「ノンフィクションは死なない」 佐野眞一 イースト新書 2014年 / 森信三さんはこんなことを① 「人生二度なし」森信三 いなほ出版 1993年 ① 【再掲載 2013.4】 [読書記録 一般]
今回は、佐野眞一さんの
「ノンフィクションは死なない」を紹介します。
出版社の案内には、
「2012年10月19日、『週刊朝日』の連載が初回で打ち切りという異常な事態となった。
絶大なる人気を誇り、権勢を振るっていた大阪市長・橋下徹の人物像を通して、当時の
未曽有の政治的停滞状況と、言論の置かれた危機的状況を伝えたいという思いからスタ
ートした連載だったが、その裏側では何が起こっていたのか。また、なぜ同じタイミン
グで当時の東京都知事・猪瀬直樹は、『盗用問題』を暴露したのか。このジャーナリズ
ムの現状にどう立ち向かうべきか。渦中のノンフィクション作家が重い口を開き、すべ
ての疑問に答える。」
とあります。
『遠い山びこ』を読んで以来ファンとなったノンフィクション作家の佐野さん。
橋下さんとのトラブル以降、なかなか新作を読む機会がないのが残念です。
今回、要約を読み直し、孫正義さんの大きさを改めて感じます。
全部読んだつもりでいたのですが、途中までと今回判明。
続きを読むつもりです。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「ノンフィクションのもつ力強さ」
・「ルーツを探るのはノンフィクションの鉄則
人物を歴史の中に正確にポジショニングするため(差別とは違う)」
・「連載中止が残した大きな爪痕
= 長いものには巻かれろ式の大政翼賛的な風潮のはびこり」
・「宮本常一との出会いは中2の時の『忘れられた日本人』1960 未来社 岩波文庫」
もう一つ、再掲載となりますが、
「森信三さんはこんなことを」①を載せます。
-「真理は現実のただ中にある」
忘れない言葉です。
昨日は秋分の日、お彼岸の中日、妻とお墓参りに行きました。
天気がよくて何よりでした。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。

<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「ノンフィクションは死なない」 佐野眞一 イースト新書 2014年

◇はじめに
「…バッシングは的外れな指摘も含めて時の政局の動きと密接に絡んでいる」
|
◎ 批判にもまれたのは安倍晋三に代わった直後 右傾化
↑↓
◎ ノンフィクションのもつ力強さ
◇「週刊朝日」問題の真相
たった1回での連載中止
2012.10.19 初回で連載中止
「橋下徹」を取り上げた理由
橋下批判のタブー → いいのか?
橋下徹
= いつもマスコミ受けばかり狙って歴史や周囲に対するリスペクトの念がほと
んど感じられない
|
◎ 橋下を無批判に持ち上げる大政翼賛的メディアに絶対に加担しない
ルーツを探るのはノンフィクションの鉄則
人物を歴史の中に正確にポジショニングするため(差別とは違う)
聞いていなかった朝日新聞出版の「お詫び」公表
なぜか突然1年半後2014年3月に提訴
|
「情報ライブ ミヤネ屋」YTV
2012.10.18 おわび - 本人のけ者で
不可解な連載中止決定
孫正義と橋下徹の差異
ハシシタ(もともとハシシタとハシモト) アンポン(安本)
唯我独尊 強者の論理 うさんくささ+ぬくもり+人間くささ
イソ弁上司
「あんな人物、やったって意味ないよ」
なぜ地名が掲載されたのか
連載中止が残した大きな爪痕
◎ 長いものには巻かれろ式の大政翼賛的な風潮のはびこり
◇ノンフィクションの流儀
危機的状況を乗り越えるには
個人情報保護法 + 特定秘密保護法
私のノンフィクションの原点
1947(S22)年 葛飾区生 団塊の世代 ビートたけしと同じ
宮本常一との出会い
中2の時 「忘れられた日本人」1960 未来社 岩波文庫
宮本常一 民俗学者・フィールドワーカー・ノンフィクションライター
2~3代前のライフ・ヒストリー
開高健「ずばり東京」「人とこの世界」
シナリオ研究会で学んだノンフィクションの手法
1965(S40)早大文学部入学
高度経済成長
網野善彦 「佐野君、君は本当にいいテーマを持っているね」
高度経済成長をテーマ
人生を変えた一冊のベストセラー
新宿の小さな出版社
タウン誌「新宿れぽーと」アウトローが出入り
「番屋会」に集う面々
フリーライター 1970年代
↓ 立花隆 柳田邦男 沢木耕太郎 本多靖春
業界新聞
P90まで 途中
☆森信三さんはこんなことを① 「人生二度なし」森信三 いなほ出版 1993年 ① 【再掲載 2013.4】

