「教師のすごい会話術」森川正樹 東洋館出版社 2014年 ③ /「土のいろ」集成 第九巻 84~92号 ②【再掲載 2012.6】 [読書記録 教育]
今回は、12月26日に続いて、森川正樹さんの
「言い方ひとつでここまで変わる教師のすごい! 会話術」の紹介 3回目です。
教員に限らず、子どもたちと接する機会が多い方には役立つ本だと思います。
出版社の案内には、
「大ヒット『すごい! 』シリーズの会話編、ついに登場! ○『静かにしなさい』よりも効
果のあるひと言○集中力を一気に高める『言葉の演出』○『物言わぬモノ』に話させる
子どもが思わず動きたくなる『教室コトバ』を65の具体的なセリフでわかりやすく紹
介。」
とあります。
今回紹介分 [ほめ方・しかり方]編 より強く印象に残った言葉は…
・「子どもが動きたくなる言葉とは」
- 子どもに言う前に、一呼吸して頭の中で考えたいことですね。
・「自分を褒めなさい」
- 自己肯定感が低い子どもが増えているように感じますから、ぜひ使いたい。
・「ありがとう助かるよ」
- 頼み事をしてから言うことも効果的ですね。
・「その言葉がそのまま現実になるぞ
- マイナスの言葉『せこい』『うざい』『きもい』」
言葉を大切にします。
もう一つ、再掲載となりますが、
「土のいろ」集成 第九巻(84~92号)を載せます。
浜松市史には次のようなこと(抜粋)が書かれています。
-「土のいろ」は遠州地方の古い郷土研究雑誌であり、遠州地方の研究に欠くことのでき
ない参考書となっている。大正13年1月に創刊後が発刊され、昭和15年9月に休刊さ
れるまで通巻83冊が刊行された。寄稿者も遠州全域にわたり、特に教員が多く寄稿した。
柳田国男も「蟷螂考」を、楠方熊南も感想文を寄せている。
戦後復刊され、昭和33年から昭和44年まで刊行されていました。
「集成」はひくまの出版顧問那須田稔さんを中心にした土のいろ集成刊行会により翻刻さ
れ、昭和56年より出されました。
『さと子の日記』で知られるひくまの出版ですが、本書を出した心意気に感動します。
合本となったものを、その時代を知らないわたしたちが読むことができるからです。
昨夕、庭の草取りをしていたところ枝が目に入り眼科に行きました。
しばらく眼帯をしているため、コメント欄等を閉じます。
回復に努めます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「教師のすごい会話術」森川正樹 東洋館出版社 2014年 ③
[ほめ方・しかり方]編
◇子どもが動きたくなる言葉とは
□自分を褒めなさい
自慢大歓迎
自信とは自分を信じること
自分を堂々と褒められる子を育てよう
□ありがとう助かるよ
教室に「ありがとう」の文化をつくる
□○○君、消しゴム遊びやめなさいよ(黒板を見て → 振り向いてニヤリ)
やんちゃな子どもと信頼関係を作るコツ
一呼吸置いて変化球を投げる
□○○君、(注意すると見せかけて…)いい天気だね
教室の空気を壊さない注意の仕方
常にクラス全体への影響を考えることが大事
いい意味で「拍子抜け」させてみる
時には「注意」を「爆笑」に変えよう
□×NGだから…
なかなか改善しない子どもへのNGワード
「もう一度言います」「これで三日目です」
◎ 相手が子どもでも「一人の人間」として話す
□先生はあなたに期待しているから叱っている
「何度言っても聞かない子ども」の叱り方
叱っている内容をきちんと届ける
□他人任せでいいの?(挙手が少ない)
自分から動く子どもを育てるには
いつも伝える
その場限りの言葉ではなく人生で語る
□その言葉がそのまま現実になるぞ - マイナスの言葉「せこい」「うざい」「きもい」
