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大村はまさんはこんなことを ④-「日本の教師に伝えたいこと」筑摩書房 1995年 (4) /「滅びゆく国家」立花隆 日経BP社 2006年 ①(前半)【再掲載 2014.9】 [読書記録 教育]

今回は、5月16日に続いて、大村はまさんの
「大村はまさんはこんなことを」の紹介 4回目です。




国語科教師として知られる大村はまさんが、教師の仕事の厳しさを教えてくれます。
読むたびに気持ちが引き締まります。




今回も「日本の教師に伝えたいこと」の紹介です。




今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「小さい声を責めてはだめ
  機嫌を取るのではないが,どんなことがあってもカバーして心を暗くしないことが指
  導者としての配慮」


・「はっきりしないときは問い直す → 直させないでサジェスチョン」


・「話し合いが進まなくなったら、教師が身を以ていろいろな人になって縦横に活躍しな
  がら何とかして盛り上げる」


・「生きた言葉を増やしていく」


・「漢字コンクール一番の小5の子の言葉 『毎日、新聞を丁寧に読んだ』」





もう一つ、再掲載となりますが、立花隆さんの
「滅びゆく国家」①を載せます。
当時はそう気にならなかったタイトルですが、
そうなりつつあるのかもしれないとも感じています。





毎日が土曜日の生活となって2か月。
生活リズムに少しずつ慣れてきました。
午後の時間をなんとか有効に使いたいと、つい思ってしまうのが、ゆとりのなさです。




<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト







ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。







☆大村はまさんはこんなことを ④ -「日本の教師に伝えたいこと」筑摩書房 1995年(4)



<話し合うこころ>-2

◇叱らない工夫

 話したいことがあれば小さい声の子はいなくなる


 小さい声を責めてはだめ
  機嫌を取るのではないが,どんなことがあってもカバーして心を暗くしないことが
  指導者としての配慮
  
  → はっきりしないときは問い直す = 直させないでサジェスチョン 

  → 子供たちが自然に覚える

 


◇シナリオを書く大切さ

 シナリオを書き捨てる

  ~ 適切な指導ができる

 


◇話さないのと話すことがないのとは違う

「世の中のためになる度合いが少し足りなくなるんで,それだけで幸せでないということ
 は覚悟しなければね」

 → 話し合いが進まなくなったら、教師が身を以ていろいろな人になって縦横に活躍し
  ながら何とかして盛り上げる  


 時には休憩三分

  → 指導するのは教師の責任

 


◇新しい言葉

「話し言葉の会」





<目標を定めて>
 
◇単元学習への思い

「アイヌ - その意味は『人間』 シサム - その意味は『吾が隣人』」


 = 感動を求める者

 


◇育っていく単元,しぼんでいく単元

 教師の力

 - 押しつけはしないで少しずつリードしていく


 単元を切ることも

 


◇効果を焦らない

 自分で見つめて自分を評価ししっかり持つ

 - 教育の評価はなかなか見えてこない

 


◇言葉を増やしていく

 生きた言葉を増やしていく





<国語教師に望まれること>
 
◇一人一人を大切にする

 一人一人を知ること


 教材の用意


 基礎学力を作る 
   要点を掴む力
  

 目標目的を持って
   読書指導


 筆まめになるように
学習記録 学習と学習生活の記録

  まず思い出して聞く能力

筋道を立てて何か説明すること


 教師の工夫
要求をそのまま口で言うのが一番駄目



こうしなさいとは言わないけれどもそうしてしまう


 漢字を覚える
しっかり見ること

漢字コンクール一番の小五 … 「毎日、新聞を丁寧に読んだ」

  「べた書き」がすべてではない









☆「滅びゆく国家」立花隆 日経BP社 2006年 ①(前半)【再掲載 2014.9】

<出版社の案内>

小泉改革、天皇制、新憲法、中国問題、防衛問題、ライブドア事件、耐震構造偽装事件…
劇場化して歪んでいくニッポンの政治・社会・経済・外交に知の巨人・立花隆が鋭く斬り
込む。
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◇ライブドアショック-会社とは何か
 
□小泉政権揺さぶるBTL(B防衛庁 T耐震 Lライブドア)・天皇制


 
□ライブドアの投資事業組合とブラック社会
   
  ヤミ金融とのつながり



□ライブドア事件のミッシング・リンク(欠落部分)を読み解く

  リーマン・ブラザースの真意(米国のシナリオ)

シュミレーションとリアルの狭間

  オン・ザ・エッジ時代に味わった失望 

  カギを握る村上ファンド   

  浮き彫りアメリカ金融資本のむしりとり構図

小泉改革はアメリカ利益の方向性

  敵対的買収でメディアは乗っ取れない
  


□フジのお家騒動から浮かび上がる因縁の構図 

  クーデターを指揮した日枝会長 

  フジを追われた鹿内家とSBI北尾CEO



□巨額の資金を動かしたライブドア堀江社長の金脈と人脈

  ブラック系
  
   ~ 総会屋,右翼,暴力団,犯罪組織

ネットに潜むブラック系情報 

  野放図なTOB合戦を招いた小泉改革



□ライブドア・西武問題に見る日本企業を包む新たな闇

  堀江社長最大の危機 

  西武の利益供与事件とウラ社会 

  企業を浸食する警察OB



□ライブドア事件でITバブルは弾けたか

  ITでも受ける手法は様々 

  検索エンジンで消費行動分析が可能に



□出版業界の07年問題 

  雑誌広告を追い抜く予測 
  
  すべての行動を裸にするグーグル



□異例ずくめのライブドア事件 
   
  なぜトップ逮捕を招いたのか

  エイチ・エス副社長の死
    投資事業組合のスキーム
    
  メール提出で進んだ捜査
    ウラ側に広がるブラック社会の闇






◇天皇論 女性天皇・女系天皇の行方

□皇室典範は簡単に改訂できる 
   
  憲法第一条「天皇の地位は国民の総意に基づく」



□東大の歴史は天皇の歴史



□日本近代国家の出発点 1945.8.15

  天皇制を支えた東大帝国の生と死 

  天皇のサーバント

  帝国と共に帝国東大も滅んだ



□大日本帝国滅亡60年の意味



□女系で議論を呼ぶY染色体論とミトコンドリア



□多産系の側室によって守られてきた「万世一系」
 
  大正天皇も庶出 

  天皇家は女系家族の典型(昭和天皇の嫡子は150年ぶり) 

  日本の歴史で女帝はつなぎではない

天照大神のミトコンドリア

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