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「悩むチカラ ほんとうのプラス思考」伊藤友宣 PHP新書 ② 2005年 /「ことばの魔術師井上ひさし」菅野昭正 岩波書店 2013 ②(後半) [読書記録 教育]

今回は、新しい紹介を2つ紹介します。




1つ目は、7月 9日に続いて、菅伊藤友宣さんの
「悩むチカラ ほんとうのプラス思考」2回目の紹介です。


出版社の案内には、


「クヨクヨ悩んで落ちこむ人がいる。それがイヤで悩みを放棄してしまう人もいる。多く
 の人にとって心をかき乱す害悪でしかない『悩み』。でも、実はこれこそが真のプラス
 思考を導く源なのだ。いちいち立ち止まって気にしていたら、置いてけぼりを喰ってし
 まう。手間のかかる人づきあいなんてやってられない…そんな風潮が相次ぐ少年犯罪の
 ような荒廃を招いたと著者は見る。今こそ見つめ直したい心のありよう。真剣に悩むこ
 との愉しさ。街角から時代を見続けたカウンセラーが、世を憂う思いを胸にメッセージ
 を送る。」


とあります。


不登校の課題に悩んでいたわたし、この本を読み、助かりました。






今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「ごり押し政治のルーツ
 - 論理ばかり、感性の欠如(論理をいちいち求める感性の欠如)」


・「心は3つある a 我(エゴイズム) b 超自我(スーパーエゴイズム) c自我」


・「語らないことが配慮と言うことになってしまった」


・「わからせるよりわかってやること」

- 指示さえすれば子どもはその通りに動くもの、そう考えている大人は案外多いのでは
 ないでしょうか(ことに政治家の皆さんに - もっともわたしも教員になってから気
 づいたのですが)。「子どもなんて分からせればいいんだ」と言う人がいるのです。そ
 う思っている限り、思うようには動いてくれません。「わかってやる」、その重いこと
 に気づいてから教育が始まるように思います。


・「『悩むチカラ』は悩みを昇華する」

- 悩むことも大切なのですね。







2つ目は、6月29日に続いて、菅野昭正さんの
「ことばの魔術師井上ひさし」2回目、後半の紹介です。


出版社の案内には、


「ことばの滋養作用と笑いの強壮効果を無尽に駆使し、戯曲と小説に新しい地平をひらい
 た井上ひさし。人とことばと劇場空間を愛し、信頼した作家が、私たちに遺したものは
 大きく、深く、あたたかい。その世界にさまざまな形で交わりをもった人びとが、“こ
 とばの魔術師"の根源的な魅力について語った講演の記録。」


とあります。




今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「ことばはボディブローのように効く」


・「読みやすくて 語呂合わせが多くて ドタバタが目立つ
真面目で 知的で ちょっと普通の日本語ではない」



井上ひさしさんの、小説、エッセイが大好きです。






<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト







ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。







☆「悩むチカラ ほんとうのプラス思考」伊藤友宣 PHP新書 2005年 ②

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◇混沌が深まる
 
 猫に小判の耳もみ
 
   戦後は今から創るとの覚悟がいる
 


 戦争 = 殺し合いのけんか  

   憲法 ~ 人類共通の悲願が一夜漬けで作文
 


 真剣な楽しさに共鳴しあえば制約はいらない 

  「真剣でないと楽しくない」松浦社長



 命じられてできた民主主義

   あっけない権威の消滅

   混乱を極めた戦後の学校改革
 


 経済発展のみの未成熟社会
  
   ごり押し政治のルーツ 

   - 論理ばかり、感性の欠如(論理をいちいち求める感性の欠如)
      




◇「悩むチカラ」の装置としての心
 
 「悩むチカラ」が育まれる土壌
 


 心は3つある
a 我(エゴイズム)  

       自分の欲を晴らし、事故の可能性を追求して病まない心
 
   b 超自我(スーパーエゴイズム) 

       他人を気遣い他人に認められてこそ充足できる心

          |

   ◎ a,bが互いに反発しながら対立葛藤を繰り返し幅のある人格C
     
     aとbが収束し統括されて実る心C



 異常すぎるのは個々の事件だけではない

1997年神戸事件

   ~ 元々心の二面性が収束できなくなっての犯行
  
         |
     
   ◎ 語らないことが配慮と言うことになってしまった
 


 わからせるよりわかってやること 



 心の二面性のもとの火種

  ◎「しっかり育ってほしい、早く育ってほしいと焦るあまりに、大事なことは手っ取
    り早く分からせてやった方が効率的だとつい早まってしまいがちなのだが、親の
    何気なく陥りがちなとても深刻な落とし穴である」
 


「悩むチカラ」は悩みを昇華する

   悩むチカラ = 悩みを昇華する力



 気づかねばズレがズレを呼ぶ
母親の焦り - 反目
 


 忘我の果てに 



 あらゆる人間的事象を捉える根気強さ
   生きていて生きてはいない自分の存在
 


 佐世保小小六女児同級生殺害事件 2001.6
 


 不用意な映像の世界  



 心中の前に家族皆殺し計画
2003 悩むチカラの喪失



 対話が成立する心の仕組み

  超自我と我のバランスがやがて自我の確立を約束する
 
      |
 
   親が入ることでそれがなくなってしまう
 
   親は子の自我に向かって自分自身の自我からの発信を心する    















☆「ことばの魔術師井上ひさし」菅野昭正 岩波書店 2013 ②(後半)

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◇「薮原検校」ことばが掘り出すもの 小田島雄志

□初演 

 検校 - 高橋長英  お市 - 太地喜和子  塙保己 一 -財津一郎

1 ことばは真実を掘り出すつるはし 2~3回のどんでん返し


2 ことばはボディブローのように効く


3 ことばは常識を覆す


4 ことばは肩すかしを食わせることができる


5 ことばはことば遊びで心を開かせることができる


6 ことばは「死」と「笑い」を同居させたりもする


7 ことばは人間世界を○○(?)することができる


8 ことばはドラマティック・アイロニーを出すことができる


9 ことばは造語できる


10 ことばは願いや重いに命を与える


11 ことばは悪党の○○○(? 急いでメモするため字が雑に=ハマコウ註)


12 ことばは人間そのものである





◇稽古場から劇場へ 鵜山仁

 台本のない稽古  


 劇場という空間 
   1987路面電車「雪やこんこん」「いい台詞だねえ」


 台詞のキャッチボール
   劇場に夢を





◇遅筆堂にいたる7本の道 小森陽一

 遅筆堂の現在 


 「11ぴきのネコ」「雪やこんこん」「闇に咲く花」






◇ひさしとわたし 35年の付き合いから ロジャー・パルバース

 ひさしさんとの出会い  
   小説家より劇作家


 日本の演劇伝統における井上戯曲


 井上

 ~ たまにどたばた風のユーモラスなものも書いているから評価が低い



◎ しかし社会風刺 ブラックユーモア


「井上さんは小説も書けるからこそ芝居の良さが評価されなかった」

   読みやすくて 語呂合わせが多くて ドタバタが目立つ

↑↓
◎ 真面目で 知的で ちょっと普通の日本語ではない

  
 オーストラリアでのひさしさん


 戯曲執筆はなぜ難しいのか


 「日本の井上ひさし」


 遅筆堂「パズル事件」 
  「わが友フロイス」


 これから書こうとしていたテーマ
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