子どもには理由とともに伝える
- 使わなくなったら認める
教師自身が「言葉の持つ力」を実感する
□先生は知っているけれどもきちんと自分の口で話してくださいね
子どもにウソをつかせないために教師の聞き方を工夫する
□先生はそういうことは…好きだな でもな…
教師が調整役になり教室の空気をそろえていく
<叱るのが上手な先生を観察してみると?>
◎叱ったあとに叱られた子が変わろうとして頑張ろうとする
~ 一生懸命なところを挿入しながら頑張りを褒めている
☆「土のいろ」集成 第九巻 84~92号 ②【再掲載 2012.6】
[ 復刊第2号 通刊85号 昭和30年11月 - 『特集・郷土芸能』 ]
◇水窪町西浦田楽能 小国神社舞楽上演解説 近藤用一
① 無病息災
② 五穀豊穣
③ 鎮魂 もののけ退散
田遊びの発達した形式が田楽 → 田楽法師
北条氏の滅亡と共に田楽能も衰微
↓
猿楽
↓
◎観阿弥・世阿弥が猿楽能と歌舞玄体に改善して「能楽」に
田楽能は一忠・亀阿弥とか天才の死後,室町時代に盛んな名残をとどめたのみで、
神事芸能化したまま固定し,伝承形態を保守して今日に至った。
<西浦の田楽能>
室町田楽のおもかげ(田遊び・陰陽道・猿楽)
毎年旧暦1月18日の日の出から19日午前9時ごろまで
地能33番・はね能12番 合計45番
古風な反ぺい・安倍晴明家の秘法
・ 力足を踏んで悪魂を退け精霊を押さえつける。
・ 能楽の足拍子,舞踏の乱拍子,歌舞伎の六法,相撲の四股
はね能 もどきの手
田楽・田遊び・神楽・はね能と曲番が変化に富む
~ 西浦独特のバラエティ
<小国神社舞楽の解説>
遠州舞楽二つの残存
① 天宮神社(森町)
② 小国神社
童舞・大人舞
◇「蓑かぶり一揆」について 鈴木氏
□動機 - 風水害による農民の困窮と中泉代官所の重祖・圧政
万延元年の大出水 → 浜名郡方面に物乞いに出る者も
□下岡田村庄屋・鮫島万平が代官に減税を嘆願
しかし,代官は情け容赦なく不納者を召し捕る
= 受け入れられず
(掛川藩・浜松藩は年貢一割引)
□鮫島万平(下岡田村)・鈴木孫三郎(上岡田村)・山田金左衛門(千手堂村)
嘆願行 = 身命を賭してまで闘う決意
- 家を去り転々と居をかえる
井通以南75か村の庄屋にゲキ
一言坂山中にて70余名の庄屋の会合
□一揆勃発の経過
貧農たち 岩田村方面で暴動
↑
明治3年正月元旦を期し三ケ野に集合 静岡直訴行決議
|
とらえられて清水の江尻獄舎に 明治7年4月28日獄死
※ 清水次郎長の弟分・見付大和田友三は、しばしば鮫島家に出入りし何かと世話を焼
き、次郎長もまた清水の獄舎をしばしば訪ねて,よくその労をねぎらった。
□むすび
倒幕軍
→ 年貢半減の公約を破棄
民衆各地で一斉に立ち上がる → 実質的な負担軽減に
◇続浜松城下町時代の民衆 渥美静一
魚,塩,糀(竜禅寺村)
◇浜松おぼえがき(二) 渥美実
成子町の愛宕神社とその道標
田畑氏邸内(大河ドラマ『いだてん』の田畑政治邸=ハマコウ註)に小祠現存
道標の石
鴨江観音五佐路(南東)の右側
- 並んで地蔵(石仏)
「言い方ひとつでここまで変わる教師のすごい! 会話術」の紹介 3回目です。
教員に限らず、子どもたちと接する機会が多い方には役立つ本だと思います。
出版社の案内には、
「大ヒット『すごい! 』シリーズの会話編、ついに登場! ○『静かにしなさい』よりも効
果のあるひと言○集中力を一気に高める『言葉の演出』○『物言わぬモノ』に話させる
子どもが思わず動きたくなる『教室コトバ』を65の具体的なセリフでわかりやすく紹
介。」
とあります。
今回紹介分 [ほめ方・しかり方]編 より強く印象に残った言葉は…
・「子どもが動きたくなる言葉とは」
