林間学校野外活動-『野外活動プログラム集』齋藤哲瑯・船橋明男 黎明書房 1991 『野外活動の計画と展開』全国少年自然の家連絡協議会 第一法規1980 『野外活動』日本野外教育研究会 杏林書院 2001 などから ③ /「健康神話にだまされるな」高田明和 角川ONEテーマ 2008年 ②【再掲載 2012.5】 [読書記録 教育]
今回は、8月18日に続いて、
「林間学校 野外活動」の紹介 3回目です。
静岡県も緊急事態宣言下、
2学期に予定されている林間学校、修学旅行の計画が気がかりです。
野外活動で不自由と出合い、自分を見つめる機会となればいいと考えます。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「五感を働かせて神秘的な自然を探る」
・「仲間と協力することの大切さを知る」
・「食事を作る楽しさを知り,働くことの喜びと協力の精神を高める」
- カレー作りが多いわけですが、卒業文集の思い出に書かれることが多いと感じます。
もう一つ、再掲載となりますが、高田明和さんの
「健康神話にだまされるな」②を載せます。
夏を元気に乗り切ることができるようにと思って生活しています。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆林間学校野外活動-『野外活動プログラム集』齋藤哲瑯・船橋明男 黎明書房 1991 『野外活動の計画と展開』全国少年自然の家連絡協議会 第一法規1980 『野外活動』日本野外教育研究会 杏林書院 2001 などから ③
<実践編>
1 ハイキング入所
<活動のねらい>
① 途中の草花や小鳥などを観察しながら歩いて入所する
② ハイキングを通して,自分たちの地域とは違った人々の生活の様子を知る
<学習のテーマ>
・ 山の風はなぜ涼しいのだろう
・ 自分たちの地域との違いは?
草花の種類,道
<留意点>
・ 目を閉じ耳だけで聞き取る
・ 草花の一つをスケッチ
・ ごみを拾う(ポケットにビニル袋)
※準備
帽子,長袖シャツ,滑りにくい靴,タオル,軍手,雨具,ビニル袋
2 ナイトハイキング
<活動のねらい>
① 五感を働かせて神秘的な自然を探る
② 仲間と協力することの大切さを知る
※準備
懐中電灯
3 ごみ拾いハイキング
<活動のねらい>
① 自然の役割,自然と人間との関係について考える
② ごみができたり,それを捨てたりすることがどういう事か自然保護,自然愛護と
はどういう事か考える
※準備
軍手,ビニル袋,筆記用具,地図,帽子,長袖シャツ,水筒,雨具 外傷薬
4 野外炊飯
<活動のねらい>
① 食生活の基本となる火の燃やし方や包丁の使い方,料理の仕方など,炊飯技術を
習得する。
・用具の取り扱い
・水の取り扱い
・火の取り扱い
・調理の仕方
・食品衛生
② 食事を作る楽しさを知り,働くことの喜びと協力の精神を高める。
・班編制と役割分担
・活動の見直し
・他の係との協調と援助
<留意点>
① 各班に次の係
ア準備段階 薪係(薪運び・薪割り)2名
食材料係(配分・運搬)2名
用具係(炊飯用具の点検・運搬)2名
イ炊飯段階 かまど係 2名
調理係 2名
食卓準備係2名
