「浜松古跡図絵」神谷昌志 明文出版社 1987年 ⑨(最終)/「テレビ霊能者を斬る」小池靖 ソフトバンク新書 2007年【再掲載 2012.4】 [読書記録 郷土]
今回は、2月26日に続いて、神谷昌志さんの
「浜松古跡図絵」の紹介 9回目 最終です。
神谷昌志さんのおかげて浜松の歴史の復習ができました。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「廃仏毀釈は庄内地方が遠州で最もひどい」
- 30余寺が3寺になったとは、すごい嵐だったのですね。
・「舘山寺 明治2(1870)年廃寺 明治23(1890)年再興」
- 舘山寺温泉の舘山寺が廃仏毀釈の影響を受けていたことを知りませんでした。
しかも、火伏せで有名な秋葉山と関連するということも。
・「大正12(1923)年までは東海道筋にあったものが鴨江に集団移転」
- 鴨江旅館街と看板が立っていたところ。道のつくりが雰囲気を残しています。
・「県藤七郎が沼地を開発しつくられた村 → 森田町」
- わたしが中高生時代、「新幹線騒音問題」として、
森田町の陸橋が頻繁に取り上げられていました。
もう一つ、再掲載となりますが、小池靖さんの
「テレビ霊能者を斬る」を載せます。
テレビの番組、変にあおったり、急に取り上げなくなったり…。
「テレビ霊能者」の言葉に興味をもって読んだ本です。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「浜松古跡図絵」神谷昌志 明文出版社 1987年 ⑨(最終)
◇舘山寺
□館山(たてやま)
弘仁元(810)年
弘法大師伝
大沢氏援助
室町~江戸時代
明治維新の廃仏毀釈
→ 廃寺
□廃仏毀釈は庄内地方が遠州で最もひどい
30有余か寺
→ 存続したのはわずか3寺
宿芦寺他 他はすべて廃寺
□舘山寺
真言宗で檀家を持たず
明治2(1870)年廃寺
明治23(1890)年再興・曹洞宗の禅刹
秋葉山秋葉寺の和尚の手により中興
以後秋葉山舘山寺の山号
◇鹿谷園と二葉遊郭
□遊郭
大正12(1923)年までは東海道筋
伝馬町~旅篭町
紙屋、米久、島屋、川崎楼
↓
※集団移転 鴨江一丁目・二葉園 1923~1955
□鹿谷園
有料庭園
亀井山一帯
→ 大正14年亀山町
→ 昭和43年鹿谷町
□西来園の藤
浜松名産「忍冬酒」(にんとうしゅ)
成子坂・神谷家秘伝
◇八丁畷の松並木
□安政5(1858)年
県藤七郎
沼地を開発し村をつくる = 森田町
当時「毛利田」=屯田の意味
明治時代に「森田」
現在の森田町
□かつて八丁畷にあった県藤七郎の顕彰碑も今は森田地先の高架線の南に
□東若林の辻
二ツ御堂あたり
□八丁畷の松並木
八丁 = 約870m
◇馬込橋と鳥居松
□馬込橋以西が浜松宿
馬込橋
長さ25間×幅3間の板橋
痛みは激しかった
鳥居松と見返り松
□昭和13年
浜松最初のコンクリート橋
昭和13年3月から激動の昭和史
盛大な祝賀会
☆「テレビ霊能者を斬る」小池靖 ソフトバンク新書 2007年【再掲載 2012.4】
[出版社の案内]
あなたは「オーラ」を信じますか?
