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「こころ美しく京のお寺で修業体験」堀内克彦 淡交社 2015年 / 東井義雄さんの言葉⑦【再掲載 2012.1】 [読書記録 一般]

今回は、堀内克彦さんの
「こころ美しく京のお寺で修業体験」の紹介です。



出版社の案内には、


「そこにはきっと、あなただけの発見が待っている。観光で見るだけでは、もったいない!
 とっておきの京都修行体験&宿坊を紹介。」


とあります。



坊主BAR
坐禅
写経
宿坊

などについて詳しく書かれています。

感染状況が改善された時を楽しみに待っています。






もう一つ、再掲載となりますが、
「東井義雄さんはこんなことを」⑦を載せます。
「生活の論理と教科の論理」この頃聞かなくなりました。

左記「読んでいるブログ(RSS)」にある
「教育問題の解決方法を考える」ブログでも、東井さんの言葉がよく紹介されています。



<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト







ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。






☆「こころ美しく京のお寺で修業体験」堀内克彦 淡交社 2015年

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◇京都坊主BAR
 
 中京区油小路通蛸薬師下ル山田町526

 地下鉄「四条駅」徒歩10分



◇坐禅
 
 勝林寺  東福寺塔頭 HP前日予約1,000円



◇写経

大覚寺  右京区 1,000円



◇宿坊

 妙心寺 東林院(右京区) 右京区花園妙心寺町  1泊2食6,000円

 長楽寺 遊行庵(東山区) 東山区東大路通四条下ル西側 1泊朝食付8,200円 HP

 仁和寺 御室会館(右京区) 右京区御室大内33 仁和寺内 
1泊朝食付6,200円 1泊2食9,800円 HP

 鹿王院(右京区) 右京区嵯峨北堀町24
1泊朝食付4,500円

 智積院会館(東山区) 東山区東大路七条下ル東瓦町964
1泊朝食付6,670円 HP







☆東井義雄さんの言葉⑦【再掲載 2012.1】

◇生活の論理による教科の論理の止揚

□教科が大事にされる割に子どもが大事にされていない

 言葉を大写しにする・ぎゅうぎゅう考えさせる

  ↓

 その言葉だけを考えないでもっとはじめのところから読まなければ



□授業

 = 子どもの「生活の論理」を揺り動かし,練り鍛え,「教科の論理」に対決させなが
  ら,それを主体化させていく仕事,そうやって高まった「生活の論理」を更にまた,
  より高次な「教科の論理」に対決止揚されていく仕事   … それが授業 

     ∥

◎ 常に第一義は子ども




◇教科書をどう使い・どう活かすか

□読みを鍛える  

 この教材を終わればよいのではなく,次の道が開けていくようにという願いのもとで…


小学校高学年で
  →  変な言葉・おかしな言葉探し
 
言葉の世界に対する関心や認識を深める資料として

 

□話す力を鍛えるために

一時間の授業の中で例え3分でも5分でも目的的に話す指導を

(例)  あらすじを話す指導  挿し絵の活用



□劇活動への発展

 十㎝の道幅では自転車が走れない 


劇の中の言葉は磨かれた言葉である … みんなで教材の中につっこむ

  ※ 劇教材では一つ一つの言葉が生きてピチピチ動き出すまで,みんなで教材の中に
   突っ込んで行かなければならない。



□作文への発展

 教師の願い

 ~ 作文力を伸ばす

 ◎「『~』と言いました」が無くても分かる

  → その人らしい言葉


 常に書くことへの願いを持つ

 
 段落指導
  「書くこと」につながるつもりのない段落学習は本当の段落学習とは言えない



 ◎ 常に不断に日常の国語学習を「書く」ことへの発展の願いを込めて押し進めたいも
  のである



◎ 教科書の教材によって火が点ぜられてきた心情,そういうものの盛り上がりを作文
  活動に発展させることも
  
              ↓

 ◎ 教師の教材を見る「眼」の問題

   教材の中から「ねうち」を見つけ出す「眼」のない教師には教科書に引き回され
   ているより「手」がない

     |

 ◎ 陶行知『民族解放の教育』
役の二つの看板に浮浪児たちの民族の命に点火しうる「値打ち」が見えた




◇授業の工夫

□平板な授業にならないために

授業以前の「一人調べ」を
   
 … 相当なところまで自分を確立する必要性


◎ノート
     「起承転結」から「起承転々」へ(高見順)
 


