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月刊「少年育成」より ①教育基本法見直しの「中間報告」を考える  竹原泰三(ジャーナリスト) /「ホテルオークラ橋本流接客術―人を魅きつける8つの力」橋本保雄 大和出版 1996年 ①(前半)【再掲載 2014.4】 [読書記録 教育]

今回は、キーワード「月刊『少年育成』」でまとめた、
要約「月刊『少年育成』より」1回目の紹介です。

「少年育成」は、
かつて大阪少年補導協会から出されていた生徒指導の雑誌です。
執筆者が豊かで、大変学ぶことが多い教育雑誌でした。
残念ながら休刊となりましたが、子育てに役立つ記事が多いので、
機会があれば読むと参考になると思います。


記事をまとめたものですので、
再掲載されるものが多いと思いますが、御承知願います。



もう一つ、再掲載となりますが、橋本保雄さんの
「ホテルオークラ橋本流接客術」①を載せます。
粗雑な自分を戒めようと読んだのでしょうか。
丁寧すぎる応対があふれる今の時代になると、
わたしは昔風のざっくばらんの応対に戻ろうかと思います。



このところサツマイモの植え付けに忙しくしています。
ビニルハウスでの苗の管理、
管理機を使っての畝作り、
サツマイモの苗差しを順番を考えて行っています。
一昨日も昨日も、6時間以上の畑作業、
心地よさを少しはみ出た疲労を感じています。








<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

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☆月刊「少年育成」より ①-教育基本法見直しの「中間報告」を考える  竹原泰三(ジャーナリスト)

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◇教育基本法見直しの「中間報告」を考える  竹原泰三(ジャーナリスト)

 文部科学大臣の諮問機関である中央教育審議会が昨年11月、
教育基本法の見直しについての「中間報告」を明らかにした。


 中間報告は現行法の理念は大切としながらも、こうした理念
だけでは不十分で、見直しを行うべきだとしている。

 そして、□伝統や文化を尊重し「郷土や国を愛する心」を育
てる。□社会が直面する課題の解決に主体的に貢献する「公共
の精神」を育むことなどを、教育の基本理念として新たに定め
るべきだとしている。


 また、□豊かな情操や基本的な生活習慣を養ううえで家庭が
重要だとして,家庭の果たすべき役割や責任についても法律で
定めるべきだとしている。


 教育基本法見直しの議論の背景には、少年犯罪の凶悪化やい
じめ、不登校など教育現場の問題が深刻化しているという現実
がある。


 それではマスコミは中間報告をどのように伝えただろうか。
 

 「朝日新聞」は、一面は比較的客観的に伝えているが、それ
でも「反対者は根強く、改正の是非をめぐる論議は高まりそう」
と付け加えている。


 二面に目を移すと、「今なぜ改正-見えず」、「課題先送り、
内部に批判」「低い関心、強まる反対論」といった見出しが目
立つ。


 そのなかで、「国民の意見を拝聴するといっても半煮えのま
まにしていて、味はいかがですか、と聞くようなもの。返事
に困る」という、審議会の委員でもある教育学者の発言を紹
介している。


 しかし、この意見については朝日新聞自身が、「このよう
な発言をする委員はほかにはいなかった」と書いている。


 これではたった一人の委員の発言を根拠に、中間報告全体
を否定しようとしているようなものである。


 朝日新聞はさらに、日本PTA全国協議会が小中学生の保護
者を対象におこなったアンケート調査で、基本法の内容を知
らない人が約八十五%を占めたとしている。


 この論法でいくなら、同じように改定が議論されている「憲
法」についても、条文をよく知っている人がどのくらいいるだ
ろうか。


 一般の人の閑心はこの程度である。


 自分の都合のいいところだけを取り出して議論するのは常道
ではあるが、説得力はない。


 要するに朝日新聞は基本法の見直しには反対で、「国家主義
からの脱却を目指した戦後教育の否定つながる」「憲法改正へ
の一歩になる」といった反対論を代弁しているにすぎない。


