「実存カウンセリング」永田勝太郎 駿河台出版社 2002年 /「強く生きたいと願う君へ」坂本光司 WAVE出版 ①【再掲載 2014.6】 [読書記録 一般]
今回は、永田勝太郎さんの
「実存カウンセリング」を紹介します。
出版社の案内には、
「フランクルにより提唱された実存カウンセリングは、人間の精神における人間固有の人
間性、責任を伴う自由を行使させ、運命や宿命に抵抗する自由を自覚させ、そこから患
者独自の意味を見出させようとするものである。」
とあります。
2008年だったと思います。
朝方目が覚め、ふと付けたラジオで「ラジオ深夜便 こころの時代」を聴きました。
インタビューゲストは永田勝太郎さん(当時 浜松医科大学)でした。
どんな人生にも意味がある」との話に思わず引き込まれ、じんと涙が流れました。
永田勝太郎さんは、そっとわたしの背中を押してくれました。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「人間だれにもアウシュビッツはある。しかし、あなたが人生に失望しても、人生はあ
なたに失望していない。すなわち、あなたを待っている誰かや何かがある限り、あな
たは生き延びることができるし、自己実現できる」
・「アドラーはフロイドの弟子 - 『権力への意志』 地位、名誉、金銭
フランクルはアドラーの弟子」
・「いかなる極限状況に於かれても、人間には精神の自由性、態度決定の自由がある」
もう一つ、再掲載となりますが、
「人を大切にする経営学会」設立発起人の一人である坂本光司さんの
「強く行きたいと願う君へ」①を載せます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「実存カウンセリング」永田勝太郎 駿河台出版社 2002年
◇まえがき
□ビクトール・フランクル博士
1990年6月初めて会う
□実存分析(ロゴセラピー)を様々な疾患の治療に試みた
実存分析が奏功すると見事に立ち直ってくる、生命の量も質も改善
|
後年 西風脩先生と出会い尿17-KS-Sについて学んだ
(永田氏が)
下肢 筋膜炎 - ステロイド・ホルモン剤の副作用により
ステロイド・ミオバチー 四肢の麻痺
絶望の中で奥様のエリーさんからお手紙
「人間だれにもアウシュビッツはある。しかし、あなたが人生に失望しても、人生はあ
なたに失望していない。すなわち、あなたを待っている誰かや何かがある限り、あな
たは生き延びることができるし、自己実現できる」
↓
◎ 生きる力を授けリハビリに邁進
□日本実存心身療法研究会
橋口英俊先生(聖心女子大学)
ライフレビューインタビュー山崎美佐子先生
起立性低血圧・本多和夫先生(鳥取大学)
全人的医療・池見酉次郎(九州大学)
ステージ・デイ先生(ニューヨーク大学)
バリント方式・ルードン・プロッツァ先生(ハイデルベルグ大学)
東洋医学・大塚恭男先生(北里研究所東洋医学研究所)
寺沢捷年先生(富山医大)
◇実存カウンセリング
1 実存分析とは:その歴史と展開
フランクル(1905~1977)
精神療法 「ロゴセラピー」
フロイド
「快楽への意志」 - 人間を本能の衝動により駆り立てられる存在
アドラー
フロイドの弟子 「権力への意志」 地位、名誉、金銭
行動科学 パブロフ、ワトソン、スキンナーなどの学習理論
フランクルはアドラーの弟子
人間のこころ 「心理」動物と共通の衝動性、本能
「精神」人間特有 人間らしさ
実存分析
補完するものであり対立するものではない
ロゴセラピー
ロゴス:精神
実存 :① 人間存在のあり方
② 存在の意味
③「意味への意志」の発動
分析 :理解
◎ 我々人間は動物と共通の「心理性」と人間にしかない「精神性」の両者が混在し
ており、その精神性を刺激して目覚ますのが実存分析
2 実存分析の理論
人間のロゴスと訴える精神療法
ロゴス
① 人間存在のあり方
② 存在の意味
③「意味への意志」の発動
◎ 「いかなる極限状況に於かれても、人間には精神の自由性、態度決定の自由がある」
3 実存分析の技法
① 逆説思考
積極的に不安を起こさせようとするもの
② 反省除去
自分を活かすものに関心を向ける 「間」の活用
|
◎ 自己の苦悩をまず自ら受容し、同時にそこに意味を見出せるようにする視点であり、
そうした態度の育成を目標にしている
◎「意味への意志」の発動
4 実存分析の適用と選択
代表的適応疾患は
- 実存神経症、不安神経症
「実存心身症」
◇全人的医療と実存分析
1 実存的視点は全人的医療の核
実存的自己洞察による「内なる治癒力」の発動
2 全人的医療の3ステップ
① 対決・苦痛からの解放
② 全人的理解
③ 疾病予防