□学習意欲を高める工夫

子どもと子どもを対決させぶつけ合わせること
※ 競争は副作用を持っている



◎ 教師がわざと間違った考えを述べて子どもの前に横たわってやる



□「身体で読む」読み方を育てるために

・これまでの暮らしを思い出しながら読む読み方

・その時その場の様子を思い浮かべる読み方

・自分だったら,私だったらと考えながら読む読み方

・文の中に何らかの解答を期待して読み深めていく読み方

・文章の論理と自分の生活の論理を厳しく対決させながら読み究めていく読み方



◎「どんなつもりでこの文を読んでいけばよいだろう」

   値打ち付けを
    ・「君は自分と比べる読み方をしているね」

・「君は決心する読み方をしているね」



<授業は生活の論理と教科の論理をかみあわせる-「教育問題の解決方法を考える」ブログより>

 子どもひとりひとりは、その子どもの感じ方、思い方、行ない方を持っている。その底
には、その子どもをして、そう感じ、そう思い、そう行なわせるような論理的なものがは
たらいている。

 その論理的な必然をさらに、堀り進んでいくと、父母の感じ方、思い方、教師の感じ方、
思い方にも続いていく。

 それから、家の財産だとか、地域の人たちの生活様式だとか、風習だとか、伝統だとか
も重要な関連を持っている。これらのものに支えられながら展開している子どもの感じ方、
思い方、行ない方の筋道を「生活の論理」とよびたい。

 子どもに教えようとすることがらは、客観化された「論理性」「法則性」を持っている。
そして、それは、そのことがらの中だけでなく、他の教えたいことがらの「論理性」「法
則性」ともつながっている。算数には算数の、国語には国語の、学問の筋道がある。それ
が「教科の論理」である。

 授業は「生活の論理」と「教科の論理」の効果的なかみあわせがないとだめである。

(東井義雄:1912~1991年 兵庫県生まれ 小中学校長、ペスタロッチ賞を受賞、地域の生活を取り上げる生活綴り方教育の代表的な実践家)
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「農業で成功する人うまくいかない人」澤浦彰治 ダイヤモンド社 2015年 ①(前半) /「東井義雄一日一言」米田啓祐・西村徹 致知出版社 2007年 ①【再掲載 2016.1】 [読書記録 一般]

今回は、澤浦彰治さんの
「農業で成功する人うまくいかない人」の紹介 1回目(前半)です。


わたしは4月から再任用として短時間雇用で勤めています。
少し時間ができたので、農作業をする時間が増えています。
これから先、再任用後のことを考えて、少しずつ農業の本を読んでいます。




出版社の案内には、


「農業が好きなだけではうまくいかない。お金儲けばかり考えていては失敗する。農業で
 成功する秘訣は何か?新規就農者を稼げる農家に育成してきた『野菜くらぶ』の手法を
 基に、『うまくいかない農家』から『成功する農家』へ変わるコツを学ぶ。」


とあります。





今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「『今日やれることは日が暮れてもやる』タイミングを伸ばさない」


・「5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)」


・「うまくいかない人は辞めるときの理由がいつも同じ
  『わたしに合っていない』『わたしがやりたいこととは違っていた』」


・「技術の習得が一番」




もう一つ、再掲載となりますが、米田啓祐さん、西村徹さんの
「東井義雄一日一言」①を載せます。
教育者であり、宗教者でもある東井義雄さんの言葉から多くのことを学びました。





<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト







ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。










☆「農業で成功する人うまくいかない人」澤浦彰治 ダイヤモンド社 2015年 ①(前半)

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◇農業で成功する人、うまくいかない人はどこが違うのか?

1 農業で成り立っている人から学ぶ 
    
   研修先が大切



2 ここ一番で頑張れる人は何が違うのか

   「今日やれることは日が暮れてもやる」タイミングを伸ばさない

   「将来よくなりたい」という願望を強くもつ



3 機械や道具をきれいに長く使う

   道具を大切に使うことで固定費を下げる
    
   整理整頓
     5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾) 

   無から有を生み出している

    ◎ 中古で入手できるものはすべて中古でそろえる



4 就農のための支援資金の使い方を間違えない

   技術が身に付くまでは就農のための支援制度を利用しない



5 労働時間は午前8時から午後5時までに縛られない

   時間に縛られていたら良質なものはできない

   誰もやらないことだから高付加価値がある



6 成功する農家はみんな高いモチベーションをもっている

  「継続的なやる気」 高いモチベーション
  
   うまくいかない人は辞めるときの理由がいつも同じ
     「わたしに合っていない」「わたしがやりたいこととは違っていた」    


   ◎ あきらめない意思とリーダーシップ



7 避けては通れない強い体づくり

   早くやりきる強靱な体力が必要



8 できないことに直面したらどう行動するか

   要望は細かく分けて時間軸で考える

   「夢に日付」を 故瀬戸雄三(アサヒビール元社長)



