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「教室の困っている発達障害をもつ子どもの理解と認知的アプローチ」宮口幸治 明石書店 2017年 ④(最終) /「死ぬのがこわくなくなる薬」エッセイ集8 中央公論社 1993年 上 【再掲載 2018.9】 [読書記録 教育]

今回は、1月24日に続いて、宮口幸治さんの
「教室の困っている発達障害をもつ子どもの理解と認知的アプローチ」4回目の紹介 最終です。



出版社の案内には


「長く医療少年院で矯正教育に関わってきた著者は、そこで出会う少年少女と学校現場で
 様々な困難を抱える子どもたちに共通の特徴、課題を発見する。医療少年院で実践し効
 果が得られた視点を通して教室で困っている子どもたちへの支援のヒントを解説。」


とあります。



今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「身体的不器用さとは?   発達性協調運動症(DCD) 5~11歳に約6%」


・「性加害の問題点
  ◎ルールの理解力  ◎ブレーキをかける力  ◎コミュニケーション力」


・「保護者に少しでも元気になってもらう」


・「早期に介入する意味で学校教育での取り組みがますます重要になる」





もう一つ、再掲載となりますが、井上ひさしさんの
「死ぬのがこわくなくなる薬」上 を載せます。
「60代の一年は50代の8か月 50代の一年は40代の9か月」を実感しています。





<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」




ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。






☆「教室の困っている発達障害をもつ子どもの理解と認知的アプローチ」宮口幸治 明石書店 2017年 ④(最終)

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◇身体的不器用さ +1

□課題

 ・手先が不器用、運動が苦手、物をよく壊す

・力加減ができない

・左右が分からない

 ・自分の身体の動きが予測できない
 


□不器用な非行少年達は致命的
 


□身体的不器用さとは?

 ◎ 発達性協調運動症(DCD)
     5~11歳に約6%



□不器用さは周りに知られてしまう
 


□身体的不器用さの特徴と背景 

 ・ 力加減できない

 ・ 物をよく壊す

 ・ 左右が分からない ~ 真似できない
   
 ・ 姿勢の悪さ 筋肉の調整機能  






◇性の問題

□課題

 ・ 相手にわいせつ行為をする

 ・ 人前で性的な行動をしてしまう

 ・ トイレを覗く

 ・ 援助交際をする

 ・ 小学生でエッチな本を読んでいる
 


□発達障害、知的障害をもつ性加害少年は最難関

 「不適切な相手を適切に」
   ※ 「適切に」が微妙



□そもそも性の問題とは何か

 P56に
  (1)性加害

(2)性被害

(3)性のマナー
 


□性加害の問題点

ルールの理解力 

 ブレーキをかける力

 コミュニケーション力
 


□性に必要なコミュニケーション力とは
 


□ブレーキをかける力とは? 

 心理的ブレーキ

 社会的ブレーキ



□本人の自覚がない性被害もある



□性のマナーは価値観に寄るところもある
 


□性教育から性の問題の教育へ 

 ※ 『性の問題行動をもつ子どものためのワークブック』





◇生育環境の問題と支援者の誤解

□課題

 ・ 虐待が疑われる

 ・ 手本となるモデルがいない

 ・ 保護者の理解が乏しい

 ・ 支援者の理解が乏しく、仕事をすぐに辞めてしまう



□不適切な養育と非行

 家庭の状況
 


□保護者の理解の乏しさ
 


□加害者の保護者 

 保護者に少しでも元気になってもらう



□支援者の理解

 仕事が続かない

 早期に介入する意味で学校教育での取り組みがますます重要になる




<具体的支援と学校教育の連携>
  

 ~ 途中まで 











☆「死ぬのがこわくなくなる薬」エッセイ集8 中央公論社 1993年 上 【再掲載 2018.9】

<出版社の案内>

浅草フランス座での失敗談、駆け出し作家時代のほろ苦い思い出、男勝りな亡き母の名セ
リフ―。ワープロ談義や「最上かつ最良の」文章上達法をまじえて自由自在に語る、井上
版「わが半生」の記。
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◇時間 

 年をとれば取るほど時間の流れは速くなる
     

 60代の一年は50代の8か月

 50代の一年は40代の9か月

 40代の一年は30代の10か月

 30代の一年は20代の11か月
 



◇コトバの溶解炉

 文学雑誌 
 
 = どんなページにも作家の力業が刷り込まれており,それを読みとることで、読者の
  言葉も鍛えられる
 



◇国語辞典

 自分は国語辞典の中で一生を過ごしている
 



◇文章上達法

 丸谷才一の「文章読本」を読め


 文章 
 ① 個性のない実用文

 ② 個性ある文章

  → いかに本を読み,少しでもいい文章家と巡り会う 



◇金ペン堂

 神田神保町三省堂書店斜め向かい 

 万年筆専門店
 



◇和算 

「和算家の旅日記」佐藤健一


 千葉胤秀・長谷川寛「算法新書」
千葉 文政11(1828)一関藩に採用・算術指南役

   |

 ◎ 当時の和算家は弟子が百点満点を取らないうちは先へ進もうとしなかった
 



◇三留理男

「飢餓」高名な国際報道写真家

 - 報道写真は不幸な現実と写真家との合体
 



◇木村光一

 イツモ静カニ笑ッテイル


◎日本人とは

「吐くほど食物を呑み込み,頭は金とセックスの他は空っぽのまま,ドブネズミ色の背広
 とゴルフウェアで車を走らせ,プロ野球と競馬の中継に耳を傾け,工業製品の優秀性に
 ごたくを並べ,我こそは世界一の民と思っている能面をかぶったような陰気な人々」

