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「保険ぎらい 人生最大の資産リスク対策」萩原博子 PHP新書 2020年 /「父と息子の永い付き合い」松浦元男 鳥影社 1998年 ①【再掲載 2014.3】 [読書記録 一般]

今回は、萩原博子さんの
「保険ぎらい 人生最大の資産リスク対策」を紹介します。



出版社の案内には、


「『万が一の備え』といって、たくさんの保険に加入する『保険好き』は多い。しかし、 『生命保険』に入ったところで、病気にならないわけではないし、死なないわけでもな
 い。病気で入院(通院)したり、死亡したら、お金ができるだけである。それなのに、も
 っともらしい言葉で私たちを勧誘して、高い保険料を支払わせたり、いざ支払いとなる
 と、じつは制限や条件が厳しいという保険も多く存在する。限られた老後資金をムダな
 保険に費やすのは勿体ない!本書では、入ってはいけない保険、見直すべき保険を大公
 開。さらに、健康保険や公的制度を上手に活用することで、悠々自適な老後ライフを送
 る術を紹介する。保険の真実に踏み込んだ衝撃的な内容に、生命保険会社が青ざめるこ
 と必至!」


とあります。







今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「『よくわからない』では保険会社の思うつぼ」


・「生命保険は同じ条件なら保険料の安い保険がいい」


・「生保は命と健康を賭けた『不幸クジ』」


・「ほとんどの病気は『健康保険』でカバーできる」




もう一つ、再掲載となりますが、豊橋市の樹研工業の社長(出版時)松浦元男さんの
「父と息子の永い付き合い」①を載せます。
お父さんの子どもへの関わり方のヒントが詰まっている本です。


「……詰め込まれる知識より自分で体験を通して学んだ真実の方が遙かに素晴らしい。
 手間と時間と根気のいる勉強であり教育である。
  学校での勉強にいわれのないケチを付けようと言うのではない。学校以外でも大切な
 ことはたくさん覚えることができる。
ただ学校の成績だけに価値観をもち、これに一喜一憂していては、親が自分の子ども
 がもつ限りない可能性、豊かな本質を見失ってしまう。」