ウ片付け段階 食器洗い・用具点検・収納係 4名
ごみの始末・食たくふき係
<事前指導>
① 献立の調理方法とごはんの炊き方(説明書を用意)
② 包丁となたの使い方
③ 薪を燃やす要領と火の後始末
<活動の展開>
事前
① 打ち合わせと確認
② 献立決定,材料手配
③ 児童にねらいや概要を説明 班編制・役割分担
・用具係 … 用具の借り出し,返納,食器洗い
・火係 … 薪運び,薪割り,火たき,火の始末 竈付近の清掃
・調理係 … 米洗い,調理,調理台の清掃
・盛付係 … 盛りつけ,残飯の処理
④ 他の係との協力の仕方を考えさせる
当日
① 炊事施設,用具を見せて全貌をつかませる
② 炊事場に集合させ,所員からの説明を聞かせる
③ 調理台,かまど,食卓を決める
④ 用具を借り出し,材料,まきを分配する
⑤ 調理をさせる
⑥ 場所の譲り合い,刃物の使い方,薪の燃やし方,水加減、煮えにくいものの調理,
仲間の協力等確認する
⑦ 不要用具を片付け整理し,盛りつけ準備
⑧ 各班ごとに盛りつけ,行儀良く食事する
⑨ 後かたづけと清掃をさせる
⑩ 用具の数と洗い方を点検し,返納させる
⑪ 残り火の始末をして消火の確認をする
⑫ 班ごとに感想意見
⑬ 全員を集合させ,所員にお礼を述べ,批評を受ける
事後
① 作文
② 気づきの発表会
☆「健康神話にだまされるな」高田明和 角川ONEテーマ 2008年 ②【再掲載 2012.5】
<出版社の案内>
健康法や食品の常識を再検証。あなたは鵜呑みにしていませんか?「メタアナリシス」が
教える本当の知識。
◇健康神話を検証する②
6 食塩摂取を減らしても血圧はほとんど下がらない
□食塩悪者説はなぜ生まれたか
塩分濃度の高い食べ物を摂ると抗利尿ホルモンという尿量を減らすホルモンが出され
尿が減り体の水分量が増えて血圧が高くなる。
□食塩制限はむなしいだけ
□食塩摂取とガンの発症率
胃ガン2倍
食塩の減らしすぎはガンにつながる
血圧を下げた人は癌で死亡する確率が30%増
∥
◎ 人生観の問題
7 肥満,糖尿病は砂糖の摂りすぎのせいではない
□糖度15%,100gのトマト
→ 砂糖15g(スティックシュガー5本分)
□重要なのはグリセミック指数
最近肥満と糖尿病が非常に増加 → 食べ過ぎが原因?
しかし日本人のエネルギー摂取量は直線的に低下
30年前 2200kcal/日 → 昨年 1950kcal/日
砂糖 昭和40年代に約40㎏ → 今,20㎏切る
∥
◎ 砂糖が肥満の原因ではない
□砂糖はドーパミンの放出を高める ブドウ糖は好奇心,探索能力を高める
8 紫外線は体に悪くない
□なぜ紫外線は悪者扱いされるのか
日焼け サンバーン
サンタン UV-Bの影響でDNAが傷つくのを防ぐ
□紫外線と皮膚がんの関係
「日光角化症」
□紫外線のよい効果を忘れてはならない
皮膚は紫外線があればそこで活性型ビタミンを作れる
多発性硬化症との関係
□糖尿病と紫外線は厳密な関係がある
9 格差社会でも命は平等
□格差と命令は関係する
□格差が研究に与える影響を示した研究
□不平等社会は死亡率が表す
□人生観と健康はリンクする
◇情報に惑わされないために
□メタボ健診で迷走する日本
診断基準は等しい?
