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「子どもと作る!かんたんクッキング」 メイト 2013年 /「しつけとはこんなにやさしいものなのか」笹沢佐保 海竜社 1996年 ②後編【再掲載 2011.12】 [読書記録 一般]

今回は、いただきますごちそうさま編集部による
「子どもと作る! かんたんクッキング 」を紹介します。


昨秋収穫したサツマイモがまだ保存してあるので、
自分でもできるかなと思って読みました。
とはいうものの読み終えて早2か月。
まだ一度もチャレンジしていません。





出版社の案内には、


「子どもの食への興味を引き出すポイントとしてクッキングがあります。ままごとあそび
 ではない本当のクッキングには、子どもの「やってみたい」を引きつける力があります。
 初めてのクッキング活動で取り組みやすいレシピを紹介。大掛かりな設備の必要がない
 おやつや料理を子どもたちとともに作ってみましょう。スムースにおこなうための設定
 や包丁の使い方、食卓のマナー、あとかたづけのポイントなどもわかりやすく掲載して
 います。レッツかんたんクッキング!」



本書は、わかりやすいイラスト付きで、子どもにもぴったりです。
ただ、それを要約メモだけで分かるかどうか…。



もう一つ、再掲載となりますが、笹沢佐保さんの
「しつけとはこんなにやさしいものなのか」②後編を載せます。
笹沢さんが亡くなられて早20年。
『木枯らし紋次郎』を知らない人も増えてきました。





<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。







☆「子どもと作る!かんたんクッキング」 メイト 2013年

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◇いちごのトライフル
 
 ◎4人分 カステラ160g 生クリーム80cc 砂糖 7g いちご 4個

 1 イチゴを水であらいへたを取る


2 カップにカステラを切って入れ、スプーンで生クリームを載せる


 3 いちごをかざる




◇ポップコーン

◎とうもろこし100g サラダ油…底が湿るぐらい 塩…適宜
 
 キャラメルフレーバー 砂糖43g 水50cc 湯50cc

 カレーフレーバー   バター15g カレー粉 2g 塩少々




◇エビせんべい
 
 ◎4人分 … ごはん150g 桜エビ5g ごま小さじ1 醤油適宜

 1 ご飯に桜エビ、ごまを混ぜる


 2 1を10等分 ラップに挟み手のひらで圧し薄くのばす


 3 2をざるに載せ天日で2~3時間干す


 4 ホットプレートで160° 両面を20分間約




◇焼きりんご

 ◎4人分 … りんご厚さ1センチの輪切り4枚 バター4g 粉砂糖

 りんごを1センチに輪切り、塩水につけておく

 1 りんごの中央をクッキー型で抜き芯を取る


 2 ホットプレート 160℃ 両面を焼く


 3 全体に火が通ったら皿に載せ、茶こしで粉砂糖を振る




◇じゃがもち

 ◎4人分… じゃがいも2個 片栗粉24g バター20g 塩少々 のり3センチ角4枚

 1 ジャガイモの皮をむき、やわらかくゆでる


 2 粗熱が取れたらビニル袋に一人分入れ、片栗粉、バター、塩を入れつぶして混ぜる


 3 袋から出し平たく丸め片面に海苔をのせる


 4 ホットプレートで両面を焼き醤油を!




◇芋ようかん

 ◎4人分 … さつまいも400g 水200cc 粉寒天4g 砂糖100g

 1 サツマイモを1㎝幅に切り、皮をむき、ゆでる


 2 ざるにあけ、水を切り、ボウルに入れ、熱いうちにつぶす


 3 鍋に水を入れ粉寒天を加えふやかす 中火で 煮立ったら砂糖を入れ弱火で混ぜる


 4 2に3を加え、バットにあけ、冷蔵庫で1時間













☆「しつけとはこんなにやさしいものなのか」笹沢佐保 海竜社 1996年 ②後編【再掲載 2011.12】

<出版社の案内>
家庭でなければできないこと、それがしつけだ。しつけは文化であり、人間が人間らしく
生きるための知恵である。家庭教育混迷の時代に放つ、著者が祖母から受けたしつけをも
とにした異色の体験的家庭教育論。
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◇なぜかいま慶応生まれのお敬さん