 「学校だけが教育のすべてではない」「学校なんて」でいいのではないかと、わたしは
思います。


昨日は卒業式。
担任する子どもをおくりだしました。
一昨年までの式とは違い、感染症対策のもとの子ども主役の大変よい卒業式でした。


今日は、お彼岸の中日、お墓参りに行こうと思っています。
夜は、自治会の会合。4月から、自治会の役デビューです。



<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」




ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。



☆「保険ぎらい 人生最大の資産リスク対策」萩原博子 PHP新書 2020年

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◇「よくわからない」では保険会社の思うつぼ
 
□生命保険がわかりにくいのは用語が難しいから
 


□難しい理由
  
 ① もれのない「完璧な言葉」で書かれているため


 ② 明治時代の言葉が多く使われているため

1762 世界初「エクイタブル生命(現アクサ生命)」


 ③ 保険加入者を減らさないため

 ※ 「生命保険は同じ条件なら保険料の安い保険がいい」
 


□生保は命と健康を賭けた「不幸クジ」

 普通のクジとは違う
 


□生保にはたった2つの保障しかない
   
 「死亡保障」と「入院(通院)保障」 

 どちらも掛け捨ての不幸クジ
 


□クジの該当者がいなかったら外れた人で山分けする

 配当 
  ① 死差配当 
  ② 費差配当
  ③ 利差配当

 ※ 数理計算がしっかりしてあるので余剰のお金が出たら戻したもらえる
 


□保険で貯蓄できると思うな

 これから入るなら「掛け捨て」がおすすめ
 


□迷わず保険料が一番安い会社を選べ

 営業パーソンの9割はマージンのために訪問する
   




◇生保加入の前に公的保険のチェック 

□支払った社会保険料はフル活用しなきゃ損
  
 夫が先立っても子どもが18歳になるまで支給される遺族年金①


 専業主婦が死んでも夫と子どもに支給される 遺族年金②


 障害を負っても克服するまで支えてくれる 障害年金
 


□ほとんどの病気は「健康保険」でカバーできる

 自己負担3割からさらに払い戻し  高額医療費制度
   
 高齢者ほど自己負担は軽くなる
      家族みんなで入院しても「世帯合算」出やすくなる
 


□まだまだあるいざという役立つもの

 ~P91  













☆「父と息子の永い付き合い」松浦元男 鳥影社 1998年 ①【再掲載 2014.3】

<出版社の案内>

場を選び時を読み、息子に語る度を計る。時には非情の大愛に立ち厳しく接し、時には最
愛の息子をしっかり抱きしめる。父親の切ないまでの息子への愛情が伝わってくる一冊。
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◇まえがき 「若いお父さんへ」
 
□子どもたちは真実が些かも感じられない価値観、倫理観などに抗議している

 
□問題の本質

 … 子どもが大人を信頼していないから  
        
   夫婦の真実と家族の愛と信頼


□愛しているからこそ乳離れ親離れを促し、自分たちも子離れする
      
 親離れできる子、独り立ちできる子、何にも勝る宝




◇巣立ちゆく息子 裸の付き合い
 
(風呂屋で刺青の男性に声を掛けた息子さん)

「いよいよあいつも独り立ちだなあ…25年間楽しい親子関係だったなあ。」

「おじいちゃん、汚れているのとれないよ。」

「…」

「どうしてこんなに汚したの」 ← タオルでごしごし(息子さんが刺青の男性を)

「坊主、お前はよい子だなあ。おじいさんのように体を汚すなよ。」

「うん、僕汚さないよ。こんなに汚すと、メッって叱られるよ」

「そうか、そうか。ぼうず、もういいよ。ああ、ありがとう」



「若いお父さん、よい子に育てろよ。それにはなあ、お父さんとお母さんが仲良くするこ
 とが一番大切なんだ。…分かっているとは思うけど。」

 
 ※ 反抗期 ←→ 自己防衛、自己主張、己の世界観


「夫婦で話し合い、教えるときには2人そろって叱ろうと言うことになった。一方が叱れ
 ば、もう一方へ。なぜそうか解説を付け、本人が納得したところで、わびを入れさせる。」




◇葦毛(いもう)湿原

 山登りの間違い 

 タナゴ取り




◇水泳  
 
 父親が教えるべきこと
 
  ~ 「自分の命は自分で守る」 水難と交通事故




◇手は洗わない

□過度の清潔感 - 用便の時だけで十分


□極端な潔癖性は百害あって一利なし

 ※ 真心込めて作られたものを感謝の心と共に美味しくいただくことは笑顔で出会う楽
  しい出会いと同じくよい出会いの始まり

 ◎ 清潔も行きすぎると過度の潔癖性になる




◇ムカデ凧

 浜松で5月3日の初凧 
   ムカデ凧作りの論戦 - 息子の正しさ




◇誕生日プレゼント

豊橋市 - 息子:吉田小学校 1学年2クラス80人

 友達からの誕生日プレゼント - 野菜の種




◇父、そして祖父、そして孫

「人間は一生勉強」毎日を前向きに




◇電車は立ったままで

多米町に住んでいる

 → 高知県へ転勤 → 豊橋




◇ポチ・メリー・ロクベエ

犬 ロクベエ(柴犬)・五郎(雑種)・メリー(雑種)・ポチ(雑種)




◇コレクション

「テストという作業で判断される結果は、その子のもつ人格の中ではほんの数%のこと」

~ 成績も大事かもしれないけれど、優しい心とか美しいものに感動する心とか、いろい
 ろなものから大事なことを学び取る柔軟な姿勢とか旺盛な好奇心などと大切なことはた
 くさんある。

詰め込まれる知識より自分で体験を通して学んだ真実の方が遙かに素晴らしい。

  手間と時間と根気のいる勉強であり教育である。

学校での勉強にいわれのないケチを付けようと言うのではない。学校以外でも大切な
 ことはたくさん覚えることができる。

  ただ学校の成績だけに価値観をもち、これに一喜一憂していては、親が自分の子ども
 がもつ限りない可能性、豊かな本質を見失ってしまう。


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