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「発達障害のある子を理解して育てる本」田中哲 藤原里美 GAKKEN 2014年 ②(後半) /「あの世とこの世をつなぐお別れの作法」矢作直樹 ダイヤモンド社 2013年 ③(最終)【再掲載 2015.8】 [読書記録 教育]

今回は、4月18日に続いて田中哲さん 藤原里美さんの
「発達障害のある子を理解して育てる本」の紹介 2回目です。



出版社の案内には、


「『どうしてこんなに育てにくいの?』
『子どもの発達が気になる、発達障害かも?』
と思ったときには、本書を手にとってください。
子どもの行動には、必ず意味があります。
その意味がわかると、子どもも大人も楽になります。
本書には、子どもの行動やその理由・気持ちを理解し、
発達障害の特性に合わせて、じょうずに関わり育てて
いくための最新情報が満載です。
発達障害の基礎知識、ケース別対応、園・学校・専門機関の
活用法など、総合的に理解でき、明日からどうすればよいか
がわかります。保護者・支援者向け。」


とあります。



今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「発達障害のとらえ方
  親の躾や育て方が原因ではない
    発達の凸凹の差が大きい子ども 
困っているかどうかが一つの基準
障害かどうかその基準は曖昧」


・「診断基準が2013年にDSM-5に改訂された。
自閉症がまとめられ『自閉症スペクトラム症/自閉症スペク
  トラム障害(ASD)=連続体』一つの呼び方になった。」


・「かかわりのポイント 
シンプルに分かりやすい言葉掛けを!
人との関わりを通して言葉を育てる   など」
- ポイントが示されているところがやくだちます。




もう一つ、再掲載となりますが、矢作直樹さんの
「あの世とこの世をつなぐお別れの作法」③を載せます。
還暦を過ぎて、死について考える時間が増えています。






<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。





☆「発達障害のある子を理解して育てる本」田中哲 藤原里美 GAKKEN 2014年 ②(後半)

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◇第1章 発達障害って?発達障害の基礎的知識

□発達障害のとらえ方

 ・親の躾や育て方が原因ではありません
  
 ・発達の凸凹の差が大きい子ども 

 ・困っているかどうかが一つの基準
    日常生活の困難

 ・障害かどうかその基準は曖昧

 ・環境・常識が変わると障害も変わる
  診断名 
     - 2つ付けられるようになった

 ・発達障害は増えているの?
         全体   LD  ADHD  ASD
小学校全体 7.7% 5.7 3.5 1.3
1年 9.8% 7.3 4.5 1.5
2年 8.2% 6.3 3.8 1.5
3年 7.5% 5.5 3.3 1.0



□診断基準の改定で変わったこと

 DSM
  → 2013 改訂 DSM-5に

    ◎自閉症が一つの呼び方に
     まとめて
    「自閉症スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害(ASD)  
連続体・集合体



□発達障害と診断されたら?
  
 早期の診断より早期の気付き 

 遺伝するの?
遺伝する可能性はゼロではない

 障害があっても発達します
治る治らないではなく「発達します」が適切
困難が気にならないくらい「発達」する
 
 ○ 自閉症スペクトラム障害(ASD)
    
 ○ 注意欠如多動性障害(ADHD)
    
 ○ 学習障害(LD)
    
 ○ 発達性協調運動障害(DCO)



□自閉症スペクトラム障害(ASD)    

 主な特性
   ・人とのコミュニケーションが苦手

・興味の偏り こだわりが強い

・感覚の偏り 動きがぎこちない

・長所才能  
      ◎ 嘘を言わない
◎ 興味のあることをとことん追究する
◎ 一度見たり聞いたりしたことを忘れない
  
 どんな様子?
・人とのコミュニケーションが苦手
乳幼児の時から関わりづらい

   ・独特な言葉遣い
言葉が出ない オウム返し 大人びた言い方 棒読み
       
   ・言葉をその通りに受け取る  
      慣用句が通じない  

   ・相手の気持ちに気付かない

   ・空気が読めない

 興味の偏り
   ・こだわりが強い

   ・気持ちを切り替えられない

   ・興味・関心の幅が狭く深い
      ○○博士 コンピュータ

   ・同じ動きを繰り返す

 感覚の偏り
   ・動きがぎこちない

   ・感覚が鋭敏すぎる 鈍感すぎる

   ・不器用 運動が苦手
  

 かかわりのポイント 
  ◎ シンプルに分かりやすい言葉掛けを!

