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読書ノート「宿題」④ / 「感じのよい人といわれる人いわれない人」斎藤茂太 新講社 1998年 ①【再掲載 2017.1】 [読書記録 教育]

今回は、12月 1日に続いて、わたしの教育ノートから、
キーワード「宿題」 4回目の紹介です。

三十数年前からの教育ノート。
古い記録が多いのですが。



今回も前回に続き「自学」の宿題についての紹介です。
「自学」は「自主学習」と呼べばよいのでしょう。

「自学」のイメージをもつことができるでしょうか。



もう一つ、再掲載となりますが、「モタさん」こと齋藤茂太さんの、
「感じのよい人といわれる人いわれない人」①を載せます。
無理せず、楽に感じよく、が書かれています。





<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





◇子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」




ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。





☆読書ノート「宿題」④


◇自学ノート(低)
 
1 自学システム 

   ノートの使い方

   提出方法及び配布法

   赤サインペンの約束



 
2 自学ノートにページを書かせる




3 自学メニューの一覧 

   選択に正の字




4 ノート冊数によりラベルの色を変える




5 製本(修了式に)









◇自学メニュー
 
Ⅰ 教科メニュー


Ⅱ 総合発展メニュー


Ⅲ 評価・目標メニュー


 
◎基本テーマ

 ・今日のなるほどベスト10 箇条書き10個

 ・なるほど日記-学校-
 
  条件1 書き出し

   「今日○○のときになるほどと思ったことがある」

      
  条件2 どこでもいいから「なるほど」を使う

   
 ・なるほど日記-家庭-


 
◎「今日の○と△」

  ○は一生懸命したこと

△は問題点








◇自学

 「新しい学力観に必要なのは指導技術ではなく,子どもたちの学習システムである」
(岩下)

 自学メニュー 
   時々に最適なものを


 <自立を促す授業-四つの場面>足助中

1 学習計画作りの場 


2 一人学び・一人調べの場

  
3 発表や討論の場 


4 自己評価の場
 



□自学と授業の直結

 小さな成就観をこそ

 予習に重点
 


□「自学メニュー作り」システム

「自学メニュー」 + 「自学推薦メニュー」

 段階
  ① 教師が自学メニューをすべて提示する

  ② 子どもが少しずつ自学メニューを提示するようになる

  ③ 完全に子どもが自学メニューを提示する

  ④ 一人一人の子どもが「自分の自学メニュー」を作る








◇自学システム
 
□中野重人「子どもは変わった」 → 学校も変わらなければならない
・我慢と頑張りの学校からの脱却
  
・大人の学校からの脱却



 ◎「参画」がキーワード
保護者と遊ぼう 遊ぼう会








◇自学メニュー

  テレビ文化 自学

   と 自主学習(自分で学ぶ)

  成績主義 自己学習(自分を学ぶ) → 新しい学力観

 
□自学ノート

 ① 今日のなるほど 

 ② 今日のなぜ

 ③ 今日のおもしろい 

 ④ 今日のうれしい

 ⑤ 今日の悲しい

 ⑥ 今日の言いたい

 ⑦ 今日の自信

 ⑧ 今日の美しい


□Aメニュー

 「学び」を促すメニュー
・私の好きな○○ベスト5 

  ・今私に必要なことわざ

  ・クラスのチャンピオン 

  ・○学期前進した子ベスト3

  ・○○ウォッチング 
  
  ・○○についての意見 

  ・○○の問題作り

  ・今日の新聞から 

  ・今日のテレビニュースから 

  ・折句 

  ・四コママンガ

  ・あるといいなこんなもの(図を入れて)

  ・今日の○と△
  


□Bメニュー

 ドリル的練習
・○年生の好きな漢字ベスト10

・○年生の間違えやすい漢字ベスト10

  ・漢字で書くクラスの友達の名前

 ・漢字ズームアップ

・好きな詩の視写


※ 学びの雰囲気
 

□自学メニュー作り

 ① 自学の時間を示す

 ② メニューはお任せ

 ③ おもしろいこと・楽しいことを味わわせる

 ④ 常に肯定的に受け止める















☆「感じのよい人といわれる人いわれない人」斎藤茂太 新講社 1998年 ①【再掲載 2017.1】

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◇リラックスできる人

□感じの良い人は気持ちよくサーブを打つ

 - 初対面が大切



□行為の表現の練習を



□場数を踏む



□感じの良い人は強い心の持ち主で



□腹の立つことをぐっと押さえて自分の内で処理できる強さ

 共食 - 人間だけ

 相手の痛さに心が及ぶ

 ◎「自分も気付かぬ内に人に嫌な思いをさせているかもしれない」と思える人



□「感じの良くない人」よ「他山の石」でありがとう

 「感じの良くない人」は自己中心に世界が回る

 「感じの良くない」は自分が王様でないと気が済まない人

 「感じの良くない」は一時的に成功することがある
  自己顕示欲の強い性格の人はあるところまで成功



 都合良く自分がいいポストに就ける

 一時パッと繁栄することもあるが結局負けていく

    → 「他山の石」



□「感じの良い人」はいいタイミングで自分を出す

 時期とタイミングをわきまえよ



□「感じの良い人」は自分の「すき」を見せられる

 ×「私は百%完璧な人間でござい」

 
 ※ 人間は80%できたら上々 = 20%の隙を見せよ



□「感じの良い人」は自分の劣等感も楽しむ

 精神科患者 - 「百%完璧主義」を目指して行き詰まった人が多い        



◎長続きする人は大体謙虚
「能ある鷹は爪を隠す」
 






◇断り上手な人

□断り上手な人ほど信頼されている理由  

 上手にノー



□うまく断れればうまくつき合える    

 相手との距離を推し量る



□ユーモアは人と人との潤滑油

 よく笑い人を笑わせる冗談を言える人は好かれる



□芸は身を助けユーモアは心も助ける

 笑いには鎮痛効果
   笑ってくれる友人がいるから楽しめる



□聞き上手な人は相手にエネルギーを与えている

 話し上手な人ほど相手の気持ちがよく分かる



□まず相手の長所に触れ,耳を傾かせなさい

 地元を必ず褒める



□ちょこちょこ反省しても,他人の分までは反省しない



□自分の痛みに鈍感なら相手の痛みにも鈍感



□「思いやり」は想像力から生まれる



□「ほめたつもり」が感じの悪さにつながる



□「感じの良くない人」は十把一絡げで他人を見る



□甘みの中にちょっと塩をきかせよう

 ふだんはいい方に注目し,前面に   

 時々チラッと意見を
    


□トゲを引っ込めなさい

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