「主婦とサラリーマンのための経済学」朝日新聞経済部 2000年 後半 / 「学校教育うらおもて事典」佐藤秀夫 小学館 2000年 ①【再掲載 2016.9】 [読書記録 一般]
今回は、12月7日に続いて、朝日新聞経済部による、
「主婦とサラリーマンのための経済学」後半を紹介します。
20年前の出版(多分その頃読みました)と、古い本ですが、
要約を読み直して勉強になりました。
出版社の案内には、
「お金は、財政は、雇用は、モノは、日本経済は本当に大丈夫なのか? 預金者、納税者、
勤労者、消費者などの立場から、『不安の時代』の『処方箋』を探り出し、提示する。
朝日新聞連載『脱・不安の経済学』に加筆。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「国民所得比社会保障給付率 英独仏の半分強」
・「レーガン『税金は痛みを伴うべきだ』 痛税関が高いほど意識が高まる」
・「『一生を会社に捧げろ』と求めたのに
リストラ鬱病の増加-人為的 いじめで自主退職に」
・「米国-専門・責任がはっきりしているため『三遊間のゴロ』には手を出さない。」
・「大量の人員削減はトップの判断ミスの結果。自分がまず退職金なしで辞める
べきだ。人員削減で業績が向上しても功績ではない。」
「学校教育うらおもて事典」佐藤秀夫 小学館 2000年 ①【再掲載 2016.9】
もう一つ、再掲載となりますが、佐藤秀夫さんの
「学校教育うらおもて事典」①を載せます。
「大学」と「大学校」の違いがわかりました。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「主婦とサラリーマンのための経済学」朝日新聞経済部 2000年 後半
◇財政は大丈夫か?
□「箱もの」につぶされる
自治体の台所事情悪化
「箱もの」が福祉を押しつぶす
最低制限価格をなくし業者に談合を辞めさせれば工事費は15%は安くなる
□「火の車財政」より先に増税
韓国 - 構造改革に成功
日本の借金 600兆円 - 99年末GNPの108.5%
|
※ 無駄遣いと批判されようが動き出したら止まらない公共事業の縮図 = 建設国債
公共事業費 米英独仏 2~3%
日本 7%
※ 国民所得比社会保障給付率 英独仏の半分強
□無駄な施設はつくらない
ニュージーランド
バランスシート(賃貸対照法)
「現金主義会計」 → 「発生主義会計」
正しい資産評価
オーストラリア
予算正直法
□巣くう公共事業体(複合)
巨大な橋・海底トンネル → 何百億円事業に群がる企業
∥
※「ことがかなえば甘い蜜を皆で分け合おう」 = システム化した利権の構造
□サラリーマンは納税者か
源泉徴収
- 4217万人(1997)民間のみ
ナチスドイツに範
レーガン「税金は痛みを伴うべきだ」
痛税関が高いほど意識が高まる
□消費税が柱でいいのか
益税の問題
消費税の「逆進性」
優遇税制の再点検を
利子分離課税をなくし総合課税に ←→ 最高税率引き下げ?
◇雇用は大丈夫か
□「リストラ時代」を生き抜け
「一生を会社に捧げろ」と求めたのに
リストラ鬱病の増加-人為的 いじめで自主退職に
解雇のルールを法で明確に!
社育よさらば!
□退職金も「貢献度」次第
前払い制度増加
ポイント制 - ぶんどり合戦
□終身雇用で悪いのか?
