『子どもから大人になれない日本人―社会秩序の破壊と大人の消失』深谷昌志 リヨン社 2005年 ② /「9つの性格人間判断法」鈴木秀子 講談社+α文庫 2004年 ①【再掲載 2015.1】 [読書記録 教育]
今回は、1月15日に続いて、深谷昌志さんの
「子どもから大人になれない日本人―社会秩序の破壊と大人の消失」の紹介 2回目です。
深谷さんからは、ふだんわたしが気付かないような視点からの見方を教えられます。
大人とは何かと考えさせられます。
わたしは大人ではないのかもしれないとも…。
出版社の案内には、
「子ども問題研究の第一人者である著者が膨大なデータを元に、現代の子どもと親との関
わりを検証。育児に関わらない父親、子どもを過剰に庇護する母親、親に依存する子ど
も…社会秩序の崩壊と大人が消失してしまった現代日本のこれからの新しい大人像を考
える!」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「多様さへの対応が学校として困難な課題となる。」
- 浜松は外国人籍児童・生徒の多い地域です。多文化共生を目指していますが、難しい
處もあります。
・「どこの親も、可能なら『ギフテッド』(知的に恵まれた)クラスの子どもを入れたい。
そして、『スローラーナー』クラスは避けたい。『ギフテッド』の子どもが自信を持ち、
スローラーナーはひけ目を感じがちだ。」
・「(ドイツの)校長に話を聞いてみると、ギフテッドの子どもは知的に恵まれているのだ
から、勉強を教えれば、小学生でも高校レベルの教材をマスターできる。しかし、そ
んなに先回りして教えても意味があると思えない。」
・「ただ、ギフテッドの子どもは、いずれ一流の大学へ進学して、社会のリーダーになる
人材だ。それなのに、スローラーナーを蔑視したりしがちだ。ギフテッドの子どもは、
傲慢な若者に育ちやすい問題児だと思って対応すべきだという。」
遠山啓さんの言葉を思い出しました。
-遠山啓
「知恵遅れの子を見分ける手段としては知能指数が使われます。一般の子どもを100とし
たならば,知恵遅れの子は40,50,60となります。ところが,その知能指数に1000を
加えてみてください。そうすると一般の子は1100,知恵遅れの子は1050。そう違いは
ないでしょう。」
(過去記事:「『金沢嘉市の仕事4 校長日記』金沢嘉市 ほか」より)
人間には知的な部分のほかに精神的な部分、体力的な部分等たくさんあり、知的な部分は
ほんの一部に過ぎないというわけです。子どもたちを見ていて納得できる言葉です。決し
て知的な部分を軽視するわけではありませんが。
知的に秀でている者、リーダーを期待している者には、それ以外の人に対する配慮を身に
付けてほしいと願います。
もう一つ、再掲載となりますが、鈴木秀子さんの
「9つの性格人間判断法」①を載せます。
宗教者でもある鈴木秀子さんの本が好きでよく読みます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆『子どもから大人になれない日本人―社会秩序の破壊と大人の消失』深谷昌志 リヨン社 2005年 ②
◇個人差への対応
海外へ行く時、小学校を訪問するようにしている。
高校や大学はどこの社会でもそれほど変わりはない。
しかし、義務教育の学校は津々浦々まで設置されるので、その社会の問題がストレート
な形で学校の姿に現れてくる。
アメリカ・サンフランシスコの学校を訪ねた時、小学4年生のクラス23名の内、メキ
シコ、中国、韓国、エジプトなど、14の母国語を話す子どもがいた。
5年生は23名で、13言語だった。
もっともそうした他民族社会の姿は、ヨーロッパの学級にも見られる。
ドイツのフランクフルトを訪ねた時、ドイツ系と思えない子どもが多かった。
担当官に聞いてみると、市内の学校に在籍する生徒の内、ドイツ人は4割で、半数以上
が他国籍だった。
さらに、ニュージーランドのオークランドでも、サモアやフイージーなど、少数民族と
の共存問題が学級内にも影を投げかけていた。
マニラでタガログ語と英語、マレーシアでは、マレー語、中国語、英語など、教室内で
使う言語が問題になるくらいに、多民族の状態は教育を難しくしている。
使用している言葉が異なるから、着る物から勉強への構えまで、すべての面で子ども一
人一人が異なる。
