「50歳からの人断捨離」向谷匡史 辰巳出版 2011年 ⑤(最終) / 「学力づくりで学校を変える」 久保齋 子どもの未来社 ② 2002年【再掲載 2012.8】 [読書記録 一般]
「ストライクゾーンをひろく」
今回は、11月9日に続いて、向谷匡史さんの
「50歳からの人断捨離」の紹介5回目、最終です。
出版社の案内には、
「人間関係は、自分という船の船底にこびりついた無用なフジツボや蠣殻と同じである。
人生という海原において、余計な人間関係、煩わしい人間関係、意味のない人間関係は
フジツボ同様削ぎ落とせばよい。『人断捨離』とは、平穏で精神的に満ち足りた第二の
人生を歩むために、不要な人間関係を断ち切り、自分らしく生きるという『究極の人間
関係術』である。」
とあります。
今回紹介分で強く印象に残った言葉は…
・「恨みに報いるに恨みをもってしてはいけない。それでは恨みは幾世を経ても尽きない」
・「怒りと不平不満の原因の一つはギブアンドテイクという無意識の人生観に原因がある」
・「『十』の自分を『七』か『六』に見せるのが賢い人生断捨離の方法」
・「何を手に入れたかよりどれだけ楽しんだか」
もう一つ、再掲載となりますが、久保齋さんの
「学校づくりで学校を変える」②を載せます。
一人一人に対応することはもちろん大切なのですが、それは環境が整わないとできません。
文科省は、格好のよいことを言うばかりでなく、
一斉指導の大切さを訴えることが必要だと思います。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「50歳からの人断捨離」向谷匡史 辰巳出版 2011年 ③(最終)
◇「新たな価値観に生きる」人断捨離(2)
□許すのではなく忘れることが得になる
「恨みに報いるに恨みをもってしてはいけない。それでは恨みは幾世を経ても尽きない」
→ 恨みは捨ててこそやむ
□自分の中に棲むもう一人の自分を断ち切る
あれも人生と認める生き方 50過ぎ
ストライクゾーンをひろく
□人生観が変わる教えられる見舞いもある
人断捨離とは量に於いて人間関係を絶つことだけを言うのではない。
◎ 漫然と見過ごしてきた日常の一つ一つに新たな意味を見出すことにより精神的に豊か
な人生を手に入れることを言う
□人間関係の要諦を知る
怒りと不平不満の原因の一つはギブアンドテイクという無意識の人生観に原因がある
浄土真宗本願寺派名僧(明治時代)七里恒順
「丸くて透明な水晶玉を赤い紙に転がせば赤く見え、緑の木の葉の上に置けば緑に見
える」
|
◎ 欲から離れ心を清くしておけば人の心や物事がよく見える
人断捨離
相手に対する評価や思い、期待など自分の心に投ずる幻想を断つ
|
相手にこちらから何も求めず、期待せず、相手の考え方や行動を受け止める
□つま先立ちでなく膝を曲げる生き方
「十」の自分を「七」か「六」に見せるのが賢い人生断捨離の方法
□目標を持つ人生から目標をもたない生き方
「人間一生物見遊山」江戸庶民
何を手に入れたかよりどれだけ楽しんだか
浄土真宗本願寺派名僧 七里恒順
「影法師を追うな。追えば逃げるぞ 追わねばついてくる」
= 名利は追うものではなく結果としてついてくる
◎ ゴールという「目標をもつ人生」から「目標を捨て去る人生」へ
□人断捨離は究極の人間関係
「人を求めるな」
☆「学力づくりで学校を変える」 久保齋 子どもの未来社 ② 2002年【再掲載 2012.8】
◇キーワードは「授業で鍛える」(2)
□「さかのぼり指導」で子どもたちを鍛える
授業の中で学習能力を高める
= 授業の中のさかのぼり指導で、授業を通して子どもたちの学習能力を高めていく
~ 学校を挙げての取り組み
□生徒指導上困難な子の特徴
= 幼稚で学力が低く認識力が弱い。
◎ できる子もできない子も楽しめる授業
自分が賢くなるだけでなく、自分の頑張りや意見の発表が友だちを賢くしていくの
だと自覚し授業に望む態度 = 学習規律
↓
◎ 授業の中にさかのぼり指導でしっかり位置づけ
□今後の研究課題は「読解力」
落ちこぼし = 読解力のオチコボレ
~ 他教科との相関
読解力の育成
① 音読と漢字の力を付けること ←指導方法の改善工夫
② 読解技術の習得 読解力プリント
③ 論理的思考の涵養
④ 読書,会話 ~ 言語環境の質的な向上
|
国語の授業改善
◎「教師の発問をしっかり板書し,全員が答えを用意して授業に臨む」
□「計算力は学力回復の牽引車」
百マス計算の魅力
「基本計算」習熟
・一位数の加法
・二位数ひく一位数減法
・かけ算九九
・二位数わる一位数あまり繰り下がり
・百マス計算
・百問わり算(基本計算の集大成) 三木俊一氏
特徴 簡便性・網羅性・タイム=評価の明確化
模擬授業
- 全校で百マス計算に取り組むために
◎ 昨日の自分との競争
□9・10月は「計算力アップ月間」
百マス計算に全校で取り組む
※「昨日の自分に勝つむが合い言葉
× 訓練主義 根底は学習欲と自己肯定感を養う。
□1年目の成果と教訓は?