 誇り高き武家の娘と新興成金の夫

息子たちへの人間教育を怠った超多忙夫婦

家督の断承
  ① 本家の立場 
② 遺産相続 
③ 親の面倒を見る

祖母と結ばれていた九州の血縁


◇それは嫁の躾から始まった

 家事礼儀は悔しい思いをしてこそ身体で覚える
奥さんは一人前の女主人

姑に鍛えられた生活の知恵・人生の財産


◇体罰6つのランク

 口ごたえをすればたちまち口の横をつねられる

6ランク
  ① つねられる 
       
② キセルでぶたれる 
       
③ お灸 
       
④ 絶食

⑤ 納戸柱縛り付け・暗闇 
       
⑥ 夜に家の外に
 

◇ものの命を生かす「もったいない」の合理生活

 ◎もったいない = ものの本質を失すること
 
→ ものの能力を生かす
ものをつくった人への感謝

  ◎ 人間は質素な暮らしをすることで共存できる

粗末な普段着に割烹着 着古せば刺し子の雑巾に
必要なもの以外買わない
 

◇捨てない無駄をしないとことん生かす

  電気付けっぱなし水出しっぱなし御法度

乃木将軍
    洗面器一杯の水で歯磨き洗顔


◇生活の知恵

  前掛け = ぼろ隠し

悪い食い合わせの戒め
    △水と蟹 △氷と天ぷら △氷と柿

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「信ずる宗教、感ずる宗教」山折哲雄 中央公論社 2008年 ① /「ツツジ花咲くころ」(『フレッシュマンのための読むクスリ』 上前淳一郎 文藝春秋 1999年 より)【再掲載 2017.2】 [読書記録 宗教]

今回は、山折哲雄さんの
「信ずる宗教、感ずる宗教」の紹介 1回目です。






出版社の案内には、


「現代日本人にとっての信仰とは? 宗教とは? 明治以降日本が受け入れてきたキリス
 ト教的な価値判断でははかれないわれわれ日本人の信仰心を、歴史をさかのぼって探る
 宗教エッセイ」


とあります。


今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「色即是空とは、形あるものは必ず滅する、ものに対する執着は空しいの2つ」


・「多神教こそ民主主義」


・「アニミズムを万物生命観と呼ぼう。目に見えない御先祖(カミ・ホトケ)のもと。」





もう一つ、再掲載となりますが、上前淳一郎さんの
「ツツジ花咲くころ」を載せます。
この話が大好きです。








<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
2.jpg





<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。





☆「信ずる宗教、感ずる宗教」山折哲雄 中央公論社 2008年 ①

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◇曼荼羅宗教学(1)

□色即是空 

 ① 形あるものは必ず滅する

 ② ものに対する執着は空しい


□南無三宝とナムサン  

  悟りより普段の修行を 

  在家と出家


□意表つく答えを探る公案  

  日本の浄土は山にあり


□蓮に託した浄土往生  

  一蓮托生(浄土への往生)

  
□行雲流水 → 雲水(僧) 

  親戚としてのオニ 

    ① 和御霊 → カミ

    ② 荒御霊 → オニ


□目に見えぬ日本の神々(多神教) 

  多神教こそ民主主義


□日本特有の「ホネ」信仰 

 → かつては霊肉二元論


□「万物生命観」と呼ぼう アニミズム

 - 目に見えない御先祖(カミ・ホトケ)のもと


□臨死もシャーマニズム 

  ① 神に憑かれた人々 

  ② 一時的他界遍歴者 
                      
  - 死を鋭く意識する断食
  

□神秘体験と宗教の民衆化 

  神秘領域 
    仏教「神通」  

    キリスト教「奇蹟」


□内在のオカルト、超越のオカルト

  ① 我々の体の内の神秘

  ② 宇宙の遙か彼方に隠されている神秘


□始まりは「カルト」だった  

  時代が求める「カリスマ」


□日本で変身を遂げたブッダ 

  ホトケになった(覚者)から


□キリストに西洋を見た明治 

  一人称で語るコーラン - お告げ文体

  = 中山みき「お筆先」


□既得権の放棄を説く老子 

  カオス好きの弟子嫌い


□孔子の「礼」に影響を与えた母  

  孔子の母は巫女


□「もののけ」の宗教意識  

  今日に及ぶ怨霊慰撫  

  御霊 早良親王


□早良親王(後に崇道天皇の尊号) 

 → 政治的非業死・怨霊を祀る


□御霊会 

  祀る神社を御霊神社


□首の祟りに日英の差  

  将門の首 と トマスモアの首


□判官贔屓に浄化作用 

  源義経は御霊とされなかった
御霊信仰と判官贔屓の感覚


□演説に見る神の存在  

  2001.9.11 ブッシュ演説  - ダビデ王の言葉








☆「ツツジ花咲くころ」(『フレッシュマンのための読むクスリ』 上前淳一郎 文藝春秋 1999年 より)【再掲載 2017.2】

[出版社の案内]
500万部を超えるロングセラーである『読むクスリ』全30巻から新入社員向けの題材を
著者自ら厳選したのが本書です。ビジネス社会でのマナーの大切さや機敏な発想を生むノ
ウハウなどが具体的な実話で綴られており、十数年前に本書があったなら、小生の人生も
もう少し進歩があったのにと後悔しながら校了にした次第。もっとも30代前半ならまだ
間に合うかもしれませんし、それ以上の年代ならご子息へのプレゼントにも最適です!
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<1>
 
