「日本フォーク私的大全」なぎら健壱 ちくま文庫 1999年 ③ /「教師の知恵袋」沼田泉 ぎょうせい 1982年 ③【再掲載 2012.3】 [読書記録 一般]
今回は、6月29日に続いて、なぎら健壱さんの
「日本フォーク私的大全」の紹介 3回目です。
出版社の案内には、
「’60年代末から’70年代にかけて吹き荒れた日本フォークの嵐。思いをぶつけるよう
な、ドロ臭くて新しい『唄』にショックを受けた少年は、そのただ中に飛び込んだ。奇
妙で愛すべきミュージシャンたち、音楽とビジネスの相克、変転する時代。笑いに彩ら
れた、貴重な体験的フォーク史。」
とあります。
今回紹介するのは高田渡さん、遠藤賢治さん、加川良さん、三上寛さんの項目の要約です。
先日、同じくなぎら健壱さんの、
『高田渡に会いに行く』(駒草出版 2021年)を読みました。
高田さんの実像が迫ってくるような本、丁寧なインタビューが心に残りました。
もう一つ、再掲載となりますが、沼田泉さんの
「教師の知恵袋」③を載せます。
いつも教えを請うている大先輩、藤森徹さんから紹介された本、
絶版になっているので急いで読んでまとめました。
教師とは何か、どんな姿勢でいたらよいのか、大変勉強になりました。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「日本フォーク私的大全」なぎら健壱 ちくま文庫 1999年 ③
◇高田渡
1949(24)1.1生 岐阜県出身
1969.2 URCからデビュー
高田渡 ウディ・ガスリー ビート・シーガー
<自衛隊に入ろう>
添田唖蝉坊の影響 ~ その子の添田知道
高田渡 人材発掘 - 加川良 シバ いとうたかお
妥協しない人
我が強い皮肉屋
偏屈
ステージで寝てしまう(飲酒)
1971 <コーヒーブルース>
◇遠藤賢治
1947(昭和22)1.13 茨城県出身
1969.2 <ほんとだよ/猫が眠ってる>でデビュー
「ジャックス」早川義雄(和光大学生)
↓ 解散
「休みの国」 ↓
◎早川 URCでプロデュース、ディレクター、「フォークリポート」編集
「六文銭」
小室等 石川鷹彦 小林雄二 入川
1968.8.9 京都山崎
第3回フォークキャンプ 関東・関西の融合
遠藤賢治は常に先頭集団にはいるが、トップではない
静と動両方をもった音楽
<カレーライス><東京ワッショイ>
◇加川良
本名 小斎喜弘(こざいよしひろ)
1947(昭和22)年11月21日生まれ
滋賀県出身 大卒後「アート音楽出版」
1971年6月
URCからLP「教訓」でデビュー
高田が「フォークジャンボリー」に引っ張り出した
<その朝><死んだ男のバラッド><教訓Ⅰ>
高田渡 岩井宏?と3人のパッケージ
機材、リハーサルに神経質
~ かたくなに自分のスタイルを守る
◇三上寛
1950(昭和25)年3月20日生 青森県出身
1971.4 「三上寛の世界」 エッセイ小説
青森県北津軽郡小泊村
1971 フォークジャンボリーで名を知られる
「帰れコール」
~ フォークジャンボリー
迫力はすごい
三上寛の演技
一貫して自分の世界
☆「教師の知恵袋」沼田泉 ぎょうせい 1982年 ③【再掲載 2012.3】
◇横道にそれた話が心に残る
「ある日ある時の何気ない言葉や話が子どもの心に残り、その後の本人を動かす本になっ
ていることがある」
= 教師のひと言の重み
○ 教師の人間的体験や真実に迫る話は心を動かす
○ 教師の子どもの時の話や同年代の頃の体験(共感)
◎<子どもと一緒に汗を流して働く教育 + 子どもの心に響く話>
◇きびしさは教師自身へのきびしさ
きびしさ
× 怖い顔をしての指導、罰
○ 担任の指導を確立して子どもと話し合って約束したことは一貫した姿勢で継続し