「グローバル競争」の名の下に崩されようとしている。
↑↓
※米国- 専門・責任がはっきりしているため「三遊間のゴロ」 には手を出さない。
↑↓
ドイツ ワークシェアリング(一人一人の仕事量を削る一方賃金も減らす) 「ワークシェアリング」導入企業も
↓
※ 大量の人員削減はトップの判断ミスの結果。自分がまず退職金なしで辞
めるべきだ。人員削減で業績が向上しても功績ではない。
□能力・開発自分だけで
自分でキャリアデザインを
大丈夫? 失業の安全網
労組は雇用を守れるか
値切られる女性労働力
急増する派遣労働
起業 誰だって怖い
「二足のわらじ」を会社が認める「階段」を
◇モノは大丈夫か
□個人情報インターネットを乱舞
法規制も必要
□社会への願いも投資に託す
行動する株主
「社会的責任投資」日本でもエコファンド
□食べ物の「素顔」知りたい
顔の見える関係
□ゴミリサイクルは曲がり角
メーカーは最終責任を負っていない
使い捨ての価値観を見直して
□つくる,売る責任を明確に
PL法
□介護の市場化
急ピッチ
☆「学校教育うらおもて事典」佐藤秀夫 小学館 2000年 ①【再掲載 2016.9】
◇一条校
□正規の学校 = 学校教育法・第一条規定
文部省所轄
小学校・中学校・高等学校・大学・聾学校・盲学校
養護学校・高等専門学校・中高一貫校(中等教育学校)
□「正規の学校」観
専修学校と各種学校は含まれない
各種学校への道を選ぶ
自由学園(羽仁もと子)
文化学院(西村伊作)
明治学院
↓
在日外国人学校には極めて冷たい
国権主義的教育観
◇中学校
三等区分
大中小 ~ 明治日本の開発
中学入学
他の社会的特権性は認められなかった
◇大学校
□大学校 = 文部省以外の官公庁所管の学校の名称
□「大学」の登場
1886年 森有礼の「諸学校令」
最頂点-帝国大学に
「校」をつけない
□文部省の縄張りから外れたもの
警察大学校,防衛大学校,防衛医科大学校,海上保安大学校
~ 無視できない
◇予備校
□進学の予備 = 自校の専門教育課程への予備課程に他ならなかった
□受験の予備
公正な選抜 → 入学時の選抜試験の厳密化に収斂
|
ヨーロッパのような「二つの国民」の形成回避
↓
※ 受験予備 激烈化
□予備校の成立
私立大学によるものが多かった
◇父母会(保護者会)
□父兄,保護者そして父母
□「父兄」の系譜
1872年「学制布告書」最初で最後
□「父母後見人等」から「学級児童保護者」へ
1879「教育令」 - 父母及後見人等
1890「第二次小学校令」- 学齢児童ヲ保護スベキ者
1891「文部省令」
保護の内容
①就学させる義務主体
②授業料納入
父母 → 父母及戸主 → 後見人 → 後見人及戸主
1900「第三次小学校令」
学齢児童保護者
□「父兄会」と「母姉会」
父兄の存在?
親と学校との関係 = 特殊日本的事情
※親の協力のありよう
□制度管理・教育内容=「オカミの学校」
□維持・運営面 =「地域の学校」
教員給与 1940年まで地域負担
∥
親の金銭的・労働的な協力が不可欠
↑
□家族財産に権限を持つ「父兄」集団の協力
戸主会・父兄会が深く関わった
①ハード担当 「父兄会」年一回
②ソフト担当 「母姉会」しばしば
父兄会の母姉会化
1920年~
名目上は「母姉会」の解消,「父兄会」への吸収だったが,実体的には「父兄会」
の解体,母姉会への単一化という矛盾に満ちた過程であった。
∥
□母姉のみの父兄会は戦前から
西日本では「育友会」と呼ばれる
「主婦とサラリーマンのための経済学」後半を紹介します。
20年前の出版(多分その頃読みました)と、古い本ですが、
要約を読み直して勉強になりました。
出版社の案内には、
「お金は、財政は、雇用は、モノは、日本経済は本当に大丈夫なのか? 預金者、納税者、
勤労者、消費者などの立場から、『不安の時代』の『処方箋』を探り出し、提示する。
朝日新聞連載『脱・不安の経済学』に加筆。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「国民所得比社会保障給付率 英独仏の半分強」
・「レーガン『税金は痛みを伴うべきだ』 痛税関が高いほど意識が高まる」
・「『一生を会社に捧げろ』と求めたのに
リストラ鬱病の増加-人為的 いじめで自主退職に」
・「米国-専門・責任がはっきりしているため『三遊間のゴロ』には手を出さない。」
・「大量の人員削減はトップの判断ミスの結果。自分がまず退職金なしで辞める
べきだ。人員削減で業績が向上しても功績ではない。」
「学校教育うらおもて事典」佐藤秀夫 小学館 2000年 ①【再掲載 2016.9】
もう一つ、再掲載となりますが、佐藤秀夫さんの
「学校教育うらおもて事典」①を載せます。
「大学」と「大学校」の違いがわかりました。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「主婦とサラリーマンのための経済学」朝日新聞経済部 2000年 後半
◇財政は大丈夫か?
□「箱もの」につぶされる
自治体の台所事情悪化
「箱もの」が福祉を押しつぶす
最低制限価格をなくし業者に談合を辞めさせれば工事費は15%は安くなる
□「火の車財政」より先に増税
韓国 - 構造改革に成功
日本の借金 600兆円 - 99年末GNPの108.5%
|
※ 無駄遣いと批判されようが動き出したら止まらない公共事業の縮図 = 建設国債
公共事業費 米英独仏 2~3%
日本 7%
※ 国民所得比社会保障給付率 英独仏の半分強
□無駄な施設はつくらない
ニュージーランド
バランスシート(賃貸対照法)
「現金主義会計」 → 「発生主義会計」
正しい資産評価
オーストラリア
予算正直法
□巣くう公共事業体(複合)
巨大な橋・海底トンネル → 何百億円事業に群がる企業
∥
※「ことがかなえば甘い蜜を皆で分け合おう」 = システム化した利権の構造
□サラリーマンは納税者か
源泉徴収
- 4217万人(1997)民間のみ
ナチスドイツに範
レーガン「税金は痛みを伴うべきだ」
痛税関が高いほど意識が高まる
□消費税が柱でいいのか
益税の問題
消費税の「逆進性」
優遇税制の再点検を
利子分離課税をなくし総合課税に ←→ 最高税率引き下げ?