◇人は何のために生きるか
第二の誕生 「自分はこの地から改めて第一歩を…」
社会的開眼
政治的開眼を!
政治的関心を含めた人生論
◇素質と天分の問題
◎人は何のために生きるか
「各自の素質、天分を発揮し、それを実現することを通して余のため人のために尽くすこ
と」
義務教育
… 心の底に潜んでいる豊かな素質・天分の芽生えるような指導こそ望ましい
◇「社会のために尽くす」ということ
◎人生の意義
「人は各自、自分の持って生まれた素質天分を、なるべく十分に発揮し実現することを通
して、多少なりとも世の中のために尽くす外ないであろう」
~「個人」と「社会」(個と全)
◎職業を通して尽くす
◇人生と職業
職業の重視 天の命ずる道
◇批判と建設的態度
「批判のための批判」でよいか
→ 抑圧のリアクションが
→ 「建設のための批判」
◎外来文化の模写的理解は×
◇結果こそ現実である
冷厳な見通しを持つ
結果に対する洞察力
真理は現実のただ中にある
◇知識・知恵・英知
先の見通しが利くか = 知識と知恵との違い
生きた判断力の大切さ
材料としての知識が豊富であればそれだけその人の知恵の働く範囲も広くなる
基準 モノサシとなる知識 = 「社会科学的真理」理論
英知による主体性
常に自ら判断し批判しつつ読む
「英知」社会科学的理論を自分の体の中に溶かし込んで働く知恵
◇知恵の様々
知恵の働き 「見通し」が利くかどうか
潮時を知る 例えば結婚
手の打ち方、加減を知る、物事の調和(つり合い)
◇考えること行うこと
思考と実践
実践のいろいろ 考えることは易く行うことは難し
実行の秘訣 「直ちに実行」まず着手する
◇青春を楽しむと言うこと
人生の開花期 → 結実期への見通し
人生を大観する
実のなる果樹 楽しむのはいいが見通しを!
秋になって実のなるような果樹には、春美しい花の咲く樹はない
※ 春の一時期の華やかさで終わる花よりも、やはり秋の結実の確かな方を選ぶべき
◇読書について
心の養分 読書こそ心の食物
誤った読書の仕方
「本の虫」であればよいのではない ×ひけらかす
自分を育てる読書
本の選択と読書の秘訣 = ただ一冊その場からすぐ読み出す
円心的な読書
×スポーツ新聞、週刊誌
○自分の職業を中心とした専門雑誌、単行本
◇趣味の問題
人前の潤い
健全な趣味の条件 = 程度を越えすぎてはいけない
健全 ①賭博性を持たない ②日常生活を乱さない ③その人々の階層
程度 ①経済的バランス ②勤めに影響を影響を出さない
人生の第一義
一は職業
趣味で多少の金を周囲に散ずる
※ 自分の小遣い銭の一部をさいて常に周りの人々を潤す
「ノンフィクションは死なない」を紹介します。
出版社の案内には、
「2012年10月19日、『週刊朝日』の連載が初回で打ち切りという異常な事態となった。
絶大なる人気を誇り、権勢を振るっていた大阪市長・橋下徹の人物像を通して、当時の
未曽有の政治的停滞状況と、言論の置かれた危機的状況を伝えたいという思いからスタ
ートした連載だったが、その裏側では何が起こっていたのか。また、なぜ同じタイミン
グで当時の東京都知事・猪瀬直樹は、『盗用問題』を暴露したのか。このジャーナリズ
ムの現状にどう立ち向かうべきか。渦中のノンフィクション作家が重い口を開き、すべ
ての疑問に答える。」
とあります。
『遠い山びこ』を読んで以来ファンとなったノンフィクション作家の佐野さん。
橋下さんとのトラブル以降、なかなか新作を読む機会がないのが残念です。
今回、要約を読み直し、孫正義さんの大きさを改めて感じます。
全部読んだつもりでいたのですが、途中までと今回判明。
続きを読むつもりです。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「ノンフィクションのもつ力強さ」
・「ルーツを探るのはノンフィクションの鉄則
人物を歴史の中に正確にポジショニングするため(差別とは違う)」
・「連載中止が残した大きな爪痕
= 長いものには巻かれろ式の大政翼賛的な風潮のはびこり」
・「宮本常一との出会いは中2の時の『忘れられた日本人』1960 未来社 岩波文庫」
もう一つ、再掲載となりますが、
「森信三さんはこんなことを」①を載せます。
-「真理は現実のただ中にある」
忘れない言葉です。
昨日は秋分の日、お彼岸の中日、妻とお墓参りに行きました。
天気がよくて何よりでした。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。

