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「学び続ける理由99の金言と考えるベンガク論」戸田智弘 ディスカヴァートウェンティワン 2014年 ① /「ペンは剣よりも強し」小泉信三 恒文社 1996年 ③(最終) 【再掲載 2012.9】 [読書記録 教育]

今回は、戸田智弘さんの
「学び続ける理由99の金言と考えるベンガク論」1回目の紹介です。



出版社の案内には

「自分の人生を停滞させずに、変化、進化、成長していくためには、学ぶことは欠かせな
 い。『なぜ学ぶのか』『いつ学ぶのか』『どのように学ぶのか』などを、人生の先輩たち
 の名言を引用しながら自問自答したベンガク論。」

とあります。



今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「学びというのは常に未来に向けて身を投じる勇気を要する営み」


・「激烈な変化の時代において未来の後継者となりうるのは学び続ける人間である。学ぶ
  ことをやめた人間は、過去の世界に生きる術しか残されていない。」


・「『君には無限の可能性がある』という言明と『君には有限の資源しか与えられていな
  い』という言明は同時に告げられなければならない。」


・「学ぶとは自分の資源を豊かにしていくこと」



もう一つ、再掲載となりますが、小泉信三さんの
「ペンは剣よりも強し」③を載せます。
ペンの力は恐ろしく大きなものをもっているということを、
ぜひ、メディアに関わる方は自覚していてほしいと願います。



<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」




ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。




☆「学び続ける理由99の金言と考えるベンガク論」戸田智弘 ディスカヴァートウェンティワン 2014年 ①

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◇はじめに
 
 学び

  ① 公的機関(学校)での学び

  ② 通信教育 カルチャー教室 語学

  ③ 読書による学習 年100~300冊



□№1「学びというのは常に未来に向けて身を投じる勇気を要する営み」内田樹



私が「学んだ理由」
◎「今の仕事を続けていく上で自分に足りない能力を補うため」

◎「今いる職場から抜け出し、自分の望む仕事に転職できるような知識や技術を身
     につけるため」

 
□№2 ウエイン・W・ダイアー
      
 1 わたしはそういう人間である  


 2 私は今までいつもそうだった
      

 3 それはどうしようもない    


 4 それは私の性分である
 
                |

 ◎世の中は刻々と変化している 学び続けなければならない        







◇1 なぜ一生学び続けるのか(1)

□№3 少にして学べば則ち壮にして為すことあり
    
 壮にして学べば則ち老いて衰えず
    

 老いて学べば則ち死して朽ちず    

     佐藤一斎『言志四録』       



 学び続けることの意味


 
□№4 教育の重要な役割は学習意欲と学習能力を身につけさせることである。
    
 学んだ人間ではなく、学び続ける人間を育てることにあるのだ。
    
 真に人間的な社会とは学習する社会である。
    
 そこでは祖父母も子どもたちもみな学生である。
    
 激烈な変化の時代において未来の後継者となりうるのは学び続ける人間である。
    
 学ぶことをやめた人間は、過去の世界に生きる術しか残されていない。
 
             社会哲学者 エリック・ホッファー『魂の錬金術』作品社         

 学ぶことをやめるとどうなるか


 
□№5 教育の現場では
   
 「君には無限の可能性がある」という言明と
   
 「君には有限の資源しか与えられていない」という言明は同時に告げられなければなら
 ない。
    
 矛盾した言明を同時に告げられることで
    
 初めて子どもたちのうちで「学び」は起動するのです
 
                      内田樹『呪いの時代』新潮社      
 ◎若年
無限の可能性と有限の資源

◎ 学ぶとは自分の資源を豊かにしていくこと













☆「ペンは剣よりも強し」小泉信三 恒文社 1996年 ③(最終) 【再掲載 2012.9】

<出版社の案内>
ペンの妄用の害は、剣の妄用の害に劣らない。ペンを執るものの責任を追求し、マルキシ
ズム批判の理論家としてその矛盾を鋭く指摘し、数々の知人について述べつつ人の生き方 を説く、珠玉の短編集。

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◇一辺倒の昨日と今日
□マルクス『共産党宣言』

 労働者には祖国はない。
 無いものを彼等から奪うことはできない。
階級が無くなれば国家もなくなるはず (レーニン)

↑↓

 スターリン
  「国家は死亡しない」



□中国共産党はなおさら



祖国の労働者はそれぞれの祖国のために他国の労働者と戦ったのである



□ネーション

 ネーションの利害と栄辱のために奉仕することを高い道徳と自ら課し、売国、 裏切り
の所業を持って厭うべく恥ずべき非行とする事実そのもの



 福沢諭吉
「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」

「独立の気力無き者は国を思うこと深切ならず」
  福沢は報国の重きを説いた


□リップマン

「ナショナリズムは共産主義より強い人間感情である」






◇民権と国権

「ナショナリズムとデモクラシーは歴史上においてはしばしば合流し或いは交錯して、い
 わば歴史の水路に急流や深淵や渦巻きをつくる」

    |

 福沢諭吉
  「文明を進めることによって日本の独立を全うしない」





◇二つの解散

□福沢諭吉

 「民権論と国家論」

 「天然の自由民権論は正道にして、人為の国家論は権道なり」

 「我が輩は権道に従う者なり」



 ◎ 日本の独立の保全なくして民権も正道もあったものではない





◇中ソ論的イデオロギー

1848『共産党宣言』発表

ヨーロッパのどこの国にもただ一つの普通選挙さえ実施されていなかった時代


 「国家死亡説」 
    スターリンも最初は肯定していた

しかし「資本主義から守るため国家は死亡することは許されない」とした



 相対する中ソ政府は明らかに労働者の支持を受けている

↑↓

 「労働者は祖国を持たぬ。彼等の持たぬものを彼等から奪うことはできぬ」はず





◇戦争と共産主義

 第一次大戦なくしてソビエト・ロシアは成立せず 

第二次大戦なくして共産党政権の殆どは成り立ちえず



マルクス
  「資本主義の発達が必ず疲弊と流行をもたらす」

→ ついに来なかった





◇自由と平等

□ゲーテ

「立法者にせよ革命家にせよ、平等と自由とを二つながらに約束するものは空想家でなけ
 ればいかさま師(シャルラタン)である」





◇徳教は目より入り耳より入る

 □福沢諭吉 

 「説教よりも実行が大切だ」
巧みな説教者 

    メンシュケンネル





◇みんな勇気を

「善を行うに勇なれ」 黙って傍観しているべきではない


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