て実行させていくこと(=教師自身への厳しさ)
あせらず
はじめはひとつでもよいから続けて実行させていく姿勢を持つことが大切
= 中途半端なやり方は教師が許してくれないと分かると努力する継続するための手
だて
◎ 「きびしさとは継続して見守ることである」
◇叱った後の指導が大切
なぜ叱られたのかどうすればいいのかを反省するようにならなければ効果は上がらない
→ 叱った後の後始末
優しく諭され慰められることで感情を和らげ心の底に教師の注意が沈んでいく
反省文
- 読みながら優しく諭す
◇叱るのは子どものため 怒るのは教師のため
叱るときと怒るときのことを反省したい
叱る - 子どものためにする強い指導
本人の弱さを克服させる、社会生活上の判断力を付けさせる、基本的生活習慣を身に付けさせる
◎「叱るべき時に叱らないで自分の都合で怒っているときはないか」
◇教師の言い方が正しいと思っている
親と違って子ども対してある距離をもって指導していくことが人間形成上大切
◇まさかと思うことまで考える周到な計画
まさかも考える
→ 事故の場合の役割分担や連絡先、処置の仕方 等
◎ いくら念を入れてもこれでよいということはない
◇子どもの癖は教師の癖
子どもは教師のするようになる
= 後ろ姿で学ぶ
◇よい鉛筆は学力を高める
子どもには本物を使わせるように心掛けたい
- よいものを選んで使う
よいもの
① 学習意欲を高める
② 正しい感覚を身に付けさせる
③ ものを大切にする習慣
◇親切と公平は教師を測る物指し
低学年
1位 親切
2位 公平
高学年
1位 公平
2位 親切
◇学級は教師と子供がつくるもの
学級をどのように組織し、どんな目標に向かって指導していくかは教師の責任
~ 教師に都合のよい学級にするのか、子どもが自ら学び自己変革していける学級を作
るか?
|
◎ 子どもの側に立って愛情をかけ、あせらず学級経営に打ち込むゆとりをもった指導
が通じていく
「日本フォーク私的大全」の紹介 3回目です。
出版社の案内には、
「’60年代末から’70年代にかけて吹き荒れた日本フォークの嵐。思いをぶつけるよう
な、ドロ臭くて新しい『唄』にショックを受けた少年は、そのただ中に飛び込んだ。奇
妙で愛すべきミュージシャンたち、音楽とビジネスの相克、変転する時代。笑いに彩ら
れた、貴重な体験的フォーク史。」
とあります。
今回紹介するのは高田渡さん、遠藤賢治さん、加川良さん、三上寛さんの項目の要約です。
先日、同じくなぎら健壱さんの、
『高田渡に会いに行く』(駒草出版 2021年)を読みました。
高田さんの実像が迫ってくるような本、丁寧なインタビューが心に残りました。
もう一つ、再掲載となりますが、沼田泉さんの
「教師の知恵袋」③を載せます。
いつも教えを請うている大先輩、藤森徹さんから紹介された本、
絶版になっているので急いで読んでまとめました。
教師とは何か、どんな姿勢でいたらよいのか、大変勉強になりました。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「日本フォーク私的大全」なぎら健壱 ちくま文庫 1999年 ③
◇高田渡
1949(24)1.1生 岐阜県出身
1969.2 URCからデビュー
高田渡 ウディ・ガスリー ビート・シーガー
<自衛隊に入ろう>
添田唖蝉坊の影響 ~ その子の添田知道
高田渡 人材発掘 - 加川良 シバ いとうたかお
妥協しない人
我が強い皮肉屋
偏屈
ステージで寝てしまう(飲酒)
1971 <コーヒーブルース>
◇遠藤賢治
1947(昭和22)1.13 茨城県出身
1969.2 <ほんとだよ/猫が眠ってる>でデビュー
