切です」
※ 円満 = 対立しやすい
◇「新たな価値観に生きる」人断捨離(1)
□日々の満足を得ようとする「相対値の人生観」
「今在る境遇」を受け入れそれを楽しむ
□メンツを捨てる「人断捨離」
人生における決断は自分の年齢、家族、生き方を勘案
↓
実を取ることが大切であってメンツを守ることに意味はない
□「両忘」という楽な生き方
曖昧な価値観で暮らせば人生はうんと楽になる
↓
※ こだわるな とらわれるな
□充実したセカンドライフのためにすべきこと
□趣味により自然にできる「人断捨離」
☆「祖父の時代の子育て」須藤功 草の根出版社 2001年 ①【再掲載 2014.1】
◇はじめに
□出産
昔はひたすら神仏に頼るしかなかった
→ 日・月・年による産育の習俗と儀礼
□子だくさん
→「自分のことは自分でしなければならない」という自覚
|
高度経済成長以前(昭和35年より前)
◇我が子を抱く夢
□日光東照宮
産の宮 金精大明神
「香車」ひたすら前
~ お産がひたすら進んで軽く済むように
「底なし柄杓」
群馬県産泰神社、東京府中市・大国魂神社
= 安産祈願
□「子宝の湯」温泉地
金精様
男根形 = 子宝の象徴
日光
群馬県国道120号線金精峠を越える道
峠 ~ 中禅寺湖、男体山
金精様のお宮多し
□子だくさん
「貧乏人の子だくさん」はどうして大勢の子を育てることができたのか
福島県下郷町大内 昭和44(1969)宮本常一研究所長
トリアゲババ(産婆)聞き書き
生みわけの方法
男の子 ~ 朝方、男が左側にいてやる
女の子 ~ 宵に右側でやる
□ヨバイ風俗
結婚することになった娘が忍び込んだ男に
→ 紺色の足袋「こんたびかぎり」
雑巾と箒
「雑巾はべったりだから村長になれるが箒は目こぼしがあって村長にはなれない」
□上に立つにも夜這いの甲斐性のもの
「ヨバイ」-「夜這い」ではなく「呼び合う」から
|
※ 本当にヨバイがなかったらその村はよほど厳格な年よりがいたか、かなりいびつな村
「性におおらか」な一面も!
◎「さささやかでも似たような村(近隣)の人々の助け合いがあったから」
|
・食事時に隣の子がいれば我が子と同じように茶碗
・そのかわり、いたずらや悪いことをしたときはどこの子であろうと叱りとばした
□男の役割
妊娠 身持ちになった 身籠もる
千葉-オドシハジメ
栃木-オトシタ
「オト」=幼いもの
↓
戌の日に帯祝い 犬は産が軽い
「産土様」
- 妊婦の実家からの帯を産婆が
食べやみあり
男女
一般に顔が優しいと女、きつければ男
左腹なら男、右腹なら女
秋田
「夫婦の年齢に1を加えて3で割り割り切れると女、割り切れないと男」(逆の所も)
□妊婦に体を動かすようにして「胎児を小さく」
→ 夜足を伸ばして寝るのを禁じた場所さえある
□産小屋
ユヤ タヤ ウブヤ
一週間程
産小屋は2番目の子から(最初の子は実家)
昔は産婆が一般的
中腰 天上からの一本の綱を握って力む
難産 ~ 呪いに臼を抱かせた
「へその緒」
×切る □つぐ
金物は× → 竹べらや葦の葉で
なくすとその人の精が抜ける
急痛
煎じて飲ませると一度は命を取り留めるとも
母が死んだとき柩に入れるとあの世で産んだ子の数の証明
臍帯血で注目
→ 母親の喫煙化のため糸のように細いものも
□産神は山の神
渥美
産土神 → 産神
産婆
分べん介助 + 生存保証・宗教的役割
産婆が自分の家から小石を持ってきてまた持ち帰る
群馬県
産神を山の神に 十二様
山の神を迎えない限り出産はできない
山の神は女の神様
産神を便所神や道祖神にしたところも … 阿蘇・箒神
□出産のケガレは血のケガレ
受胎 ~ 出産までの神秘さに対する畏れ
「赤日」「赤不浄」
↑↓
死は「黒日」「黒不浄」
※ 出産のあった一日、集落全員が野良仕事、漁業、山仕事などを休むところもあり、神
社にも行かないと言うところもある
∥
静かに祈る瞬間
「50歳からの人断捨離」の紹介 4回目です。
出版社の案内には、
「人間関係は、自分という船の船底にこびりついた無用なフジツボや蠣殻と同じである。
人生という海原において、余計な人間関係、煩わしい人間関係、意味のない人間関係は
フジツボ同様削ぎ落とせばよい。『人断捨離』とは、平穏で精神的に満ち足りた第二の
人生を歩むために、不要な人間関係を断ち切り、自分らしく生きるという『究極の人間
関係術』である。」
とあります。
今回紹介分で強く印象に残った言葉は…
・「子どもは『諸刃の剣』 = いてもいなくても夫婦を煩わせる」
・「円満な夫婦、家族はそこにあるのではなく、努力によってつくりだしているものらし
い」
・「曖昧な価値観で暮らせば人生はうんと楽になる」
・「こだわるな とらわれるな」
もう一つ、再掲載となりますが、民俗写真家の須藤功さんの
「祖父の時代の子育て」を載せます。
