SSブログ

『わたしも昔は子どもでした。』「子どものしあわせ」編集部 かもがわ出版 2019年 ② /「死ぬときに後悔すること25」大津秀一 致知出版社 2009年【再掲載 2017.5】 [読書記録 教育]

今回は、6月24日に続いて、「子どものしあわせ」編集部による
「わたしも、昔は子どもでした。」の紹介 2回目です。



出版社の案内には

「世の中の理不尽にたいして「おかしい」と声をあげるおとなたち。
 そのエネルギーは、どのように培われてきたのでしょう。昔子ども
 だったおとなたちが語る、自分を育ててくれた人たちのエピソード
 と、子育てへの応援メッセージ。」

「学問や文化の分野で活躍中の方々が、自分の幼き日を語ります。団
 塊世代の方が多いので、同年代の読者層を意識しました。子育てへ
 のメッセージは個性的で温かいので、子育て中の方や孫育て中の方
 にもぜひ読んでいただきたいです。松本春野さんがおひとりずつに
 素敵なイラストを添えてくれました。」

とあります。



今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「あなた達の子はあなた達の子ではない。あなた達とともにいるが、
  あなた達のものではない。」


・「人生に裏ルートはたくさんある」


・「優等生のつらさは要求されたことを平均以上にこなせてしまうこと。
  そして、自分が本当は何をしたいのかわからなくなってしまうこと」


・「日本はすぐ経済問題になってしまう。教育の無償化も一律に適用さ
れることで精神的なものが抜け落ちて、カネを出しているんだから
  子供は国家のいうことを聞けとなってしまわないかと心配で。」





もう一つ、再掲載となりますが、大津秀一さんの
「死ぬ時に後悔すること25」を紹介します。
定年退職して2年目。再任用半日勤務のをしています。
人生の土曜日を慌ただしく過ごしていますが、
今後のくらしに活かしたい言葉がたくさん書かれています。





<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
2.jpg





<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。





☆『わたしも昔は子どもでした。』「子どものしあわせ」編集部 かもがわ出版 2019年 ②

1.gif

◇ピーター・バカラン
  子どもは親のものではないのだから

  1951年 ロンドン生 
    ロンドン大学日本語学科卒 
    シンコー・ミュージック入社
 
  嘘くさいものが大嫌い
 
  レバノン作家 カリール・ジブラン『預言者』船井幸男訳 成甲書房
   「あなた達の子はあなた達の子ではない。(略)あなた達とともにいる
    が、あなた達のものではない。」

