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「自分を変える読書」戸田智弘 三笠書房 2013年 ③ /「お母さんちょっと」岩上薫 学陽書房 1985年 ④【再掲載 2012.6】 [読書記録 一般]

今回は、6月8日に続いて戸田智弘さんの
「自分を変える読書」3回目の紹介です。



出版社の案内には、

「この1冊で、あらゆる人生の疑問に答えてくれる本が見つかります!
 人生論・幸福論・仕事・思考力・恋愛・自己と他者・お金・健康・
 歴史・現状認識・未来・死生観…『セカイ観』がぐんと深まる50冊
 を厳選!
 『働く理由』『続・働く理由』で圧倒的共感を呼んだ著者が贈る、
 『これから』のための新・読書案内!
 さあ、自分を変えていくために、本を読もう!」

とあります。





今回紹介分より強く印象に残った言葉は‥

・「自分の筋を貫くこと! 喚起・情熱・瞬間瞬間 -岡本太郎」


・「セコイ奴とスゴイ奴
セコイ - 自分の損得が自分の選択基準 宮台慎司『日本の難点』」 


・「難問に答える3つの原則(小浜逸郎)
① その問いを発してしまう動機を考えてみること
② 問いを精査し悪い問いであればよい問いに変換していくこと
③ 簡単な解答はあり得ないと覚悟すること」



もう一つ、再掲載となりますが、岩上薫さんの
「お母さんちょっと」④を載せます。
子どもを高めるヒントを教えてくれます。





<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。






☆「自分を変える読書」戸田智弘 三笠書房 2013年 ③

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◇人生論と幸福論(3)

06『自分の中に毒を持て あなたは常識人間を捨てられるか』岡本太郎 青春文庫

 自分を甘やかすな!挑戦した不成功者になれ!

 <花は生きた!と言える人生>
      - キーワードは「挑戦」

    自分の筋を貫くこと! 
      喚起・情熱・瞬間瞬間

※『強く生きる言葉』『壁を破る言葉』『愛する言葉』イーストプレス



07『竜馬がゆく』司馬遼太郎 文春文庫

   19世紀に生きた本当にスゴイ奴に会いに行こう

  宮台慎司『日本の難点』
       セコイ奴とスゴイ奴
セコイ - 自分の損得が自分の選択基準

※ 漫画『おーい龍馬』武田鉄矢 小山ゆう 小学館



08『なぜ人を殺してはいけないのか』小浜逸郎 洋泉社

     適切な問いを立て、それに真っ正面から答えてくれる実践哲学 

  難問に答える3つの原則
  ① その問いを発してしまう動機を考えてみること
  ② 問いを精査し悪い問いであればよい問いに変換していくこと
  ③ 簡単な解答はあり得ないと覚悟すること

※『暇と退屈の倫理学』国分功一郎 朝日出版社



<コラム1> 
 ◎本は手で読め
 能動的モード  
     本に書き込み → 二度読み

自分の本にしていく










☆「お母さんちょっと」岩上薫 学陽書房 1985年 ④【再掲載 2012.6】

◇テレビ利用

 テレビは、子どもの学習の敵のようないい方をする人が少なくありません。


 子どもが家庭で学習をしないのは、テレビがあるからだというのでしょう。


 たしかに、夕食がすんだあとの時間に娯楽番組が多いので、つい見すぎてし
まう子どもが多いところからいわれるのです。

 
 でも、この事実をよく考えてみると、テレビにふりまわされている親も含め
た視聴者が悪いことに気づかないでしょうか。


 すなわち、受け手である私たちが、選択して見る習慣、あるいは選択力を持っ
ていれば、見すぎるということはないはずです。


 この際の選択力というのは、番組のよしあしだけでなく、偏りのない選択力
ということです。


 同じ傾向の番組、娯楽物、マンガなどばかり選んでいては、いつになっても、
「テレビは学習の敵」という感じがするのです。


 だから、子どもに選択力をつけてやるような配慮を常にしてやらなければな
りません。


 その一番目は、親自身が偏りのあるテレビ視聴から脱出することです。

 子どもにいくらいってみたところで自分が変わらなければ、子どもは変わり
ません。


 次に、この夏休みを利用して、今まであまり見なかった傾向の違う番組を見
るように努力させるのです。


 率直にいえば、学校で子どもたちがならっている教科を思い浮かべて、それ
にあわせて番組表を見ることです。


 大自然の様子や動物たちの生態をえがいた番組が予定されていれば、理科と
して考えていいでしょう。


 もちろん、大自然の地形や森林の様子となれば社会科に関係してきます。


 時には、音楽番組でオーケストラが演奏するようなものを見るのもよいでし
ょう。名作映画を見るのもよいでしょう。


 一週間をひとつの単位として、ほどよく調和するようにテレビ番組表から選
択するのです。


 マンガばかり見ていた子どもへは、一週に一、二本の科学番組を入れて見る
ようにさせ、無理なく移行していくのです。


 いわゆるテレビの偏食を少しずつ変えるようにしていくのです。


 夏休みは、テレビ利用のよい機会になるでしょう。

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