そうした多様さへの対応が学校として困難な課題となる。
日本では考えられない事態だが、サンフランシスコの給食を例にとると、食事は、①全
部を家から持ってくる子、②主食を持参し、飲み物だけ買う子、③ランチを食べる子とに
わかれ、③のランチも、アジア、アメリカ、メキシコの選択があり、その上、アレルギー
などの対策もとられていた。
韓国育ちの子どもはキムチが好きだし、中国生まれは饅頭が好物だ。
宗教上の理由から肉を食べない人もいるし、信条的なベジタリアンもいる。
したがって、日本のように一つのメニューで学校給食を展開することはできないらしい。
子どもの個体差への対応が浸透しているので、欧米の学校では、普通のことのように、
学力別の編成がおこなわれている。
数人の子どもがいれば、一人一人の顔かたちが違うように、学習に対する構えが異なる。
だから、個人差に対応する形で、授業が展開される。
しかし、学校で尋ねてみると、かなり慎重に個人差への対応を実践しているのがわかる。
どこの親も、可能なら「ギフテッド」(知的に恵まれた)クラスの子どもを入れたい。
そして、「スローラーナー」クラスは避けたい。
「ギフテッド」の子どもが自信を持ち、スローラーナーはひけ目を感じがちだ。
そこで、多くの学校では、スローラーナーのクラスは ①少人数で、 ②校内のよい場
所に教室があり、 ③力量の優れた教師が担当する。
それと同時に、ギフテッドのクラスでは、 ①授業の進度を速めるのではなく、 ②ボ
ランティア活動を重視する、 ③アメフトのようなチーム・スポーツを大事にする、 ④
デイベイト(討議)を多用する、 ⑤読書を薦めるなどを配慮している場合が多い。
校長に話を聞いてみると、ギフテッドの子どもは知的に恵まれているのだから、勉強を
教えれば、小学生でも高校レベルの教材をマスターできる。
しかし、そんなに先回りして教えても意味があると思えない。
ただ、ギフテッドの子どもは、いずれ一流の大学へ進学して、社会のリーダーになる人
材だ。
それなのに、スローラーナーを蔑視したりしがちだ。
だから ②福祉施設などで社会的な弱者への共感性を育てると同時に、 ③団体スポー
ツを通して、集団内での行動の仕方を習得させる。 ⑤読書で自分なりの見方を作るだけ
でなく、 ④話し合いの技術を磨くことが大事だ。
ギフテッドの子どもは、傲慢な若者に育ちやすい問題児だと思って対応すべきだという。
こうした指摘を、特定の校長だけではなく、多くの学校で聞くことができた。
☆鈴木秀子「9つの性格人間判断法」講談社+α文庫 2004年 ①【再掲載 2015.1】
<出版社の案内>
人の性格は必ず9つに分類できる―これがエニアグラムの原則だ。(1)完全でありたい人
(2)人の助けになりたい人(3)成功を追い求める人(4)特別な存在であろうとする人(5)知識
を得て観察する人(6)安全を求めて慎重に行動する人(7)楽しさを求めて計画する人(8)強
さを求めて自己主張する人(9)調和と平和を願う人 ― 2000年の伝統を誇るイスラム秘
伝の知恵、エニアグラムで自分のタイプを分析。人間理解が深まる話題の書。
◇はじめに
□不安な時代こそ「人間の本質」が見えやすい
□「エニアグラム」は自分探しの道しるべ
「生き方」「生きがい」「真に大事なもの」
◇エニアグラムとの出会い
□人の性格は9種類に分類できる
□2000年前に完成した「人間学」の体系
アフガニスタン地方 8世紀 イスラム勢力下 → イスラム世界に浸透
14~15世紀 イスラムの神秘主義的宗派であるスーフィー派に
スーフィー派 エニアグラムを「秘伝」「門外不出の知恵」代々伝承
口伝 教主1+1(保存者=影武者)
□アメリカの実態調査 - その結果は?
エニアグラム 20世紀初頭 アルメニア出身のグルジェフ(1866-1949)いより西欧へ
グルジェフ フランスで神秘の人間学を伝えた
↓
1950年代 米西海岸 エニアグラムに近い発想誕生
「人間の性格や行動は無意識の本能的な所に起因しているのではないか」
□スタンフォード大学心理学者中心にエニアグラムの研究
1970年代初頭 全容が明らかに
カトリック司祭,神学者 数年間10万人調査 3万人追跡調査
エニアグラムの原則裏付け
□エニアグラム
= 自分を知り自分を愛し心の豊かさを育てていくために,とても貴重な知恵を与えて
くれることの証明
□あなたの性格はどのタイプ?