合い言葉 : 授業で鍛える
①「個を鍛える」個との大切さ
② 授業の中に「努力すれば,その努力に比例して成果が子ども自身に分かる」取り組
みが配置されていなければならない。
努力と成果の関係が見えること → 自己肯定感に
③ 子どもたちの6年間の学力形成に学校として責任をもつ学力は,決して「履修主義」
で付くものではない。
◇「基礎基本プロジェクト」の取り組み
□一年目の取り組みを踏まえ,2年目がスタート
・宿題を毎日出す
= 家庭学習の習慣を宿題を通して確立させ,生活のリズムを整える
宿題を出し,教師がコンダクターとなって家庭学習の習慣を付けさせる。
・対宿題4分類
ⅰ 一切宿題なし型
ⅱ 課業の残り型
ⅲ 自由勉強型
ⅳ 家庭学習習慣確率目的型
・小学生
① 生きる目標を持っていること
② 自己教育をはじめるのに必要なそれなりの学力を持っていること
③ 一人学習の習慣が身に付いていること
□「百日で子供を変える」をスローガンに
学習能力と学習規律の確立と表裏一体のものとして
基礎基本プロジェクト
① 基礎基本の充実
② 学習規律の確立
③ 授業改善の取り組み
□学習規律の到達度を明らかにしたクラス作り
クラスの現在のレベルを掴む
学習規律の到達度をステップとして表す
□「理想の授業」をめざす授業
子どもの立場に立って授業を改善しよう
教師同士励まし合って実践する雰囲気に!
ほんのわずかでもベクトルが上を向けば評価し合う
今回は、11月9日に続いて、向谷匡史さんの
「50歳からの人断捨離」の紹介5回目、最終です。
出版社の案内には、
「人間関係は、自分という船の船底にこびりついた無用なフジツボや蠣殻と同じである。
人生という海原において、余計な人間関係、煩わしい人間関係、意味のない人間関係は
フジツボ同様削ぎ落とせばよい。『人断捨離』とは、平穏で精神的に満ち足りた第二の
人生を歩むために、不要な人間関係を断ち切り、自分らしく生きるという『究極の人間
関係術』である。」
とあります。
今回紹介分で強く印象に残った言葉は…
・「恨みに報いるに恨みをもってしてはいけない。それでは恨みは幾世を経ても尽きない」
・「怒りと不平不満の原因の一つはギブアンドテイクという無意識の人生観に原因がある」
・「『十』の自分を『七』か『六』に見せるのが賢い人生断捨離の方法」
・「何を手に入れたかよりどれだけ楽しんだか」
もう一つ、再掲載となりますが、久保齋さんの
「学校づくりで学校を変える」②を載せます。
一人一人に対応することはもちろん大切なのですが、それは環境が整わないとできません。
文科省は、格好のよいことを言うばかりでなく、
一斉指導の大切さを訴えることが必要だと思います。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「50歳からの人断捨離」向谷匡史 辰巳出版 2011年 ③(最終)
◇「新たな価値観に生きる」人断捨離(2)
□許すのではなく忘れることが得になる
「恨みに報いるに恨みをもってしてはいけない。それでは恨みは幾世を経ても尽きない」
→ 恨みは捨ててこそやむ
□自分の中に棲むもう一人の自分を断ち切る
あれも人生と認める生き方 50過ぎ
ストライクゾーンをひろく
□人生観が変わる教えられる見舞いもある
人断捨離とは量に於いて人間関係を絶つことだけを言うのではない。
◎ 漫然と見過ごしてきた日常の一つ一つに新たな意味を見出すことにより精神的に豊か
な人生を手に入れることを言う
□人間関係の要諦を知る
怒りと不平不満の原因の一つはギブアンドテイクという無意識の人生観に原因がある
浄土真宗本願寺派名僧(明治時代)七里恒順
「丸くて透明な水晶玉を赤い紙に転がせば赤く見え、緑の木の葉の上に置けば緑に見
える」
|
◎ 欲から離れ心を清くしておけば人の心や物事がよく見える