スピリチュアル・ブームを背景に「テレビ霊能者」がカリスマ化している。本書
では、彼らの矛盾に満ちた言動、また彼らを賛美するテレビとの蜜月のカラクリ、
そして、テレビ霊能者を持ち上げる社会心理、およびそこに潜む危険性を指摘す
る。
◇江原啓之 メディア時代のバランス感覚
□「オーラの泉」の構造
○2007.4ゴールデンタイム進出
○オーラ・前世・守護霊・霊視
○決まったメッセージ
「すべては偶然ではない」
「苦労も成長のための学び」
「あなたが関心を持っていることはあなたの過去にも関係がある」
「あなたを世話してくれた人は,死後もあなたを見守っている」
「カルマを断って自分を助け回りと調和的に生きろ」
○パターン
① 信頼関係作り
→ ② 問題の原因を過去に求める
→ ③ 現在の問題も相談者のよい部分の反映
→ ④それ故問題解決の道はあると勇気づける
□江原啓之とは 本名・江原勝行
1989 下北沢スピリチュアリズム研究所
1992年 『女性セブン』
佐藤愛子との対談により注目される
1994年 『anan』
林真理子との対談
2003年 フジテレビ『こたえてちょーだい』
ゲストコメンテーター
2004年 『天国からの手紙』
2005年 『オーラの泉』
13~14%
→ 2007.4ゴールデン
□スピリチュアルカウンセリングを受けてみる
短時間で明確な指針
□江原の原点
『シルバーバーチの霊訓』
□江原を受け入れる時代の空気
○江原ブームの背景 = 弱い自分を癒す言質として
□江原のバランス感覚
○<スピリチュアリズ+カウンセリング> + <日本宗教>
◎ 運命と努力のバランス感覚,人生論的メッセージ
□江原への批判
○批判者-小田嶋隆
◇細木数子 断定口調のカリスマ
□細木の高視聴率番組
□細木数子とは
1938.4.4. 澁谷生
島倉千代子の後見人に
1982年 44歳でベストセラー
1983年 45歳 ◎安岡正篤との一件
□六星占術とは
「正しく先祖供養を」~ <六星占術> + <先祖供養>
□細木批判の行方
○人生の43.75%が大殺界
HP本城達也『超常現象の謎解き』
○細木と墓石ビジネス
~ しかし墓が一般的になったのは江戸後期より
◇テレビ霊能者クロニクル 1974~2007
□ユリ・ゲラー
1974年 日本空前の超能力ブーム 矢追純一
1974.3 木曜スペシャル
1946.12.20生まれのイスラエル人
手品師 ← 稚拙 マジック研究家・松田道弘
□S少年
□和泉宗章
1978年 天中殺 11PM
□清田益章
1962生 秋山眞人,堤裕司
□丹波哲郎
1922生 霊界研究
□織田無道
1952生 臨済宗 2002年逮捕される
□高塚光
1950生 東急エージェンシー社員
□宜保愛子
1932生 事前リサーチ説
□FBI超能力捜査官 クロワゼット
□霊能者とテレビの親和性
◇テレビ霊能者の時代
◎ メディアとスピリチュアリズムとの蜜月
□スピリチュアルとは
□日本人の宗教性再び
原田実『日本霊能史講座』
□テレビ霊能者批判の行方
石井研士
□宗教はフィクションか?
□メディアがつくり出す現実 - 結びに変えて
○マルクーハン
「メディアはメッセージである」
テレビ カリスマ的資本主義 = イメージ世界
「浜松古跡図絵」の紹介 9回目 最終です。
神谷昌志さんのおかげて浜松の歴史の復習ができました。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「廃仏毀釈は庄内地方が遠州で最もひどい」
- 30余寺が3寺になったとは、すごい嵐だったのですね。
・「舘山寺 明治2(1870)年廃寺 明治23(1890)年再興」
- 舘山寺温泉の舘山寺が廃仏毀釈の影響を受けていたことを知りませんでした。
しかも、火伏せで有名な秋葉山と関連するということも。
・「大正12(1923)年までは東海道筋にあったものが鴨江に集団移転」
- 鴨江旅館街と看板が立っていたところ。道のつくりが雰囲気を残しています。
・「県藤七郎が沼地を開発しつくられた村 → 森田町」
- わたしが中高生時代、「新幹線騒音問題」として、
森田町の陸橋が頻繁に取り上げられていました。
もう一つ、再掲載となりますが、小池靖さんの
「テレビ霊能者を斬る」を載せます。
テレビの番組、変にあおったり、急に取り上げなくなったり…。
「テレビ霊能者」の言葉に興味をもって読んだ本です。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「浜松古跡図絵」神谷昌志 明文出版社 1987年 ⑨(最終)
◇舘山寺
□館山(たてやま)
弘仁元(810)年
弘法大師伝
大沢氏援助
室町~江戸時代
明治維新の廃仏毀釈
→ 廃寺
□廃仏毀釈は庄内地方が遠州で最もひどい
30有余か寺
→ 存続したのはわずか3寺
宿芦寺他 他はすべて廃寺
□舘山寺
真言宗で檀家を持たず
明治2(1870)年廃寺
明治23(1890)年再興・曹洞宗の禅刹
秋葉山秋葉寺の和尚の手により中興
以後秋葉山舘山寺の山号
◇鹿谷園と二葉遊郭
□遊郭
大正12(1923)年までは東海道筋
伝馬町~旅篭町
紙屋、米久、島屋、川崎楼
↓
※集団移転 鴨江一丁目・二葉園 1923~1955
□鹿谷園
有料庭園
亀井山一帯
→ 大正14年亀山町
→ 昭和43年鹿谷町
□西来園の藤
浜松名産「忍冬酒」(にんとうしゅ)
成子坂・神谷家秘伝
◇八丁畷の松並木
□安政5(1858)年
県藤七郎
沼地を開発し村をつくる = 森田町
当時「毛利田」=屯田の意味
明治時代に「森田」
現在の森田町
□かつて八丁畷にあった県藤七郎の顕彰碑も今は森田地先の高架線の南に
□東若林の辻
二ツ御堂あたり
□八丁畷の松並木
八丁 = 約870m
◇馬込橋と鳥居松
□馬込橋以西が浜松宿
馬込橋
長さ25間×幅3間の板橋
痛みは激しかった
鳥居松と見返り松
□昭和13年
浜松最初のコンクリート橋
昭和13年3月から激動の昭和史
盛大な祝賀会
☆「テレビ霊能者を斬る」小池靖 ソフトバンク新書 2007年【再掲載 2012.4】
[出版社の案内]
あなたは「オーラ」を信じますか?