 花は散り,ツツジが咲き始めた行楽日和の日曜日。


 奈良県桜井市にある大和信用金庫に勤める森川武司さん一家四人は,兵庫県宝塚市へ遊
びに出掛けた。


歌劇を見たあと,小五と小一のお嬢ちゃんたちは,遊園地でメリーゴーランドや観覧車
に乗って大喜び。日暮れが近くなるまではしゃぎまわって,両親の方が振り回されるほど
だった。


さあ帰ろうと遊園地を出て阪急宝塚駅近くまで来たころ,お嬢ちゃんたちが言い出した。


「おなか空いた。」


 お昼のあと,アイスクリームを食べただけだ。あんなによく遊んだのだからペコペコに
なっても無理はない。


「家に帰るまでに二時間ぐらいかかるよ。それから夕食の支度をするんじゃ,お母さんも
 大変だろう。」


「ここで食べて帰りましょうか。」


子供たちに振り回されてやっぱりお腹が空いてきているお父さんお母さんの相談もまと
まって,駅前商店街の店に入ることにした。


 レストランと言うより昔ながらの小食堂だった。四人がけのテーブルが,五つ六つ。す
ぐ奥の調理場に主人が白い割烹着に白いコック帽で働いているのが見える。


「あたしオムライス。」


「あたしも」


両親はカツ丼を注文してしばらく待つうち,オムライスが先に運ばれてきた。


すぐスプーンを手にしようとする子供たちをお父さんは目でたしなめた。


 どんなにお腹が空いていても全員の前に料理が揃うまで手をつけてはいけないというの
が森川家の厳しいしつけなのである。


 やがてカツ丼も来て,じゃ,とお父さんが言うと四人はテーブルに向かって軽く一礼し
て声をそろえた。


「いただきます。」


 これも森川家のしきたりで,この挨拶が済んで初めて箸やスプーンを持つことができる。


「おいしいね。」


と,空腹が手伝って舌鼓を打つ。


 済むと,また,全員が一礼して声を合わせる。


「ごちそうさまでした。」


 家でもこれが終わるまでは勝手にテーブルを立ってはいけないことになっている。


「それでは行くよ。」


と,森川さんはお嬢さんを連れて店の外に出た。


 お勘定を払うのはお母さんだ。


 ところが,いつまで待ってもお母さんが出てこない。どうしたんだろう。お釣りを渡し
た貰わないトラブルでも起きているのではないだろうか。


「ちょっとお母さんを見てきなさい。」 


心配になって,長女に様子を見に行かせるとびっくりした顔で戻ってきた。


「たいへん。お母さん,お店のおじさんと喧嘩してる。」






<2>

 そこへ二人がまだ何やら押し問答をしながら出てきた。白い割烹着の主人は森川さんを
認めると,コック帽をとって深々とお辞儀をした。





<3>

「これは旦那様。うちで食事をして下さいまして誠にありがとうございました。私はここ
 で二十年店をやっております。何とかおいしいものを安くと苦労してきまして,おかげ
 でひいきにして下さる方も多くなりました。」


「・・・・・・・」


「それが,今日のように,四人揃っていただきます,ごちそうさまでしたと,私がつくっ
 たものに頭を下げていただいたのは初めてでございます。何という果報。苦労してきた
 甲斐がありました。ありがとうございました。④せめてお礼にお勘定はいりません。」


 喧嘩の理由が分かってきた。要りません,払いますでやり合っていたのだ。


森川さんは何とか半額払うことで事を納めたが,やはりあのとき全額払うべきだったと
今後悔している。







◇道徳授業で(参観会でも楽しい)

<1>を範読
 
発問 「お母さんとお店の人はなぜ喧嘩をしているのだと思いますか。」


(指示)「ノートに一言で書きなさい」
     (机間巡視 - 書いたか確認 支援)


(指示)「列指名」
     (順番に立たせて言わせる-できるだけ大勢)




<2>を範読
 
発問 「なぜ喧嘩をしている相手の御主人にお辞儀をしたのでしょう。」

(指示)「ノートに一言で書きなさい」
     (机間巡視-書いたか確認 支援)


(指示)・挙手-指名




<4>を範読(<3>はあとで読む)

発問 「どうしてただでいいとお店の人は言ったのでしょうか。」

    どのように指名しようか(参観会の場合 お母さん方にも指名)



<3>を読む



□教師の経験等を話す


・挨拶されるのがとてもうれしい


・きもちのいいあいさつはみんなを明るくする

  ↓

「実はこの前あるお店でこれをやったのだがやはりただにはならなかった。ただになった
 ら困ったのだけれど。」(笑)で終わり

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