「京都御所西一松町物語」杉山正明 日本経済新聞出版社 2011年 ① /「好胤の言葉」高田好胤 学生社 2011年 ③【再掲載 2012.7】 [読書記録 一般]
今回は、杉山正明さんの
「京都御所西一松町物語」1回目の紹介です。
出版社の案内には
「京都御所の西にある小さな街区『一松町』から定点観測すれば、京都1200年の出来事
が鮮やかによみがえる。この町の住人でもある歴史家が、ローカル&グローバルな視点
で語る、まったく新しい京都歴史読本。」
とあります。
子どもが京都の学校に通っていた頃住んでいたのもこの近く。年に幾度か訪れて観光も楽
しんでおりました。
卒業して地元に戻ってからも、年に2、3回は行っていましたが、
一昨年の12月以来、行くことができません。
感染状況が早く落ち着いてくれることを待ち望んでいます。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「『洛に上る』ことが上洛」
・「知恩院 は 山城 平城 → 軍事拠点」
・「1880年代前半整備 = 御所付属の苑地 → 御苑」
・「東京行幸時に残った川端道喜(下鴨)と本田味噌(室町一条西北角)」
もう一つ、再掲載となりますが、高田好胤さんの
「好胤の言葉」③を載せます。
高田好胤さんは奈良薬師寺の管主、メディアによく登場なされていました。
亡くなられて20年以上すぎましたが、ユーモアのある分かり易い法話は覚えています。
現在も大徳寺大仙院の住職をお務めの尾関宗園さんの法話もすっと心に入ります。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「京都御所西一松町物語」杉山正明 日本経済新聞出版社 2011年 ①
◇まえがき
□京都
東半分「洛陽」→ 左京
残る ~ 京の都に行く 「洛に上る」上洛
西半分「長安」→ 右京
打ち捨てられる
□京都異界案内
六道珍皇寺
あの世とつながっているとされる(東山六波羅)
一条戻橋(上京)
戻る力キーワード 小野篁
晴明神社
□知恩院の巨容
知恩院 家康が母の菩提のため
山城 平城 → 軍事拠点
□今も魅せられたままの東福寺
知恩院 - 円山公園 - 八坂神社・高台寺 - 八坂の塔 - 霊山護国寺神社
- 清水寺・大谷本廟 - 東福寺
□山里と渓谷のイメージに佇む東福寺
知の総合センター
□美のエネルギースポット
女坂 東山七条 智積院、妙法院、三十三間堂、養源院、京都国立博物館
方広寺・豊国神社、蓮華王院
Ⅰ 京都のど真ん中 京都御苑とその周辺
1.中心は京都御苑
京都の人口150万人
大量の学生
東西700m×南北1300m
63万ヘクタール
江戸期:皇族・宮家・供花の屋敷がびっしり密集 ~ 公家町
「九門のウチ」「御築地内」
今出川御門
烏 乾御門 石薬印御門 寺
丸 中立売御門 清和院御門 町
通 蛤御門 寺町御門 通
下立売御門
堺町御門
1880年代前半整備
御所付属の苑地 → 御苑
2.豊かな自然と歴史・文化が同居する
5万本の樹木
3.道喜門と川端道喜の粽(ちまき)
小さな道喜門
東京行幸時に残った川端道喜(下鴨)と本田味噌(室町一条西北角)
<川端道喜と御所>
室町末期~明治2年 300年以上毎朝天皇の食事
<虎谷の歴史>
一条室町 1628年以前~
水戸黄門の福寿まんじゅう 皇女和宮の月見まんじゅう
☆「好胤の言葉」高田好胤 学生社 2011年 ③【再掲載 2012.7】
<出版社の案内>
薬師寺で絶大な人気を集めた故・高田好胤管長が、生前ラジオを通して全国の人々に語り
かけた法話の中から、今の時代に合った「心を救う話」を選んで収録。
◇幸せへの門出
自分の心で環境を変えていくことを真剣に!
