「大人のための修学旅行 京都の歴史」武光誠 河出書房新社 2002年 ⑩ /「学校文化 その源流と課題」荒巻正六 福武書店 1990年 ④ 【再掲載 2012.5】 [読書記録 一般]
今回は、4月9日に続いて、武光誠さんの
「大人のための修学旅行 京都の歴史」10回目の紹介です。
10回に載せられるほど、細かくメモをしていたことが分かります。
京都に惹かれたのでしょう。
出版社の案内には、
「日本史の流れをしっかりふまえたうえでもう一度京都を巡ってみたいという願
望をかなえる“読む修学旅行”の本。歴史的舞台となった名所旧跡から、日本
史の実像が浮かびあがる。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「日本音楽の起源は声明道場」
・「大原 王朝文化の粋」
・「京都御所が火災にあったときは仮の御所だった聖護院」
もう一つ、再掲載となりますが、荒巻正六さんの
「学校文化 その源流と課題」④を載せます。
読書の大切さを感じます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「大人のための修学旅行 京都の歴史」武光誠 河出書房新社 2002年 ⑩
◇藤原氏の盛衰を物語る国風文化と呪術信仰(5)
□平氏滅亡のその後[寂光院]
建礼門院の隠棲
かつての敵・後白河法皇の訪れ
8年間の念仏三昧 36歳で没
寂光院のおこりと歴史
承徳年間(1097-1099)に僧・良忍
大原西陵
調整大原女の活躍(行商)
□天台宗の発展と不況の本拠地[勝林院]
日本音楽の起源
声明道場
貴族への布教の場
835年建立 天台声明の根本道場
法然との仏法論争の舞台に
大原問答 顕真 VS 法然 100日間宗論
その後の念仏の隆盛と声明の後退
豊泉院
勝林院4つの塔頭子院
□院と比叡山の架け橋[三千院①]
皇室による支配のはじまり
円融坊 宮門跡の支配下
大原諸寺を支配下に
1156年建立
↓
◎明治4(1871)年 三千院
残された院政期の文化の香り
梶井門跡(坂本)- 天台座主を出す有力門跡
|
明治期に門跡廃止
「魚山」の名にこめられた願い
中国天台山の枝峰「魚山」
小川-呂川 律川 「呂律」にちなむ
実光院
勝林院の塔頭子院の後身
□ひっそりと王朝文化を受け継ぐ土地[三千院②]
一般寺院としての再出発 法講
本堂 往生極楽院の歴史 11世紀半ばのもの
王朝文化を伝える諸堂と庭園
大原-王朝文化の粋
来迎院
□朝廷による全国支配の脇役[聖護院]
院の熊野詣でと僧増誉の活躍
天台宗三井寺派の寺院
円珍 常光寺 → 11世紀末増誉が移し「聖護院」と改めた
院の熊野詣で
院庁の支援の下での発展
聖護院 … 熊野の神の威力をうけて聖体(天皇)を護持する
後白河法皇の皇子 静恵法親王が4世門主→宮門跡になる
↓
代々の門跡 熊野の修験者を統轄
度重なる移建と再興の歴史
常に天皇側
京都御所が火災にあったときは仮の御所 1788 1854
崇徳地蔵
☆「学校文化 その源流と課題」荒巻正六 福武書店 1990年 ④ 【再掲載 2012.5】
<出版社の案内>
行事・校則からいじめまで、学校の全生態の水脈をたどり、新しい学校創造
のヒントを与える画期的教育論。第三部にユーモアと迫力に満ちた講演「家
庭教育の真髄」を収録。
◇文化祭小史
はしりは展覧会
~ 教育用品 幻灯会
学芸会 ~ オルガンの普及
学校劇 ~ 大正13年岡田文相「学校劇禁止令」
戦後
学芸会・展覧会及び祭りの思想
文化祭・学校祭
しかし,文化より祭りだけ,創造より模倣だけがはびこって
いくのは寂しい
◇学校文化再考論
マスコミニュース
校則 集団秩序のため学校教育目的実現のため
行きすぎ
歴史上の人物
海外修学旅行
高校野球
日の丸君が代
麻生誠「社会学講座 10 教育社会学」
学校文化の特性
1 形式性 学年制 教師と指導
決められた場所で決められた時間
2 理想的
一定の教育理念や目的
3 「大人文化と子ども文化の混在したもの」
4 二重方向性
◇読書週間に寄せて
教育哲学者 森信三 全集16巻
「もしわたしに,我が国の教育界の最大の欠陥は何かと問われる
としたら,わたしは一瞬の躊躇もなく,それは先生たちがあま
り本を読まないことだと答えるでしょう」
学校読書の阻害
① 読書週間に関する考え方の混乱
② 熱心な教師-独特で難しい読書指導理論
③ 教師の読書不足
滑川道夫『読解読諸指導論』 ~ 読書環境の大切さ
◇読書三余説ほか
滑川道夫
読書環境の大切さ
「身近な大人たちがいつも読書している」
「書を読むには常に三余を以てすべし」吉田松陰
冬は歳の余り
夜は日の余り
余恩・余光・余命
陰雨は時の余り
松蔭は平均して一か月に42.7冊の読書
◇地震発生時の心理と行動
女子の方が怖がる
上級学年が勝手な行動
↑
①リーダーの訓練
②お互いの励ましの訓練
今村明恒氏
「地震は防げなくても地震による被害は人間の努力で防ぐことができる。
