「10代からの子育てハッピーアドバイス」 明橋大二 一万年堂書店 2007年 /「折れない心をつくるシンプルな習慣」渡部卓 日本経済新聞社 2011年 ①(前半)【再掲載 2016.8 [読書記録 教育]
今回は、明橋大二さんの
「10代からの子育てハッピーアドバイス」を紹介します。
出版社の案内には、
「子どもの心を見失わないために、いったい何ができるのか。心身症や非行に走らせない
ために、ふだんから何ができるのか。10代という、困難な年頃を生きていく子どもた
ちを支えるヒントを、マンガやイラストを使って紹介する。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「子どもから話をしてきた時は,忙しくてもしっりり聞こう。」
・「子どもになるべく『ありがとう』と言おう。」
・「子どもの心配な行動や症状の根っこにあるのは『自己評価の低さ』」
もう一つ、再掲載となりますが、渡部卓さんの
「折れない心をつくるシンプルな習慣」①(前半)を載せます。
わたしはくよくよ悩むタイプ、うまくやり過ごす方法を身に付けたいものです。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「10代からの子育てハッピーアドバイス」 明橋大二 一万年堂書店 2007年
◇10代の子どもに接する十箇条
1 子どもを大人の力で変えようとする心は捨てて,肩の力を抜こう
2 「どうして○○しないのか」という子どもへの不平不満を捨てよう
3 今,現にある子どもの良さ,子どもなりの頑張りを認めよう
4 子どもへの指示,命令,干渉をやめよう
5 子どもから話をしてきた時は,忙しくてもしっりり聞こう。
6 子どもとの約束を守ろう
7 子どもに本当に悪いことをした時は素直に謝ろう
8 威嚇や冒険,体罰で子どもを動かそうという思いを捨てよう
9 本当に心配なことは,きちんと向き合って,しっかり注意しよう
10 子どもになるべく「ありがとう」と言おう。
◇見逃さないで,子どもの心のSOS
子どもの心配な行動や症状の根っこにあるのは「自己評価の低さ」
甘えない人が自立するのではなく,甘えた人が自立するのです
子どもが十代になると,甘えと反抗の行ったり来たりがとても激しくなる
10代に反抗するのは,子どもの心が健全に育っている証拠です
親が自分の不安から,過保護・過干渉しない
助けを求めてきたらしっかり受け止める
「肩の力を抜く」「あきらめる」ことも大切
子どもの現実を受け入れると,逆に子どもの良さが見えてくる
「どうせ親に話しても無駄だから」と話す子が多いのはなぜでしょう
本当に必要なことは恩着せがましく言わずに買う
助けを求めてきた時はしっかり答える
「いじめ」は犯人を特定して厳罰に処するだけでは解決しない 心のSOSのサイン
◎ いじめという暴力は相手を傷つけるだけでなく,その人が他の人に相談しようとす
る力まで奪ってしまう
暴力が相手に送るメッセージ
「あんたはたいしたにんげんじゃない」
「あんたは人間のくずだ」
◎ いじめという暴力は相手を傷つけるだけでなく,その人が他の人に相談しよう
とする力まで奪ってしまうものだということを私たちはよく考える必要がある
いじめられている人は決して弱くなんかない
なぜ親にも先生にも言えないのでしょうか
「いじめられている」「自殺したい」
※ 親には言えない心の叫びを子どもの変化から早めに読み取ることが大切
いじめの相談を受けた時に,絶対に言ってはならない言葉
×「もっと強くなれ」
× 「言い返せ」
×「おまえにも何か悪い所があるんじゃないか」
若い命がこれ以上犠牲になることを防がなければならない
◎ 本気になって取り組めばいじめをゼロにすることはできなくても半減させるこ
とはできるはず
◎いじめは,学校が真剣に取り組むべき最も重要な問題の一つです
いじめ対応
① いじめられた本人から,詳しく実際にあったことを聞く
② いじめられた本人以外で,周囲にいた人に,片っ端から実際の状況を聞く
③ いじめられた本人を呼んで事実の確認をする
中心になる人は一番最後に
④ 見込み捜査は絶対にしないけ
⑤ いじめを認めたら,相手の身になってよく考えさせ,反省を求める
⑥ ここからの対応が二つに分かれる
ⅰ 軽い気持ちでやった場合
ⅱ わざとやっている悪質な場合
⑦ いじめた子の親に話をする
⑧ 謝罪
生徒同士のトラブルの背景に子どもの家庭の事情が関係していることがある
◎ 不登校は,怠け,わがままではなく,身心の正常な反応であり「心のサーモスタ
ット」が稼働した状況
◎お釈迦様
「この世,苦しみのままで死ねば,必ず死んだ後も苦しみである。本来幸せになろう
と思ったら,この世から幸せの身にならねばならない」
