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「僕が四十二歳で脱サラして妻と始めた小さな起業の物語」和田一郎 バジリコ 2015年 /「悲鳴をあげる学校」小野田正利 旬報社  2006年 ②(後半) 【再々掲載 2013.2】 [読書記録 一般]

今回は、和田一郎さんの
「僕が四十二歳で脱サラして妻と始めた小さな起業の物語」を紹介します。



出版社の案内には


「会社を辞めて14年、1000万円の元手で商売を始め、現在年商3億円。孫正義でもなく
 ホリエモンでもない、市井に生きる中年脱サラリーマンの泣き笑い起業奮闘記。」


とあります。



定年退職後、どうしようかと考えて読んだ本です。
起業のための心の準備のあり方を学ぶことができる本でした。
しかし、わたしにその心の準備はまだできていません。



今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「この本は『自分の満足する居場所を作りたいと思っている人のため』に書いた」


・「自営業の生存率は『中小企業白書』2005によると26.1% 1/4が生き残る世界」


・「三度四度とトライアルできる程度の少額資本で始められること」


・「誰かの『困った』を解決しよう」






もう一つ、再々掲載となりますが、小野田正利さんの
「悲鳴をあげる学校」②を載せます。
ときどき心が折れそうになることもあるわたしを励ましてくれます。
(再々掲載となりますが、要約を2回していたことが分かりました。)





<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」




ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。




☆「僕が四十二歳で脱サラして妻と始めた小さな起業の物語」和田一郎 バジリコ 2015年

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◇和田一郎

1959.3.8生 豊中市出身 京都大学農学部水産卒

大手百貨店に18年間 42歳で退職 アンティーク・リサイクル着物


 2003(有) ICHIROYA設立




◇起業にも2つの道がある 

小さな成功を 「自分の居場所をつくる」

   |

この本は「自分の満足する居場所を作りたいと思っている人のため」書いた


1「起業家」

成功 失敗 何万人に一人かがスポットライト



2「事業の成長よりも優先させるものがありどこかで満足する道」

  「自分の商売と居場所を見付ける道」



どちらが正しいかではない = 価値観の違い


   アメリカ イネナウトバーカー

1948 スナイダー夫妻

ブートストラッピング起業 外部資金を入れずに身の丈起業


 教訓 ◎自営業の生存率

「中小企業白書」2005 会社35.9% 個人11.6% → 合計26.1%

1/4が生き残る世界
          サクセスストーリーばかりではない 




◇最初のプラン

教訓 ◎起業する人に特定のタイプはあるか

こうあるべきという特定のタイプはない




◇会社を退職した日

教訓 ◎他人のアドバイスは役に立つか

聞くべき人のアドバイスは受け入れる - 使い分け




◇やめると言ったときの家族の反応

教訓 ◎何が何でも妻は説得せよ




◇退職直後の家計状況

教訓 ◎公的資金と奨学金は似ている

必須でも当たり前でもない




◇いったい自分に何ができるか

教訓 ◎起業の教科書をいくら読んでも答えは出ない




◇エスニックショップしかない

教訓 ◎教えを請えば教えてくれる




◇土壇場で思いとどまる

 コンセプトを固める
 
 教訓 ◎パッションだと人は言うけれど  



◇また振り出しに戻る

 三度四度とトライアルできる程度の少額資本で始められること
 
 教訓 ◎成功するための計算式 

一月100万円まで

引き返す勇気を!




◇そうだ、着物を海外へ売ろう

アメリカ 「イーベイ(e Bay)」オークションサイト


教訓 ◎辞めて初めて出合えるものがある




◇自分の名前で初めてものを売る日

 教訓 ◎何から手を付けるべきか

      売ることさえできれば他のことはあとからなんでも修正できる  

周囲を固めるよりまず糸口を見付ける




◇一番の問題は仕入れだった

教訓 ◎やってみなければ分からない




◇ライバル登場

教訓 ◎商才ってなんだ?




◇月商100万円を突破

オークション → 自社サイト

ドメイン「ICHIROYA」

教訓 ◎誰かの「困った」を解決しよう

      「地べたから商売を始める」やり方も 




◇僕の印象

教訓 ◎独立したら孤独になるか?

いったんは…




◇ハードワークな日々

教訓 ◎2~3年はハードワーク




◇メールニュースともう一人の師匠

教訓 ◎ブログの役割




◇その後

教訓 ◎いつの時代もバスはもう行ってしまったかのように見える 




◇和田一郎

 「僕が18年間勤めた会社を辞めたとき後悔した12のこと」Basilico










☆「悲鳴をあげる学校」小野田正利 旬報社  2006年 ②(後半) 【再々掲載 2013.2】

<出版社の案内>

全国で増えている親・地域からの理不尽な無理難題。2000超の事例から子どもを軸にし
た家庭・地域と学校をつなげる解決策を提示

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◇イチャモンは,どうしたら打開できるのか
  
□小野田の定理①

 「イチャモンは時と人を選ばない」 

 
  悪循環
    疑心暗鬼→自信喪失→過剰防衛→秘密主義

         
  教育の顧客は親ではなく子ども  


 
□小野田の定理②

 「教職員が子どもと触れ合う時間が減少するほどイチャモンは反比例して増える」

         
  すなわち教育改革病




 打開策① 「本質」と「現象」を見極めることの重要性


 打開策② ロールプレイングのすすめ - 具体的ケースから学ぶ
ロールプレイングの目的と進め方

攻める側の爽快感と守る側の苦渋
       「そうですね」ではなく「そうですか」が大事    


 打開策③ 打開策④ 打開策⑤ (略)


 打開策⑥ 話し合うことの大切さ なぜ


 打開策⑦ 一人で背負い込まないで共同化を!  
         
        = ターゲットは誰でもよい


 打開策⑧ 残念ながら解決できない場合もあります  
        
        = イチャモンのプロ


 打開策⑨ あと三年踏ん張ってみませんか

     (1)等身大で評価してもらうパフォーマンスを
   
     (2)総合的な面を投げ出さない

         むくわれない生徒指導,部活,特活こそ日本の学校教育のよい所






◇子ども「で」つながろう - 「イチャモン」の裏返しは「連携」
 
□保護者の皆さんへのお願い 
   
  肝心な子どもの状態は?

 

□トラブル = 子どもの成長の課題

 

□日本の学校は本当に「閉鎖的」なのか?

 ◎日本の学校ほど学校から家庭に対していっぱい情報が提供されている国はない
   
  = 24時間体制の日本の学校
  
 

□日本の学校の本質とは?
 
  協業体制を基本とした日本の学校  

   
  日本の教師は総合職 - 「校務分掌」
協業体制
    
 

□日本的な学校の特質を再評価する必要性
   
  膨大な生徒指導や生活指導の領域を抱えている

   
  日本の学校はモノサシが一つではない         
人口10万人あたりの犯罪発生率
日本-2007 イギリス-10633 ドイツ-8037 フランス-6386
アメリカ-3983

→ 日本の学校教育の成果が大
  
 
□「等身大の学校の姿」をみんなで確認 

「開かれた学校」 ←→ 重要なのは「自己の主体性と他者の尊重」



 ◎ これだけは,学校にありとあらゆることが持ち込まれ,まるでごみ箱のように扱わ
  れることになってしまう




※キーワード
 ①「学校に残る権威主義と思い上がり」


 ②「他者に無関心で不寛容な社会」


 ③「孤立する子育てと自子中心主義」

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