気持ちの持ちよう ものは受け取りようの中に案外幸せというものがある
◎ 環境を支えるよりも心でその環境を変えていくという心掛け、わたしはここに存外幸
せへの門出があると思うのです
◇お乳の味がする話
昔 しつけ 娘時代に母親になる訓練が肉体的にも精神的にも
↓
これが今日足りないから悲劇が… = 訓練の欠如
「お母さんの話はとても下手だ。けれども、お母さんのお話にはお乳の味がする。今日学
校に来て話をしてくれた先生は、有名な先生だったけれども、あの先生のお話はミルク
の味がしなかった」
◎ 親の愛は理屈で割り切れない
◇門松は冥土の旅の一里塚
一休 門松は冥土の旅の一里塚
= 生あるものは必ず滅する
生まれてはつひに死ぬてふ事のみぞ定めなき世のさだめなりけり
◎ 二度とない人生、一つしかない命をやはり死というものは必ずある その死を生かす
ということが人生
◇魚は食われて成仏するか
知らないところで犯している罪が恐ろしい
◎ 魚を成仏させてやるように、一生懸命われわれは努力していいことをしなければと思
うのです。 牛や豚や鶏も…
◇幽霊が消えるとき
「幽霊はお前の心がつくっていた妄想なのだよ」
◇無我の心は一つ
仏さまの教え
「一生懸命努力しなさい。怠ってはいけません。すべてのものは移り変わるのだ」
◎ 自分の努力で自分の世界をつくり出していく
神や仏を完成させるものは人間の努力であるのだ
宗教の道は無我の心の真実は一つ
「清らかな心を持って努力するのが仏の教え」
◇人の詩を書いて「信」
「法」 水が去る
= 氾濫しないように洪水しないように水を去らしめる
∥
水を治める 天下を治める → 人を幸せにするのが政治家
◎ 人を幸せにするものであるべき法を悪用する人間は悪人の最たる者
「信」まこと
亀井勝一郎「言葉は精神の脈拍である」 言霊
= 人の詩はまことでなければならない
◇捨て身の行
「私どものほうでは、捨て身の行と申しまして、それが何のためになるかということは申
しません。」
◎ 何かこれをすればどうなるか、信心するから助かるというような、何かのためにとい
う行いが多すぎるのではないか
◇人間はなぜ二本の足で立ったか
プラトン
「人間は心の故郷である天の星を見上げている間に二本足で立つようになった」
~ 魂の故郷に心を振り向けることが大切
|
少しでも神に近付こうとする努力が二本足、頭を天に向けて立つようになった
∥
◎ よりよく生きなければならない
◇万物の長と万物の霊長
長と霊長 = 心 魂と会わせて健康
◇諸行無常と厄年
今日の優等生が明日の劣等生、今日の劣等生が明日の優等生
◎ 世の中のものはすべて移り変わってやまない = 努力を怠るべからず
諸行無常 = 一生懸命に努力せよ、怠けていてはならないという教え
生成発展していくその姿も諸行無常 消極的なものばかりではない
「人生は朝露の如く」
人生は輝かしいものを受け取る
厄年 … おおいに役立って働かなければいけない年齢
∥
◎ 積極的に物事の教えを受け取って働くのが人生の姿勢
「京都御所西一松町物語」1回目の紹介です。
出版社の案内には
「京都御所の西にある小さな街区『一松町』から定点観測すれば、京都1200年の出来事
が鮮やかによみがえる。この町の住人でもある歴史家が、ローカル&グローバルな視点
で語る、まったく新しい京都歴史読本。」
とあります。
子どもが京都の学校に通っていた頃住んでいたのもこの近く。年に幾度か訪れて観光も楽
しんでおりました。
卒業して地元に戻ってからも、年に2、3回は行っていましたが、
一昨年の12月以来、行くことができません。
感染状況が早く落ち着いてくれることを待ち望んでいます。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「『洛に上る』ことが上洛」
・「知恩院 は 山城 平城 → 軍事拠点」
・「1880年代前半整備 = 御所付属の苑地 → 御苑」
・「東京行幸時に残った川端道喜(下鴨)と本田味噌(室町一条西北角)」
もう一つ、再掲載となりますが、高田好胤さんの
「好胤の言葉」③を載せます。
高田好胤さんは奈良薬師寺の管主、メディアによく登場なされていました。
亡くなられて20年以上すぎましたが、ユーモアのある分かり易い法話は覚えています。
現在も大徳寺大仙院の住職をお務めの尾関宗園さんの法話もすっと心に入ります。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「京都御所西一松町物語」杉山正明 日本経済新聞出版社 2011年 ①
◇まえがき
□京都
東半分「洛陽」→ 左京
残る ~ 京の都に行く 「洛に上る」上洛
西半分「長安」→ 右京
打ち捨てられる
□京都異界案内
六道珍皇寺