◇雇用は大丈夫か
□「リストラ時代」を生き抜け
「一生を会社に捧げろ」と求めたのに
リストラ鬱病の増加-人為的 いじめで自主退職に
解雇のルールを法で明確に!
社育よさらば!
□退職金も「貢献度」次第
前払い制度増加
ポイント制 - ぶんどり合戦
□終身雇用で悪いのか?
「グローバル競争」の名の下に崩されようとしている。
↑↓
※米国- 専門・責任がはっきりしているため「三遊間のゴロ」 には手を出さない。
↑↓
ドイツ ワークシェアリング(一人一人の仕事量を削る一方賃金も減らす) 「ワークシェアリング」導入企業も
↓
※ 大量の人員削減はトップの判断ミスの結果。自分がまず退職金なしで辞
めるべきだ。人員削減で業績が向上しても功績ではない。
□能力・開発自分だけで
自分でキャリアデザインを
大丈夫? 失業の安全網
労組は雇用を守れるか
値切られる女性労働力
急増する派遣労働
起業 誰だって怖い
「二足のわらじ」を会社が認める「階段」を
◇モノは大丈夫か
□個人情報インターネットを乱舞
法規制も必要
□社会への願いも投資に託す
行動する株主
「社会的責任投資」日本でもエコファンド
□食べ物の「素顔」知りたい
顔の見える関係
□ゴミリサイクルは曲がり角
メーカーは最終責任を負っていない
使い捨ての価値観を見直して
□つくる,売る責任を明確に
PL法
□介護の市場化
急ピッチ
☆「学校教育うらおもて事典」佐藤秀夫 小学館 2000年 ①【再掲載 2016.9】
◇一条校
□正規の学校 = 学校教育法・第一条規定
文部省所轄
小学校・中学校・高等学校・大学・聾学校・盲学校
養護学校・高等専門学校・中高一貫校(中等教育学校)
□「正規の学校」観
専修学校と各種学校は含まれない
各種学校への道を選ぶ
自由学園(羽仁もと子)
文化学院(西村伊作)
明治学院
↓
在日外国人学校には極めて冷たい
国権主義的教育観
◇中学校
三等区分
大中小 ~ 明治日本の開発
中学入学
他の社会的特権性は認められなかった
◇大学校
□大学校 = 文部省以外の官公庁所管の学校の名称
□「大学」の登場
1886年 森有礼の「諸学校令」
最頂点-帝国大学に
「校」をつけない
□文部省の縄張りから外れたもの
警察大学校,防衛大学校,防衛医科大学校,海上保安大学校
~ 無視できない
◇予備校
□進学の予備 = 自校の専門教育課程への予備課程に他ならなかった
□受験の予備
公正な選抜 → 入学時の選抜試験の厳密化に収斂
|
ヨーロッパのような「二つの国民」の形成回避
↓
※ 受験予備 激烈化
□予備校の成立
私立大学によるものが多かった
◇父母会(保護者会)
□父兄,保護者そして父母
□「父兄」の系譜
1872年「学制布告書」最初で最後
□「父母後見人等」から「学級児童保護者」へ
1879「教育令」 - 父母及後見人等
1890「第二次小学校令」- 学齢児童ヲ保護スベキ者
1891「文部省令」
保護の内容
①就学させる義務主体
②授業料納入
父母 → 父母及戸主 → 後見人 → 後見人及戸主
1900「第三次小学校令」
学齢児童保護者
□「父兄会」と「母姉会」
父兄の存在?
親と学校との関係 = 特殊日本的事情
※親の協力のありよう
□制度管理・教育内容=「オカミの学校」
□維持・運営面 =「地域の学校」
教員給与 1940年まで地域負担
∥
親の金銭的・労働的な協力が不可欠
↑
□家族財産に権限を持つ「父兄」集団の協力
戸主会・父兄会が深く関わった
①ハード担当 「父兄会」年一回
②ソフト担当 「母姉会」しばしば
父兄会の母姉会化
1920年~
名目上は「母姉会」の解消,「父兄会」への吸収だったが,実体的には「父兄会」
の解体,母姉会への単一化という矛盾に満ちた過程であった。
∥
□母姉のみの父兄会は戦前から
西日本では「育友会」と呼ばれる