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「新聞で学力を伸ばす」 齋藤孝 朝日新聞出版 2010年 ③(最終)  /「教師のためのセミナー・総合学習と新聞活用」 2000.10.21 於 中日新聞東海本社 ① -前半-【再掲載 2018.5】 [読書記録 教育]

今回は、1月6日に続いて、齋藤孝さんの
「新聞で学力を伸ばす」3回目の紹介 最終です。



出版社の案内には

「学習指導要領の改訂で新たに「新聞を読む」という項目が入った。実社会で求められる、
 伝える能力である実用日本語。その宝庫である『新聞』を教材として利用し、『考える
 力』や『表現する力』を培うためのポイント、家庭だからこそ簡単にできる学習方法を
 紹介。」

とあります。



今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「スクラップを続けていくとその子の関心領域が一気に広がる」


・「30秒てきぱきトレーニング」
- おもしろそうです。


・「 記者になったつもりで質問を考える」






もう一つ、再掲載となりますが、およそ20年前に中日新聞東海本社で行われた
「教師のためのセミナー・総合学習と新聞活用」①を載せます。
新聞を上手に利用すると、価値の高い授業をつくることができそうです。
また、受験勉強にも役立ちそうです。






<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」




ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。






☆「新聞で学力を伸ばす」 齋藤孝 朝日新聞出版 2010年 ③(最終)

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4 切り取る、書く、話す、新聞を使った実用日本語トレーニング

(1)新聞でトレーニング  スクラップ

□「スクラップ」と「30秒てきぱきプレゼン」

 ステップ1 新聞をスクラップ


 ステップ2 切り抜きをノートに貼り付ける <スクラップ>


 ステップ3 選んだ記事の重要ポイントとコメントを
ワークシートに書き込む         <プレゼン> 

 ステップ4 30秒てきぱきプレゼンにチャレンジ


 ステップ5 親子、兄弟、友人でディスカッション



□切って貼って新聞スクラップづくり
 
 見開き左ページに切り貼り



□スクラップする中で関心領域が広がっていく

スクラップを続けていくとその子の関心領域が一気に広がる



□スクラップは子どもによってどれも違ってどれも面白い

 100%を理解する必要はない





(2)さらに新聞でトレーニング

□「30秒てきぱきトレーニング」に挑戦



□プレゼンでは記事の要約とコメントが必要

 コメント 
  ① なぜこの記事を選んだのか?
  
  ② 記事を読んでどう思ったのか?
 
  ③ 記事に対する意見や定義

ノートP49に図



□「30秒てきぱきプレゼン」

 ① メイン(柱)

 ② 補足

 ③ 影響

 ④ 定義・意見


 ◎メインメッセージ → 補足情報 → 影響・意義
        
 ◎用意・スタートでストップウォッチ 

 ◎プレゼン後にディスカッションや質疑応答






(3)サブメニュー

□新聞式5W1Hの文章を書く練習をする

いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どのように



◎新聞の見出しを考える






5「実用日本語力」をさらに深めるためのアドバンス編 
 
□投書欄を読んでみよう



□「ひと」欄を読んでみよう  

 へえポイント3点を探そう

記者になったつもりで質問を考える



□「社説」に挑戦  

 複数の社説の意見を比べる

   実際に投稿や記事を書いてみる

「褒める」が大切









☆「教師のためのセミナー・総合学習と新聞活用」 2000.10.21 於 中日新聞東海本社 ① -前半-【再掲載 2018.5】 


◇西川代表(中日新聞東海本社)    

 NIE 総合学習の中で


 東海本社地区は先進地区

 


◇荒屋昌夫(中日新聞東海本社編集局長・平成10年~) 

 静岡県NIE推進協議会 事務局は静岡新聞


 今夏(2000年)NIE全国大会が横浜で開催された
話題
   ①「ルビないと読めないから教材にならない」と言う意見

   ②新聞紙としての利用もある


 昔は読むものが何もなかったから新聞を読んだ
→ 漢字を知らず知らずのうちに覚えた

 現在 読むものがあると…



現在 固定観念 情報 知識

※それ以外のものも…
  子どもの目は気付いている
             
  ① 一面下のカラードットは何か - 印刷

  ② 隅の穴は何か - 折りたたみ機械で引っかける


中日新聞のNIE
①「子供タイムズ」夕刊 → 朝刊へ
サンデー版? 

  ②「大図解」三宅さんへ依頼すれば…

1992年1月よりスタート
世界地図・日本地図+α

  ③「教育のページ」

水曜日
「生き生き通信」~保護者・読者へのお知らせ


 新聞社 読者の意見(ふれあいトーク)

  学校現場の声


  何らかの役に 助力
 



◇渡邊教諭(浜北市立の小学校=当時)

 全校24名の複式学級 「情報教育」指定校


 新聞4紙(一般2紙 子供2紙)


 新聞には教材としての利点も問題点もある
→ 留意点3点


 全校での取り組み
①「新聞記事から考える」週2回
記事紹介 + 感想・意見・考え → 全校給食事に紹介
(情報委員会)
ランチルームに掲示<学年別に>


  ②「新聞切り抜き作品づくり」
4月オリエンテーション 興味関心のあるテーマに

小学生は「どこからどこまで」が記事なのか分からない



環境作りを! 「テーマ毎に記事を整理する棚」
友達からも情報を


 教科への活用
複式ゆえのやり方も

初島小との交流 - テレビ会議

投稿欄の活用 - 意見を集める

国語 新聞から「漢字・地名」集め
「○○」部首の字をさがそう(ラジオ・テレビ欄で)

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