「教え方ガイドブック」志水廣 明治図書 2006年 ③ /「日本の地名がわかる事典」浅井建爾 日本実業出版社 1998年 ①【再掲載 2019.11】 [読書記録 教育]
今回は、9月20日に続いて、志水廣さんの
「算数力がつく教え方ガイドブック」3回目の紹介です。
出版社の案内には、
「子どもの内なる知を引き出す算数授業ガイドブック決定版。
志水流算数・数学の授業論はつとに知れ渡っているが、この指導法の柱、
○つけ法も、復唱法も、自ら学ぶ問題解決型授業に迫るためのもの。こ
れら、子どもの内なる知を引き出し構成する授業のノウハウを、基礎基
本から高度なテクまで、実例をいれていただきながら示す。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は‥
・「日常の授業では、教科書から教材を取材し,第3段階の指導案の選択決定
と問題提示の工夫,教材のねらいを分からせる手だてを考えるのが普通で
ある」
・「授業をつくるのに大切なことは、指導目標と内容をつかみ、ひと言で目標
を言えることである。何を指導したいのか,どんな考え方や態度を育てた
いのかをひと言で言うためには、教師がねらいをハッキリつかんでいなけ
ればならない。」
・「授業の指導法とは戦略を立てることである」
もう一つ、再掲載になりますが、浅井建爾さんの
「日本の地名がわかる事典」①を載せます。
静岡県はに現在「村」がなく、なぜか大変寂しく感じます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「教え方ガイドブック」志水廣 明治図書 2006年 ③
7 対話的説明型授業課程
1 いろいろな授業の課程
説明型授業 と 問題解決型授業
①一方的型 ②対話型
×「分かりましたか」 → 「この場合はどうなるかな」
×「どうですか」 → 「分かったことを言ってごらん」
2 対話型説明型授業の課程
ⅰ 問題を説明する段階
・本時のめあてを知らせる
↓
ⅱ 問題の解き方を説明する段階
・既習事項とつなげながら説明する
↓
ⅲ 解かせる段階
・教師のやり方に沿って問題解決 → 視写させるやり方も
↓
ⅳ まとめる段階
・結論を一般化してまとめる
↓
ⅴ 適用させる段階
・いろいろな場面に当てはめる
■欠点
・常に教師から情報が与えられている点
子ども自ら学ぶというにはほど遠い
8 授業づくりマニュアル
(1) 授業づくりの構想・設計の一般的マニュアル
1 教材研究
① 指導内容の把握・目標の吟味をする
② 重点内容を明確化する
2 学習課題の決定
③ 教科書通りとする
④ 新しく作り替える
3 授業の構想・設計
⑤ 構想 指導法の選択・決定
ヤマ場の設定
⑥ 設計 問題提示の仕方
問題解決の方向性(展開の仕方)
4 指導案作成
⑦ 目標を書く
⑧ 目標との関連をかく
⑨ 展開をかく
<教師の働き掛け・子供の活動と反応・指導上の留意点>に分けて書く>
5 実際の授業での実証と修正
⑩ 実際に授業する
予定通り実施
臨機応変の対応
⑪ 授業の反省として授業づくりの修正をする
<日常の授業>
教科書から教材を取材し,第3段階の指導案の選択決定と問題
提示の工夫,教材のねらいを分からせる手だてを考えるのが普通
である
(2) 授業の指導法11
指導目標と内容をつかむ
→ ひと言で目標を言える
一言で言える
…何を指導したいのか,どんな考え方や態度を育てたいのか
↑
◎ 教師がねらいをハッキリつかむ
授業の指導法 = 戦略
1 既習事項で算数を組み立てさせよ
2 多様な解法,多様な解を求めさせよ
3 発展的に考えさせよ
4 教具を工夫して活動せよ
5 子供の素直な疑問を生かせ
6 予想外の反応を生かせ
7 つまずきを生かせ
8 生活との関わりを大切にせよ
9 ゲームやパズルから数理を見付けさせよ
10 教科書をうまく活用せよ
11 教材の流れを組み直すことを考えよ
☆「日本の地名がわかる事典」浅井建爾 日本実業出版社 1998年 ①【再掲載 2019.11】
[出版社の案内]
