「学び続ける理由99の金言と考えるベンガク論」戸田智弘 ディスカヴァートウェンティワン 2014年 ⑨ /「伝統話芸講談のすべて」阿部主計 雄山閣 1999年【再掲載 2012.8】 [読書記録 教育]
今回は、2月4日に続いて戸田智弘さんの
「学び続ける理由99の金言と考えるベンガク論」9回目の紹介です。
出版社の案内には
「自分の人生を停滞させずに、変化、進化、成長していくためには、学ぶことは欠かせな
い。『なぜ学ぶのか』『いつ学ぶのか』『どのように学ぶのか』などを、人生の先輩たち
の名言を引用しながら自問自答したベンガク論。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「実は文章を書くときに使ってきたものは殆どが盗んだものなのだ
ジュラルド・M・ワインバーグ」
・「始め方と終わり方が難しい。ここをどう処理するかは技術である 野口悠紀雄」
・「殆どいつも私は、自分自身との会話を書いている。私自身と二人っきりで話している
こと L ヴィトゲンシュタイン」
・「100冊の本を読むことは100人の他者を自分の中に取り込むこと」
もう一つ、再掲載となりますが、阿部主計さんの
「伝統話芸講談のすべて」を載せます。
神田伯山さんによる講談ブームの話題が賑やかになっていますね。
SSブログにも、旭堂南陵さんの講談塾で活躍されている、
天神堂牛笛さん(1963年のオカジュンさん)がいらっしゃいますね。
平成9年度加入の項に名前がある 田辺一邑さんは、わたしと幼~高まで一緒の同級生。
田辺一鶴師匠への入門から早22年、一邑さんは、今や真打ちとして活躍されています。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「学び続ける理由99の金言と考えるベンガク論」戸田智弘 ディスカヴァートウェンティワン 2014年 ⑨
◇8わかりやすい文章を書くコツ
□№62 文章を書く2つの作業
① 考えをまとめる段階 大切
② それを実際に文章に書き表す作業
梅棹忠夫
「考えをまとめる」ということ
「材料を集める」+「アウトラインを考える」
□№63 …実は文章を書くときに使ってきたものは殆どが盗んだものなのだ
ジュラルド・M・ワインバーグ(作家)
学ぶことは真似ぶこと
□№64 「文を作る」と考えるから気が重くなるので、「文を借りる」と考えれば気が楽
になる
野内良三(文学者)
分かりやすい文章を書くコツは分かりやすい文章をたくさん読むこと
□№65 …始め方と終わり方が難しい。ここをどう処理するかは技術である
野口悠紀雄
書けるところから書いていく
□№66 文章の長さは女性のスカートみたいなもので、短ければ短いほどいいが、「肝心
な部分」は覆い尽くさなければならない
ミシガン大学で広がったとされる言葉
□№67 「対話的な気持ちで書く」というのが書き方のコツだと思う
丸谷才一
□№68 殆どいつも私は、自分自身との会話を書いている。
私自身と二人っきりで話していること
L ヴィトゲンシュタイン(哲学者)
□№69 筆に霊あり
古いことわざ
今日以降が本当の「書くということ」
□№70 筆者の骨折りと読者の骨折りとはまさに反比例を為している。
3度の書き直し
① 意味の推敲
② 字義の推敲
③ 音(?)の推敲
□№72 酔っぱらった頭で読み直すとこなれた文章になりやすい
山内志朗
読む読む読む
100冊の本を読むことは100人の他者を自分の中に取り込むこと
☆「伝統話芸講談のすべて」阿部主計 雄山閣 1999年【再掲載 2012.8】
<出版社の案内>
日本人と講談、成り立ち、種本と演出、小道具、高座風景…。そしてそれぞれの時代の名
人、講釈師たちについて。講談という独特の芸について、単なる概念論でなく、実際の現