- 子どもに言う前に、一呼吸して頭の中で考えたいことですね。
・「自分を褒めなさい」
- 自己肯定感が低い子どもが増えているように感じますから、ぜひ使いたい。
・「ありがとう助かるよ」
- 頼み事をしてから言うことも効果的ですね。
・「その言葉がそのまま現実になるぞ
- マイナスの言葉『せこい』『うざい』『きもい』」
言葉を大切にします。
もう一つ、再掲載となりますが、
「土のいろ」集成 第九巻(84~92号)を載せます。
浜松市史には次のようなこと(抜粋)が書かれています。
-「土のいろ」は遠州地方の古い郷土研究雑誌であり、遠州地方の研究に欠くことのでき
ない参考書となっている。大正13年1月に創刊後が発刊され、昭和15年9月に休刊さ
れるまで通巻83冊が刊行された。寄稿者も遠州全域にわたり、特に教員が多く寄稿した。
柳田国男も「蟷螂考」を、楠方熊南も感想文を寄せている。
戦後復刊され、昭和33年から昭和44年まで刊行されていました。
「集成」はひくまの出版顧問那須田稔さんを中心にした土のいろ集成刊行会により翻刻さ
れ、昭和56年より出されました。
『さと子の日記』で知られるひくまの出版ですが、本書を出した心意気に感動します。
合本となったものを、その時代を知らないわたしたちが読むことができるからです。
昨夕、庭の草取りをしていたところ枝が目に入り眼科に行きました。
しばらく眼帯をしているため、コメント欄等を閉じます。
回復に努めます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「教師のすごい会話術」森川正樹 東洋館出版社 2014年 ③
[ほめ方・しかり方]編
◇子どもが動きたくなる言葉とは
□自分を褒めなさい
自慢大歓迎
自信とは自分を信じること
自分を堂々と褒められる子を育てよう
□ありがとう助かるよ
教室に「ありがとう」の文化をつくる
□○○君、消しゴム遊びやめなさいよ(黒板を見て → 振り向いてニヤリ)
やんちゃな子どもと信頼関係を作るコツ
一呼吸置いて変化球を投げる
□○○君、(注意すると見せかけて…)いい天気だね
教室の空気を壊さない注意の仕方
常にクラス全体への影響を考えることが大事
いい意味で「拍子抜け」させてみる
時には「注意」を「爆笑」に変えよう
□×NGだから…
なかなか改善しない子どもへのNGワード
「もう一度言います」「これで三日目です」
◎ 相手が子どもでも「一人の人間」として話す
□先生はあなたに期待しているから叱っている
「何度言っても聞かない子ども」の叱り方
叱っている内容をきちんと届ける
□他人任せでいいの?(挙手が少ない)
自分から動く子どもを育てるには
いつも伝える
その場限りの言葉ではなく人生で語る
□その言葉がそのまま現実になるぞ - マイナスの言葉「せこい」「うざい」「きもい」
子どもには理由とともに伝える
- 使わなくなったら認める
教師自身が「言葉の持つ力」を実感する
□先生は知っているけれどもきちんと自分の口で話してくださいね
子どもにウソをつかせないために教師の聞き方を工夫する
□先生はそういうことは…好きだな でもな…
教師が調整役になり教室の空気をそろえていく
<叱るのが上手な先生を観察してみると?>
◎叱ったあとに叱られた子が変わろうとして頑張ろうとする
~ 一生懸命なところを挿入しながら頑張りを褒めている
☆「土のいろ」集成 第九巻 84~92号 ②【再掲載 2012.6】
[ 復刊第2号 通刊85号 昭和30年11月 - 『特集・郷土芸能』 ]
◇水窪町西浦田楽能 小国神社舞楽上演解説 近藤用一
① 無病息災
② 五穀豊穣
③ 鎮魂 もののけ退散
田遊びの発達した形式が田楽 → 田楽法師