◇教育現場と実存カウンセリング
1 はじめに
2 拒食症の子ども
3 拒食症という現代病
4 意味の喪失の時代
5 思春期の特徴①~⑩
☆「強く生きたいと願う君へ」坂本光司 WAVE出版 ①【再掲載 2014.6】
<出版社の案内>
40年にわたり、6600社の働く人々の生き様を見てきてわかったこと―「勝つ」から強い
んじゃない。60万部!『日本でいちばん大切にしたい会社』シリーズ著者が贈る、人生の
教科書!動じない心をつくる15の法則。
◇はじめに
□中小企業経営専門家
モットーは「現場主義」
□ポイント
経営者・リーダーの資質
「人間性」「生き方」 - 「自律心」+「利他の心」
|
◎ 会社の強さの根源は経営者の生き方にある
◎日本理化学工業
大山泰弘 知的障害者雇用
◎伊那食品工業
塚越寛 いい会社を作りましょう
◎中村プレス
中村俊郎 義手・義足
↑↓
▲ 経営第一主義 利益第一主義 会社第一主義
※「本当に強い人は勝ち負けとは関係のない生き方をしている」
◇「なくてはならない人」になる(1)
□「なくてはならない人」になる、それが「力」をつけることだ
□「職場に希望を抱くすることすら間違い…」
皆が下を向いている職場
犠牲者の涙 何よりも働く社員を大切にしなければならない
↑↓
▲ 社員をまるで道具やコストのように扱ってしまうリーダー
□人の役に立つのが「本物の力」
生きる上で最も大切なのは「優しさ」 - 力が必要
□仕事を正しく定義する。そこに「生きる道」が拓ける。
(坂本氏)
「でもしか」で決めた就職先 静岡県内公共産業支援機構 景況調査の職務
※ ただ大企業がいい加減な経営をしているがゆえに、いつもいつもコストウンを強い
られているのは断じておかしい!
□目の前で血を流している人を放っておけない
「この仕事は何のためにあるのか」を深く掘り下げる
「自分の仕事は景況調査を行うこと」
↑↓
◎「苦しんでいる中小企業経営者を助けること」
□「人材」ではなく「人財」になれ
仕事の深掘りをする
~ 何か手助けになることは?
取り替え可能な人 ←→ なくてはならない人
「人材」 「人財」
◎「どんな仕事にも社会的意義があります。その仕事をする人がいなければ困る人がいる
のです。あるいはその仕事をすることで幸せになる人がいるのです。このことを実感
できるまで、目の前の仕事を深堀してみてください」
∥
※ 掘り続ければいつか必ずあなたの前に「生きる道」が見えてくる
「実存カウンセリング」を紹介します。
出版社の案内には、
「フランクルにより提唱された実存カウンセリングは、人間の精神における人間固有の人
間性、責任を伴う自由を行使させ、運命や宿命に抵抗する自由を自覚させ、そこから患
者独自の意味を見出させようとするものである。」
とあります。
2008年だったと思います。
朝方目が覚め、ふと付けたラジオで「ラジオ深夜便 こころの時代」を聴きました。
インタビューゲストは永田勝太郎さん(当時 浜松医科大学)でした。
どんな人生にも意味がある」との話に思わず引き込まれ、じんと涙が流れました。
永田勝太郎さんは、そっとわたしの背中を押してくれました。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「人間だれにもアウシュビッツはある。しかし、あなたが人生に失望しても、人生はあ
なたに失望していない。すなわち、あなたを待っている誰かや何かがある限り、あな
たは生き延びることができるし、自己実現できる」
・「アドラーはフロイドの弟子 - 『権力への意志』 地位、名誉、金銭
フランクルはアドラーの弟子」
・「いかなる極限状況に於かれても、人間には精神の自由性、態度決定の自由がある」
もう一つ、再掲載となりますが、
「人を大切にする経営学会」設立発起人の一人である坂本光司さんの
「強く行きたいと願う君へ」①を載せます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「実存カウンセリング」永田勝太郎 駿河台出版社 2002年
◇まえがき
□ビクトール・フランクル博士
1990年6月初めて会う
□実存分析(ロゴセラピー)を様々な疾患の治療に試みた
実存分析が奏功すると見事に立ち直ってくる、生命の量も質も改善
|
後年 西風脩先生と出会い尿17-KS-Sについて学んだ
(永田氏が)
下肢 筋膜炎 - ステロイド・ホルモン剤の副作用により
ステロイド・ミオバチー 四肢の麻痺
絶望の中で奥様のエリーさんからお手紙
「人間だれにもアウシュビッツはある。しかし、あなたが人生に失望しても、人生はあ
なたに失望していない。すなわち、あなたを待っている誰かや何かがある限り、あな
