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「どこからお話ししましょうか 柳家小三治自伝」柳家小三治 岩波書店 2019年 ① /「最強最後の学習法」後藤武士 宝島社 2005年 ②【再掲載 2016.8】 [読書記録 一般]

今回は、柳家小三治さんの
「どこからお話ししましょうか 柳家小三治自伝」1回目の紹介です。



出版社の案内には、


「円熟の古典落語、軽妙なマクラで、聴くものを魅了してやまない噺家・柳家小三治。本
 書では、生い立ち、初恋、入門、修業時代、落語論から、バイク、クラシック音楽、俳
 句、忘れじの人々まで、すべてをたっぷり語り下ろす。独特の語り口もそのままに、ま
 さに読む独演会。芸と人生に対する真摯な姿勢が、初めて明らかに。」


とあります。



今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「『心で演じるもので、声や表情で演じるものじゃない』 小さん」


・「『刀は人を斬るためにあるんじゃない。身を守るため、平和のため、自分を律するた
  めにある』 新渡戸稲造」


・「せりふではなく了見から覚える」


・「最初からウケようとすることを師匠はとてもいさめた」



この本を読んでから、奥様、郡山和世さんの
「噺家カミサン繁盛記」講談社文庫 1999年
も読みました。
くすくす笑いながら1/3読みました。後は楽しみにとってあります。
おもしろいはずです。1991年にフジテレビ系列でドラマになっていたそうです。
企画は…遠藤龍之介さん。主演は…清水由貴子さん。ああ、観たかった。
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もう一つ、再掲載となりますが、後藤武士さんの
「最強最後の学習法」②を載せます。
拙ブログで、いくつかの学習法を紹介してきましたが、後藤さんの勧める学習法は、
シンプルで実行しやすい学習だと思います。
要約だけではよく分からないと思いますので、ぜひ本をごらんになって御確認ください。




<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。






☆「どこからお話ししましょうか 柳家小三治自伝」柳家小三治 岩波書店 2019年 ①

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◇父と母のこと
 
 宮城県名取市出身の父   
東京に出て小学校の先生になった 
   勉強にうるさい


 昭和14(1939)年生まれ 
   書道
   本名:郡山剛蔵


 厳しい母親 - 命令指図 - かわいそう


 ◎映画「グロリア」 
   親子じゃないのに親子以上



◇野菊のごとき君なりき

 彼女との淡い思い出
 

 いい関係だけれど言えなかった
 

 ◎映画「野菊の如き君なりき」木下恵介監督



◇落語と出合う
 
 「宮本武蔵」「鞍馬天狗」「坊ちゃん」
 

 結局は心じゃないか
小さん「心で演じるもので、声や表情で演じるものじゃない」
 

 新渡戸稲造
「刀は人を斬るためにあるんじゃない。身を守るため、平和のため、自分を律するため
  にある」


中3で落語と出合う
講談社「落語全集」-「長屋の花見」


 高校で落語研究会



◇しろうと寄席

 高3 1957.12 
   ラジオ東京「しろうと寄席」
15週勝ち抜き


 大学受験に失敗して予備校へ - 噺家に
   小さんの目 澄んだ目に惚れた


 大佛次郎が私を育ててくれた



◇小さん師匠に入門 

親の教え子に新宿末廣亭の若旦那北村一男氏
   父の頼みに、3人で古参のところへ
   「道灌」という噺から  
      おもしろくない「道灌」をおもしろく


 「おまえの話はおもしろくねえなあ」-すべての始まり


 なるべく人のやらないような噺から覚えていった  
せりふではなく了見から覚える


 前座には前座の噺、二つ目は二つ目としての噺、真打ちには真打ちの話がある
   圓生師匠に稽古をお願いに行く


 最初からウケようとすることを師匠はとてもいさめた 











☆「最強最後の学習法」後藤武士 宝島社 2005年 ②【再掲載 2016.8】

<出版社の案内>
中学受験、高校受験で難関校に受かる、基本は国語読解力だ!誰でも出来てすぐ結果の出
る6つの学習法で、必ず難関校に受かる。若くしてカリスマ講師になった著者が、自らの
生徒にだけ教えてきた秘蔵の学習法を開示。その基本は国語力。読書しなくても問題集の
使い方次第で読解力がアップ。そして暗記。5分間繰り返しとボールペンの活用で必ず記
憶できる。



◇最強最後のノート活用法

□ノートは最高のデータバンク 
  まずは固定化 ← 分かりやすい字で


□ノートをこまめに見直すクセを付ける
  余白を十分に


□日付を付けろ


□見出しは必要 
  効率的な見出し


□アンダーラインは少ないほど目立つ


□実は一番のおまけ 
  間違いをそのまま消さずにとっておく



◇あなたの勘違い学習法を正す

□勉強部屋は不要


□ながら勉強のすすめ


□TVドラマはビデオで見よう


□ゲームの分類とその害悪度 
  ゲームは気晴らしとなり得ない



◇「5分間」暗記法

□暗記から逃げることはできない
必要性の自覚
 
  繰り返しの回数     


□英単語
  ~ 25語を5分で覚える

暗記には必ず手と口を連動させる


□大切なのは効果測定 


□反復反復反復


□ICRで反復



◇本音の学校選び

□公立? 私立?
「地域」 ~ 将来において生活の基盤とするであろう地域

地方在住 - その後も地元 → 公立   ※人脈がものをいう


□中学受験の是非
  都市部在住



◇最終兵器 ボールペン学習法

□最終兵器 「ボールペン」
    
  成績の悪い子の共通点 = プライドが高い ~ 答えを隠す
        ↓
  鉛筆やシャープの代わりにボールペンを用いる <消せない>       


「早く一本使い切ってしまいたい」
   大切 ~ 間違いを見つめる 自分の弱点としっかり向き合う  




◇これなら実行できる「ぬりつぶし予定表」

□ぬりつぶしていく予定表


□課題をリストアップする



◇ズバリ答える相談室

× 「やればできる」 = 「やらなかったからできない」


□どんな状況であろうと、やる子はやるし、やらない子はやらない


□3種類 
  ① 何らかの理由で,やってもできない子

② やらなくてもある程度できる子

③ やってないからできない子


□教材 
  薄いものがベスト・解答が厚いもの (別冊)



◇後藤武士

  1967年 岐阜県生  青山学院大学卒業

  日本全国授業ライブ(GTP)主宰 takeshigoto.com.

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