場に則し、精緻且つ理論的に論じる。
◇日本人と講談芸
□多芸多能な日本人の特性
日本的精神構造の原点
天狗 - 猿田彦
精神活動のための三本柱
天照大神・須佐之男命・月読命
無類の柔軟性と中間性
芸能テクニックの一つとして
□伝統話芸の「講釈」の特色
民族的な受容力と多様性
講釈を生かすハリセンの登場
打つ数,リズム,打ち所,擬音的効果
◇前口上・講談芸の生い立ち
□講談の呼称とスタイル
講釈 → 講談
軍記物を聞かせる朗誦調,身分・人柄を生かした会話調
耳学問の使命を果たした解説調
□講談芸の舞台と小道具
「釈台」の大きな説得感
下半身が見えない
仕方ばなしの小道具,張扇(はりおうぎ) - 空白
七化けのハリセン
□講談芸ミニヒストリー
江戸の講釈場と講釈師
慶長年間
赤松法印
田辺南鶴
「田辺派の無本」そらで…
1807年~ 寄せ場 - どこでも許可 → 高座
伊東燕晋(湯島の燕晋)
天保幕末
初代・松林山伯圓(キワモン・新作)
初代・神田伯山
□明治庶民のパラダイス
明治17年
87軒
講談専門の「釈場」が落語主体の「落語席」
大正期の木戸銭と名手
松林伯圓 桃川如燕
◇前席
□一に音声二に拍子木三に記憶
□女流釈師4つのタイプ
① 優雅派
② 準男性派(翠月)
③ きっぱり派
④ 艶色派
中間派
□分裂
講談協会 宝井・一龍斎・小金井・田辺諸派
日本講談協会 神田派(山陽派) = ポルノ講談を庇護
◇平成釈陣
□一龍斎貞水(浅野清太郎)
東京生 S41真打ち
□宝井馬琴(山梨務)
清水市生 S41真打ち
□田辺一鶴(佐久間秀雄)
東京生 S48真打ち
□一龍斎貞花(朱宮正喜)
江南市生 S51真打ち
□神田翠月(遠藤朝子)
浜松市生 S51真打ち
・
・
・
・
・
・
□平成9年度加入
・
・
・
田辺一邑 浜松市生
平成9年田辺一鶴門下・前座見習い(1999年当時=ハマコウ註)
「学び続ける理由99の金言と考えるベンガク論」9回目の紹介です。
出版社の案内には
「自分の人生を停滞させずに、変化、進化、成長していくためには、学ぶことは欠かせな
い。『なぜ学ぶのか』『いつ学ぶのか』『どのように学ぶのか』などを、人生の先輩たち
の名言を引用しながら自問自答したベンガク論。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「実は文章を書くときに使ってきたものは殆どが盗んだものなのだ
ジュラルド・M・ワインバーグ」
・「始め方と終わり方が難しい。ここをどう処理するかは技術である 野口悠紀雄」
・「殆どいつも私は、自分自身との会話を書いている。私自身と二人っきりで話している
こと L ヴィトゲンシュタイン」
・「100冊の本を読むことは100人の他者を自分の中に取り込むこと」
もう一つ、再掲載となりますが、阿部主計さんの
「伝統話芸講談のすべて」を載せます。
神田伯山さんによる講談ブームの話題が賑やかになっていますね。
SSブログにも、旭堂南陵さんの講談塾で活躍されている、
天神堂牛笛さん(1963年のオカジュンさん)がいらっしゃいますね。
平成9年度加入の項に名前がある 田辺一邑さんは、わたしと幼~高まで一緒の同級生。
田辺一鶴師匠への入門から早22年、一邑さんは、今や真打ちとして活躍されています。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「学び続ける理由99の金言と考えるベンガク論」戸田智弘 ディスカヴァートウェンティワン 2014年 ⑨
◇8わかりやすい文章を書くコツ
□№62 文章を書く2つの作業
① 考えをまとめる段階 大切
② それを実際に文章に書き表す作業
梅棹忠夫
「考えをまとめる」ということ