あの世とつながっているとされる(東山六波羅)
一条戻橋(上京)
戻る力キーワード 小野篁
晴明神社
□知恩院の巨容
知恩院 家康が母の菩提のため
山城 平城 → 軍事拠点
□今も魅せられたままの東福寺
知恩院 - 円山公園 - 八坂神社・高台寺 - 八坂の塔 - 霊山護国寺神社
- 清水寺・大谷本廟 - 東福寺
□山里と渓谷のイメージに佇む東福寺
知の総合センター
□美のエネルギースポット
女坂 東山七条 智積院、妙法院、三十三間堂、養源院、京都国立博物館
方広寺・豊国神社、蓮華王院
Ⅰ 京都のど真ん中 京都御苑とその周辺
1.中心は京都御苑
京都の人口150万人
大量の学生
東西700m×南北1300m
63万ヘクタール
江戸期:皇族・宮家・供花の屋敷がびっしり密集 ~ 公家町
「九門のウチ」「御築地内」
今出川御門
烏 乾御門 石薬印御門 寺
丸 中立売御門 清和院御門 町
通 蛤御門 寺町御門 通
下立売御門
堺町御門
1880年代前半整備
御所付属の苑地 → 御苑
2.豊かな自然と歴史・文化が同居する
5万本の樹木
3.道喜門と川端道喜の粽(ちまき)
小さな道喜門
東京行幸時に残った川端道喜(下鴨)と本田味噌(室町一条西北角)
<川端道喜と御所>
室町末期~明治2年 300年以上毎朝天皇の食事
<虎谷の歴史>
一条室町 1628年以前~
水戸黄門の福寿まんじゅう 皇女和宮の月見まんじゅう
☆「好胤の言葉」高田好胤 学生社 2011年 ③【再掲載 2012.7】
<出版社の案内>
薬師寺で絶大な人気を集めた故・高田好胤管長が、生前ラジオを通して全国の人々に語り
かけた法話の中から、今の時代に合った「心を救う話」を選んで収録。
◇幸せへの門出
自分の心で環境を変えていくことを真剣に!
気持ちの持ちよう ものは受け取りようの中に案外幸せというものがある
◎ 環境を支えるよりも心でその環境を変えていくという心掛け、わたしはここに存外幸
せへの門出があると思うのです
◇お乳の味がする話
昔 しつけ 娘時代に母親になる訓練が肉体的にも精神的にも
↓
これが今日足りないから悲劇が… = 訓練の欠如
「お母さんの話はとても下手だ。けれども、お母さんのお話にはお乳の味がする。今日学
校に来て話をしてくれた先生は、有名な先生だったけれども、あの先生のお話はミルク
の味がしなかった」
◎ 親の愛は理屈で割り切れない
◇門松は冥土の旅の一里塚
一休 門松は冥土の旅の一里塚
= 生あるものは必ず滅する
生まれてはつひに死ぬてふ事のみぞ定めなき世のさだめなりけり
◎ 二度とない人生、一つしかない命をやはり死というものは必ずある その死を生かす
ということが人生
◇魚は食われて成仏するか
知らないところで犯している罪が恐ろしい
◎ 魚を成仏させてやるように、一生懸命われわれは努力していいことをしなければと思
うのです。 牛や豚や鶏も…
◇幽霊が消えるとき
「幽霊はお前の心がつくっていた妄想なのだよ」
◇無我の心は一つ
仏さまの教え
「一生懸命努力しなさい。怠ってはいけません。すべてのものは移り変わるのだ」
◎ 自分の努力で自分の世界をつくり出していく
神や仏を完成させるものは人間の努力であるのだ
宗教の道は無我の心の真実は一つ
「清らかな心を持って努力するのが仏の教え」
◇人の詩を書いて「信」
「法」 水が去る
= 氾濫しないように洪水しないように水を去らしめる
∥
水を治める 天下を治める → 人を幸せにするのが政治家
◎ 人を幸せにするものであるべき法を悪用する人間は悪人の最たる者
「信」まこと
亀井勝一郎「言葉は精神の脈拍である」 言霊
= 人の詩はまことでなければならない
◇捨て身の行
「私どものほうでは、捨て身の行と申しまして、それが何のためになるかということは申
しません。」
◎ 何かこれをすればどうなるか、信心するから助かるというような、何かのためにとい
う行いが多すぎるのではないか
◇人間はなぜ二本の足で立ったか
プラトン
「人間は心の故郷である天の星を見上げている間に二本足で立つようになった」
~ 魂の故郷に心を振り向けることが大切
|
少しでも神に近付こうとする努力が二本足、頭を天に向けて立つようになった
∥
◎ よりよく生きなければならない
◇万物の長と万物の霊長
長と霊長 = 心 魂と会わせて健康
◇諸行無常と厄年
今日の優等生が明日の劣等生、今日の劣等生が明日の優等生
◎ 世の中のものはすべて移り変わってやまない = 努力を怠るべからず
諸行無常 = 一生懸命に努力せよ、怠けていてはならないという教え
生成発展していくその姿も諸行無常 消極的なものばかりではない
「人生は朝露の如く」
人生は輝かしいものを受け取る
厄年 … おおいに役立って働かなければいけない年齢
∥
◎ 積極的に物事の教えを受け取って働くのが人生の姿勢