北条氏の滅亡と共に田楽能も衰微
↓
猿楽
↓
◎観阿弥・世阿弥が猿楽能と歌舞玄体に改善して「能楽」に
田楽能は一忠・亀阿弥とか天才の死後,室町時代に盛んな名残をとどめたのみで、
神事芸能化したまま固定し,伝承形態を保守して今日に至った。
<西浦の田楽能>
室町田楽のおもかげ(田遊び・陰陽道・猿楽)
毎年旧暦1月18日の日の出から19日午前9時ごろまで
地能33番・はね能12番 合計45番
古風な反ぺい・安倍晴明家の秘法
・ 力足を踏んで悪魂を退け精霊を押さえつける。
・ 能楽の足拍子,舞踏の乱拍子,歌舞伎の六法,相撲の四股
はね能 もどきの手
田楽・田遊び・神楽・はね能と曲番が変化に富む
~ 西浦独特のバラエティ
<小国神社舞楽の解説>
遠州舞楽二つの残存
① 天宮神社(森町)
② 小国神社
童舞・大人舞
◇「蓑かぶり一揆」について 鈴木氏
□動機 - 風水害による農民の困窮と中泉代官所の重祖・圧政
万延元年の大出水 → 浜名郡方面に物乞いに出る者も
□下岡田村庄屋・鮫島万平が代官に減税を嘆願
しかし,代官は情け容赦なく不納者を召し捕る
= 受け入れられず
(掛川藩・浜松藩は年貢一割引)
□鮫島万平(下岡田村)・鈴木孫三郎(上岡田村)・山田金左衛門(千手堂村)
嘆願行 = 身命を賭してまで闘う決意
- 家を去り転々と居をかえる
井通以南75か村の庄屋にゲキ
一言坂山中にて70余名の庄屋の会合
□一揆勃発の経過
貧農たち 岩田村方面で暴動
↑
明治3年正月元旦を期し三ケ野に集合 静岡直訴行決議
|
とらえられて清水の江尻獄舎に 明治7年4月28日獄死
※ 清水次郎長の弟分・見付大和田友三は、しばしば鮫島家に出入りし何かと世話を焼
き、次郎長もまた清水の獄舎をしばしば訪ねて,よくその労をねぎらった。
□むすび
倒幕軍
→ 年貢半減の公約を破棄
民衆各地で一斉に立ち上がる → 実質的な負担軽減に
◇続浜松城下町時代の民衆 渥美静一
魚,塩,糀(竜禅寺村)
◇浜松おぼえがき(二) 渥美実
成子町の愛宕神社とその道標
田畑氏邸内(大河ドラマ『いだてん』の田畑政治邸=ハマコウ註)に小祠現存
道標の石
鴨江観音五佐路(南東)の右側
- 並んで地蔵(石仏)
小浜逸郎さんはこんなことを⑮-「14歳 日本の子どもの謎」イースト・ブック 1997年 (9) /「生物学個人授業」岡田節人・南伸坊 新潮社 1996年 ①【再掲載 2014.7】 [読書記録 教育]
今回は、12月25日に続いて、
「小浜逸郎さんはこんなことを」12回目、
「14歳 日本の子どもの謎」9回目の紹介です。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「家庭内暴力は反抗ではなく、『甘え』や『すね』の中に心理的に退行している現象」
・「親もそうなるように対応しないから反抗不可能な状態になる。反抗でないという理由 は真綿のように優しく濃密な雰囲気に包まれて育つからそこまでいかない」
・「子供の思春期は親にとっては試練の時である。体を張って子供と対決せよ。」
・「子供から大人への過渡期にある厄介な存在に,それぞれの能力や適正に合った『大人
化』への道筋を,具体的に提供することが要請される。自立の衝動の芽生えをいち早
く読みとり,自立の困難をできるだけ取り除いてやることが必要だ。」
もう一つ、再掲載となりますが、岡田節人さん、南伸坊さんの
「生物学個人授業」①を載せます。
わかりやすく、読んだときに、目からうろこが落ちるように、うんうんと頷いていた本。
それなのに今、要約を読み直すと、頭の中に内容を再現できません。
それは、要約のまずさのため。
「この一冊で免許皆伝」となったはずなのに、免許取り消し!