□データは解釈次第
□診断基準への疑問
日本の研究で死亡率が最も低いのは
BMI 23~26.9のグループ(少し肥満)
↓
※ しかし厚労省は22(死亡率は27~29.9グループと同じ)
◎ 少し太っているぐらいがよい
◇病気にならない生き方とは
1 病気を治す情報と健康を維持する情報は違う
2 病気が治れば寿命が劇的に延びるわけではない
3 医学は統計確率の学問である
よいと思ったらやればよい
効果対努力の関係
4 動物で得られた結果がヒトに当てはまるとは限らない
◇健康に生きるために大切にすべきこと
1 心の平静を保つ
ストレスを回避する術を身に付ける
「一日十分の座禅入門」
姿勢を正すこと,呼吸をゆっくりさせることが精神の安定に
身念処 → 妄想に執着しない
2 何事も中庸を守る
3 適度の運動を続ける 歩く
4 自分の心の声を聞く
「自分の心の声を聞きなさい。中庸を心がければ心の声があなたに教えてくれます」
「林間学校 野外活動」の紹介 3回目です。
静岡県も緊急事態宣言下、
2学期に予定されている林間学校、修学旅行の計画が気がかりです。
野外活動で不自由と出合い、自分を見つめる機会となればいいと考えます。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「五感を働かせて神秘的な自然を探る」
・「仲間と協力することの大切さを知る」
・「食事を作る楽しさを知り,働くことの喜びと協力の精神を高める」
- カレー作りが多いわけですが、卒業文集の思い出に書かれることが多いと感じます。
もう一つ、再掲載となりますが、高田明和さんの
「健康神話にだまされるな」②を載せます。
夏を元気に乗り切ることができるようにと思って生活しています。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆林間学校野外活動-『野外活動プログラム集』齋藤哲瑯・船橋明男 黎明書房 1991 『野外活動の計画と展開』全国少年自然の家連絡協議会 第一法規1980 『野外活動』日本野外教育研究会 杏林書院 2001 などから ③
<実践編>
1 ハイキング入所
<活動のねらい>
① 途中の草花や小鳥などを観察しながら歩いて入所する
② ハイキングを通して,自分たちの地域とは違った人々の生活の様子を知る
<学習のテーマ>
・ 山の風はなぜ涼しいのだろう
・ 自分たちの地域との違いは?
草花の種類,道
<留意点>
・ 目を閉じ耳だけで聞き取る
・ 草花の一つをスケッチ
・ ごみを拾う(ポケットにビニル袋)
※準備
帽子,長袖シャツ,滑りにくい靴,タオル,軍手,雨具,ビニル袋
2 ナイトハイキング
<活動のねらい>
① 五感を働かせて神秘的な自然を探る
② 仲間と協力することの大切さを知る
※準備
懐中電灯
3 ごみ拾いハイキング
<活動のねらい>
① 自然の役割,自然と人間との関係について考える
② ごみができたり,それを捨てたりすることがどういう事か自然保護,自然愛護と
はどういう事か考える
※準備
軍手,ビニル袋,筆記用具,地図,帽子,長袖シャツ,水筒,雨具 外傷薬
4 野外炊飯
<活動のねらい>
① 食生活の基本となる火の燃やし方や包丁の使い方,料理の仕方など,炊飯技術を
習得する。
・用具の取り扱い
・水の取り扱い
・火の取り扱い
・調理の仕方
・食品衛生
② 食事を作る楽しさを知り,働くことの喜びと協力の精神を高める。
・班編制と役割分担
・活動の見直し
・他の係との協調と援助
<留意点>
① 各班に次の係
ア準備段階 薪係(薪運び・薪割り)2名
食材料係(配分・運搬)2名
用具係(炊飯用具の点検・運搬)2名
イ炊飯段階 かまど係 2名
調理係 2名
食卓準備係2名
ウ片付け段階 食器洗い・用具点検・収納係 4名
ごみの始末・食たくふき係
<事前指導>
① 献立の調理方法とごはんの炊き方(説明書を用意)
② 包丁となたの使い方
③ 薪を燃やす要領と火の後始末