<エネア(ギリシャ語の九) + グラム(ギリシャ語の図)>
◇九つの性格
<自己分析>
タイプ1 完全でありたい人 正しい生き方をしたい
タイプ2 人の助けになりたい人 人のために何かしたくてたまらない
タイプ3 成功を追い求める人 やりたいことが多くじっとしていられない
タイプ4 特別な存在であろうとする人 心の深い所でつながりたい
タイプ5 知識を得て観察する人 一人でいても退屈しない
タイプ6 安全を求めて慎重に行動する人 危険なことには人一倍敏感
タイプ7 楽しさを求めて計画する人 人生とことん楽しみたい
タイプ8 強さを求めて自己主張する人 主導権をもって動きたい
タイプ9 調和と平和を願う人 人を受け入れるのが好き
「子どもから大人になれない日本人―社会秩序の破壊と大人の消失」の紹介 2回目です。
深谷さんからは、ふだんわたしが気付かないような視点からの見方を教えられます。
大人とは何かと考えさせられます。
わたしは大人ではないのかもしれないとも…。
出版社の案内には、
「子ども問題研究の第一人者である著者が膨大なデータを元に、現代の子どもと親との関
わりを検証。育児に関わらない父親、子どもを過剰に庇護する母親、親に依存する子ど
も…社会秩序の崩壊と大人が消失してしまった現代日本のこれからの新しい大人像を考
える!」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「多様さへの対応が学校として困難な課題となる。」
- 浜松は外国人籍児童・生徒の多い地域です。多文化共生を目指していますが、難しい
處もあります。
・「どこの親も、可能なら『ギフテッド』(知的に恵まれた)クラスの子どもを入れたい。
そして、『スローラーナー』クラスは避けたい。『ギフテッド』の子どもが自信を持ち、
スローラーナーはひけ目を感じがちだ。」
・「(ドイツの)校長に話を聞いてみると、ギフテッドの子どもは知的に恵まれているのだ
から、勉強を教えれば、小学生でも高校レベルの教材をマスターできる。しかし、そ
んなに先回りして教えても意味があると思えない。」
・「ただ、ギフテッドの子どもは、いずれ一流の大学へ進学して、社会のリーダーになる
人材だ。それなのに、スローラーナーを蔑視したりしがちだ。ギフテッドの子どもは、
傲慢な若者に育ちやすい問題児だと思って対応すべきだという。」
遠山啓さんの言葉を思い出しました。
-遠山啓
「知恵遅れの子を見分ける手段としては知能指数が使われます。一般の子どもを100とし
たならば,知恵遅れの子は40,50,60となります。ところが,その知能指数に1000を
加えてみてください。そうすると一般の子は1100,知恵遅れの子は1050。そう違いは
ないでしょう。」
(過去記事:「『金沢嘉市の仕事4 校長日記』金沢嘉市 ほか」より)
人間には知的な部分のほかに精神的な部分、体力的な部分等たくさんあり、知的な部分は
ほんの一部に過ぎないというわけです。子どもたちを見ていて納得できる言葉です。決し
て知的な部分を軽視するわけではありませんが。
知的に秀でている者、リーダーを期待している者には、それ以外の人に対する配慮を身に
付けてほしいと願います。
もう一つ、再掲載となりますが、鈴木秀子さんの
「9つの性格人間判断法」①を載せます。
宗教者でもある鈴木秀子さんの本が好きでよく読みます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆『子どもから大人になれない日本人―社会秩序の破壊と大人の消失』深谷昌志 リヨン社 2005年 ②
◇個人差への対応
海外へ行く時、小学校を訪問するようにしている。
高校や大学はどこの社会でもそれほど変わりはない。
しかし、義務教育の学校は津々浦々まで設置されるので、その社会の問題がストレート
な形で学校の姿に現れてくる。
アメリカ・サンフランシスコの学校を訪ねた時、小学4年生のクラス23名の内、メキ
シコ、中国、韓国、エジプトなど、14の母国語を話す子どもがいた。
5年生は23名で、13言語だった。
もっともそうした他民族社会の姿は、ヨーロッパの学級にも見られる。
ドイツのフランクフルトを訪ねた時、ドイツ系と思えない子どもが多かった。
担当官に聞いてみると、市内の学校に在籍する生徒の内、ドイツ人は4割で、半数以上
が他国籍だった。
さらに、ニュージーランドのオークランドでも、サモアやフイージーなど、少数民族と
の共存問題が学級内にも影を投げかけていた。
マニラでタガログ語と英語、マレーシアでは、マレー語、中国語、英語など、教室内で
使う言語が問題になるくらいに、多民族の状態は教育を難しくしている。
使用している言葉が異なるから、着る物から勉強への構えまで、すべての面で子ども一
人一人が異なる。
そうした多様さへの対応が学校として困難な課題となる。
日本では考えられない事態だが、サンフランシスコの給食を例にとると、食事は、①全
