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キーワード「生徒指導」⑧ /「昭和の仕事」澤宮優 弦書房 2010年 ①【再掲載 2013.12】 [読書記録 教育]

今回は、4月25日に続き、わたしの教育ノート(要約ノート)より、
キーワード「生徒指導」⑧を紹介します。




今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「忘れ物対策チェック 
  ①連絡帳を持ってきているか ②連絡帳に記載されているか ③チェックしているか」


・「いじめが起きやすいクラス
①生活が乱れているクラス  ②死んだように静かなクラス」


・「欠席者への配慮不足
①理由を知らないで平気でいる ②連絡し合わない ③机上が乱れている」


・「山本有三 『生きとし生きるもの』-かりんとう」
- 気に掛かります。








もう一つ、再掲載となりますが、澤宮優さんの
「昭和の仕事」①を載せます。
たくさんの職業を経験すること、どうだったのだろうと想像してしまいます。






<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

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☆キーワード「生徒指導」⑧


◇忘れ物
 
 ① 連絡帳   明日の持ち物確認


② 明日の用意をするときに連絡帳をチェックする

   ↓

□対策チェック 
  ① 連絡帳を持ってきているか

  ② 連絡帳に記載されているか

  ③ チェックしているか





◇今クラスに何が必要か(坂本光男)
 
□クラスが乾いている

 落書き  掲示物の傷  欠席した子の机上に配布物がそのまま

          ↓

 ◎ クラスに愛と規律と連帯を
 


□いじめが起きやすいクラス

 ① 生活が乱れているクラス
・チャイムが鳴っても席に着かない

  ・私語が多い

・掃除や給食の後が汚ない

  ・アメやガムの袋 →心が荒んでいじめが日常化

   ・級友をなじる落書き

・掲示物の乱れ

   ・馬鹿笑いや冷笑,嘲笑が多い


 ② 死んだように静かなクラス
・はっきりものを言わない子が多い

    ・ぐずぐずグループで行動

    ・授業中に紙片のやりとり

    ・珍しいものがすぐ広がる →刺々しいいじめ

    ・カンニング

    ・お金の貸し借りがこっそり

    ・誰かがほめられても拍手がない
 


□弱い立場の子  

  泣き虫   ぐずぐず  一緒にやれない


  暗い    体格・成績・容姿に弱点
 


□欠席者への配慮不足

 ・ 理由を知らないで平気でいる


 ・ 連絡し合わない


 ・ 机上が乱れている
 


□山本有三  
 『生きとし生きるもの』の中の「かりんとう」を読みたい
(以前、中学校の国語科教科書に載っていたとのこと=ハマコウ註)



□作文を

 ① いじめられたあのとき


 ② 先生に体罰を受けたあのとき


 ③ 親に殴られたあのとき



□いじめられる者の気持ち

 ○初期   
   学校へ行きたくない  

   夢を見てうなされる
 
   食事がのどを通らない

   死んでしまいたいと思う

  ↓

   ◎思い詰め
     いつか仕返ししてやろうと思う

  自分が誰かをいじめたくなる

   相手が死んでしまえばいい(殺してやる)と思う

  ※ 「いじめは絶対にゆるされない人間の行為だ」


 ○手術 

   ① いじめの事実をはっきりさせる=評価


   ② いじめられた者に事実を克明に発表させる(作文を読ませる)


   ③「いじめは絶対にゆるさない」ことを説く


   ④ 班ごとに「いじめ克服」の決議文を書き教室に掲示する


   ⑤ クラスに解決の定着化


   ⑥ 学年集会 + 関係父母と懇談
 


□いじめ解決・担任解決のポイント

 ・ 自分の体験とかかわらせて話す


 ・ できない子の立場になって提案する


 ・ リーダーには何が一番の苦悩かを考えて提示する


 ・ 加害者の気持ちも分かりつつことを進める
 


 ◎ 自分の胸をくぐらせた内容で切り込む

 ◎ 子どもへの愛は具体的に



□クラスに討議と愛を

 ◎ リーダーを育てることの重要性














☆「昭和の仕事」澤宮優 弦書房 2010年 ①【再掲載 2013.12】

<出版社の案内>

戦後、高度経済成長を経験した「昭和」という時代から学ぶことは多い。著者が注目した
のは忘れられた仕事の実態である。担ぎ屋、唄い屋、三助、隠坊、木地師、ねこぼくや、
羅宇屋(らうや)、ポンせんべい屋、よなげや、香具師、門付け、蛇取り師、カンジンどん、
まっぽしさん……。戦後引き揚げ者でもあるひとりの放浪詩人高木護の聞き書きを柱とし
て、生きるためにやってきた仕事、さらに各地で細々と続いている職人仕事なども含めて、
そこから見えてくるほんとうの豊かさと貧しさ、そして人はなぜ働くのか、その根源的な
意味を問いかける。
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◇はじめに

□放浪詩人 高橋護(熊本県出身) 

  昭和2年生


  九州一円を転々として約120種類の仕事に就いた


  その仕事のほとんどはなくなった → 機械化
※ 「効率、実用性、合理性」の名の下に




◇放浪詩人の仕事

□終戦直後(昭和21年 19歳) 

 弟妹5人の生活のための仕事


 1 炭焼き 

    
 2 作男(さくおとこ) - 農家住み込み
   


□放浪生活の始まり(昭和23年 21歳)

 3 チャンバラ劇団 

    
 4 思想団体常任委員 

    
 5 担ぎ屋 

    
 6 闇市番人 

    
 7 飴屋

    
 8 屋台店共同経営 

    
 9 古物商(ふるものしょう) 

    
 10 易者(半分けなして半分褒める「慰め屋」) 

    
 11 パンパン 

    
 12 焼き芋屋 

    
 13 作男



□福岡県久留米市(昭和25年 23歳)

 14 豚小屋番人 
  
    
 15 趙家顧問(?)

    
 16 金属回収業

    
 17 プレス工場重役
   
    
 18 ボロ選別工

    
 19 ポン引き

    
 20 紙芝居屋 
 
    
 21 どぶろく屋 

   → 詩人・松永伍一との出会い 


 22 文選工見習い
   


□再び熊本市へ(昭和28年 26歳)

 23 バラス採石工場 

    
 24 医薬代金集金人 

    
 25 山師 

    
 26 かにみそ屋
    
    
 27 書生  荒木精之「日本談義社」

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