<活動の展開>
事前
① 打ち合わせと確認
② 献立決定,材料手配
③ 児童にねらいや概要を説明 班編制・役割分担
・用具係 … 用具の借り出し,返納,食器洗い
・火係 … 薪運び,薪割り,火たき,火の始末 竈付近の清掃
・調理係 … 米洗い,調理,調理台の清掃
・盛付係 … 盛りつけ,残飯の処理
④ 他の係との協力の仕方を考えさせる
当日
① 炊事施設,用具を見せて全貌をつかませる
② 炊事場に集合させ,所員からの説明を聞かせる
③ 調理台,かまど,食卓を決める
④ 用具を借り出し,材料,まきを分配する
⑤ 調理をさせる
⑥ 場所の譲り合い,刃物の使い方,薪の燃やし方,水加減、煮えにくいものの調理,
仲間の協力等確認する
⑦ 不要用具を片付け整理し,盛りつけ準備
⑧ 各班ごとに盛りつけ,行儀良く食事する
⑨ 後かたづけと清掃をさせる
⑩ 用具の数と洗い方を点検し,返納させる
⑪ 残り火の始末をして消火の確認をする
⑫ 班ごとに感想意見
⑬ 全員を集合させ,所員にお礼を述べ,批評を受ける
事後
① 作文
② 気づきの発表会
☆「健康神話にだまされるな」高田明和 角川ONEテーマ 2008年 ②【再掲載 2012.5】
<出版社の案内>
健康法や食品の常識を再検証。あなたは鵜呑みにしていませんか?「メタアナリシス」が
教える本当の知識。
◇健康神話を検証する②
6 食塩摂取を減らしても血圧はほとんど下がらない
□食塩悪者説はなぜ生まれたか
塩分濃度の高い食べ物を摂ると抗利尿ホルモンという尿量を減らすホルモンが出され
尿が減り体の水分量が増えて血圧が高くなる。
□食塩制限はむなしいだけ
□食塩摂取とガンの発症率
胃ガン2倍
食塩の減らしすぎはガンにつながる
血圧を下げた人は癌で死亡する確率が30%増
∥
◎ 人生観の問題
7 肥満,糖尿病は砂糖の摂りすぎのせいではない
□糖度15%,100gのトマト
→ 砂糖15g(スティックシュガー5本分)
□重要なのはグリセミック指数
最近肥満と糖尿病が非常に増加 → 食べ過ぎが原因?
しかし日本人のエネルギー摂取量は直線的に低下
30年前 2200kcal/日 → 昨年 1950kcal/日
砂糖 昭和40年代に約40㎏ → 今,20㎏切る
∥
◎ 砂糖が肥満の原因ではない
□砂糖はドーパミンの放出を高める ブドウ糖は好奇心,探索能力を高める
8 紫外線は体に悪くない
□なぜ紫外線は悪者扱いされるのか
日焼け サンバーン
サンタン UV-Bの影響でDNAが傷つくのを防ぐ
□紫外線と皮膚がんの関係
「日光角化症」
□紫外線のよい効果を忘れてはならない
皮膚は紫外線があればそこで活性型ビタミンを作れる
多発性硬化症との関係
□糖尿病と紫外線は厳密な関係がある
9 格差社会でも命は平等
□格差と命令は関係する
□格差が研究に与える影響を示した研究
□不平等社会は死亡率が表す
□人生観と健康はリンクする
◇情報に惑わされないために
□メタボ健診で迷走する日本
診断基準は等しい?
□データは解釈次第
□診断基準への疑問
日本の研究で死亡率が最も低いのは
BMI 23~26.9のグループ(少し肥満)
↓
※ しかし厚労省は22(死亡率は27~29.9グループと同じ)
◎ 少し太っているぐらいがよい
◇病気にならない生き方とは
1 病気を治す情報と健康を維持する情報は違う
2 病気が治れば寿命が劇的に延びるわけではない
3 医学は統計確率の学問である
よいと思ったらやればよい
効果対努力の関係
4 動物で得られた結果がヒトに当てはまるとは限らない
◇健康に生きるために大切にすべきこと
1 心の平静を保つ
ストレスを回避する術を身に付ける
「一日十分の座禅入門」
姿勢を正すこと,呼吸をゆっくりさせることが精神の安定に
身念処 → 妄想に執着しない
2 何事も中庸を守る
3 適度の運動を続ける 歩く
4 自分の心の声を聞く
「自分の心の声を聞きなさい。中庸を心がければ心の声があなたに教えてくれます」