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「男女の仲」山本夏彦 文春新書 2003年 ③ /「子どもが輝くすごい言葉掛け」佐々木陽子 ナツメ社 2011年 ③【再掲載 2014.5】 [読書記録 一般]

今回は、8月6日に続いて、山本夏彦さんの
「男女の仲」3回目の紹介です。

辛口コラムが心地よく感じます。


出版社の案内には、

「月刊『室内』の連載『日常茶飯事』の新書化シリーズの三冊目、そして
 最後の一冊になってしまいました。孫娘のような若手女子社員とのあい
 だで夏彦さんがかわす問答の数々は、笑いを誘いながら、人生や世間の
 機微を穿(うが)ちます。今回のテーマは『忠孝』『職人』『写真信仰』
 などなど。『祖父と孫娘たちは諸事百般を材料に戦前と戦後を語り、と
 きには旧幕時代にも及んだ。他に例のない近代日本と日本人のスケッチ』
 (解説の徳岡孝夫さん)です。」

とあります。






今回紹介分より強く印象に残った言葉は‥

・「手帳は暮れに配るもの-博文館は日本一の出版社だった(明治大正時代)」


・「情報は増えたのではなくダブっているだけ」


・「ラジオ・テレビが盛んになったのは電通のせい!」


・「テレビの害を半減させるにはタダでなくせばよい」
- テレビの時代も懐かしく思い出すものになりそうです…





もう一つ、再掲載となりますが、佐々木陽子さんの
「子どもが輝くすごい言葉掛け」③を載せます。
ちょっとしたひと言を子どもたちは覚えているものです。
安心できる言葉を掛けたいですね。






<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。






☆「男女の仲」山本夏彦 文春新書 2003年 ③

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◇手帳の時代

 大晦日 
  「歳末非常警戒」


 日記を出す出版社 
   手帳は暮れに配るもの
日本人は日記人間
博文館は日本一の出版社だった(明治大正時代)
東京堂は小売り部 共同印刷も 
      トーハンは東京堂の系列


 日本人は日記人種
   昔の和歌は芸術ではなく教養


 忙しいのは現代の不幸 
   坂本二郎  
  「ダメの人」
    ~ 肩書きで人を見ない



◇通信販売

 赤本屋とさげすまれ 
   桜井書店 
    赤本屋 = 子どもの絵本、大人の実用書
ただの商品
『年を歴た鰐の話』


 工作社創業物語 
   図集 
   通販+外交販売 
    → 読者8万人弱
雑誌「木工界」
     ダイレクトメール
北国の大工 
     冬は建具屋 + 指物屋


 デパートは値段を見に行くところ



◇ラジオ・テレビ

 ガリバー 
   漂流した国がラジオ・テレビ国  
   カード国日本


 ラジオもテレビも要らないもの
 

 大正末昭和初年の子どもの頃
誠文堂    『子供の科学』原田三夫   
   実業之日本社 『日本少年』高島華宵
講談社    『少年倶楽部』吉川英治・大佛次郎・佐藤紅緑


 まずラジオ局を乗っ取れ  
   半導体
    ~ 良導体と絶縁体


 情報はダブっているだけ
ブータン 
     52%の国民が満足 
     幸福度ランキング18位
「テレビは百害あって一利なし」
    = 情報は増えたのではなくダブっているだけ
  ◎「情報はダブっているだけ その上偏っている」

フランスではテレビは余り見られていない


 テレビは悪い部屋に置かれる(フランス)
ラジオ・テレビが盛んになったのは電通のせい!

◎テレビの百害はタダから生まれた
タダだからすぐにチャンネルを切り替える
      ~ 引き留めるには女の裸か血だらけ

◎タダは客と芸人を堕落させる
      「有料にせよ!コイン一枚で番組を選ぶようになる」


 ものみな幻の時代
現代人は幻の時代にいて、これが実物だと思っている
写真はおもちゃ
~ おもちゃに現代人は支配されている
レントゲン写真を信じて、医師は聴診打診を怠るようになった
     ドベッキイ博士の逸話
◎テレビの害を半減させるにはタダでなくせばよい









☆「子どもが輝くすごい言葉掛け」佐々木陽子 ナツメ社 2011年 ③【再掲載 2014.5】

<出版社の案内>
小学校の先生のために、子どもとのコミュニケーションがうまくいく効果
抜群の言葉かけを集めました。「静かに話を聞けない」「学校生活のルール
を守らない」「クラスに落ち着きがない」「積極性がない」など指導に困っ
たときに使える言葉かけが満載。明るく楽しいクラス作りで人気の著者が、
子どもたちとの日々の関わりのなかで得た言葉は、どれも簡単で、低学年
にもきちんと伝わるものばかりです。著者が言葉かけを実際に使ったとき
のエピソードや、学級経営に生かすコツなど、毎日の指導に役立つ楽しい
ヒントがこの一冊にぎゅっと詰まっています。



◇子どもの個性を育てる言葉

01 「○○さん、おしゃれだね」 
     ※ へえと感心するように

おしゃれの話題で女の子の心をつかむ
  ~ 毎日子どもの変化を意識して


02 「髪切ったね」 
     ※ 気づいたときに元気よく

     子どもの信頼関係をつくるきっかけになる

     ◎ 「今日顔色悪くない」「今日寝不足なんじゃない」


03 「○○さんのいいところ見つけた」 
     ※ 宝箱を発見したイメージを

     子どもの長所を楽しく発見する


04 「自分のペースでいいよ」 
     ※ 小さな声で優しく

     他の子より後れていることをせかすのではなく落ち着かせる

     × 「早くしなさい」


05 「みんな違ってみんないい」 
     ※ ゆっくり優しく

     人と違うという不安を取り除いてやる


06 「お友達思いだね、やさしいね」 
     ※ 花に話しかけるように
     
     言い続けることでクラス全体に思いやりの風を! 

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