自分が死んでも子孫が残れば生命が絶えないということでしょうか。
素人生徒の南伸坊さんがその道の権威の学者を先生に迎えてわかりやすく解説してもらう
「個人授業シリーズ」は楽しいシリーズです。
だいぶ以前の出版ですが、おすすめの本です。文庫版も出ています。
昨日、今日と学校は閉庁。わたしは年休をとっています。
きのう、ようやく年賀状を作り終え、投函しました。
以前より少なくなったのに、遅くなりました。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆小浜逸郎さんはこんなことを⑮-「14歳 日本の子どもの謎」イースト・ブック 1997年 (9)
◇「ふつうの家族」の落とし穴②
□反抗心の欠如こそが「家庭内暴力」を生む
家庭内暴力は反抗ではない
=「甘え」や「すね」の中に心理的に退行している現象
反抗ではない理由
囲われた家族の中でわがまま放題に暴力を振るう
= 外の社会に向かって積極的に関わっていくことができないからこそ、その鬱憤
を内に向ける
|
◎ 反抗なら親の世話にならない
反抗は自分の意志や欲望の輪郭がはっきりしているかはっきりしつつあることを前
提とする
|
◎ 親もそうなるように対応しない = 反抗不可能な状態に
反抗でないという理由
= 真綿のように優しく濃密な雰囲気に包まれて育つから
息子の奴隷になった父親の悲劇
子供の思春期は親にとっては試練の時
→ 体を張って子供と対決せよ
□まとめ
◎ 正しい「大人化」への道をいかに提供するか
○ 生きる手応えがないまま何となく抽象的な「自分」を形成し,だらだらと長いトン
ネルの中を通過していく。
各人が「秘密の地下通路」をもつ。
↓
○ 子供から大人への過渡期にある厄介な存在に,それぞれの能力や適正に合った「大
人化」への道筋を,具体的に提供することが要請される。
自立の衝動の芽生えをいち早く読みとり,自立の困難をできるだけ取り除いてやる
ことが必要だ。
↓
◎ 社会システムをもっと時代にあったものに編成し直すこと
☆「生物学個人授業」岡田節人・南伸坊 新潮社 1996年 ①【再掲載 2014.7】
<出版社の案内>
DNAって何?「ジュラシック・パーク」のように恐竜が生き返ることってあるの?遺伝子
治療ってコワそうだけど大丈夫?アオムシがチョウチョになるしくみは?生物って何万種
類あるの?分類の方法、数え方は?地球上の生物を乗せた「ノアの方舟」ってどのくらい
の大きさ?コドモもオトナも、オトコもオンナも、興味シンシンの生物学。シンボーさん
と一緒に勉強しよう。
知りたいことは何でも聞くゾ。好奇心全開の生徒と科学を日常の言葉で語る先生との迫真
のライブ。生きものの科学はこんなに面白い!基礎から最先端まで、この一冊で免許皆伝。
◇自然回帰 中村桂子・岡田節人
□自然回帰の理由
① 自然環境への関心の高まり
② 人間の本能 - 珍奇なものを愛し評価する性向
□1994年 「シンラ」(1990「マザーネーチャーズ」改め)
1994.1~1995.1の連載
◇生命は絶えたことがない
(1)細胞 (宇田川榕庵)
(2)DNA ・物質(分子)-遺伝情報
・暗号のコード
(3)細胞核 DNAは細胞の中にある
多くは中央の細胞の中にある
|
◎ DNAが核に閉じこめられることにより多くの生物ができた
↓
① 細胞(生物は細胞から成り立っている)
② DNA(その要素成分の組み合わせで遺伝情報を担う物質)
③ 細胞核(DNAはこの中で働いて遺伝する)
+
○ 生命は絶えたことがない
= 自分の子供を産めるから
□原核生物(バクテリア ファージ)DNA核外
植えるだけ - 分裂することで生命を連続
□真核生物
□多細胞生物
◎生殖細胞だけが連続
体細胞は一代で終わりだが、生殖細胞は絶えることがない
□遺伝子治療
体細胞だけ換え生殖細胞には無関係!
↓
□生物学
= 「ジェラシック・パーク」
前半の1/3は科学的
<言葉>
① 細胞
② DNA
③ 細胞核
<先生の一言>
◎生殖細胞と体細胞の違いをしっかり!
「私たちヒトの男で言うと、キンタマの中に入っている精子の細胞だけが生殖細胞、それ
以外は体細胞、カラダの他のどこにも生殖細胞はない」
「小浜逸郎さんはこんなことを」12回目、
「14歳 日本の子どもの謎」9回目の紹介です。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「家庭内暴力は反抗ではなく、『甘え』や『すね』の中に心理的に退行している現象」
・「親もそうなるように対応しないから反抗不可能な状態になる。反抗でないという理由 は真綿のように優しく濃密な雰囲気に包まれて育つからそこまでいかない」
・「子供の思春期は親にとっては試練の時である。体を張って子供と対決せよ。」
・「子供から大人への過渡期にある厄介な存在に,それぞれの能力や適正に合った『大人
化』への道筋を,具体的に提供することが要請される。自立の衝動の芽生えをいち早
く読みとり,自立の困難をできるだけ取り除いてやることが必要だ。」
もう一つ、再掲載となりますが、岡田節人さん、南伸坊さんの
「生物学個人授業」①を載せます。
わかりやすく、読んだときに、目からうろこが落ちるように、うんうんと頷いていた本。
それなのに今、要約を読み直すと、頭の中に内容を再現できません。
それは、要約のまずさのため。
「この一冊で免許皆伝」となったはずなのに、免許取り消し!