「材料を集める」+「アウトラインを考える」
□№63 …実は文章を書くときに使ってきたものは殆どが盗んだものなのだ
ジュラルド・M・ワインバーグ(作家)
学ぶことは真似ぶこと
□№64 「文を作る」と考えるから気が重くなるので、「文を借りる」と考えれば気が楽
になる
野内良三(文学者)
分かりやすい文章を書くコツは分かりやすい文章をたくさん読むこと
□№65 …始め方と終わり方が難しい。ここをどう処理するかは技術である
野口悠紀雄
書けるところから書いていく
□№66 文章の長さは女性のスカートみたいなもので、短ければ短いほどいいが、「肝心
な部分」は覆い尽くさなければならない
ミシガン大学で広がったとされる言葉
□№67 「対話的な気持ちで書く」というのが書き方のコツだと思う
丸谷才一
□№68 殆どいつも私は、自分自身との会話を書いている。
私自身と二人っきりで話していること
L ヴィトゲンシュタイン(哲学者)
□№69 筆に霊あり
古いことわざ
今日以降が本当の「書くということ」
□№70 筆者の骨折りと読者の骨折りとはまさに反比例を為している。
3度の書き直し
① 意味の推敲
② 字義の推敲
③ 音(?)の推敲
□№72 酔っぱらった頭で読み直すとこなれた文章になりやすい
山内志朗
読む読む読む
100冊の本を読むことは100人の他者を自分の中に取り込むこと
☆「伝統話芸講談のすべて」阿部主計 雄山閣 1999年【再掲載 2012.8】
<出版社の案内>
日本人と講談、成り立ち、種本と演出、小道具、高座風景…。そしてそれぞれの時代の名
人、講釈師たちについて。講談という独特の芸について、単なる概念論でなく、実際の現
場に則し、精緻且つ理論的に論じる。
◇日本人と講談芸
□多芸多能な日本人の特性
日本的精神構造の原点
天狗 - 猿田彦
精神活動のための三本柱
天照大神・須佐之男命・月読命
無類の柔軟性と中間性
芸能テクニックの一つとして
□伝統話芸の「講釈」の特色
民族的な受容力と多様性
講釈を生かすハリセンの登場
打つ数,リズム,打ち所,擬音的効果
◇前口上・講談芸の生い立ち
□講談の呼称とスタイル
講釈 → 講談
軍記物を聞かせる朗誦調,身分・人柄を生かした会話調
耳学問の使命を果たした解説調
□講談芸の舞台と小道具
「釈台」の大きな説得感
下半身が見えない
仕方ばなしの小道具,張扇(はりおうぎ) - 空白
七化けのハリセン
□講談芸ミニヒストリー
江戸の講釈場と講釈師
慶長年間
赤松法印
田辺南鶴
「田辺派の無本」そらで…
1807年~ 寄せ場 - どこでも許可 → 高座
伊東燕晋(湯島の燕晋)
天保幕末
初代・松林山伯圓(キワモン・新作)
初代・神田伯山
□明治庶民のパラダイス
明治17年
87軒
講談専門の「釈場」が落語主体の「落語席」
大正期の木戸銭と名手
松林伯圓 桃川如燕
◇前席
□一に音声二に拍子木三に記憶
□女流釈師4つのタイプ
① 優雅派
② 準男性派(翠月)
③ きっぱり派
④ 艶色派
中間派
□分裂
講談協会 宝井・一龍斎・小金井・田辺諸派
日本講談協会 神田派(山陽派) = ポルノ講談を庇護
◇平成釈陣
□一龍斎貞水(浅野清太郎)
東京生 S41真打ち
□宝井馬琴(山梨務)
清水市生 S41真打ち
□田辺一鶴(佐久間秀雄)
東京生 S48真打ち
□一龍斎貞花(朱宮正喜)
江南市生 S51真打ち
□神田翠月(遠藤朝子)
浜松市生 S51真打ち
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□平成9年度加入
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田辺一邑 浜松市生
平成9年田辺一鶴門下・前座見習い(1999年当時=ハマコウ註)