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「老後のお金備えの正解」有山典子 朝日新聞出版社 2016年 ②(後半) /「学級再生」小林正幸 講談社現代新書 2001年 ③【再掲載 2015.12】 [読書記録 一般]

今回は、8月30日に続き、有山典子さんの
「老後のお金備えの正解」2回目の紹介です。



出版社の案内には、

「年金、定年前後のお金の流れ、家計、運用、相続について、間違いだらけの
『思い込み』を正し、老後の備えの『正解』を伝える一冊。元マネー誌編集
 長による、老後を安心して暮らすためのお金の知恵が満載。」

とあります。






今回紹介分より強く印象に残った言葉は‥

・「生活費より住宅ローン、自動車、保険を見直そう」


・「銀行は手数料の高い商品を勧める」


・「自分のため、家族のために金融機関の数を絞ろう」


・「相続税よりも財産わけでもめごとは起こる」


もう一つ、再掲載となりますが、小林正幸さんの
「学級再生」③を載せます。


<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。






☆「老後のお金備えの正解」有山典子 朝日新聞出版社 2016年 ②(後半) 

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◇ためるお金編
 普通に暮らせば老後資金はそんなにいらない
   雑誌や広告の見出しをそんなに気にしてはいけない
  「普通に生きていたらいくらかかる」という目安が必要


 生活費を減らすのは最後の手段
   生活費より住宅ローン、自動車、保険を見直そう


 繰り上げ返済で65歳時点のローンをなくす


 教育費が終わった後は老後資金をためる黄金期
   子供が小さい家庭は老後資金作りを急ぐ



◇増やすお金編
 超低金利の個人年金は有利とはいえない


 わからないのに投資するのは損する元です
   50代からの老後資金づくりに投資は向かない
   減らさないように「死守」が原則


 銀行は手数料の高い商品を勧める
   投信は手数料がもうかるから
   売っている人は、自分がもうかる商品を勧める


 確定拠出年金 


 お金が十分あれば生命保険は不要


 医療保険に入らず貯金していく方法もある


 経費を引いたら投資する価値なし
   マンション投資はわざわざ苦労を背負うだけ


 自分のため、家族のために金融機関の数を絞ろう



◇引き継ぐお金編
 増税後も相続税がかかるケースは絞られる
   相続税の基礎控除  
     3000万円+600万円×法定相続人


 親の財産と今後の希望を聞いてみよう
   4800万円


 相続税よりも財産わけでもめごとは起こる
   自宅をどうするか家族でよく話し合っておく
   兄弟の意思疎通を怠らない


 共有名義にすると後で問題になりがち
   相続の問題は自分たちの代で解決する


 子供がいないと親や兄弟が相続人になる
   子供のいない夫婦は遺言状を書いておこう


 もめる不安があるなら公正証書遺言が安心


 毎年110万円までの贈与は有効でも方法によっては課税されることもある










☆「学級再生」小林正幸 講談社現代新書 2001年 ③【再掲載 2015.12】

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<出版社の案内>
「『学級崩壊』はなぜかくも広がったか。問題解決と予防のコツとは何か―。
教育臨床心理学の現場から説く、画期的『教育再生論』。」


<学級崩壊のメカニズム>

◇「学級崩壊」「新しい荒れ」が子どもに与える影響
  社会変化と学校の存在意義
    「みんなで一緒に」は耐えられないアナクロニズム 

  学校の機能不全といじめ問題,不登校

  学級崩壊がもたらすもの


◇新しい荒れの形成・維持のメカニズム
  学級崩壊形成プロセス
1 感情コントロールできない子どもの出現
   2 他の子への同調    
        ~ 不安がベース       
 
  学級崩壊維持プロセス
 
  学級崩壊のタイプ 
    1 「自由放任型」
2 「教師主導型」小学校高学年以降 反抗への教師の不対応
 
  河村PM理論
集団を引っ張るP(パフォーマンス)
集団を維持するM(メンテナンス)

PM療法が大切

 「教師の力量」と学級崩壊問題



<学級再生のコツ>

◇問題解決の基本的なコツ
  問題を押さえてはいけない  
    まずマイナスからゼロへ

  授業成立+人間関係の平常

  問題を維持させる要因を考える
  問題の維持要因,悪化要因を探すことに集中
  
 「問題をなくせ」で起きる悪循環 
    人間関係の問題
  
  問題の原因追究をやめる  
  こじれた段階では、問題そのものの原因を探したところでどうにも
   ならない
    → 怒りの再生産
◎ 火事の時にいまさら火種をどうこう考えても仕方がない

  当面の対応を考える
  ①「問題が今より改善した状態とはどのようなことか」を明確に意識する
  ↓
「どのように関わるとよいのか」
・これまでに試みていない対応は?
・やめた方がよい対応は?

    教師の指導目標
   「変な風に動く習慣」に変化を与えること
    指導に従わない・反抗する

  簡単なハードルから体験させる
    「昨日と同じにできたことをほめる」
       ◎ 好ましい変化を拾い出す
        = 問題でないところを見出すように動ける    

   ②「問題ではない部分」に注目する
「問題ではない場面」
「問題ではない行動」   を大事にする
「問題を引き起こさない子ども」

◎ 問題行動を示さない子どもへの指導に集中した
    全員と個別に関わる
= 問題のない生徒をいかに教師側の味方にするか

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