9 畑や作物よりもお金が好きではうまくいかない



10 適正規模で経営する

2つの変動費で考えよう
      
    ① 販売変動費    出荷手数料 段ボール代 輸送費  

    ② 栽培変動費    地代 種代 農薬費 資材費

   「技術」という資産
    ~ 技術の習得が一番



11 成功者は楽観的な考え方をしている



12「天候のせい」を本当の理由にしない 

事前にリスクを考えて準備をしておく






◇自分の領域を守りながら規模を大きくする

1 遣いどころを間違えない金銭感覚が大事

お金が振り込まれてもそれは自分のものではない

     = 資材、必要なもの、不作対策費  


5年で5倍の収入量になる

→ 機械に投資


成功するかどうかはお金の使い方で決まる



2 うまくいかない人は「甘い」と「優しい」を勘違い

人手不足でも注意できないのは大問題

    仕事に厳しく社員に優しい会社を目指せ 



3 強運を引き寄せる信用力

◎森町の篤農家・本多利吉さん

あいさつ、はたけをきれいに使う



4 経営計画は体を使って立てる

無関係な分野に広げない

ぶれない計画を立てる



5 どのステージで成功したいのかを考える

農業もチームプレーの時代へ

階層    作業者・管理者・経営者

ポジション 作物生産・営業部門・加工部門・管理部門・経営層



6 一流のプレーイングマネージャーを目指せ

現場主義



7「人を育てる」という勘違い 

◎「育てる」のではなく成長をサポートする



8 自己中心では協力者を失っていく



9 仕事と家族の両方を大切にするのが成功の秘訣

辛抱するのは対応できる組織ができるため





◇4人の独立した先駆者に学ぶ「成功の秘訣」

1 科目に淡々と進めることが大事(青森県のレタス農家の成功例)



2 女性でも農業はできる(静岡県で起業した女性経営者のケース)



3 周囲の人を引き寄せる(大企業から転職して起業したケース)



4 いつも明るく堅実に生きる(葉物野菜を新規に始めて成功した例)










☆「東井義雄一日一言」米田啓祐・西村徹 致知出版社 2007年 ①【再掲載 2016.1】

<出版社の案内>

“教育界の国宝”と呼ばれた「いのちの教育」の実践者が残した人生に光をともす言葉 
― 根を養えば樹はおのずから育つ。
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◇東井義雄  

 明治45年兵庫県但東町生 
   昭和32年「村を育てる学力」 平成3年逝去       

 「平和文化賞」(神戸新聞社) 

 「教育功労賞」(兵庫県・文部省) 

「ペスタロッチ賞」(広島大学) 

 「正力松太郎賞」



 ◎米田啓祐  
  
  昭和14年生 ようか読書会代表


 ◎西村徹   
  
  昭和35年生 但馬掃除に学ぶ会代表





◇はじめに

□いくらまわされても 

  「いくらまわされても 針は 天極を示す」



□命は一つよ 
 
 「生かされているいのち」

 「願われているいのち」 

 「父母をはじめ,目には見えない大いなるものなどによって生かされ願われている。」



□いのちの教育 
 
 森信三 
 「東井義雄氏の存在は,我が国現下の教育界の実状をかえりみる時,まさに国宝の名に
  値しよう」






◇1月 

□命は一つよ



□独来独去  
 
  大無量寿経 独り来たり,独り去り,一の随う者なし



□茶碗の模様



□「であい」の道を
  


□今日ただ今 二度とない人生,二度とない今日ただ今





◇2月 

□まむし                
 
  わが甲羅以外わが甲羅なし



□辛抱して貰って            
 
  せめてわたしも



□自分を教育する
   
  どこかに必ず光がある 

 「遺愛集」島秋人  



□自転と公転       
 
  人間にくずはない



□怒りや憎しみの炎
   
  - 我慢が消す水



□欲望の主人公             
 
  貧しく愚かに





◇3月 

□どの子も子どもは星         
 
  子どもこそは大人の父ぞ



□動作は言葉              
  
  非行少年は不幸少年 



□「しかし」「が」
 
  この子のおかげで



□子どもから学ぶ            
 
  いじらしい種の善意



□子どもの中の雑草



□志  
 
  中学校などの成績は頭の善し悪しの違いや学力の違いなどよりも「志」のある、なし
 が基本



□志の確立 
 
  甘い夢 

   「ぼくの十年先を見てください」


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