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「池上彰のお金の学校」池上彰 朝日新聞出版 2011年 ③(最終) /「大人がいない」清水義範 ちくま新書 2006年 ①(前半)【再掲載 2014.12】 [読書記録 一般]

今回は、6月17日に続いて、池上彰さんの
「池上彰のお金の学校」の紹介3回目 最終です。



出版社の案内には、


「そもそも、お金とは何でしょう?金利とは?株とは?保険とは?GDPとは?あなたは説明で
 きますか?わかりやすい解説で定評のある池上彰が、わかっているようでわかっていな
 い、お金のしくみを徹底解説。基礎がわかれば、お金の流れがすんなりわかる。」

とあります。


途中までの要約でした。



今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「株価の急激な乱高下を起こしているのはAI」


・「目論見書にはリスクも載っている。読む必要あり」


・「忘れてしまうぐらいの額がちょうどいい」


・「年金は『長生きするリスク』に備えた保険」






もう一つ、再掲載となりますが、清水義範さんの
「大人がいない」①を載せます。
責任ある大人の姿を子どもたちに見せたいですね。





<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト




ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。







☆「池上彰のお金の学校」池上彰 朝日新聞出版 2011年 ③(最終)

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◇投資

□株式投資 

 「会社の情報」と「世間の人がどう考えているか」
  

  証券会社は何をやっているか


  株式会社にお金が入る仕組みとは


株式会社の歴史


ウォール街の誕生


日経平均は日本の体温計



□株価

株価が上がるとどんな得があるか

  ① 社会的な信用度が高い

② 新株の発行を有利に行える


株式会社の怪


 非上場にする意味 
① 会社を建て直したい

② 株主がうるさい


株価の急激な乱高下を起こしているのはAI 
高速取引



□債権  国債 社債

 格付け会社の役割


 外国債を買うときは為替変動リスクに気をつけて



□投資信託

専門家にお任せ


 信託報酬って何


 目論見書をよく見る
リスクも載っている

読む必要あり


 ファンドの仕組み


 「お金を儲ける」以外の価値がある


 忘れてしまうぐらいの額がちょうどいい



□FX 

FXはギャンブルなのか



□金投資

通貨の信用が落ちると金の価値が上がる

 「売り」の量が限られている金



□FTF

わかりやすさが特長のFTF



□先物取引

 江戸時代から



□個人で投資を始める前に知るべきこと

 NISA 5年間 120万円まで非課税
日経平均株価連動型FTF


日銀が「日本の体温計」を操作している





◇保険

□「リスクに備えた助け合いのシステム」 = 保険

リスクに備えるもの



□生命保険

  貯蓄型と掛け捨て型



□損害保険
 
  保険会社の保険会社



□年金

  年金は「長生きするリスク」に備えた保険
 

  なかなか進まない年金改革


  1986年 60歳→65歳





◇税金

※P202まで











☆「大人がいない」清水義範 ちくま新書 2006年 ①(前半)【再掲載 2014.12】

<出版社の案内>
教育談義では、よく「親の顔が見たい」という言葉が使われるが、最近のこの国では、さ
ながら「大人の顔が見たい」というような場面に遭遇することが多くなった。戦国時代、
三河徳川家では、殿様の側近らは「大人衆」と呼ばれ、畏怖されていた。「老」=「偉」
の時代である。平成の現在、「大人」はいったい、どこへ行ってしまったのか?誰も教えて
くれなかった「大人のあり方」を、いろいろな角度から考える、平成版「大人入門」。
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◇「大人」と「大人でない」

□「大人」とは何か 
   
 徳川家  
   オトナ衆 … ものの分かった重臣
  
          大老-老中-若年寄(役職名)

            |

   高身分  「老人」「大人」老いているのが大人

         ◎ 大人とは知恵あるもの

  

□年齢や性別に関係なく
  
 二つの大人

   ① 肉体的成熟 = アダルト

② 分別のある一人前の人間



□近頃の人間はみんな子ども?
   
 マッカーサーの「日本人12歳説」
      
  ~ 日本の過ちを弁護するニュアンスか
 


□「大人」と「大人でない」の良い面,悪い面

 ◎大人の良い面  
    ・経験と知識を元にして正しい判断

   ・自己コントロールができる - 自律

   ・対人関係が構築できる 押すところ,引くところ-自他の違い

   ・子を教育する


 △大人の悪い面  
    ・個人の自由を認めない → 専横

   ・突き詰めず,折り合いを付ける → 事なかれ主義・ごまかし
   ・他人のことに口を挟む


 ◎大人でないの良い面 
    ・自由にものを考えられる 常識には縛られない

   ・新しいこと,未知への挑戦意欲がある

   ・学んだだけ向上する


 △大人でないの悪い面  
    ・自分本位になりがち 欲望のコントロールができない

   ・視野が狭い 経験の少なさ

   ・生活力がない 口先だけ






◇「若い」という魅力

□「若いですね」は褒め言葉


 
□未熟なのは「可愛い」 
   
 可愛いものが好きと言っていると,自然に可愛く未熟に懐いていく


 
□日本人は若く見える

 人間にはネオテニーの傾向がある 
  
 
 ネオトニー = 幼形成熟

  「ヒトは胎児化されたサルである」



  ◎ 人間とは大人になりきらないで成熟する動物だ


 
□成熟しない国民性






◇大人になりたくない

□家庭から教育力が消えた 子どもと同レベルに

 友達親子は,どちらもうまく大人になれないまま次の世代にバトンタッチしていた。


 
□一家の大黒柱だった父親


 
□楽に生きられるなら成長することはない


 
□フリーターという選択制 
   
 大人にならない = 責任を持たない


 
□64万人のニート 
   
 1990年代初頭40万人 → 2005年64万人 
   
 自立の拒否


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