部を家から持ってくる子、②主食を持参し、飲み物だけ買う子、③ランチを食べる子とに
わかれ、③のランチも、アジア、アメリカ、メキシコの選択があり、その上、アレルギー
などの対策もとられていた。
韓国育ちの子どもはキムチが好きだし、中国生まれは饅頭が好物だ。
宗教上の理由から肉を食べない人もいるし、信条的なベジタリアンもいる。
したがって、日本のように一つのメニューで学校給食を展開することはできないらしい。
子どもの個体差への対応が浸透しているので、欧米の学校では、普通のことのように、
学力別の編成がおこなわれている。
数人の子どもがいれば、一人一人の顔かたちが違うように、学習に対する構えが異なる。
だから、個人差に対応する形で、授業が展開される。
しかし、学校で尋ねてみると、かなり慎重に個人差への対応を実践しているのがわかる。
どこの親も、可能なら「ギフテッド」(知的に恵まれた)クラスの子どもを入れたい。
そして、「スローラーナー」クラスは避けたい。
「ギフテッド」の子どもが自信を持ち、スローラーナーはひけ目を感じがちだ。
そこで、多くの学校では、スローラーナーのクラスは ①少人数で、 ②校内のよい場
所に教室があり、 ③力量の優れた教師が担当する。
それと同時に、ギフテッドのクラスでは、 ①授業の進度を速めるのではなく、 ②ボ
ランティア活動を重視する、 ③アメフトのようなチーム・スポーツを大事にする、 ④
デイベイト(討議)を多用する、 ⑤読書を薦めるなどを配慮している場合が多い。
校長に話を聞いてみると、ギフテッドの子どもは知的に恵まれているのだから、勉強を
教えれば、小学生でも高校レベルの教材をマスターできる。
しかし、そんなに先回りして教えても意味があると思えない。
ただ、ギフテッドの子どもは、いずれ一流の大学へ進学して、社会のリーダーになる人
材だ。
それなのに、スローラーナーを蔑視したりしがちだ。
だから ②福祉施設などで社会的な弱者への共感性を育てると同時に、 ③団体スポー
ツを通して、集団内での行動の仕方を習得させる。 ⑤読書で自分なりの見方を作るだけ
でなく、 ④話し合いの技術を磨くことが大事だ。
ギフテッドの子どもは、傲慢な若者に育ちやすい問題児だと思って対応すべきだという。
こうした指摘を、特定の校長だけではなく、多くの学校で聞くことができた。
☆鈴木秀子「9つの性格人間判断法」講談社+α文庫 2004年 ①【再掲載 2015.1】
<出版社の案内>
人の性格は必ず9つに分類できる―これがエニアグラムの原則だ。(1)完全でありたい人
(2)人の助けになりたい人(3)成功を追い求める人(4)特別な存在であろうとする人(5)知識
を得て観察する人(6)安全を求めて慎重に行動する人(7)楽しさを求めて計画する人(8)強
さを求めて自己主張する人(9)調和と平和を願う人 ― 2000年の伝統を誇るイスラム秘
伝の知恵、エニアグラムで自分のタイプを分析。人間理解が深まる話題の書。
◇はじめに
□不安な時代こそ「人間の本質」が見えやすい
□「エニアグラム」は自分探しの道しるべ
「生き方」「生きがい」「真に大事なもの」
◇エニアグラムとの出会い
□人の性格は9種類に分類できる
□2000年前に完成した「人間学」の体系
アフガニスタン地方 8世紀 イスラム勢力下 → イスラム世界に浸透
14~15世紀 イスラムの神秘主義的宗派であるスーフィー派に
スーフィー派 エニアグラムを「秘伝」「門外不出の知恵」代々伝承
口伝 教主1+1(保存者=影武者)
□アメリカの実態調査 - その結果は?
エニアグラム 20世紀初頭 アルメニア出身のグルジェフ(1866-1949)いより西欧へ
グルジェフ フランスで神秘の人間学を伝えた
↓
1950年代 米西海岸 エニアグラムに近い発想誕生
「人間の性格や行動は無意識の本能的な所に起因しているのではないか」
□スタンフォード大学心理学者中心にエニアグラムの研究
1970年代初頭 全容が明らかに
カトリック司祭,神学者 数年間10万人調査 3万人追跡調査
エニアグラムの原則裏付け
□エニアグラム
= 自分を知り自分を愛し心の豊かさを育てていくために,とても貴重な知恵を与えて
くれることの証明
□あなたの性格はどのタイプ?
<エネア(ギリシャ語の九) + グラム(ギリシャ語の図)>
◇九つの性格
<自己分析>
タイプ1 完全でありたい人 正しい生き方をしたい
タイプ2 人の助けになりたい人 人のために何かしたくてたまらない
タイプ3 成功を追い求める人 やりたいことが多くじっとしていられない
タイプ4 特別な存在であろうとする人 心の深い所でつながりたい
タイプ5 知識を得て観察する人 一人でいても退屈しない
タイプ6 安全を求めて慎重に行動する人 危険なことには人一倍敏感
タイプ7 楽しさを求めて計画する人 人生とことん楽しみたい
タイプ8 強さを求めて自己主張する人 主導権をもって動きたい
タイプ9 調和と平和を願う人 人を受け入れるのが好き