スピリチュアル・ブームを背景に「テレビ霊能者」がカリスマ化している。本書
では、彼らの矛盾に満ちた言動、また彼らを賛美するテレビとの蜜月のカラクリ、
そして、テレビ霊能者を持ち上げる社会心理、およびそこに潜む危険性を指摘す
る。
◇江原啓之 メディア時代のバランス感覚
□「オーラの泉」の構造
○2007.4ゴールデンタイム進出
○オーラ・前世・守護霊・霊視
○決まったメッセージ
「すべては偶然ではない」
「苦労も成長のための学び」
「あなたが関心を持っていることはあなたの過去にも関係がある」
「あなたを世話してくれた人は,死後もあなたを見守っている」
「カルマを断って自分を助け回りと調和的に生きろ」
○パターン
① 信頼関係作り
→ ② 問題の原因を過去に求める
→ ③ 現在の問題も相談者のよい部分の反映
→ ④それ故問題解決の道はあると勇気づける
□江原啓之とは 本名・江原勝行
1989 下北沢スピリチュアリズム研究所
1992年 『女性セブン』
佐藤愛子との対談により注目される
1994年 『anan』
林真理子との対談
2003年 フジテレビ『こたえてちょーだい』
ゲストコメンテーター
2004年 『天国からの手紙』
2005年 『オーラの泉』
13~14%
→ 2007.4ゴールデン
□スピリチュアルカウンセリングを受けてみる
短時間で明確な指針
□江原の原点
『シルバーバーチの霊訓』
□江原を受け入れる時代の空気
○江原ブームの背景 = 弱い自分を癒す言質として
□江原のバランス感覚
○<スピリチュアリズ+カウンセリング> + <日本宗教>
◎ 運命と努力のバランス感覚,人生論的メッセージ
□江原への批判
○批判者-小田嶋隆
◇細木数子 断定口調のカリスマ
□細木の高視聴率番組
□細木数子とは
1938.4.4. 澁谷生
島倉千代子の後見人に
1982年 44歳でベストセラー
1983年 45歳 ◎安岡正篤との一件
□六星占術とは
「正しく先祖供養を」~ <六星占術> + <先祖供養>
□細木批判の行方
○人生の43.75%が大殺界
HP本城達也『超常現象の謎解き』
○細木と墓石ビジネス
~ しかし墓が一般的になったのは江戸後期より
◇テレビ霊能者クロニクル 1974~2007
□ユリ・ゲラー
1974年 日本空前の超能力ブーム 矢追純一
1974.3 木曜スペシャル
1946.12.20生まれのイスラエル人
手品師 ← 稚拙 マジック研究家・松田道弘
□S少年
□和泉宗章
1978年 天中殺 11PM
□清田益章
1962生 秋山眞人,堤裕司
□丹波哲郎
1922生 霊界研究
□織田無道
1952生 臨済宗 2002年逮捕される
□高塚光
1950生 東急エージェンシー社員
□宜保愛子
1932生 事前リサーチ説
□FBI超能力捜査官 クロワゼット
□霊能者とテレビの親和性
◇テレビ霊能者の時代
◎ メディアとスピリチュアリズムとの蜜月
□スピリチュアルとは
□日本人の宗教性再び
原田実『日本霊能史講座』
□テレビ霊能者批判の行方
石井研士
□宗教はフィクションか?
□メディアがつくり出す現実 - 結びに変えて
○マルクーハン
「メディアはメッセージである」
テレビ カリスマ的資本主義 = イメージ世界