子どもがいじめの被害に遭わないために親として気をつけること
① 普段から子どもの自己評価を高めそうな関わりをする
人と比較しない,子どもを否定しない,「ありがとう」と言う
② 何でも親に言える関係を作っておく
③ そのためには,子どもと話す時には子どもなりの努力を認め,信頼関係をつく
っておく
④ 子どもが親に話をしなくなった時にはどうすればよいか
↑
◎ わずかな甘えを大切に大切に育てていくのがポイント
◇明橋大二(あけはし だいじ)
昭和34年大阪府生 精神科医 京大医卒 真生会富山病院心療内科部長
☆「折れない心をつくるシンプルな習慣」渡部卓 日本経済新聞社 2011年 ①(前半)【再掲載 2016.8】
<出版社の案内>
メンタルタフネスを追究してきた第一人者が、ビジネスの修羅場で身につけてきた「折れ
ない心」をつくる実践法の数々から厳選紹介。
◇まずは理屈抜きで頭と心を和らげよう
□感情のコントロールには嗅覚を使おう
アロマ・エッセンシャルオイル
□心が折れそうなときは歌を聴こう 歌おう
◇折れない心をつくる考え方の習慣
□自分の悪い思考の癖をチェック
ショックをABC分析し反論(D)して合理的な受け止め方(E)に修正しよう
□いつも100点なんか不可能 = 70点を取り続ければ十分合格
→ 70点主義で行こう
□あなたの責任感とハードルは他人の120%
7割に告げても大丈夫
◎「まっいいか」「こんなこともあるさ」「大丈夫大丈夫」を口癖にしよう
□自分を過小評価するあなたは自己評価に20点プラスしよう
× 過小評価
□自分に対する他人の評価は7割で聞いておこう
× 鵜呑み
◎ 他人の自分への評価は7割で聞いておく
□わたしに対する他人の評価は十人十色のはず。
一人によるマイナス評価を鵜呑みにして悩む必要はない
□自分を他人と比較しない。
◎ 何を大事にして生きるのか自分のモノサシを持とう
× 他人と比較
□空気を読む力だけでなく、上手に空気を読まない力が大事
◎「わざと空気を読まない」力を付けよう
□良い結果はよいプロセスに付いてくる。
結果だけを見ずにプロセスを楽しもう
□決めつけは自分を苦しめるだけ。
「結局いつもこうだ」と決めつけない
→ 悪い一般化を修正する
□メンタフダイアリー
落ち込んだ日は日記を付けよう
苦手な相手であるほど相手の性格を把握すべき
◎ 「2.5人称」の距離で付き合う
◎「なぜそうなのか」を伝える 尋ねる
「自己開示」して自分をオープンにする
共通点を話す 相手を褒める
「のび太」から「しずかちゃん」に変身する
「10代からの子育てハッピーアドバイス」を紹介します。
出版社の案内には、
「子どもの心を見失わないために、いったい何ができるのか。心身症や非行に走らせない
ために、ふだんから何ができるのか。10代という、困難な年頃を生きていく子どもた
ちを支えるヒントを、マンガやイラストを使って紹介する。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「子どもから話をしてきた時は,忙しくてもしっりり聞こう。」
・「子どもになるべく『ありがとう』と言おう。」
・「子どもの心配な行動や症状の根っこにあるのは『自己評価の低さ』」
もう一つ、再掲載となりますが、渡部卓さんの
「折れない心をつくるシンプルな習慣」①(前半)を載せます。
わたしはくよくよ悩むタイプ、うまくやり過ごす方法を身に付けたいものです。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「10代からの子育てハッピーアドバイス」 明橋大二 一万年堂書店 2007年
◇10代の子どもに接する十箇条
1 子どもを大人の力で変えようとする心は捨てて,肩の力を抜こう
2 「どうして○○しないのか」という子どもへの不平不満を捨てよう
3 今,現にある子どもの良さ,子どもなりの頑張りを認めよう
4 子どもへの指示,命令,干渉をやめよう
5 子どもから話をしてきた時は,忙しくてもしっりり聞こう。
6 子どもとの約束を守ろう
7 子どもに本当に悪いことをした時は素直に謝ろう
8 威嚇や冒険,体罰で子どもを動かそうという思いを捨てよう
9 本当に心配なことは,きちんと向き合って,しっかり注意しよう
10 子どもになるべく「ありがとう」と言おう。
◇見逃さないで,子どもの心のSOS
子どもの心配な行動や症状の根っこにあるのは「自己評価の低さ」
甘えない人が自立するのではなく,甘えた人が自立するのです
子どもが十代になると,甘えと反抗の行ったり来たりがとても激しくなる
10代に反抗するのは,子どもの心が健全に育っている証拠です
親が自分の不安から,過保護・過干渉しない
助けを求めてきたらしっかり受け止める
「肩の力を抜く」「あきらめる」ことも大切