<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「ノンフィクションは死なない」 佐野眞一 イースト新書 2014年

◇はじめに
「…バッシングは的外れな指摘も含めて時の政局の動きと密接に絡んでいる」
|
◎ 批判にもまれたのは安倍晋三に代わった直後 右傾化
↑↓
◎ ノンフィクションのもつ力強さ
◇「週刊朝日」問題の真相
たった1回での連載中止
2012.10.19 初回で連載中止
「橋下徹」を取り上げた理由
橋下批判のタブー → いいのか?
橋下徹
= いつもマスコミ受けばかり狙って歴史や周囲に対するリスペクトの念がほと
んど感じられない
|
◎ 橋下を無批判に持ち上げる大政翼賛的メディアに絶対に加担しない
ルーツを探るのはノンフィクションの鉄則
人物を歴史の中に正確にポジショニングするため(差別とは違う)
聞いていなかった朝日新聞出版の「お詫び」公表
なぜか突然1年半後2014年3月に提訴
|
「情報ライブ ミヤネ屋」YTV
2012.10.18 おわび - 本人のけ者で
不可解な連載中止決定
孫正義と橋下徹の差異
ハシシタ(もともとハシシタとハシモト) アンポン(安本)
唯我独尊 強者の論理 うさんくささ+ぬくもり+人間くささ
イソ弁上司
「あんな人物、やったって意味ないよ」
なぜ地名が掲載されたのか
連載中止が残した大きな爪痕
◎ 長いものには巻かれろ式の大政翼賛的な風潮のはびこり
◇ノンフィクションの流儀
危機的状況を乗り越えるには
個人情報保護法 + 特定秘密保護法
私のノンフィクションの原点
1947(S22)年 葛飾区生 団塊の世代 ビートたけしと同じ
宮本常一との出会い
中2の時 「忘れられた日本人」1960 未来社 岩波文庫
宮本常一 民俗学者・フィールドワーカー・ノンフィクションライター
2~3代前のライフ・ヒストリー
開高健「ずばり東京」「人とこの世界」
シナリオ研究会で学んだノンフィクションの手法
1965(S40)早大文学部入学
高度経済成長
網野善彦 「佐野君、君は本当にいいテーマを持っているね」
高度経済成長をテーマ
人生を変えた一冊のベストセラー
新宿の小さな出版社
タウン誌「新宿れぽーと」アウトローが出入り
「番屋会」に集う面々
フリーライター 1970年代
↓ 立花隆 柳田邦男 沢木耕太郎 本多靖春
業界新聞
P90まで 途中
☆森信三さんはこんなことを① 「人生二度なし」森信三 いなほ出版 1993年 ① 【再掲載 2013.4】