日本にある地名の一つひとつに由来がある。地名に秘められた幾千もの物語
地形、歴史、人物、故事、市町村合併など一言では語り尽くせない地名誕生
の秘話・由来。楽しみながら博識になれる知的ガイドブック。
<バラエティに富む日本地名>
◇地名の密度は西高東低
人口密度も西日本の方が高い
◇マチとチョウ
全国3232の市町村(1997年時点)
町「チョウ」「マチ」
全国では1993町(平成9年)
マチが737(37%)チョウが1256(63%)
◎マチ - 東日本に多い
チョウ- 西日本に多い
◇沖縄
城(グスク) 村(ソン)
村(ソン)は近畿以西に集中
◇日本の地名
多い順に
川 田 山 大 野 島 津 東 原 和 上 南 三 北
小 西 中 高 日 木 美 内 城 松 井
◇同名の市
地方自治体法により同名の市は認められず
例外 府中市(東京都と広島県)
旧国名を冠に
長野市 河内長野市(大阪府)
郡山市 大和郡山市(奈良県)
村山市(山形県) 武蔵村山市(東京都)
清水市 土佐清水市(高知県)
高田市(現上越市) 陸前高田市(岩手県)大和高田市(奈良県)
豊後高田市(大分県)
八幡市(現北九州市) 近江八幡市(滋賀県) 八幡市(京都市)
守山市(現名古屋市) 守山市(滋賀県)
|
※ 日本人は旧国名に強い愛着と郷愁
伝統工芸市、名産品、店の屋号
その他
常陸太田市、美濃加茂市、尾張旭市、泉大津市、泉佐野市、
伊予三島市
◇旧国名を名乗る都市
ほとんどは市町昇格時に生まれた新しい地名
|
◎伝統地名を最も粗末にした自治体
◇地名
漢字二字が主流
市町村名 漢字2字(80%)漢字1字(15%)その他(5%)
∥
和銅年間(708~715)
◎国策により中国に倣って地名を2字の好字に強制的に解消させられた
それ以前 三字 一字も
旧国名
和泉 - 古くは「泉」の国 → 「和泉」
木の国 紀の国 → 紀伊
かつて毛野国
(大化の改新)上毛野 上野
下毛野 下野
烏瑳箇 → 小坂 → 大坂 → 大坂
※ 最近乱れ始め三字、四字、漢字ひらがな組み合わせ
「算数力がつく教え方ガイドブック」3回目の紹介です。
出版社の案内には、
「子どもの内なる知を引き出す算数授業ガイドブック決定版。
志水流算数・数学の授業論はつとに知れ渡っているが、この指導法の柱、
○つけ法も、復唱法も、自ら学ぶ問題解決型授業に迫るためのもの。こ
れら、子どもの内なる知を引き出し構成する授業のノウハウを、基礎基
本から高度なテクまで、実例をいれていただきながら示す。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は‥
・「日常の授業では、教科書から教材を取材し,第3段階の指導案の選択決定
と問題提示の工夫,教材のねらいを分からせる手だてを考えるのが普通で
ある」
・「授業をつくるのに大切なことは、指導目標と内容をつかみ、ひと言で目標
を言えることである。何を指導したいのか,どんな考え方や態度を育てた
いのかをひと言で言うためには、教師がねらいをハッキリつかんでいなけ
ればならない。」
・「授業の指導法とは戦略を立てることである」
もう一つ、再掲載になりますが、浅井建爾さんの
「日本の地名がわかる事典」①を載せます。
静岡県はに現在「村」がなく、なぜか大変寂しく感じます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「教え方ガイドブック」志水廣 明治図書 2006年 ③
7 対話的説明型授業課程
1 いろいろな授業の課程
説明型授業 と 問題解決型授業
①一方的型 ②対話型
×「分かりましたか」 → 「この場合はどうなるかな」
×「どうですか」 → 「分かったことを言ってごらん」
2 対話型説明型授業の課程
ⅰ 問題を説明する段階
・本時のめあてを知らせる
↓
ⅱ 問題の解き方を説明する段階
・既習事項とつなげながら説明する
↓
ⅲ 解かせる段階
・教師のやり方に沿って問題解決 → 視写させるやり方も
↓
ⅳ まとめる段階
・結論を一般化してまとめる
↓
ⅴ 適用させる段階