子どもの現実を受け入れると,逆に子どもの良さが見えてくる
「どうせ親に話しても無駄だから」と話す子が多いのはなぜでしょう
本当に必要なことは恩着せがましく言わずに買う
助けを求めてきた時はしっかり答える
「いじめ」は犯人を特定して厳罰に処するだけでは解決しない 心のSOSのサイン
◎ いじめという暴力は相手を傷つけるだけでなく,その人が他の人に相談しようとす
る力まで奪ってしまう
暴力が相手に送るメッセージ
「あんたはたいしたにんげんじゃない」
「あんたは人間のくずだ」
◎ いじめという暴力は相手を傷つけるだけでなく,その人が他の人に相談しよう
とする力まで奪ってしまうものだということを私たちはよく考える必要がある
いじめられている人は決して弱くなんかない
なぜ親にも先生にも言えないのでしょうか
「いじめられている」「自殺したい」
※ 親には言えない心の叫びを子どもの変化から早めに読み取ることが大切
いじめの相談を受けた時に,絶対に言ってはならない言葉
×「もっと強くなれ」
× 「言い返せ」
×「おまえにも何か悪い所があるんじゃないか」
若い命がこれ以上犠牲になることを防がなければならない
◎ 本気になって取り組めばいじめをゼロにすることはできなくても半減させるこ
とはできるはず
◎いじめは,学校が真剣に取り組むべき最も重要な問題の一つです
いじめ対応
① いじめられた本人から,詳しく実際にあったことを聞く
② いじめられた本人以外で,周囲にいた人に,片っ端から実際の状況を聞く
③ いじめられた本人を呼んで事実の確認をする
中心になる人は一番最後に
④ 見込み捜査は絶対にしないけ
⑤ いじめを認めたら,相手の身になってよく考えさせ,反省を求める
⑥ ここからの対応が二つに分かれる
ⅰ 軽い気持ちでやった場合
ⅱ わざとやっている悪質な場合
⑦ いじめた子の親に話をする
⑧ 謝罪
生徒同士のトラブルの背景に子どもの家庭の事情が関係していることがある
◎ 不登校は,怠け,わがままではなく,身心の正常な反応であり「心のサーモスタ
ット」が稼働した状況
◎お釈迦様
「この世,苦しみのままで死ねば,必ず死んだ後も苦しみである。本来幸せになろう
と思ったら,この世から幸せの身にならねばならない」
子どもがいじめの被害に遭わないために親として気をつけること
① 普段から子どもの自己評価を高めそうな関わりをする
人と比較しない,子どもを否定しない,「ありがとう」と言う
② 何でも親に言える関係を作っておく
③ そのためには,子どもと話す時には子どもなりの努力を認め,信頼関係をつく
っておく
④ 子どもが親に話をしなくなった時にはどうすればよいか
↑
◎ わずかな甘えを大切に大切に育てていくのがポイント
◇明橋大二(あけはし だいじ)
昭和34年大阪府生 精神科医 京大医卒 真生会富山病院心療内科部長
☆「折れない心をつくるシンプルな習慣」渡部卓 日本経済新聞社 2011年 ①(前半)【再掲載 2016.8】
<出版社の案内>
メンタルタフネスを追究してきた第一人者が、ビジネスの修羅場で身につけてきた「折れ
ない心」をつくる実践法の数々から厳選紹介。
◇まずは理屈抜きで頭と心を和らげよう
□感情のコントロールには嗅覚を使おう
アロマ・エッセンシャルオイル
□心が折れそうなときは歌を聴こう 歌おう
◇折れない心をつくる考え方の習慣
□自分の悪い思考の癖をチェック
ショックをABC分析し反論(D)して合理的な受け止め方(E)に修正しよう
□いつも100点なんか不可能 = 70点を取り続ければ十分合格
→ 70点主義で行こう
□あなたの責任感とハードルは他人の120%
7割に告げても大丈夫
◎「まっいいか」「こんなこともあるさ」「大丈夫大丈夫」を口癖にしよう
□自分を過小評価するあなたは自己評価に20点プラスしよう
× 過小評価
□自分に対する他人の評価は7割で聞いておこう
× 鵜呑み
◎ 他人の自分への評価は7割で聞いておく
□わたしに対する他人の評価は十人十色のはず。
一人によるマイナス評価を鵜呑みにして悩む必要はない
□自分を他人と比較しない。
◎ 何を大事にして生きるのか自分のモノサシを持とう
× 他人と比較
□空気を読む力だけでなく、上手に空気を読まない力が大事
◎「わざと空気を読まない」力を付けよう
□良い結果はよいプロセスに付いてくる。
結果だけを見ずにプロセスを楽しもう
□決めつけは自分を苦しめるだけ。
「結局いつもこうだ」と決めつけない
→ 悪い一般化を修正する
□メンタフダイアリー
落ち込んだ日は日記を付けよう
苦手な相手であるほど相手の性格を把握すべき
◎ 「2.5人称」の距離で付き合う
◎「なぜそうなのか」を伝える 尋ねる
「自己開示」して自分をオープンにする
共通点を話す 相手を褒める
「のび太」から「しずかちゃん」に変身する