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「学び続ける理由99の金言と考えるベンガク論」戸田智弘 ディスカヴァートウェンティワン 2014年 ⑥ /「知識人99人の死に方」荒俣宏編 角川書店 1994年 ①【再掲載 2014.5】 [読書記録 教育]

「読書の3機能
① 親や先生が教えてくれないようなことを教えてくれる
 ② 他者の経験を自分の中に取り込める
 ③ 書く力を向上させてくれる」




今回は、1月23日に続いて戸田智弘さんの
「学び続ける理由99の金言と考えるベンガク論」6回目の紹介です。



出版社の案内には

「自分の人生を停滞させずに、変化、進化、成長していくためには、学ぶことは欠かせな
 い。『なぜ学ぶのか』『いつ学ぶのか』『どのように学ぶのか』などを、人生の先輩たち
 の名言を引用しながら自問自答したベンガク論。」

とあります。



今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「読書は能動的な精神の営み   江藤淳」


・「愚者は経験に学び賢者は歴史に学ぶ   ビスマルク」


・「よい文章を書く基本は読書にあると考えている。書く修練を積んでいなくても読んで
  いれば必要なときに書くことができる。     阿刀田高」




もう一つ、再掲載となりますが、荒俣宏さんの
「知識人99人の死に方」①を載せます。
その人らしさを感じることができます。




<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」




ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
2.jpg






<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。



☆「学び続ける理由99の金言と考えるベンガク論」戸田智弘 ディスカヴァートウェンティワン 2014年 ⑥

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◇読書の3つの機能

□№37 読書は能動的な精神の営み
             江藤淳『夜の紅茶』  

 人類がこれまで蓄積した知的遺物として最も効率的に学ぶことができるのが
     

 本という形態
テレビ … 受動的

読書  … 能動的で積極的な精神の営み
     

 江藤 読書は社会が◎◎を通じてその成員に強制する行為              
          |

 朝の読書運動 1988 千葉県女子高
  4原則 ① みんなでやる     

② 毎日やる

③ 好きな本でよい

④ ただ読むだけ

 
 

□№38 本を読む楽しみ … 努力を重ねて自分から楽しみを引き出す アレン


 

□№39 読書はぼくがぼくであることを忘れさせてくれる
                     デヴィッド・ゴートン(小説家)

  読書の3機能
① 親や先生が教えてくれないようなことを教えてくれる
      
    ② 他者の経験を自分の中に取り込める
      
    ③ 書く力を向上させてくれる


 

□№41 100円の本を買うことは、100人分の豊かな人生経験と知識を自分にインストー
    ルするのと同じといってよいでしょう
                                  吉岡友治


 

□№43 愚者は経験に学び賢者は歴史に学ぶ
                  ビスマルク


 

□№44 よい文章を書く基本は読書にあると考えている。
    書く修練を積んでいなくても読んでいれば必要なときに書くことができる。
                                 阿刀田高   
      
  読書を通して「知的な底力」をつけている 











☆「知識人99人の死に方」荒俣宏編 角川書店 1994年 ①【再掲載 2014.5】
 
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◇死の準備の準備 荒俣宏

 臨終


 仏教 
  葬儀
   「生涯にわたり犯してきた罪や不品行を臨終というラストチャンスに帳消しにして
    やろうとする善意の逆転ホームラン制度



   ※ 当人が人生の最終時点に体験するのは,客観的な「死」ではない。


 臨終という極めてプライベートな瞬間


 モンテーニュ
「我々が準備するのは死に対してではない。死はあまりにもつかの間のできごとであ
   る。我々は死の準備に準備するのだ」

 


◇手塚治虫 1928.11.3~1898.2.9

「今死んだら死んでも死にきれない」


「漫画はエスペラント語である」


 

◇有吉佐和子 1931.1.20~1984.8.30 和歌山生

「油屋おこん」の中断 躁鬱の予兆

 


◇永井荷風 1879.12.3~1959.4.30 小石川生

 「断腸亭日記」慶応大学教授 人間嫌い 身長180㎝


 金銭に対するエゴイズム 奇人・変人・文豪・個人主義

→ 支えるものは莫大な財産を入れたボストンバッグひとつ

 


◇谷崎潤一郎 1886.7.24~1965.7.30 

 耽美的エロティシズム

  - 女性への崇拝と侮蔑の二律背反

 


◇池波正太郎 1923~1990.5.3 江戸っ子七代目

 食い道楽 

 戦国武将もの,江戸市井もの,忍者もの,幕末維新もの

 


◇山本周五郎 1903.6.22~1967.2.1 山梨県生

 常に弱者の立場 


 人々のひたむきな生

 


◇久保田万太郎 1889.11.7~1963.5.6

 NHK 劇団文学座  社交家
 




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