知らないはずなのに、懐かしく感じます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「50歳からの人断捨離」向谷匡史 辰巳出版 2011年 ④
◇「長いつきあいに振り回されない」人断捨離
□遊び仲間を「人断捨離」する極意
共通した部分その一点でつきあう
□過去と現在の視点から見てしまう「同窓会」
過去は現在の視点で変わっていく
□親の介護について考える
□わが子を「人断捨離」して自立する
子どもは「諸刃の剣」
いてもいなくても夫婦を煩わせる
□配偶者との精神的な「人断捨離」のススメ
奈良薬師寺・安田暎胤菅主
「円満という言葉は対立しやすい関係にありながら双方が満足を心得ている状態を指し
ます。つまり、双方の基本的な関係は対立しやすいと言うことです。」
|
「円満な夫婦、家族はそこにあるのではなく、努力によってつくりだしているものらしい」
「絶えず相手を思いやる気持ちが大切です」
※ 円満 = 対立しやすい
◇「新たな価値観に生きる」人断捨離(1)
□日々の満足を得ようとする「相対値の人生観」
「今在る境遇」を受け入れそれを楽しむ
□メンツを捨てる「人断捨離」
人生における決断は自分の年齢、家族、生き方を勘案
↓
実を取ることが大切であってメンツを守ることに意味はない
□「両忘」という楽な生き方
曖昧な価値観で暮らせば人生はうんと楽になる
↓
※ こだわるな とらわれるな
□充実したセカンドライフのためにすべきこと
□趣味により自然にできる「人断捨離」
☆「祖父の時代の子育て」須藤功 草の根出版社 2001年 ①【再掲載 2014.1】
◇はじめに
□出産
昔はひたすら神仏に頼るしかなかった
→ 日・月・年による産育の習俗と儀礼
□子だくさん
→「自分のことは自分でしなければならない」という自覚
|
高度経済成長以前(昭和35年より前)
◇我が子を抱く夢
□日光東照宮
産の宮 金精大明神
「香車」ひたすら前
~ お産がひたすら進んで軽く済むように
「底なし柄杓」
群馬県産泰神社、東京府中市・大国魂神社
= 安産祈願
□「子宝の湯」温泉地
金精様
男根形 = 子宝の象徴
日光
群馬県国道120号線金精峠を越える道
峠 ~ 中禅寺湖、男体山
金精様のお宮多し
□子だくさん
「貧乏人の子だくさん」はどうして大勢の子を育てることができたのか
福島県下郷町大内 昭和44(1969)宮本常一研究所長
トリアゲババ(産婆)聞き書き
生みわけの方法
男の子 ~ 朝方、男が左側にいてやる
女の子 ~ 宵に右側でやる
□ヨバイ風俗
結婚することになった娘が忍び込んだ男に
→ 紺色の足袋「こんたびかぎり」
雑巾と箒
「雑巾はべったりだから村長になれるが箒は目こぼしがあって村長にはなれない」
□上に立つにも夜這いの甲斐性のもの
「ヨバイ」-「夜這い」ではなく「呼び合う」から
|
※ 本当にヨバイがなかったらその村はよほど厳格な年よりがいたか、かなりいびつな村
「性におおらか」な一面も!
◎「さささやかでも似たような村(近隣)の人々の助け合いがあったから」
|
・食事時に隣の子がいれば我が子と同じように茶碗
・そのかわり、いたずらや悪いことをしたときはどこの子であろうと叱りとばした
□男の役割
妊娠 身持ちになった 身籠もる
千葉-オドシハジメ
栃木-オトシタ
「オト」=幼いもの
↓
戌の日に帯祝い 犬は産が軽い
「産土様」
- 妊婦の実家からの帯を産婆が
食べやみあり
男女
一般に顔が優しいと女、きつければ男
左腹なら男、右腹なら女
秋田
「夫婦の年齢に1を加えて3で割り割り切れると女、割り切れないと男」(逆の所も)
□妊婦に体を動かすようにして「胎児を小さく」
→ 夜足を伸ばして寝るのを禁じた場所さえある
□産小屋
ユヤ タヤ ウブヤ
一週間程
産小屋は2番目の子から(最初の子は実家)
昔は産婆が一般的
中腰 天上からの一本の綱を握って力む
難産 ~ 呪いに臼を抱かせた
「へその緒」
×切る □つぐ
金物は× → 竹べらや葦の葉で
なくすとその人の精が抜ける
急痛
煎じて飲ませると一度は命を取り留めるとも
母が死んだとき柩に入れるとあの世で産んだ子の数の証明
臍帯血で注目
→ 母親の喫煙化のため糸のように細いものも
□産神は山の神
渥美
産土神 → 産神
産婆
分べん介助 + 生存保証・宗教的役割
産婆が自分の家から小石を持ってきてまた持ち帰る
群馬県
産神を山の神に 十二様
山の神を迎えない限り出産はできない
山の神は女の神様
産神を便所神や道祖神にしたところも … 阿蘇・箒神
□出産のケガレは血のケガレ
受胎 ~ 出産までの神秘さに対する畏れ
「赤日」「赤不浄」
↑↓
死は「黒日」「黒不浄」
※ 出産のあった一日、集落全員が野良仕事、漁業、山仕事などを休むところもあり、神
社にも行かないと言うところもある
∥
静かに祈る瞬間