・いろいろな場面に当てはめる
■欠点
・常に教師から情報が与えられている点
子ども自ら学ぶというにはほど遠い
8 授業づくりマニュアル
(1) 授業づくりの構想・設計の一般的マニュアル
1 教材研究
① 指導内容の把握・目標の吟味をする
② 重点内容を明確化する
2 学習課題の決定
③ 教科書通りとする
④ 新しく作り替える
3 授業の構想・設計
⑤ 構想 指導法の選択・決定
ヤマ場の設定
⑥ 設計 問題提示の仕方
問題解決の方向性(展開の仕方)
4 指導案作成
⑦ 目標を書く
⑧ 目標との関連をかく
⑨ 展開をかく
<教師の働き掛け・子供の活動と反応・指導上の留意点>に分けて書く>
5 実際の授業での実証と修正
⑩ 実際に授業する
予定通り実施
臨機応変の対応
⑪ 授業の反省として授業づくりの修正をする
<日常の授業>
教科書から教材を取材し,第3段階の指導案の選択決定と問題
提示の工夫,教材のねらいを分からせる手だてを考えるのが普通
である
(2) 授業の指導法11
指導目標と内容をつかむ
→ ひと言で目標を言える
一言で言える
…何を指導したいのか,どんな考え方や態度を育てたいのか
↑
◎ 教師がねらいをハッキリつかむ
授業の指導法 = 戦略
1 既習事項で算数を組み立てさせよ
2 多様な解法,多様な解を求めさせよ
3 発展的に考えさせよ
4 教具を工夫して活動せよ
5 子供の素直な疑問を生かせ
6 予想外の反応を生かせ
7 つまずきを生かせ
8 生活との関わりを大切にせよ
9 ゲームやパズルから数理を見付けさせよ
10 教科書をうまく活用せよ
11 教材の流れを組み直すことを考えよ
☆「日本の地名がわかる事典」浅井建爾 日本実業出版社 1998年 ①【再掲載 2019.11】
[出版社の案内]
日本にある地名の一つひとつに由来がある。地名に秘められた幾千もの物語
地形、歴史、人物、故事、市町村合併など一言では語り尽くせない地名誕生
の秘話・由来。楽しみながら博識になれる知的ガイドブック。
<バラエティに富む日本地名>
◇地名の密度は西高東低
人口密度も西日本の方が高い
◇マチとチョウ
全国3232の市町村(1997年時点)
町「チョウ」「マチ」
全国では1993町(平成9年)
マチが737(37%)チョウが1256(63%)
◎マチ - 東日本に多い
チョウ- 西日本に多い
◇沖縄
城(グスク) 村(ソン)
村(ソン)は近畿以西に集中
◇日本の地名
多い順に
川 田 山 大 野 島 津 東 原 和 上 南 三 北
小 西 中 高 日 木 美 内 城 松 井
◇同名の市
地方自治体法により同名の市は認められず
例外 府中市(東京都と広島県)
旧国名を冠に
長野市 河内長野市(大阪府)
郡山市 大和郡山市(奈良県)
村山市(山形県) 武蔵村山市(東京都)
清水市 土佐清水市(高知県)
高田市(現上越市) 陸前高田市(岩手県)大和高田市(奈良県)
豊後高田市(大分県)
八幡市(現北九州市) 近江八幡市(滋賀県) 八幡市(京都市)
守山市(現名古屋市) 守山市(滋賀県)
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※ 日本人は旧国名に強い愛着と郷愁
伝統工芸市、名産品、店の屋号
その他
常陸太田市、美濃加茂市、尾張旭市、泉大津市、泉佐野市、
伊予三島市
◇旧国名を名乗る都市
ほとんどは市町昇格時に生まれた新しい地名
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◎伝統地名を最も粗末にした自治体
◇地名
漢字二字が主流
市町村名 漢字2字(80%)漢字1字(15%)その他(5%)
∥
和銅年間(708~715)
◎国策により中国に倣って地名を2字の好字に強制的に解消させられた
それ以前 三字 一字も
旧国名
和泉 - 古くは「泉」の国 → 「和泉」
木の国 紀の国 → 紀伊
かつて毛野国
(大化の改新)上毛野 上野
下毛野 下野
烏瑳箇 → 小坂 → 大坂 → 大坂
※ 最近乱れ始め三字、四字、漢字ひらがな組み合わせ