◇人は何のために生きるか
第二の誕生 「自分はこの地から改めて第一歩を…」
社会的開眼
政治的開眼を!
政治的関心を含めた人生論
◇素質と天分の問題
◎人は何のために生きるか
「各自の素質、天分を発揮し、それを実現することを通して余のため人のために尽くすこ
と」
義務教育
… 心の底に潜んでいる豊かな素質・天分の芽生えるような指導こそ望ましい
◇「社会のために尽くす」ということ
◎人生の意義
「人は各自、自分の持って生まれた素質天分を、なるべく十分に発揮し実現することを通
して、多少なりとも世の中のために尽くす外ないであろう」
~「個人」と「社会」(個と全)
◎職業を通して尽くす
◇人生と職業
職業の重視 天の命ずる道
◇批判と建設的態度
「批判のための批判」でよいか
→ 抑圧のリアクションが
→ 「建設のための批判」
◎外来文化の模写的理解は×
◇結果こそ現実である
冷厳な見通しを持つ
結果に対する洞察力
真理は現実のただ中にある
◇知識・知恵・英知
先の見通しが利くか = 知識と知恵との違い
生きた判断力の大切さ
材料としての知識が豊富であればそれだけその人の知恵の働く範囲も広くなる
基準 モノサシとなる知識 = 「社会科学的真理」理論
英知による主体性
常に自ら判断し批判しつつ読む
「英知」社会科学的理論を自分の体の中に溶かし込んで働く知恵
◇知恵の様々
知恵の働き 「見通し」が利くかどうか
潮時を知る 例えば結婚
手の打ち方、加減を知る、物事の調和(つり合い)
◇考えること行うこと
思考と実践
実践のいろいろ 考えることは易く行うことは難し
実行の秘訣 「直ちに実行」まず着手する
◇青春を楽しむと言うこと
人生の開花期 → 結実期への見通し
人生を大観する
実のなる果樹 楽しむのはいいが見通しを!
秋になって実のなるような果樹には、春美しい花の咲く樹はない
※ 春の一時期の華やかさで終わる花よりも、やはり秋の結実の確かな方を選ぶべき
◇読書について
心の養分 読書こそ心の食物
誤った読書の仕方
「本の虫」であればよいのではない ×ひけらかす
自分を育てる読書
本の選択と読書の秘訣 = ただ一冊その場からすぐ読み出す
円心的な読書
×スポーツ新聞、週刊誌
○自分の職業を中心とした専門雑誌、単行本
◇趣味の問題
人前の潤い
健全な趣味の条件 = 程度を越えすぎてはいけない
健全 ①賭博性を持たない ②日常生活を乱さない ③その人々の階層
程度 ①経済的バランス ②勤めに影響を影響を出さない
人生の第一義
一は職業
趣味で多少の金を周囲に散ずる
※ 自分の小遣い銭の一部をさいて常に周りの人々を潤す
「天災から日本史を読みなおす」磯田道史 中公新書 2014年 ① /「いま教師は何をすればいいのか」善元幸夫 小学館 2002年【再掲載 2013.7】 [読書記録 一般]
今回は、磯田道史さんの
「天災から日本史を読みなおす」1回目の紹介です。
出版社の案内には、
「豊臣政権を揺るがした二度の大地震、1707年の宝永地震が招いた富士山噴火、佐賀藩を
『軍事大国』に変えた台風、森繁久彌が遭遇した大津波―。史料に残された『災い』の
記録をひもとくと、『もう一つの日本史』が見えてくる。富士山の火山灰はどれほど降
るのか、土砂崩れを知らせる『臭い』、そして津波から助かるための鉄則とは。東日本
大震災後に津波常襲地に移住した著者が伝える、災害から命を守る先人の知恵。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「2012.4静岡文芸大准教授 2014教授」
- 磯田さん、出版当時は浜松駅の近くの静岡文芸大の先生でした。
今は県立大学。話題の川勝静岡県知事は、かつて静岡文芸大の学長でした。
・「すべての真の歴史は現代史である」
・「天災を勘定に入れて日本史を読み直す体系が必要とされているのではないか」
・「土佐・会津の学問水準の高さは山内夫妻の震災孤児支援と関係
- 震災時こそ人の生き方が大切になる」
・「地震に救われた家康」
もう一つ、再掲載となりますが、善元幸夫さんの
「いま教師は何をすればいいのか」を載せます。
教員同士だけでなく、幅広く交遊することが教員の幅を広げ、
子供たちの幅を広げることにつながると感じます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。

<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「天災から日本史を読みなおす」磯田道史 中公新書 2014年 ①