たは生き延びることができるし、自己実現できる」
↓
◎ 生きる力を授けリハビリに邁進
□日本実存心身療法研究会
橋口英俊先生(聖心女子大学)
ライフレビューインタビュー山崎美佐子先生
起立性低血圧・本多和夫先生(鳥取大学)
全人的医療・池見酉次郎(九州大学)
ステージ・デイ先生(ニューヨーク大学)
バリント方式・ルードン・プロッツァ先生(ハイデルベルグ大学)
東洋医学・大塚恭男先生(北里研究所東洋医学研究所)
寺沢捷年先生(富山医大)
◇実存カウンセリング
1 実存分析とは:その歴史と展開
フランクル(1905~1977)
精神療法 「ロゴセラピー」
フロイド
「快楽への意志」 - 人間を本能の衝動により駆り立てられる存在
アドラー
フロイドの弟子 「権力への意志」 地位、名誉、金銭
行動科学 パブロフ、ワトソン、スキンナーなどの学習理論
フランクルはアドラーの弟子
人間のこころ 「心理」動物と共通の衝動性、本能
「精神」人間特有 人間らしさ
実存分析
補完するものであり対立するものではない
ロゴセラピー
ロゴス:精神
実存 :① 人間存在のあり方
② 存在の意味
③「意味への意志」の発動
分析 :理解
◎ 我々人間は動物と共通の「心理性」と人間にしかない「精神性」の両者が混在し
ており、その精神性を刺激して目覚ますのが実存分析
2 実存分析の理論
人間のロゴスと訴える精神療法
ロゴス
① 人間存在のあり方
② 存在の意味
③「意味への意志」の発動
◎ 「いかなる極限状況に於かれても、人間には精神の自由性、態度決定の自由がある」
3 実存分析の技法
① 逆説思考
積極的に不安を起こさせようとするもの
② 反省除去
自分を活かすものに関心を向ける 「間」の活用
|
◎ 自己の苦悩をまず自ら受容し、同時にそこに意味を見出せるようにする視点であり、
そうした態度の育成を目標にしている
◎「意味への意志」の発動
4 実存分析の適用と選択
代表的適応疾患は
- 実存神経症、不安神経症
「実存心身症」
◇全人的医療と実存分析
1 実存的視点は全人的医療の核
実存的自己洞察による「内なる治癒力」の発動
2 全人的医療の3ステップ
① 対決・苦痛からの解放
② 全人的理解
③ 疾病予防
◇教育現場と実存カウンセリング
1 はじめに
2 拒食症の子ども
3 拒食症という現代病
4 意味の喪失の時代
5 思春期の特徴①~⑩
☆「強く生きたいと願う君へ」坂本光司 WAVE出版 ①【再掲載 2014.6】
<出版社の案内>
40年にわたり、6600社の働く人々の生き様を見てきてわかったこと―「勝つ」から強い
んじゃない。60万部!『日本でいちばん大切にしたい会社』シリーズ著者が贈る、人生の
教科書!動じない心をつくる15の法則。
◇はじめに
□中小企業経営専門家
モットーは「現場主義」
□ポイント
経営者・リーダーの資質
「人間性」「生き方」 - 「自律心」+「利他の心」
|
◎ 会社の強さの根源は経営者の生き方にある
◎日本理化学工業
大山泰弘 知的障害者雇用
◎伊那食品工業
塚越寛 いい会社を作りましょう
◎中村プレス
中村俊郎 義手・義足
↑↓
▲ 経営第一主義 利益第一主義 会社第一主義
※「本当に強い人は勝ち負けとは関係のない生き方をしている」
◇「なくてはならない人」になる(1)
□「なくてはならない人」になる、それが「力」をつけることだ
□「職場に希望を抱くすることすら間違い…」
皆が下を向いている職場
犠牲者の涙 何よりも働く社員を大切にしなければならない
↑↓
▲ 社員をまるで道具やコストのように扱ってしまうリーダー
□人の役に立つのが「本物の力」
生きる上で最も大切なのは「優しさ」 - 力が必要
□仕事を正しく定義する。そこに「生きる道」が拓ける。
(坂本氏)
「でもしか」で決めた就職先 静岡県内公共産業支援機構 景況調査の職務
※ ただ大企業がいい加減な経営をしているがゆえに、いつもいつもコストウンを強い
られているのは断じておかしい!
□目の前で血を流している人を放っておけない
「この仕事は何のためにあるのか」を深く掘り下げる
「自分の仕事は景況調査を行うこと」
↑↓
◎「苦しんでいる中小企業経営者を助けること」
□「人材」ではなく「人財」になれ
仕事の深掘りをする
~ 何か手助けになることは?
取り替え可能な人 ←→ なくてはならない人
「人材」 「人財」
◎「どんな仕事にも社会的意義があります。その仕事をする人がいなければ困る人がいる
のです。あるいはその仕事をすることで幸せになる人がいるのです。このことを実感
できるまで、目の前の仕事を深堀してみてください」
∥
※ 掘り続ければいつか必ずあなたの前に「生きる道」が見えてくる