「大人のための修学旅行 京都の歴史」武光誠 河出書房新社 2002年 ④ /「教育一分話」柴山一郎 学陽書房 (「児童生徒に聞かせたい名言1分話」芝山一郎 学陽書房 2008年 ?)① 【再掲載 2017.4】 [読書記録 一般]
今回は、3月14日に続いて、武光誠さんの
「大人のための修学旅行 京都の歴史」4回目の紹介です。
出版社の案内には、
「日本史の流れをしっかりふまえたうえでもう一度京都を巡ってみたいという願
望をかなえる“読む修学旅行”の本。歴史的舞台となった名所旧跡から、日本
史の実像が浮かびあがる。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「修行に専念する僧侶たち
天台宗・真言宗は寺院を山林に隔離して仏教刷新を図った」
・「東寺は平安京の南の守りとして羅城門のすぐ東方にあった」
・「大師堂は鎮護国家の修法の場であり大師信仰の中心地」
・「羅城とは土塁」
もう一つ、再掲載となりますが、柴山一郎さんの
「教育一分話」①を載せます。
要約には「教育一分話」と書かれていましたが、
「児童生徒に聞かせたい名言1分話」だと思います。
- 汝の祖先を思い、汝の子孫を思え
平和な世の中を願います。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「大人のための修学旅行 京都の歴史」武光誠 河出書房新社 2002年 ④
◇貴族と密教僧が打ち出した弘仁・貞観文化(1)
□朝廷の安定と文化隆盛
天皇による親政の始まり
貴族・僧侶
- 中国文化を実生活に
藤原氏の台頭と門閥政治の確立
実生活に基づいた中国文化の浸透
嵯峨期 - 朝廷中心 中国文化
良房・基経 - 貞観期
↓
国風文化
密教誕生の軌跡
修行に専念する僧侶たち
天台宗・真言宗
- 寺院を山林に隔離して仏教刷新
仏教により民衆を救おう
→ 寺院が都市に戻る
密教の盛業と美術
加持祈祷~現世利益
密教美術
神仏集合が進められた(天台宗・真言宗の僧侶の手)
□空海による密教の地位確立[東寺①]
平安京の南の守り
羅城門のすぐ東方
天皇の保護を受けた密教寺院
空海
大同元(806)年 2年間の留学から帰国
金剛峰寺 東寺の金堂と方二町の寺地を空海に与えた
→ 密教道場
再建に継ぐ再建を経て
観知院
東寺の別当職
□密教美術の神髄に触れる[東寺②]
大師堂建立と大師信仰の始まり
鎮護国家の修法の場 + 大師信仰の中心地
密教仏が集合した講堂
曼荼羅図にみる密教美術の粋
大通寺
源氏ゆかりの寺
□さびれた町の鬼伝説[羅城門跡]
悪霊の侵入を防ぐ門
羅城 = 土塁 32m×8m二重の楼門
予言されていた倒壊
鬼伝説の真相に迫る
渡辺綱
- 源頼光の家来 四天王の1人
政務の場から離れた町の南部は早い時期に寂れた
西寺跡
昭和47(1972)年西寺跡発掘 有力寺院 990年失火
☆「教育一分話」柴山一郎 学陽書房 (「児童生徒に聞かせたい名言1分話」芝山一郎 学陽書房 2008年 ?)① 【再掲載 2017.4】
<出版社の案内>
数多くの名言のなかから、児童、生徒に聞かせたい、贈りたい、古今東西の
名言253話を収録。名言の由来やそれぞれにまつわる話などを加え、一話
270字程度の1分話仕立てで掲載。ロングセラーを改定した新版。
◇福沢諭吉
粗衣粗食,一見看る影もない貧書生でありながら,智力思想の活発高尚なる
ことは王侯貴族も眼下にする
◎ 自ら労して自ら食うは人生独立の本源なり
|
◎ 文明開化,独立自尊
◇最澄
◎ 一隅を照らす是国宝なり
受けて恩を忘れず施して報いを願わず
◇親鸞
◎ 人間はあやまちを冒さずには生きられない悲しい存在だ
◇鍋島直茂 佐賀藩祖
◎ 人間には上中下の三種類がある
上 = 他人のいい分別(考え)を学んで自分の分別にする人間
中 = 他人から意見をされて,その意見を自分の判断に変える人間
下 = 他人から良いことを言われてもただ笑って聞き流す人間
|
◎「上の人間は,他人のいいところを自分の胸から腹に飲み込んで,もう一度
吐き出す。中は他人から学んだことを胸まで飲み込んで下に落とさない。
下はどんなに良いことを聞いても耳に入らない。」
◇ミルトン
1608~1674年 イギリス詩人
◎ 心は天国をつくり、また、地獄をつくる
◇パスカル
1623~1662年 フランス・科学者哲学者
◎ 人間は考える葦である
「人間は一本の葦である。自然のうちで最も弱い葦に過ぎない。しかし、
それは考える葦である。これを押しつぶすのに宇宙全体が武装する必要
はない。しかし、宇宙が人間を押しつぶす時も、人間は彼を殺すものよ
りも高貴であろう。なぜなら人間は宇宙が自分より勝ることを知ってい
るからだ。宇宙はそれを知らない。だからよく考えよう。そこに道徳の