 ※ 親はそう言って自分に言い聞かせながら、なるべく子どもの個性を見
  守っていくのがいいのではないでしょうか。



◇津田大介
  1973年 東京都生 早大文学部
 
  何か起きた時に守ってくれる大人が大事
 
  「才気は感じる」

  ※ 人生に裏ルートはたくさんある



◇上野千鶴子
  1948年 富山県生 元東大院教授
 
  ああ面白かったといえる人生を
 
  我慢を教えられなかった娘
    金沢二水高校

 「やりたいことの指導教官がいると思うな」
 
 ※ 優等生のつらさは要求されたことを平均以上にこなせてしまうこと
  
  → 自分が本当は何をしたいのかわからなくなってしまうこと



◇有原誠治 
  1948年生 アニメ映画監督 
       Aプロダクション → 虫プロ
 
  創造することの楽しさを知って
 
  土台は遊び惚けた子供時代
 
  ※ 手作り遊びを 創造する世界



◇大石芳野
  東京生 ドキュメンタリー写真家
 
  一番うれしいのは周りの人からの愛情
 
  平和だからゆっくり眠れる
   写真家としてのテーマ「戦争は終わっても終わらない」
 
  ※ 日本はすぐ経済問題になってしまう。
  
    教育の無償化も一律に適用されることで精神的なものが抜け落ち
   てカネを出しているんだから子供は国家のいうことを聞けとなって
   しまわないかと心配で。



◇宇都宮健児
  1946年生 弁護士 

  地下鉄サリン事件被害者対策弁護団長
    日本弁護士連合会長
 
  親が褒められると子どもはうれしい
    弁護士としての信条
    「社会的に弱い立場の人たちのために活動すること」
   
 「年越し派遣隊」名誉村長
    「反貧困ネットワーク」代表
     2012 2014 都知事選立候補
 
  農家出身は誇り
 
  父が働く姿を見ながら










☆「死ぬときに後悔すること25」大津秀一 致知出版社 2009年【再掲載 2017.5】

<出版社の案内>
出版社の案内には、

ほとんどの人は死を前にすると後悔するという―。では、人生の最期に、
どのようなことに後悔するのか。本書は、終末期医療の専門家である著
者が、1000人を超す患者たちの吐露した『やり残したこと』を25に集
約して紹介。
 『健康を大切にしなかったこと』
 『他人にやさしくしなかったこと』
 『故郷に帰らなかったこと』
 『会いたい人に会っておかなかったこと』
など、儚くも、切ない思いが行間から滲み出てくるようで胸が締め付け
られる。
 例外なく、死はすべての人に訪れる。だからこそ、一人でも多くの人
に後悔の少ない人生を送ってほしい。
 心の苦痛を訴える末期患者と、正面から向き合ってきた著者が綴った
切実なメッセージが心に響く1冊である。
1.JPG

◇健康・医療編

1 健康を大切にしなかったこと
  健康情報を鵜呑みにしない 
    - メタボ  体験談のからくり

    ガンは増えているのか 
     - 早期発見が何より


2 たばこをやめなかったこと
喫煙リスク
     ~ ガン,肺気腫


3 生前の意思を示さなかったこと
    良心的代理人に意思表示の代行を依頼する

  大切なのは遠慮なく話し合うこと


4 治療の意味を見失ってしまったこと
    「ただ生きること」が最上の目的なのか

  最後の時間を有意義に過ごすために
     ~ 豊かな人生



◇心理編

5 自分のやりたいことをやらなかったこと
    自分の気持ちに嘘をつかない  

    真面目に生きすぎない

  自由に生きるか忍従に生きるか


6 夢を叶えられなかったこと
    一つのことを続けるとよいことがある 

    人が人であるように生きる


7 悪事に手を染めたこと
    度の過ぎる罪悪感は自らを損なう
     → 冷静に見つめる視点


8 感情に振り回された一生を過ごしたこと
    平静な心と忍耐の限界


9 他人に優しくなかったこと
    優しさを行う難しさ 

    心の優しい人は後悔が少ない


10 自分が一番と信じて疑わなかったこと
   「耳順」の難しさ 

    良心的な医者はセカンドオピニオンを勧める
      
    一歩引いて物事を考える



◇社会生活編

11 遺産をどうするか決めなかったこと  
    遺産と介護の問題


12 自分の葬儀を行えなかったこと


13 故郷に帰らなかったこと
    死期が迫ると人は過去へと戻っていく

    断ち切れない故郷への思い


14 美味しいものを食べておかなかったこと
    食べようとしても食べられないという現実


15 仕事ばかりで趣味に時間を割かなかったこと 
    「仕事命」の人生を後悔しないために


16 行きたい場所に旅行しなかったこと



◇人間編

17 会いたい人に会っておかなかったこと
    人は終わりまで他者を求めるもの

    一期一会


18 記憶に残る恋愛をしなかったこと  
    スローラブのすすめ


19 結婚をしなかったこと
    結婚という形がもたらす安心感 

    夫婦の深い結びつきが苦しみを和らげる


20 子どもを育てなかったこと
    多くの家族に見守られた患者には笑顔が多い 

    自由と孤独は隣り合わせ


21 子どもを結婚させなかったこと
    子どもが結婚していないという心残り 

    結婚を勧めない親の身勝手
      
      まず子どもを独り立ちさせるところから



◇宗教哲学編

22 自分の生きた証を残さなかったこと
    本・手紙


23 生と死の問題を乗り越えられなかったこと
    「マイ哲学」を確立する


24 神仏の教えを知らなかったこと
    世界で一番死を恐れる現代日本人 

    「来世」のもつ癒しの力

    村田理論 天国泥棒


◇最終編

25 愛する人に「ありがとう」を伝えなかったこと

  家族愛が問われる時代 

  かみ合わないコミュニケーション

nice!(134)  コメント(2) 
共通テーマ:学校