◇磯田道史
1970 岡山県生 慶大院文博
茨城大学准教授 → 2012.4静岡文芸大准教授 2014教授
◇まえがき
イタリアの歴史哲学者を襲った大地震
1883.7.28ナポリ沖合 イスキア島 カポドッチョラ 13秒の揺れで全壊
イタリア人一家5人が生き埋め 父母妹は息絶え兄弟2人が生き残る
兄 バネッド・クローチェ 17歳
↓
父のいとこ シルヴィオ・スパヴェンタに引き取られた
哲学者 ラフリオーラとの出会い
「すべての真の歴史は現代史である」
「天災を勘定に入れて日本史を読み直す体系が必要とされているのではないか」
◇秀吉と2つの地震
1.天正地震と戦国大名
□先人たちは地震発生時刻をどう測ったか
天正地震 夜中23時ごろ 曇った日や夜中は発生時刻がよく分からない
|
時計によるものは1700年前後から
寺院―香時計 36時間燃えて30分以内の誤差
□山内一豊の愛娘の死
近江長浜城主 水辺の軟弱地盤
1586.1.18 天正13.11.夜中に激震
およね 数え6歳
娘の死後震災孤児をいつくしむ
拾 → 10歳の時妙心寺(京都)のち湘南宗ほか(学問僧)
土佐南学 + 山崎闇斎を育てた
のち山崎は会津藩主・保科正康に仕えた
土佐・会津の学問水準の高さは山内夫妻の震災孤児支援と関係
- 震災時こそ人の生き方が大切になる
□家康の生き残り作戦
この地震が無ければ2か月後秀吉の大軍を攻撃するはずだった
|
天正13.11.19秀吉は家康追討を公言 正月15日以前と
□地震に救われた家康
天正地震によりこの戦が回避された
岡崎城で秀吉の使者と激しくやりあっていた
地震は翌日深夜 (29日)
秀吉は家康討伐の準備を投げだし、大阪に逃げ帰った(坂本城から)
|
家康討伐の前線基地・大垣城は壊れ、出火
長浜城も倒壊、伊勢長島城(織田信勝)も焼けた
|
秀吉 一夜にして前線基地を失った
家康 震度4以下でほとんど被害なし
↓
若狭湾を襲った津波
1586 天正地震が 福井県若狭湾に津波をもたらした
→ ルイスフロイス文書
「人家をことごとく押し流し数多くの死人」
☆「いま教師は何をすればいいのか」善元幸夫 小学館 2002年【再掲載 2013.7】
<出版社の案内>
子どもたちの体験を重視し、そこから生まれたアイディアを取り上げる。その過程で調べ
学習や話し合いを深め、子ども自らの考えを創り上げていく手法…。平成14年4月からス
タートした『総合的な学習』の実践を数多く紹介。 教師に自信と勇気を与える一冊。

◇寺脇研VS義元幸夫
□大切なものは
◎ 感覚を取り戻す教育
◎ 消極教育 - 教えない
□総合学習
目前で起こっていることを子供と突き止めていく共同研究者
□デューイ
「学校の第一の仕事は、協同的、相互扶助的な生活の仕方…」
□地域へとびだす学習
教師は「役者」から「プロデューサー」へ
□親も地域も巻き込んで
◇中村桂子(生命誌研究館副館長)VS義元幸夫
□生物には五種類
① 動物
② 植物
③ 菌類
④ バクテリア
⑤ 原生動物
□大切
「人間にはわからないことがある」
□ルソー
「人間が最初に身に付けるのは感覚である。大人はそれを忘れている」
□人間
細胞の中に38種類の歴史・ゲノム
ゲノム - 地球・太陽ともつながっている
◇毛利衛VS義元幸夫
国境のない世界
盛者必衰の生命観
遺伝子DNA
4つの塩基
固有と普遍と
<生成-発展-消滅>
シャトルという地球
捨てること選ぶこと
教師を育てる ◎教師は親が育てる
◇楽しさを引き出す意外な仕掛け
扇形の席
= ノー・リーダー・グループ
疑問はエンドレス
クローン大戦争
「なぜ」に心を向ける教育を
◇語り出す親と子
原稿用紙50枚
→ 一冊の本に「親の歴史」
目次作り
~ 親と
「天災から日本史を読みなおす」1回目の紹介です。
出版社の案内には、
「豊臣政権を揺るがした二度の大地震、1707年の宝永地震が招いた富士山噴火、佐賀藩を
『軍事大国』に変えた台風、森繁久彌が遭遇した大津波―。史料に残された『災い』の
記録をひもとくと、『もう一つの日本史』が見えてくる。富士山の火山灰はどれほど降
るのか、土砂崩れを知らせる『臭い』、そして津波から助かるための鉄則とは。東日本
大震災後に津波常襲地に移住した著者が伝える、災害から命を守る先人の知恵。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「2012.4静岡文芸大准教授 2014教授」
- 磯田さん、出版当時は浜松駅の近くの静岡文芸大の先生でした。
今は県立大学。話題の川勝静岡県知事は、かつて静岡文芸大の学長でした。
・「すべての真の歴史は現代史である」
・「天災を勘定に入れて日本史を読み直す体系が必要とされているのではないか」
・「土佐・会津の学問水準の高さは山内夫妻の震災孤児支援と関係
- 震災時こそ人の生き方が大切になる」
・「地震に救われた家康」
もう一つ、再掲載となりますが、善元幸夫さんの
「いま教師は何をすればいいのか」を載せます。
教員同士だけでなく、幅広く交遊することが教員の幅を広げ、
子供たちの幅を広げることにつながると感じます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。