すなわち地震と震災とは違う」
↓
地震時の師魂
「大地避くるも子らを放さじ」新潟県教委
<以下略>
「大人のための修学旅行 京都の歴史」10回目の紹介です。
10回に載せられるほど、細かくメモをしていたことが分かります。
京都に惹かれたのでしょう。
出版社の案内には、
「日本史の流れをしっかりふまえたうえでもう一度京都を巡ってみたいという願
望をかなえる“読む修学旅行”の本。歴史的舞台となった名所旧跡から、日本
史の実像が浮かびあがる。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「日本音楽の起源は声明道場」
・「大原 王朝文化の粋」
・「京都御所が火災にあったときは仮の御所だった聖護院」
もう一つ、再掲載となりますが、荒巻正六さんの
「学校文化 その源流と課題」④を載せます。
読書の大切さを感じます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「大人のための修学旅行 京都の歴史」武光誠 河出書房新社 2002年 ⑩
◇藤原氏の盛衰を物語る国風文化と呪術信仰(5)
□平氏滅亡のその後[寂光院]
建礼門院の隠棲
かつての敵・後白河法皇の訪れ
8年間の念仏三昧 36歳で没
寂光院のおこりと歴史
承徳年間(1097-1099)に僧・良忍
大原西陵
調整大原女の活躍(行商)
□天台宗の発展と不況の本拠地[勝林院]
日本音楽の起源
声明道場
貴族への布教の場
835年建立 天台声明の根本道場
法然との仏法論争の舞台に
大原問答 顕真 VS 法然 100日間宗論
その後の念仏の隆盛と声明の後退
豊泉院
勝林院4つの塔頭子院
□院と比叡山の架け橋[三千院①]
皇室による支配のはじまり
円融坊 宮門跡の支配下
大原諸寺を支配下に
1156年建立
↓
◎明治4(1871)年 三千院
残された院政期の文化の香り
梶井門跡(坂本)- 天台座主を出す有力門跡
|
明治期に門跡廃止
「魚山」の名にこめられた願い
中国天台山の枝峰「魚山」
小川-呂川 律川 「呂律」にちなむ
実光院
勝林院の塔頭子院の後身
□ひっそりと王朝文化を受け継ぐ土地[三千院②]
一般寺院としての再出発 法講
本堂 往生極楽院の歴史 11世紀半ばのもの
王朝文化を伝える諸堂と庭園
大原-王朝文化の粋
来迎院
□朝廷による全国支配の脇役[聖護院]
院の熊野詣でと僧増誉の活躍
天台宗三井寺派の寺院
円珍 常光寺 → 11世紀末増誉が移し「聖護院」と改めた
院の熊野詣で
院庁の支援の下での発展
聖護院 … 熊野の神の威力をうけて聖体(天皇)を護持する
後白河法皇の皇子 静恵法親王が4世門主→宮門跡になる
↓
代々の門跡 熊野の修験者を統轄
度重なる移建と再興の歴史
常に天皇側
京都御所が火災にあったときは仮の御所 1788 1854
崇徳地蔵
☆「学校文化 その源流と課題」荒巻正六 福武書店 1990年 ④ 【再掲載 2012.5】
<出版社の案内>
行事・校則からいじめまで、学校の全生態の水脈をたどり、新しい学校創造
のヒントを与える画期的教育論。第三部にユーモアと迫力に満ちた講演「家
庭教育の真髄」を収録。
◇文化祭小史
はしりは展覧会
~ 教育用品 幻灯会
学芸会 ~ オルガンの普及
学校劇 ~ 大正13年岡田文相「学校劇禁止令」
戦後
学芸会・展覧会及び祭りの思想
文化祭・学校祭
しかし,文化より祭りだけ,創造より模倣だけがはびこって
いくのは寂しい
◇学校文化再考論
マスコミニュース
校則 集団秩序のため学校教育目的実現のため
行きすぎ
歴史上の人物
海外修学旅行
高校野球
日の丸君が代
麻生誠「社会学講座 10 教育社会学」
学校文化の特性
1 形式性 学年制 教師と指導
決められた場所で決められた時間
2 理想的
一定の教育理念や目的
3 「大人文化と子ども文化の混在したもの」
4 二重方向性
◇読書週間に寄せて
教育哲学者 森信三 全集16巻
「もしわたしに,我が国の教育界の最大の欠陥は何かと問われる
としたら,わたしは一瞬の躊躇もなく,それは先生たちがあま
り本を読まないことだと答えるでしょう」
学校読書の阻害
① 読書週間に関する考え方の混乱
② 熱心な教師-独特で難しい読書指導理論
③ 教師の読書不足
滑川道夫『読解読諸指導論』 ~ 読書環境の大切さ
◇読書三余説ほか
滑川道夫
読書環境の大切さ
「身近な大人たちがいつも読書している」
「書を読むには常に三余を以てすべし」吉田松陰
冬は歳の余り
夜は日の余り
余恩・余光・余命
陰雨は時の余り
松蔭は平均して一か月に42.7冊の読書
◇地震発生時の心理と行動
女子の方が怖がる
上級学年が勝手な行動
↑
①リーダーの訓練
②お互いの励ましの訓練
今村明恒氏
「地震は防げなくても地震による被害は人間の努力で防ぐことができる。
すなわち地震と震災とは違う」
↓
地震時の師魂
「大地避くるも子らを放さじ」新潟県教委
<以下略>