原理がある。」
◇アダムズ
1767~1848年
アメリカ第六代大統領 モンロー主義推進者
◎ 汝の祖先を思い、汝の子孫を思え
「大人のための修学旅行 京都の歴史」4回目の紹介です。
出版社の案内には、
「日本史の流れをしっかりふまえたうえでもう一度京都を巡ってみたいという願
望をかなえる“読む修学旅行”の本。歴史的舞台となった名所旧跡から、日本
史の実像が浮かびあがる。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「修行に専念する僧侶たち
天台宗・真言宗は寺院を山林に隔離して仏教刷新を図った」
・「東寺は平安京の南の守りとして羅城門のすぐ東方にあった」
・「大師堂は鎮護国家の修法の場であり大師信仰の中心地」
・「羅城とは土塁」
もう一つ、再掲載となりますが、柴山一郎さんの
「教育一分話」①を載せます。
要約には「教育一分話」と書かれていましたが、
「児童生徒に聞かせたい名言1分話」だと思います。
- 汝の祖先を思い、汝の子孫を思え
平和な世の中を願います。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「大人のための修学旅行 京都の歴史」武光誠 河出書房新社 2002年 ④
◇貴族と密教僧が打ち出した弘仁・貞観文化(1)
□朝廷の安定と文化隆盛
天皇による親政の始まり
貴族・僧侶
- 中国文化を実生活に
藤原氏の台頭と門閥政治の確立
実生活に基づいた中国文化の浸透
嵯峨期 - 朝廷中心 中国文化
良房・基経 - 貞観期
↓
国風文化
密教誕生の軌跡
修行に専念する僧侶たち
天台宗・真言宗
- 寺院を山林に隔離して仏教刷新
仏教により民衆を救おう
→ 寺院が都市に戻る
密教の盛業と美術
加持祈祷~現世利益
密教美術
神仏集合が進められた(天台宗・真言宗の僧侶の手)
□空海による密教の地位確立[東寺①]
平安京の南の守り
羅城門のすぐ東方
天皇の保護を受けた密教寺院
空海
大同元(806)年 2年間の留学から帰国
金剛峰寺 東寺の金堂と方二町の寺地を空海に与えた
→ 密教道場
再建に継ぐ再建を経て
観知院
東寺の別当職
□密教美術の神髄に触れる[東寺②]
大師堂建立と大師信仰の始まり
鎮護国家の修法の場 + 大師信仰の中心地
密教仏が集合した講堂
曼荼羅図にみる密教美術の粋
大通寺
源氏ゆかりの寺
□さびれた町の鬼伝説[羅城門跡]
悪霊の侵入を防ぐ門
羅城 = 土塁 32m×8m二重の楼門
予言されていた倒壊
鬼伝説の真相に迫る
渡辺綱
- 源頼光の家来 四天王の1人
政務の場から離れた町の南部は早い時期に寂れた
西寺跡
昭和47(1972)年西寺跡発掘 有力寺院 990年失火
☆「教育一分話」柴山一郎 学陽書房 (「児童生徒に聞かせたい名言1分話」芝山一郎 学陽書房 2008年 ?)① 【再掲載 2017.4】
<出版社の案内>
数多くの名言のなかから、児童、生徒に聞かせたい、贈りたい、古今東西の
名言253話を収録。名言の由来やそれぞれにまつわる話などを加え、一話
270字程度の1分話仕立てで掲載。ロングセラーを改定した新版。
◇福沢諭吉
粗衣粗食,一見看る影もない貧書生でありながら,智力思想の活発高尚なる
ことは王侯貴族も眼下にする
◎ 自ら労して自ら食うは人生独立の本源なり
|
◎ 文明開化,独立自尊
◇最澄
◎ 一隅を照らす是国宝なり
受けて恩を忘れず施して報いを願わず
◇親鸞
◎ 人間はあやまちを冒さずには生きられない悲しい存在だ
◇鍋島直茂 佐賀藩祖
◎ 人間には上中下の三種類がある
上 = 他人のいい分別(考え)を学んで自分の分別にする人間
中 = 他人から意見をされて,その意見を自分の判断に変える人間
下 = 他人から良いことを言われてもただ笑って聞き流す人間
|
◎「上の人間は,他人のいいところを自分の胸から腹に飲み込んで,もう一度
吐き出す。中は他人から学んだことを胸まで飲み込んで下に落とさない。
下はどんなに良いことを聞いても耳に入らない。」
◇ミルトン
1608~1674年 イギリス詩人
◎ 心は天国をつくり、また、地獄をつくる
◇パスカル
1623~1662年 フランス・科学者哲学者
◎ 人間は考える葦である
「人間は一本の葦である。自然のうちで最も弱い葦に過ぎない。しかし、
それは考える葦である。これを押しつぶすのに宇宙全体が武装する必要
はない。しかし、宇宙が人間を押しつぶす時も、人間は彼を殺すものよ
りも高貴であろう。なぜなら人間は宇宙が自分より勝ることを知ってい
るからだ。宇宙はそれを知らない。だからよく考えよう。そこに道徳の
原理がある。」
◇アダムズ
1767~1848年
アメリカ第六代大統領 モンロー主義推進者
◎ 汝の祖先を思い、汝の子孫を思え