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「教え方ガイドブック」志水廣 明治図書 2006年 ② /「人生の自由時間」藤本義一 岩波書店 2001年 ②【再掲載 2018.3】 [読書記録 教育]

今回は、9月17日に続いて、志水廣さんの
「算数力がつく教え方ガイドブック」2回目の紹介です。



出版社の案内には、

「子どもの内なる知を引き出す算数授業ガイドブック決定版。
 志水流算数・数学の授業論はつとに知れ渡っているが、この指導法の柱、
 ○つけ法も、復唱法も、自ら学ぶ問題解決型授業に迫るためのもの。こ
 れら、子どもの内なる知を引き出し構成する授業のノウハウを、基礎基
 本から高度なテクまで、実例をいれていただきながら示す。」

とあります。




今回紹介分より強く印象に残った言葉は‥

・「算数を学ぶよさ 
   ① 算数の知識や技能が増える
② 数学的な考え方ができる」


・「よさ
  ① 解けるよさ 
   ② 簡潔・明瞭・一般・統合・発展など
※ 早期に第2のよさを強いるのはよくない」


・「数学の学習では、少し難しいことを考え,そして何らかの手だてで『分
  かる』『できる』ようになる,そこが楽しい」


・「5W1H(発問,板書,ワークシート,教具,ノート,算数的活動)」




もう一つ、再掲載になりますが、藤本義一さんの
「人生の自由時間」②を載せます。



<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。






☆「教え方ガイドブック」志水廣 明治図書 2006年 ②

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4 算数のよさの2段階
1「解けること」のよさ
算数を学ぶよさ 
      ① 算数の知識や技能が増える
② 数学的な考え方ができる

    問題が解ける
    - 自らの問いの発生 → 既知と未知の接点の明確化
  ↑
  ⅰ 既習事項の総動員で解くか?
  ⅱ 新しく概念を拡張して解くか?
◎ 解決できたときの喜びが記憶に結び付く

    よさ
      ① 解けるよさ 
      ② 簡潔・明瞭・一般・統合・発展など
※ 早期に第2のよさを強いるのはよくない


 2 2段階のよさの構図
第1段階
       わかる
         ・問題の意味が分かる
・わけや仕組みが分かる(関係把握)
・内容のよさが分かる
・解き方が分かる
できる 
         ・解決のひらめきが分かる(見通しをもつ)
・問題を解くことができる
・真似て解くことができる
・確実に解くことができる

     第2段階 
       わかる
         簡潔・明瞭・一般・統合・発展などのよさが分かる
できる
         自ら問いをもつことができる(問題発見力)
問い続けることができる(態度)


  3 算数のよさのモデル
┌──┐ 
│ 簡潔│
│ 明瞭│ ← 第2のよさ
│ 一般│
│ 統合│
┌────┼───┼────┐ 
│ │ わ│ │
│ 解ける │ け│ 解ける│ ← 第1のよさ
│ └──┘  │
└─────────────┘ 


5 授業力とは何か
授業力
       = (教材把握力×子ども把握力×指導技術力)×精神エネルギー

教材把握力 … 教材を見る目,開発する力

子ども把握力… 子どもの反応(表情・言葉)を読み取る力
子どもの心を読み取る力

指導技術力 … 授業構想・設計から具体的発問・板書・机間指導・
            発言の取り上げ方など

精神エネルギー … 受容と肯定の力,気合い,パワー,熱意

     算数の授業が成立するとは?
算数の授業の成立 = 授業内の「わかった」「できた」の声
楽しさ
          ~ 少し難しいことを考え,そして何らかの手だてで「分
           かる」「できる」ようになる,そこが楽しい
◎「分かった!」「できた!」という声が出る授業


6 授業の設計の技術
1 どんな導入をするか
2 問題提示をどのようにするか
3 どんな発問で意欲を持たせるか
4 どんな発問で数理を発見させるか
5 どこで子どもに問いを発生させるのか
6 どこで子どもに話し合わせるのか
7 どのようなヒントを与えるのか
8 どんなワークシートを用意するのか
9 どんな板書をするのか
10 どこで算数的活動をさせるのか
11 どんな教具を準備すればいいのか
12 教科書をどこで使うのか
13 ノートをどんなふうにいつとらせるのか
14 つまずきを予想してどんな対応策をとればよいのか
15 どんなまとめをするのか
16 練習はどんな問題にするのか
17 どんな説明をするのか
18 少人数指導をどんな風にやればよいのか
19 掛け図を有効利用するには
20 机間指導(○つけ法)をどのようにすればよいのか
21 どもの言葉を大切にする切り返しをどのようにするか
22 どのように評価するのか

◎発問についての5W1H(板書,ワークシート,教具,ノート,算数的活動)
いつ when 導入時に
どこで where 問題提示場面で
誰が誰に who whoom教師が子どもたちに
どんな発問を what この立方体の展開図はどんな形?
どのようにするのか how 箱を見せながら
なぜそんな発問をするのかwhy 課題意識を持たせるために
 ◎ 5W1H(発問,板書,ワークシート,教具,ノート,算数的活動)










☆「人生の自由時間」藤本義一 岩波書店 2001年 ②【再掲載 2018.3】

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◇無駄こそ心の栄養剤
□漱石の『道草』


□人生の意味
 = 生きているのが何かを知るためである
何か 
= 「自分がどう変わってきたか」

  ◎ 過去に読んだ一冊をもう一度手にするのが得策


□焼き物の世界
 「窯変」
人間の心はこの窯のようなもの

   窯変して驚かすのは一冊の本


□道草は心の余裕があってこそできる人生唯一の良薬



◇人生はドップラー効果だ
□童話を書く
  = 透明な充実感


□アンデルセン
 「心に安らぎを与えてくれる」


□「人生はドップラー効果だ」
 = あっという間に消えていく



◇人生の共有時間
□「生きていくというのは時間の中を流されていくことだ」


□すべての生物に「平等」に与えられたものは「時間」である


□時間同伴者との共有時間
 身内との共有時間は千年二千年
  → 共有時間の足し算



◇騙す人騙される人
□世の中には無数のマインドコントロールの網が張り巡らされている


□ホテルのセミナー 
 仏滅の日に多い(会場が空いていて格安)
セミナーの名称 
  「能力」「開発」「啓発」
◎ マインドコントロールされた人が大勢に対して又マインドコントロールを
  行う     (P63にマインドコントロール方法の要約)

 ◎ マインドコントロールは立派な詐欺
単純な脅しを文句の綾を用いて相手の考えを混乱させて不安のどん底に叩
  き込んでいく
= 香具師の口上


□詐欺師たちは絶対に自分が悪いと思っていない。騙された人が愚だと思ってい
 る。
 = 騙される方も欲に憑かれている



◇心は脳の同居人
□友人 
「全生活健忘症」


□マンションの一室を借り、もう一人の自分と交換口説
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愛人からの裏切り

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