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「深谷昌志さんはこんなことを」⑧-『子供らしさと学校の終焉』黎明書房 2000年 (3) / 新津の伝説③「海から上った虚空蔵仏」  浜松市南区新橋町(にっぱし)【再掲載 2014.3】 [読書記録 教育]

今回は、4月15日に続いて、わたしの「教育ノート」から
「深谷昌志さんはこんなことを」の紹介 8回目です。

『子供らしさと学校の終焉』の要約 3回目です。




今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「少子化への対応『数少ない子を如何に健全に育てるか』」


・「1980年の『将来に向けて頑張る』中学生から
1995年の『家庭を大事にする心の優しい』中学生へ」


・「挫折感を伴った素直さ,逃避の心情に裏打ちされた優しさ
→若者らしい若者が姿を消した」




もう一つ、再掲載となりますが、浜松市南部海岸地区の
「新津(しんづ)の伝説③『海から上がった虚空蔵仏』を載せます。
郷土の伝説、虚空蔵様大祭のお詣りを子どもの頃楽しみにしていました。
今年は60年に一度の虚空蔵菩薩御開帳一般参拝があるとのこと。
期間:6月12日(日)~6月19日(日) 10時~15時






<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。





☆「深谷昌志さんはこんなことを」⑧-『子供らしさと学校の終焉』黎明書房 2000年 (3)

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◇少子化問題の普及

 少子化ショック領域
(1)品質の向上

(2)領域の拡大

(3)他領域への転身

(4)内部のリストラ


 
◇一人っ子への評価

□「一人っ子はわがまま?」
短所  自己中心的になりやすい
↑↓
長所  おっとりしている しつけが行き届いている


□子供の数は子供や親のあり方に様々な影響
  多兄弟の傾向
     経済的に苦しくても親の愛情に包まれて育つ
友だちが多く,生活習慣しっかりした意欲的な子

  一人っ子の傾向
     親の目が行き届き,きちんとしつけ,礼儀正しい
しかし,自分勝手でわがまま

 

◇少子化への対応

 「数少ない子を如何に健全に育てるか」



◇中学生の変化 1980年と1995年との比較

 (1)優しさ指向の高まり

 (2)達成意欲の低下
「つけたい」のに「つけない」と思っている子

 (3)親を越えにくい
「子供から青年になる過程で子供は親を乗り越えて育つ」
    と言われた
= 精神的自律の遅れ

□この15年間(1980~1995)に

① 社会的達成意欲の低下

 ② 親を越えにくい

 ③ 性差の少ない家庭をつくる形への変化


 1980年 「将来に向けて頑張る」中学生から

 1995年 「家庭を大事にする心の優しい」中学生へ
 

◇高校生への変化 1980年と1992年との比較

 (1)進学へのこだわりが減った
「入れそうなところへ入ろう」
     = 無駄な努力はしない方がよい
※ 傷付くことのない人生を!

 (2)社会的な達成の弱さ

 (3)家庭志向の高まり
= 性差に対応して役割分化意識が急速に薄れている

共生型家庭への傾斜傾向
 男子が優しさを増す反面,女子が元気になった

仕事をほどほどにして自分の生活を大事にする

 (4)挫折でない家庭志向を
挫折感を伴った素直さ,逃避の心情に裏打ちされた優しさ

若者らしい若者が姿を消した
自己志向的なのか自己中心的なのか?
正直に言うと「自己中心的」が圧倒的に多い

 ◎ 課題:自己志向的な価値観をいかに生徒に植え付けるか?








☆新津の伝説③「海から上った虚空蔵仏」  浜松市南区新橋(にっぱし)町【再掲載 2014.3】

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<浜松市南区の蔵興寺(通称虚空蔵寺)>


 今からおよそ、1250年も前の話である。


 浜松市の南、太平洋に程近い、米津の村の漁師、ある夜ふと見ると、
池上に光るものがあり、あたりを、ぼうっと明るく照していた。


「なんだろう」


「変だな」


 漁師達は不思議でならなかった。


 そうしたことが二晩も三晩も続いた。


 金色のその光りは、浜に打ちよせる波頭に輝いて、唯事とは思えな
かった。


「これはきっと、海の巾に、何かおるのだよ」


「よし、網を曳いて探して見よう」


 次の日、打の漁師達は、海に網を入れて探してみた。

 すると網に何か重いものがかかってきた。


「おや」


 引き上げて見ると、それは一体の仏像たった。

 
 しかも、虚空蔵菩薩の像である。


「勿体ない、仏様だ」


 驚いた漁師達は、思わずも手を合わせて拝むのだった。


 そして早速、村の蔵興寺に持って行った。


 蔵興寺の和尚はそれを見ると、


「ほう、これはこれは、海から上るとは有難いことだ。
 わしの寺で祀らせて頂きましょう」


と大喜びで、お堂を建てて祀ることとした。


 これが今、浜松市新橋町にある、虚空蔵様であるという。


 この虚空談菩薩は、毎年2月13日が縁日で、子供の智恵の仏様と
して、その日は参詣者で大にぎわいである。

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