   ◎ 人との関わりを通して言葉を育てる

   ◎ 落ち着ける環境を用意する

   ◎ 事前に知らせる

   ◎ 見て分かる伝え方をする

   ◎ 興味の幅を広げる手助けをする

   ◎ 苦手な感覚は避け、足りない感覚は入れる

~途中まで








☆「あの世とこの世をつなぐお別れの作法」矢作直樹 ダイヤモンド社 2013年 ③(最終)【再掲載 2015.8】
<出版社の案内>
『死後の生』があるからこそ、逝く人にも、送る人にも、なすべき
大事なことがある。医師として大勢の死に逝く場面に立ち会い、と
きに他界の存在をかいま見て理解した、生と死の意義。死は終わり
でない。新しい生命への旅立ちである。旅立つ魂を見送る臨床医の
温かいまなざしの書。
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◇幸せなお別れを約束する言葉

 ◎言葉は相手を救い自分を救う

  「ありがとう」   
 
  「助かります」   
 
  「おかげさまで」   
 
  「大丈夫」
 
  「頼りになるね」  
 
  「楽しそうだね」  
 
  「やってみたら」   
 
  「ほっとする」
 
  「それでいいんですよ」 
 
  「いいね」   
 
  「さすがですね」   
 
  「何とかなる」
 
  「またね」  
 
  「またお会いしましょう」 
 
  「幸せでした」    
 
  「いただきます」



◇「あの世」を知れば「この世」が分かる

 あの世はこの世と似て非なるもの
◎ あの世はこの世みたい


亡き母が教えてくれたあの世の様子
・居心地がいい
・会いたい人には会え会いたくない人には会わずにすむ
  ・こちらの様子は見ようと思えば見える
・こちらの思いはみな直接伝わる


 あの世のことは「何も心配がいらない」
スウェデンボルグ『霊界日記』たま出版 1772.3.29亡くなる


 あの世を信じる人が増えている


霊性を学ぶための第一歩を知る
ハーバード大学のリサ・ランドール教授
  「ワープする宇宙」「異次元は存在する」NHK出版


輪廻転生の前に「霊心体」を数えること
   自利と他利 
輪廻転生  チベット仏教


 あの世を学ぶための書籍
「古代霊は語る」近藤千雄訳 潮文社 
     シルバーバーチの霊訓ダイジェスト

  「霊媒の書・スピリチュアリズムの真髄現象編」
     アラン・カルディック編

  「モーゼの霊訓」WSモーゼス 近藤千雄訳 
     コスモ・テン・パブリケーション 

「スウェデンボルグの天界と地獄」高橋和夫 PHP研究所

「あるヨギの自叙伝」パラマパンサ・ヨガナング 森北出版
     ヨガを広めた

  「バイフレーショナル・メディスン」リチャード・ガーバー 
     上野圭一訳  日本教文社


 不思議な現象には「あるかも」という態度で  
憑依 審神者(さにわ)
エネルギー・ヒーリング 北沢勇人さん


 人生という舞台のラストシーンを考える
   ◎死は門出  里帰り  今回の人生の卒業  → お祝い
   ◎今日はもう一つの誕生日
   「分霊(わけみたま)の良心」   
人生とは常に共同作業



◇矢作直樹
1981 金沢大学医学部卒
2001~ 東京大学大学院医学系研究科救急医学分野教授
      及び医学部附属病院救急部・集中治療部部長

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