「ジャックス」早川義雄(和光大学生)
↓ 解散
「休みの国」 ↓
◎早川 URCでプロデュース、ディレクター、「フォークリポート」編集
「六文銭」
小室等 石川鷹彦 小林雄二 入川
1968.8.9 京都山崎
第3回フォークキャンプ 関東・関西の融合
遠藤賢治は常に先頭集団にはいるが、トップではない
静と動両方をもった音楽
<カレーライス><東京ワッショイ>
◇加川良
本名 小斎喜弘(こざいよしひろ)
1947(昭和22)年11月21日生まれ
滋賀県出身 大卒後「アート音楽出版」
1971年6月
URCからLP「教訓」でデビュー
高田が「フォークジャンボリー」に引っ張り出した
<その朝><死んだ男のバラッド><教訓Ⅰ>
高田渡 岩井宏?と3人のパッケージ
機材、リハーサルに神経質
~ かたくなに自分のスタイルを守る
◇三上寛
1950(昭和25)年3月20日生 青森県出身
1971.4 「三上寛の世界」 エッセイ小説
青森県北津軽郡小泊村
1971 フォークジャンボリーで名を知られる
「帰れコール」
~ フォークジャンボリー
迫力はすごい
三上寛の演技
一貫して自分の世界
☆「教師の知恵袋」沼田泉 ぎょうせい 1982年 ③【再掲載 2012.3】
◇横道にそれた話が心に残る
「ある日ある時の何気ない言葉や話が子どもの心に残り、その後の本人を動かす本になっ
ていることがある」
= 教師のひと言の重み
○ 教師の人間的体験や真実に迫る話は心を動かす
○ 教師の子どもの時の話や同年代の頃の体験(共感)
◎<子どもと一緒に汗を流して働く教育 + 子どもの心に響く話>
◇きびしさは教師自身へのきびしさ
きびしさ
× 怖い顔をしての指導、罰
○ 担任の指導を確立して子どもと話し合って約束したことは一貫した姿勢で継続し
て実行させていくこと(=教師自身への厳しさ)
あせらず
はじめはひとつでもよいから続けて実行させていく姿勢を持つことが大切
= 中途半端なやり方は教師が許してくれないと分かると努力する継続するための手
だて
◎ 「きびしさとは継続して見守ることである」
◇叱った後の指導が大切
なぜ叱られたのかどうすればいいのかを反省するようにならなければ効果は上がらない
→ 叱った後の後始末
優しく諭され慰められることで感情を和らげ心の底に教師の注意が沈んでいく
反省文
- 読みながら優しく諭す
◇叱るのは子どものため 怒るのは教師のため
叱るときと怒るときのことを反省したい
叱る - 子どものためにする強い指導
本人の弱さを克服させる、社会生活上の判断力を付けさせる、基本的生活習慣を身に付けさせる
◎「叱るべき時に叱らないで自分の都合で怒っているときはないか」
◇教師の言い方が正しいと思っている
親と違って子ども対してある距離をもって指導していくことが人間形成上大切
◇まさかと思うことまで考える周到な計画
まさかも考える
→ 事故の場合の役割分担や連絡先、処置の仕方 等
◎ いくら念を入れてもこれでよいということはない
◇子どもの癖は教師の癖
子どもは教師のするようになる
= 後ろ姿で学ぶ
◇よい鉛筆は学力を高める
子どもには本物を使わせるように心掛けたい
- よいものを選んで使う
よいもの
① 学習意欲を高める
② 正しい感覚を身に付けさせる
③ ものを大切にする習慣
◇親切と公平は教師を測る物指し
低学年
1位 親切
2位 公平
高学年
1位 公平
2位 親切
◇学級は教師と子供がつくるもの
学級をどのように組織し、どんな目標に向かって指導していくかは教師の責任
~ 教師に都合のよい学級にするのか、子どもが自ら学び自己変革していける学級を作
るか?
|
◎ 子どもの側に立って愛情をかけ、あせらず学級経営に打ち込むゆとりをもった指導
が通じていく