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鷲田小彌太さんはこんなことを ⑦-「本はこう買えこう読めこう使え」大和書房 1996年(7)(最終) /「子ども集団を動かす魔法のワザ」杉渕鐵良 学陽書房 2010年 ①【再掲載 2013.7】 [読書記録 一般]

今回は、7月28日に続いてわたしの読書ノートから、
「鷲田小彌太さんはこんなことを」7回目、
「本はこう買えこう読めこう使え」の紹介7回目 最終です。




出版社の案内には

「道具として役に立つ読書。元気が出る読書。普段着の読書。この三つ
 のテーマのもとに、情報化社会の現代のための実践的『本』の活用法
 を説く。明るく、迅速かつ積極的に生きるための読書術。」

とあります。



1996年、出版された年を感じさせる読書案内であるように感じます。





もう一つ、再掲載となりますが、杉渕鐵良さんの
「子ども集団を動かす魔法のワザ」①を載せます。
教員、特に担任が知っておくとよいワザですが、読み直してみて
この10年間で子どもが大きく変わってきていることを感じています。




<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。






☆鷲田小彌太さんはこんなことを ⑦-「本はこう買えこう読めこう使え」大和書房 1996年(7)(最終)

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◇教養を手軽に学ぶ
□知的生活のすすめ

 ちょっとかっこよく生きる
渡部昇一『知的生活の方法』講談社現代新書

 努力の意味 
竹内洋『受験生の社会史』『立志・哲学・出世』現代新書

 大人の読書
向井敏『贅沢な読書』現代新書
  『文章読本』文藝春秋



□思想と科学に強くなる

 思想に手がかりを求める
今村仁司『現代思想のキーワード』現代新書

 科学と技術の怖さと豊かさ
坂本賢三『現代科学をどうとらえるか』現代新書

 最前線を知る
米本昌平『バイオエシックス』現代新書

 資本主義社会と人間の欲望
日本は進んでいる 
     飯田経夫『豊かさとは何か』現代新書
ガルブレイス『豊かな社会』岩波書店
欲望の起源 
     丸山圭三郎『言葉・狂気・エロス』現代新書

   資本主義を動かすものとその行方
佐伯啓思『欲望と資本主義』現代新書









☆「子ども集団を動かす魔法のワザ」杉渕鐵良 学陽書房 2010年 ①【再掲載 2013.7】

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◇杉渕鐵良
1959年 東京生 現在(2010年3月)足立区立綾瀬小学校

 「どの子もひとり残らず伸ばす」

 「一人も落ちこぼれをつくらない」
   クラスをまとめていくこと、子どもを変えていくことができるのは、
  教師の覚悟と情熱が決め手



◇子ども集団に基本を教える魔法のワザ!(前半)
 
 基本こそがクラスを変える
基本を全力でやることが大切 
     あいさつ、返事、学習態度


 杉渕指導モットー
   「あたりまえのことを究極まで高める」
     あいさつや返事は全力で声を出させることが大事
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     例えば返事をさせるときも子どもに全力を出させる     
一週間でも頑張って続けると…子どもの表情、クラスの雰囲気が変わる


 基本をできるようにするのは教師の一番の仕事
起立の仕方、座り方、立ち方(限界をひいてはいけない)


 教師は叱るべき時には叱るが、いつもはユーモアで
こども一人一人に合った指導を考え、うまく子どもを誘導することが
  必要
=毎日、何度もそのことを繰り返したり、練習させたりすることが大切
やり直し
   ~ほめたり、ユーモアを交えながら面白くテンポよく


「覚悟をもって」
ユーモア満載、テンポよく、しつこく指導


1 子どもがみるみるあいさつできる子に!
○子どもにあいさつを教えるには  

  「ありがとう」を言えない子
   ◎ 子どもの意識があいさつに向くのを待ってあげる余裕が大事。教
    師から声を掛け、「○○君」と名前を言ってからあいさつしよう。


2 大きな声であいさつさせるには?
○教師が手本を見せる

全員あいさつ → 個人全員 → 全員

◎ スピードとテンポが大事。ダラダラしていると効果なし。声を出
    せた子には、「○○君、いいねえ」と褒める。声を出せる子を一人
    ずつ増やしていこう。


3 大きな返事が子どもの意識を変える!
○返事をする場面をとにかくたくさん設定する
 「出席をとります」  「はい」
     「プリントを配ります」  「はい」

「短時間掛ける多回数」
      みんなで返事をする場をたくさんつくる

   ◎ 一斉に返事をさせる場面をたくさん設定する  
集団の中で声を出す いい練習になる

  ◎ 1日に何度も返事をする場を設定しよう
      「短時間×多回数」は上達の大原則


4 子どもたちの授業態度が劇的に変わるポイント
○授業態度で困ったとき
     → 授業のスタートの仕方を変える

授業の始まりのあいさつは全力で
自分が歯切れよく手本を
     → 3回やらせればできるようになる

   さっさと立つことも指導のポイント 
「起立と言われたらさっさと立ちましょう」
    → さっさと立てるまで何度か練習させる
 そしてあいさつまでをつなげる
「先生がみんなの前に立ったら、さっと立ち上がってあいさつしよう」
  すぐあいさつ、腰掛ける、 
        2秒 - すぐに

◎ グズグズしている子を待たないですぐに始めることが大切。
     さっと取りかかることにより、授業がしまってくる。


5 教科書の出し方でクラスが変わる!
○教科書の出し方一つでクラスが変わる
気持ちを素早く切り替えられるようになる

教科書の出し方を指導するポイント
「パッと出せるようになりましょう」
「国語の教科書を出してと言うから用意しておきましょう」
予告をしておく ~ 練習
  数日で全員できるようになる ~ 成功体験

◎「パッと出せることができました。すばらしい。立派ですね」
「次は音を出さないようにしましょう」

◎ 高速スタートですべての面がスピードアップする。
     すばやく行動できる技(段取り)を教えよう

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