 「東京新聞」はなぜか翌週になって特集記事を載せている。


 反対の立場の教育学者の委員の意見を多く採り入れていると
ころは、朝日新聞をまねたか、あるいは朝日新開の記者が書い
たかと思わせるほどである。


 しかし、「愛国心」の表現をめぐって政治家が、「愛国心を国
を愛する心などと、かみついた話を紹介し、基本法見直しの核
心ともいえる点での議論の様子をにおわせている。


「産経新聞」は中間報告を歓迎する立場で書いている。「意義深
いのは『国や公』土を愛する心」や「公共に主体的に参画する心」
が盛り込まれたことだ」「学校現場ではこれまで、こうした価値
観は一貫してないがしろにされる傾向があった」「教員自治」や
「職員会議至上主義」が横行し…をことさら敵視する価値観が
あった点は見逃せない」。


 朝日や東京新聞とは明らかに論調が違う。
 

 「中間報告」が出されたのをきっかけに改めて教育基本法
を読み直した。


 「補則」も含めて全部で11条からなる基本法は前文で、憲
法とともに「民主的で文化的な国家を建設して、世界の平和と
人類の福祉に貢献する決意」を示している。


 そして、(第一条)心身ともに健康な国民の育成、(第二条)
自他の敬愛と協力による、文化の創造と発展への貢献、(第六
条)学校教員、などが規定されている。


 基本法見直しの識者の中には、朝日新聞が指摘しているよう
に、なぜ今見直しが必要なのか、現行の法律で十分ではないか、
といった意見がある。


 しかし、そういう人は、教育が行き詰まった結果をどのよう
に見ているのだろうか。


 教育基本法が制定されたのは、戦後聞もない昭和22年3月
である。

 その後一度も見直されたことはないが、改正論は制定直後か
ら何度もあった。

「愛国心」や「伝統」を重んじる賛成派と、「復古的なナショ
ナリズムや国家主義にむすびつく」とする反対派の対立が続い
た。


 見直し案が具体化したのは初めてである。


 今後は愛国心とともに、教職員の職務が議論の重要な課題に
なりそうである。
       (2003年1月号)








☆「ホテルオークラ橋本流接客術―人を魅きつける8つの力」橋本保雄 大和出版 1996年 ①(前半)【再掲載 2014.4】

<出版社の案内>
サービスマンが、ワンランク上のサービスマンとしてお客様か
らの信頼を得るために、日頃積むべき修練のヒント。これから
のサービスに求められる8つの力を、事例と併せた50のマニュ
アルで紹介する。
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◇会話力
□タブーの一言 
  「これは決まりですので」
   → なぜそのサービスをするのか


□基本的接客用語をマスターせよ

声の調子,表情は?
  「いらっしゃいませ」
  「ありがとうございます」
「かしこまりました」
  「おそれいりますが」
「お待たせしました」


□肯定文で応える  
 
 「○○なら用意できます」

「疑問文の形で」


□「はい」の返事を


□会話に情は通っているか?
 必ず立ち止まる
  自分がどれだけ忙しかろうと平常の態度で会話を交わす
   信頼を勝ち取る「無言の会話」


□五感で  
 味覚  おいしい料理,上質の酒

 視覚  美しいインテリア,清潔なアメニティ

触覚  リネンの肌触り,ベッドの寝心地

聴覚  静かな環境,美しいBGM

嗅覚  いい香りの石けん,ワインの香り


□お客様の心をつかむ秘策
ネクタイローテーション

名刺ばらまき作戦 
 
 街頭ぽん引き作戦 

 速効電話作戦(その日の内に)


□状況判断を誤るな 
 礼節ある会話と親しみのある会話の使い分けを



◇観察力
□ 一人ひとりに対応したサービスを


□スタンダードな接客マナーは遵守


□観察し推理する能力


□嫉妬深いお客様を満足させる接客術
 → 立つ位置に気を配れ


□お客様のウォンツを見抜け


□自分を観察することから始めよう


□苦手の克服 
 講師になってしまう・標準語と方言のバイリンガル誕生


  
◇好感力
□制服の乱れが店全体のイメージを壊す


□イメージ死守の為の細心の注意 
 毎日のクリーニングとロッカースペース


□乱れを気にする習慣づけ


□体臭・口臭に注意


□どこまで個性的な髪型は許されるのか 
 大切なのは清潔感


□笑顔がお客様を魅了する
 鏡の前で練習する

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