人断捨離
相手に対する評価や思い、期待など自分の心に投ずる幻想を断つ
|
相手にこちらから何も求めず、期待せず、相手の考え方や行動を受け止める
□つま先立ちでなく膝を曲げる生き方
「十」の自分を「七」か「六」に見せるのが賢い人生断捨離の方法
□目標を持つ人生から目標をもたない生き方
「人間一生物見遊山」江戸庶民
何を手に入れたかよりどれだけ楽しんだか
浄土真宗本願寺派名僧 七里恒順
「影法師を追うな。追えば逃げるぞ 追わねばついてくる」
= 名利は追うものではなく結果としてついてくる
◎ ゴールという「目標をもつ人生」から「目標を捨て去る人生」へ
□人断捨離は究極の人間関係
「人を求めるな」
☆「学力づくりで学校を変える」 久保齋 子どもの未来社 ② 2002年【再掲載 2012.8】
◇キーワードは「授業で鍛える」(2)
□「さかのぼり指導」で子どもたちを鍛える
授業の中で学習能力を高める
= 授業の中のさかのぼり指導で、授業を通して子どもたちの学習能力を高めていく
~ 学校を挙げての取り組み
□生徒指導上困難な子の特徴
= 幼稚で学力が低く認識力が弱い。
◎ できる子もできない子も楽しめる授業
自分が賢くなるだけでなく、自分の頑張りや意見の発表が友だちを賢くしていくの
だと自覚し授業に望む態度 = 学習規律
↓
◎ 授業の中にさかのぼり指導でしっかり位置づけ
□今後の研究課題は「読解力」
落ちこぼし = 読解力のオチコボレ
~ 他教科との相関
読解力の育成
① 音読と漢字の力を付けること ←指導方法の改善工夫
② 読解技術の習得 読解力プリント
③ 論理的思考の涵養
④ 読書,会話 ~ 言語環境の質的な向上
|
国語の授業改善
◎「教師の発問をしっかり板書し,全員が答えを用意して授業に臨む」
□「計算力は学力回復の牽引車」
百マス計算の魅力
「基本計算」習熟
・一位数の加法
・二位数ひく一位数減法
・かけ算九九
・二位数わる一位数あまり繰り下がり
・百マス計算
・百問わり算(基本計算の集大成) 三木俊一氏
特徴 簡便性・網羅性・タイム=評価の明確化
模擬授業
- 全校で百マス計算に取り組むために
◎ 昨日の自分との競争
□9・10月は「計算力アップ月間」
百マス計算に全校で取り組む
※「昨日の自分に勝つむが合い言葉
× 訓練主義 根底は学習欲と自己肯定感を養う。
□1年目の成果と教訓は?
合い言葉 : 授業で鍛える
①「個を鍛える」個との大切さ
② 授業の中に「努力すれば,その努力に比例して成果が子ども自身に分かる」取り組
みが配置されていなければならない。
努力と成果の関係が見えること → 自己肯定感に
③ 子どもたちの6年間の学力形成に学校として責任をもつ学力は,決して「履修主義」
で付くものではない。
◇「基礎基本プロジェクト」の取り組み
□一年目の取り組みを踏まえ,2年目がスタート
・宿題を毎日出す
= 家庭学習の習慣を宿題を通して確立させ,生活のリズムを整える
宿題を出し,教師がコンダクターとなって家庭学習の習慣を付けさせる。
・対宿題4分類
ⅰ 一切宿題なし型
ⅱ 課業の残り型
ⅲ 自由勉強型
ⅳ 家庭学習習慣確率目的型
・小学生
① 生きる目標を持っていること
② 自己教育をはじめるのに必要なそれなりの学力を持っていること
③ 一人学習の習慣が身に付いていること
□「百日で子供を変える」をスローガンに
学習能力と学習規律の確立と表裏一体のものとして
基礎基本プロジェクト
① 基礎基本の充実
② 学習規律の確立
③ 授業改善の取り組み
□学習規律の到達度を明らかにしたクラス作り
クラスの現在のレベルを掴む
学習規律の到達度をステップとして表す
□「理想の授業」をめざす授業
子どもの立場に立って授業を改善しよう
教師同士励まし合って実践する雰囲気に!
ほんのわずかでもベクトルが上を向けば評価し合う