<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「天災から日本史を読みなおす」磯田道史 中公新書 2014年 ①

◇磯田道史
1970 岡山県生 慶大院文博
茨城大学准教授 → 2012.4静岡文芸大准教授 2014教授
◇まえがき
イタリアの歴史哲学者を襲った大地震
1883.7.28ナポリ沖合 イスキア島 カポドッチョラ 13秒の揺れで全壊
イタリア人一家5人が生き埋め 父母妹は息絶え兄弟2人が生き残る
兄 バネッド・クローチェ 17歳
↓
父のいとこ シルヴィオ・スパヴェンタに引き取られた
哲学者 ラフリオーラとの出会い
「すべての真の歴史は現代史である」
「天災を勘定に入れて日本史を読み直す体系が必要とされているのではないか」
◇秀吉と2つの地震
1.天正地震と戦国大名
□先人たちは地震発生時刻をどう測ったか
天正地震 夜中23時ごろ 曇った日や夜中は発生時刻がよく分からない
|
時計によるものは1700年前後から
寺院―香時計 36時間燃えて30分以内の誤差
□山内一豊の愛娘の死
近江長浜城主 水辺の軟弱地盤
1586.1.18 天正13.11.夜中に激震
およね 数え6歳
娘の死後震災孤児をいつくしむ
拾 → 10歳の時妙心寺(京都)のち湘南宗ほか(学問僧)
土佐南学 + 山崎闇斎を育てた
のち山崎は会津藩主・保科正康に仕えた
土佐・会津の学問水準の高さは山内夫妻の震災孤児支援と関係
- 震災時こそ人の生き方が大切になる
□家康の生き残り作戦
この地震が無ければ2か月後秀吉の大軍を攻撃するはずだった
|
天正13.11.19秀吉は家康追討を公言 正月15日以前と
□地震に救われた家康
天正地震によりこの戦が回避された
岡崎城で秀吉の使者と激しくやりあっていた
地震は翌日深夜 (29日)
秀吉は家康討伐の準備を投げだし、大阪に逃げ帰った(坂本城から)
|
家康討伐の前線基地・大垣城は壊れ、出火
長浜城も倒壊、伊勢長島城(織田信勝)も焼けた
|
秀吉 一夜にして前線基地を失った
家康 震度4以下でほとんど被害なし
↓
若狭湾を襲った津波
1586 天正地震が 福井県若狭湾に津波をもたらした
→ ルイスフロイス文書
「人家をことごとく押し流し数多くの死人」
☆「いま教師は何をすればいいのか」善元幸夫 小学館 2002年【再掲載 2013.7】
<出版社の案内>
子どもたちの体験を重視し、そこから生まれたアイディアを取り上げる。その過程で調べ
学習や話し合いを深め、子ども自らの考えを創り上げていく手法…。平成14年4月からス
タートした『総合的な学習』の実践を数多く紹介。 教師に自信と勇気を与える一冊。

◇寺脇研VS義元幸夫
□大切なものは
◎ 感覚を取り戻す教育
◎ 消極教育 - 教えない
□総合学習
目前で起こっていることを子供と突き止めていく共同研究者
□デューイ
「学校の第一の仕事は、協同的、相互扶助的な生活の仕方…」
□地域へとびだす学習
教師は「役者」から「プロデューサー」へ
□親も地域も巻き込んで
◇中村桂子(生命誌研究館副館長)VS義元幸夫
□生物には五種類
① 動物
② 植物
③ 菌類
④ バクテリア
⑤ 原生動物
□大切
「人間にはわからないことがある」
□ルソー
「人間が最初に身に付けるのは感覚である。大人はそれを忘れている」
□人間
細胞の中に38種類の歴史・ゲノム
ゲノム - 地球・太陽ともつながっている
◇毛利衛VS義元幸夫
国境のない世界
盛者必衰の生命観
遺伝子DNA
4つの塩基
固有と普遍と
<生成-発展-消滅>
シャトルという地球
捨てること選ぶこと
教師を育てる ◎教師は親が育てる
◇楽しさを引き出す意外な仕掛け
扇形の席
= ノー・リーダー・グループ
疑問はエンドレス
クローン大戦争
「なぜ」に心を向ける教育を
◇語り出す親と子
原稿用紙50枚
→ 一冊の本に「親の歴史」
目次作り
~ 親と