自分が死んでも子孫が残れば生命が絶えないということでしょうか。
素人生徒の南伸坊さんがその道の権威の学者を先生に迎えてわかりやすく解説してもらう
「個人授業シリーズ」は楽しいシリーズです。
だいぶ以前の出版ですが、おすすめの本です。文庫版も出ています。
昨日、今日と学校は閉庁。わたしは年休をとっています。
きのう、ようやく年賀状を作り終え、投函しました。
以前より少なくなったのに、遅くなりました。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆小浜逸郎さんはこんなことを⑮-「14歳 日本の子どもの謎」イースト・ブック 1997年 (9)
◇「ふつうの家族」の落とし穴②
□反抗心の欠如こそが「家庭内暴力」を生む
家庭内暴力は反抗ではない
=「甘え」や「すね」の中に心理的に退行している現象
反抗ではない理由
囲われた家族の中でわがまま放題に暴力を振るう
= 外の社会に向かって積極的に関わっていくことができないからこそ、その鬱憤
を内に向ける
|
◎ 反抗なら親の世話にならない
反抗は自分の意志や欲望の輪郭がはっきりしているかはっきりしつつあることを前
提とする
|
◎ 親もそうなるように対応しない = 反抗不可能な状態に
反抗でないという理由
= 真綿のように優しく濃密な雰囲気に包まれて育つから
息子の奴隷になった父親の悲劇
子供の思春期は親にとっては試練の時
→ 体を張って子供と対決せよ
□まとめ
◎ 正しい「大人化」への道をいかに提供するか
○ 生きる手応えがないまま何となく抽象的な「自分」を形成し,だらだらと長いトン
ネルの中を通過していく。
各人が「秘密の地下通路」をもつ。
↓
○ 子供から大人への過渡期にある厄介な存在に,それぞれの能力や適正に合った「大
人化」への道筋を,具体的に提供することが要請される。
自立の衝動の芽生えをいち早く読みとり,自立の困難をできるだけ取り除いてやる
ことが必要だ。
↓
◎ 社会システムをもっと時代にあったものに編成し直すこと
☆「生物学個人授業」岡田節人・南伸坊 新潮社 1996年 ①【再掲載 2014.7】
<出版社の案内>
DNAって何?「ジュラシック・パーク」のように恐竜が生き返ることってあるの?遺伝子
治療ってコワそうだけど大丈夫?アオムシがチョウチョになるしくみは?生物って何万種
類あるの?分類の方法、数え方は?地球上の生物を乗せた「ノアの方舟」ってどのくらい
の大きさ?コドモもオトナも、オトコもオンナも、興味シンシンの生物学。シンボーさん
と一緒に勉強しよう。
知りたいことは何でも聞くゾ。好奇心全開の生徒と科学を日常の言葉で語る先生との迫真
のライブ。生きものの科学はこんなに面白い!基礎から最先端まで、この一冊で免許皆伝。
◇自然回帰 中村桂子・岡田節人
□自然回帰の理由
① 自然環境への関心の高まり
② 人間の本能 - 珍奇なものを愛し評価する性向
□1994年 「シンラ」(1990「マザーネーチャーズ」改め)
1994.1~1995.1の連載
◇生命は絶えたことがない
(1)細胞 (宇田川榕庵)
(2)DNA ・物質(分子)-遺伝情報
・暗号のコード
(3)細胞核 DNAは細胞の中にある
多くは中央の細胞の中にある
|
◎ DNAが核に閉じこめられることにより多くの生物ができた
↓
① 細胞(生物は細胞から成り立っている)
② DNA(その要素成分の組み合わせで遺伝情報を担う物質)
③ 細胞核(DNAはこの中で働いて遺伝する)
+
○ 生命は絶えたことがない
= 自分の子供を産めるから
□原核生物(バクテリア ファージ)DNA核外
植えるだけ - 分裂することで生命を連続
□真核生物
□多細胞生物
◎生殖細胞だけが連続
体細胞は一代で終わりだが、生殖細胞は絶えることがない
□遺伝子治療
体細胞だけ換え生殖細胞には無関係!
↓
□生物学
= 「ジェラシック・パーク」
前半の1/3は科学的
<言葉>
① 細胞
② DNA
③ 細胞核
<先生の一言>
◎生殖細胞と体細胞の違いをしっかり!
「私たちヒトの男で言うと、キンタマの中に入っている精子の細胞だけが生殖細胞、それ
以外は体細胞、カラダの他のどこにも生殖細胞はない」